※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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人物紹介

アネット21才 女商人42
細身で、ブルネットの髪を三つ編みにしてベレー帽をかぶっている。瞳の色はアッシュ
ラーゲルの会計監査員だったが、ラーゲルの不正を知り、それを咎めるとクビになったところをミチオに拾われて、
アーダと共に「ニーア商会」を発足させ、ラーゲルの不正に関わった商会を全て没収でニーア商会に集めたため、流通、経済はラーゲルの人々を救った
商人なので戦闘には参加せずにミチオには内政で手助けする


イサール会戦

 

みんなのレベルが上がったのを確認する。

セリーに新しいジョブが出ている。

 

狙撃手Lv1

効果 腕力大上昇 精神力中上昇 HP中上昇

スキル 猟師スキル 速射 クリティカル率大上昇 インジビル 移動力大上昇 飛距離2倍

 

「セリー、猟師の上位互換の狙撃手というジョブが出てきた。それに変えておくぞ」

「はい!」とセリーは急に言われて驚く。

 

それと、

「リナ、武闘家になったぞ」

「えっやった〜!!技の名前の中に威霊仙ってある?」

「うん?技名はわからないが……」

 

武闘家lv1

効果 腕力Lv5%上昇 精神力Lv2%上昇 体力Lv5%上昇 敏捷性Lv5%上昇 MP中上昇

スキル チャクラ 精霊憑依 戦闘僧侶スキル

 

「うーん、何かわからないがチャクラと言うのと、精霊憑依があるな」

「チャクラ?じゃあその中にあるな多分」ウンウンと頷いている。

「あまり最初から色んな技出すと気持ち悪くなったり、自殺衝動や鬱みたいになるから気をつけるんだぞ」

「キーカといっしょにやってみます」

「それと……」

「メーア、メーアはバトルマスターというジョブが出てるな。

バーサーカーの上位互換の様だ」

エマが「バトルジャンキーの間違いだろ?」

というと、メーアは「エマ!ウルセェ!」と言うが顔は笑ってた。

 

バトルマスターlv1

効果 腕力2倍 体力大上昇 HP大上昇

スキル 狂戦士スキル クリティカル大上昇 ダメージ2倍

スピンスラッシュ スルーステップ  パイルバンカー 

アサシンピアース ラストブースト アクセルブースト

 

「なんか技の名前がたくさんあるみたいだぞ?後で教えるよ」

「わかった。もうこれでエマより強くなったんじゃ無いか?」

「いや、バトルマスターのレベルは1だからメインを今までのバーサーカーにしてあるから、気をつけてくれ。さっきも言ったが技を乱発すると気持ち悪くなったりするから気をつけろ」

「わかった」

 

「それとシャンタル、君もだ。」

「私も?何年も上位ジョブなんてなかったから……」

「重戦士から弩級戦士にランクアップしたみたいだ」

 

弩級戦士lv1

効果 腕力大上昇 体力2倍 HP大上昇 防御力大上昇

スキル パリィ ディザーム ジャストパリィ 重戦士スキル アーマー ファランクス ファイブスラッシュ 弾き飛ばし パイルバンカー 物理シールド 遠距離シールド 魔法シールド

 

「これもたくさんの技があるな。防御系のものがやはり多いな。シャンタルは竜王になることはないのか?」

「龍神に選ばれないといけないからまだ私はそうじゃないってことでしょ」

「まぁエロいからなぁ」と小声で言ったのがシャンタルには聞こえていたらしい。座っている俺の太ももをつねられる

「僕は僕は?」とキーカが聞いてくるが、確かにキーカはなかなかレベルが上がらない。時魔導士はレベルが上がりにくいのだろうか?初期ジョブなのに、他の人と比べると結構時間かかるな。

「いやまだ出てきていないけど後少しだと思うぞ」

「そっかまだか……早く強くなりたいな」

「そうだな」と頭を撫でてやる

 

みんなの潜在的なスキルもこっちで勝手に選ばせてもらった。ルティナの必要経験値1/2も習得できた。ルティナにとってこれはめちゃくちゃでかいだろう。

 

ニヤニヤと笑いながらスープを啜っている姿を見て、セリーが白い目で俺をみてる……

 

だいたい食事も終わり、

「じゃあそろそろ帰ろうか」と俺が言うと、

エマが「いやいやいや」と急に言い出す。

「え〜、今日はこの後山賊を倒しに行きます」とエマは嬉しそうに言うが

 

