俺とルティナは見合わせて頷くと
俺とルティナでまずは魔法で先制攻撃。特に人質というのも無いから開始後は広場に降りて、二手に分かれて、メイジとロートケプヒャンを同時に叩く。
俺はメイジの方にブレイズストームをそしてロートケプヒャンの方にはルティナがブレイズストームをかけた。
かけるとメイジはコボルトを盾にして「ストーム」をなんとか耐えたようだ。
ロートケプヒャンには当たらずレジストしたのか避けたのかわからないがダメージが通らなかった。
他のコボルトがメイジの前に立って守っている
メーアはシャンタルの横から飛び出して
「ほらほらどけ!!」と周りのコボルトを蹴散らし間を詰める
メイジは「※ ※ ※」と唱えると
バーンボールが発動してコボルト諸共近づいてくるメーアに攻撃した。メーアは大剣を盾のように構えてその物陰に隠れると大剣に触れたバーンボールが爆発した。
轟音と共に爆発するもメーアは大剣で大したダメージも受けずにさらに近づく。
近くにいたコボルトを盾にしているが、メーアは大剣でそのまま2匹とも切り抜き真っ二つになった。
ロートケプヒャンの方はエマと、ベスタ、ミリア、リナが囲んでいる
4人の攻撃を交わすだけでなく反撃してくる動きはやはり強敵である
「ぎゃぎゃぎゃっ」とうるさいく吠えているが手斧を持っている動きは素早くエマのところにくると一瞬姿を隠すと、エマの真下きてエマの胸で死角に入り下からジャンプする様に顔を目掛けて攻撃してくる。
「乙女の顔に攻撃するなんてとんでも無い奴だ」とスウェーすると手刀でロートケプヒャンを捉えて攻撃が入る
ロートケプヒャンは後ろに吹き飛ばされるとコロコロ転がる、その瞬間また姿を消す。一瞬みんなが見失ったと思ったら
リナの背後にまわっていた。ロートケプヒャンはやはり死角を狙うのが上手い。近距離攻撃戦ではとても大事な事だ
しかもこの中ではリナが1番幼く見える。そこを狙ってきた
エマが「リナ!!」と声をかけると同時にリナはソリ前宙をスッとすると完全に舐めていたロートケプヒャンのアゴに踵がクリーンヒットクリティカルに決まるとそのまま前方に弾き飛ばされる。
リナは第三の目で後方視界の360度視界を得ているので後ろからの不意打ちはない。もちろんロートケプヒャンは知らないし、常に死角を狙って動くロートケプヒャンはリナにとって、なぜわざわざ攻撃しやすいところに移動してくるのだろうと思うくらいだ。
落ちてくるケプヒャンの延髄にリナは蹴りを入れると「ゴキっ」と音がするとロートケプヒャンは絶命した……
一瞬も目や首を動かす動作をせずに一連の動作をしたことにエマは驚愕した。思わず
「味方で良かったよ……」と小声で漏らしてしまった。
雑魚のコボルトを掃討すると
セリーが「どうやって食料を得ていたのでしょうか?もしかして、ほかの階に行く事ができるのでしょうか?」
「どうやったのだろうな」
「それと……おかしいです」とセリーが言う
「何が?」
「私達ここから排出されないです」
「んっ?確かに。まだ倒さないと魔物ががいるって事か?」
「その通りです」
「ではあの道の先に?」
「そう言う事だな」とエマ
今来た道を戻り道を塞いだウォールオブストーンにディスペル(魔法解除魔法)をかける事で壁を退かす。
今までと同じ様にインジィビリティーをかけて進む事に
真っ暗な中を進んでいくのだが光が見える……
恐る恐るその光の方へ向かうと、そこには平原が広がっている。外は眩しいほど明るかったが、青空はない。やはり壁に囲まれている。
相変わらず迷宮はわからない……
周りを確認しながら出ると、すぐ横には長い登り傾斜があった
「うん?狼がいる」とエマが言うとみんなで茂みに隠れるが「匂いはどうにもならんぞ?」とエマに注告される
ルティナが「えーっとえーっと………………ニゲイトアロマ」(臭覚追跡逃)をかけると「そういえばそんな魔法あったな」と俺もみんなにかける
途中で匂いがなくなったのを狼が困惑している。狼からコボルトが降りてきて、辺りを見渡すが何も見えないので「ギャギャ」とコボルトは言いつつここを離れた。
「ふぅー」と息を吐くと、「コボルトライダーか……これも厄介だな」
ミリアに坂の上まで行ってもらって偵察に行ってもらった。
ミリアが帰ってくるまでに、俺は「マジックアイ」を使って辺りを捜索する
ミリアが戻ってくると、51階に続く道はなかった。
セリーに聞いた「長い間ここには誰もきていない様だ……だが、50階までなんだろうか?」
「わかりません。その先は倒したらわかると思いますが、時間が経ったら迷宮は大きくなっていくと言うのはあくまで通説です。もっとほかの『フラグ』があるのかもしれません」
「なるほど……」と俺がニヤッと笑うと
「ならまずはあいつらを倒すのが早いと……」
マジックアイでは洞穴にコボルトメイジがいるのを見つけた。
そして……初めて見る奴を見た、コボルトの下半身は馬になっているコボルトケンタウロスがいる身長めちゃくちゃでかいぞ。3メートル近くある。そして盾と槍を装備している。
もちろん鑑定は近くによらないとできないが、こいつが厄介なのはわかる。それと先ほどの狼にコボルトが乗っているコボルトライダーが10機ほどいる。
狼とコボルトとは相性がいいのだろうか?
みんなに今見たことを伝えると、セリーが興味津々で聞いている。「新種のコボルトでしょうか?」
「わからんそう言う記録はないのか?」
「聞いたことありません。もしかしたら以前倒したケーニッヒより珍しい可能性がありますが、その見た目だと、魔法よりも武器で攻撃するタイプの様ですね」
「確かに」
「ケーニッヒの様に魔法を使ってくると奴若いなのでミリアは魔法が使えない様に魔法中断のクナイを常に用意してください。メイジも魔法使うのでミリアは忙しいかもしれませんが戦闘よりもそちらを優先したほうがよさそうです」
「はい。ミリア頑張ります!」
とミリアは気持ちを引き締める。
セリーが作戦を伝える
「やはり最初は遠距離から矢で攻撃してなるべく数を減らしましょう」
ゆっくりと茂みを行くが、射程ギリギリまでしか近づけない。
茂みから一斉に矢を放つが半分しか当たらなかった。
セリーはそのまま矢で攻撃を続ける。
ミリアはギリギリまで近づいて矢で攻撃して接近戦には参加しない。
ルティナと俺はメイジを攻撃しようとするが、たくさんのコボルトの影に隠れてどこに行ったかわからなくなった。ブレイズストームをするにはもうちょっと近づかないとできない
その間にベスタがアイスジャベリンをコボルトケンタウロスに投げつけるも盾で弾く。ベスタよりも大きい
槍を構えてケンタウロスは突撃してくる。
盾で構えているが寸前の所でシャンタルに鎧を引っ張られベスタはシャンタルの片手で弾き飛ばされる
驚いたベスタは
「かぁさん!!」と怒る
「あいつはフェイントを使ってくる。ただの魔物だと思うな!!」
確かにあいつは槍でつく寸前に一瞬槍を引いた。
盾をやり過ごして槍の薙ぎ払いをしようとしていた。
すぐさまシャンタルほ槍を地面に刺すと腰につけていた手斧を投げる
その手斧はケンタウロスの尻に当たり刺さる
ケンタウロスはメチャクチャ怒っている
「ベスタ奴は後ろの防御ができない後ろ足を狙え!!」
「はい!」
その間にもコボルトライダーが次々に攻撃してくる
エマが「ちょっとは私にもやらせろよ」と言ってコボルトライダーを次々に撃破する。
メーアも嬉しそうに笑いながら狼ごとコボルトを真っ二つにしてしまう。
「ほら、次に真っ二つになりたい奴はこい!!」と煽る。
俺の方にはリナがやって来た。
「リナそんなに前にでたら」
キーカ「……ヘースト」とリナにかけるとリナはさらにスピード上がる
リナは肩につけていた肩パッドを拳につけるとそのパットからは炎が出ている。拳同士をぶつかると。リナはニヤッと笑うと
ものすごいスピードで左右上下にパンチを繰り出す。
当たったコボルトは頭が吹っ飛んでいるのもあればその炎で焦げている。
「竜脚」と言うとスピンして周りにいる敵に次々にてキックを当てていく。
ドンドン間合いを詰められて来ると近距離で「※※※」と魔法を短く唱える。ミリアは流石に遠くてくないが間に合わない
メイジからファイヤーボールが出て来るとバク転で避ける。
「あれ避ける?」と俺は思わず言ってしまった。
あの近距離からファイヤーボールを避けるとはロクサーヌ並みの動体視力だ
「リナそこまでで大丈夫」とセリーが言うと
セリーが弓を引きコボルトメイジの額に命中する。
メイジが倒されると周りのコボルトは逃げ惑うだけだが、
それこそ、ミリアとセリーの矢の餌食で次々に倒れる
俺とルティナはケンタウロスの方に向かう。
シャンタルとベスタが左右に挟み込みケンタウロスは全く攻撃できず逃げ回っているだけになっている。
コボルトはもうすでにほとんどやられている。奴がどうやら最後の様だ。
それは奴もわかっていることだろう。
「フーフー」と呼吸を整えている。奴の尻には矢、槍が刺さっているが、よく走れているのを驚く
シャンタルとベスタ、エマ、メーアの4者にも最後の突撃に構える。
奴も最後を覚悟したのか全力で突撃して来る。ミリアが矢を放つがそれを盾で弾く
みんなが構えているところに俺が「グリース」の魔法をかける。
不意打ちをつかれたケンタウロスはどうすることもなくまともに走れなくなって前足から脚を折る。
みんなが「えっ?!」となったのがわかったが
俺も「えっ?!」となる?
当然突撃ができないケンタウロスなど的でしかない。
エマがケンタウロスの首を刎ねるが
「いやいやミチオ空気読めよぉ〜お互い最後の一撃って言う雰囲気だったじゃんそれをさぁ〜」
「えっ?ダメだった?」
シャンタルは拍手をしている。「はっはっはっ素晴らしい。君主たるもの最善で最速の方法を取るのは見事です。あれで誰か怪我したら大変ですからね。立派です」
「武人だったら最大の力を上回るのが最高潮ではないか?」
「最後ぶっ叩きたかったぁー」とメーアも大声で言う。
やはりエマと意見が合う様だ。
シャンタルは笑っている。遅れてミリアも来て「誰も怪我してないのが1番いい」
と嬉しそうに言うが「リナごめんね。魔法中断できなかった」
リナは「私がツッコミすぎでしたから。こちらこそすみません」
と反省会をしているうちに10分だったのだろうか
目の前が真っ暗になると迷宮から排出された。
最後に排出されたのは我々だから、当然冒険者のみんなが討伐をしたのが俺たちだと言うのがわかる
みんなから拍手が送られる
「ほらミチオ」とエマが肘で俺を押す
「ミチオだこれでここは空白地ではなく俺の領地となり、町ができて畑ができて、家族ができるだろう」と言うと
みんなから拍手がさらに増す。
「ミチオ!!」と声援も飛ぶ
「じゃあセリーレティシアに行ってここに街を作ろう」
「はい。流石ですご主人様」
「さぁ朝飯食って休憩しよう」と俺が言うと、
エマが「用意してあります」とキャンプ地に日よけのタープが貼られその下には食事の用意がされている。
エマにしてえらく気が利いているな
俺たちは席につき、屋台の女将がみんなにスープを配りパンも用意されていた。
「いつもなら家で食べてシャワーを浴びるところなのにどうしたエマ?」
「えっ?たまにはこう言うのも良いかなって思って」
とエマは言うが
食事も配られたし、塩気の効いたスープがうまいな。パンにスープを染み込ませて食べる。
8割がた食べた所で、俺の後ろから「天誅!!」と声が聞こえる俺は思わずオーバードライブをかける。当然たまたま俺の横にいたリナはその挙動についてガントレットでそいつの攻撃を防ぐと
「よっしゃー待ってたぞ!!」とエマ跳び膝蹴りをそいつの顔面に喰らわせると1発でKOした。
「こいつは?」と俺がエマに聞くと
「こいつは行方不明になっていたリベール領の領主です。ずっと追っていたのですがやっと捕まえることができました」
「んん?」
「エマさ、さっき待ってたぞ!とか言ってなかった?」
「言いましたかそんなこと?」
リナも「言ってました」
セリーが「もしかしてご主人様を餌に使った?」
「エサ?!とんでもない」と首を横に振る。
「えらく準備が良かったじゃん」とエマを問い詰めると
「いつも私は気が利いている方だと思っていましたが?」
「いやいやさっきからソワソワしてましたよね」とセリーがツッコミを入れると、「ほらでも捕まって良かったですよ。これでリベール領も我々の物になりましたからね」
「あっ話題変えた。ますます怪しい!」とセリーが言う。
「ほら、隣に後ろにも目があるリナを配置したから大丈夫だったし、どう転がってもリナがこんな野郎に負けるわけないからね」
「もうそれ自白している様なものですよ」とセリーが言う。
シャンタルが「なら私が隣にいた方が良かったんじゃないですか?」
「いいえ、シャンタルさんだと、一撃で殺しちゃうでしょ?!」
「それもそうね」とシャンタルは納得している。
みんなが笑っている。まぁ良しとしよう。
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