「はぁ?」「聞いてないよ」とみんなからは不満が出る

「今初めて言いましたから」とエマが冷静に言う。

「聞いてください。ラーゲル領の西側はずっと山ですよね。その先にはモンベルト領やディアゴ領などがありますが、道はありません。なぜか?たくさんの山賊がいるからです。どうやらラーゲル領では今まで村を襲わない代わりに金銭と食料を要求して、それを山賊どもは得ていたらしいのですが、協議の結果この度宣戦布告されました」とあっさりと言う

 

「はぁ?襲わないから金と食料よこせって?そりゃあ間違いなく山賊だな……」と俺が言うとみんながウンウンと頷いていた。

 

 

「奴らは元々遊牧民で多少の家畜はあるものの、畑を耕すなどはしません。力で全てを奪う。又は脅すで生きていた様です。ラーゲルは戦うのが嫌だったのでしょうね。戦って被害が出るくらいなら金と食料を与えていたらしいです。しかも……奴らは弓を使います」

「えっ?弓?」

「はい。どんなものかは分かりませんがそう言う風に聞いています」

「なので、ラーゲル領がやっと軌道に乗って、秋には収穫も得ています。これを奪われたら我々の存続にも影響が出てきます。

なんとかしないといけないので、ここは一つ山賊どもやっつけてやると言うのはどうでしょうか?」

 

「なんでもっと早く言わない?でもそんな広大な山々の中どうやって探す?」

「ああそれはもう手を打ってあります」

「どんな?」

「うん?彼らはメンツをとても気にします。だから……」

「だから?」

「逃げ回っているだけで我々と対峙する度胸は無い。知恵もない、力も無い愚かな者たちで弱き人々の物を奪う事で悦に浸っている猿公《エテコウ》だと言いふらしました」

 

煽りかよ……

「は?それで……」

「引っかかりました。バルハの偵察ではラーゲル領のイサール村付近に集結している様です。バルハたちの報告によると、二千近くの騎馬隊が集まっているそうです」

「はぁ?そんな数どうするんだよ」

「さっきの戦いで思いつきました!!」

エマが指をクイクイと動かすと、先ほど呼んだのか

慌てて女性が来た。

「ミチオこの女性覚えている?」

「うん?えっ?……」誰?すごい美人だけどちょっと東洋ぽい感じがするな。もしかして……寝た事あるとか言わないよな……

 

「何キョドッているんだ?カッシームで助けてもらった人達です」

とエマはわざとわかっていてそう言ったのだろう。

 

「あっああ!!」とまるで知っていたかの様に俺も返事する。変な汗が出ただろ?

俺は彼女を鑑定するのと同時に彼女から自己紹介される。

あの時一緒に同行させてもらってありがとうございます。

「元ハイラジャスタンの族長のアナイシャと言います」

 

アナイシャ 人族女23歳 

クシャトリアlv18

 

クシャトリア?新しいジョブだ

「彼女と山賊と何か関係あるのか?」

エマは「彼女の力を借りたいと思います。うまく行った暁には、このルーデルク領内に彼女たちの村を作りたいのですが?」

「それは構わないけど……いつかアナイシャだって故郷に帰りたいとかあるんじゃないか?」

「私達はもう権力には興味がありません。カッシームには散々同胞が殺されたので、定住できるのなら僅かな者たちですが、落ち着いて住めるところがあるならその方が私達は良いと考えております。すでに元々の土地に未練がある者達とは違えました」

 

「何をするのかはわからないが、これからも協力を頼むよ」と手を出すと、なぜかアナイシャは顔を赤らめている。

「もちろんわかっています」と言って俺の手を取る。

え?なに今の?又俺やらかしたか?

 

もちろん何がわかっているのかさっぱりわからないが準備と移動しよう。

まぁこれがあろうとなかろうとエマがここに呼んでいたことを考えると、最初からここに定住させようと思っていたんだな

と俺は想いをめぐらせていた。

 

 

ラーゲルに移動すると、アーダがすでに待っていた。

そしてそのラーゲルの城の前の広場には兵隊が集まっていた。

「すごいな」

エマが内訳を俺に伝える「ラーゲルとマロルの選抜騎士が500、鬼人族200、バルハのニンジャが50、先ほどのアナイシャのシャーマンが50と、我々ミチオのハーレムから50です」

「すみません」となぜかアーダが謝る

って、ミチオのハーレムってなんだよ。いや、全く間違っていないけど……

「ん?全部で850しかいなけど?相手は2000って言ってなかったか?」

隣でシャンタルが笑っている「はっはっは最初から1/3しか居ないと!」

メチャクチャ笑っているけど……エマも一緒に笑っていますけど……

「よっぽどミチオ殿を信頼しているんだな。うちの参謀殿は流石だ」とシャンタルはいう

「えっ?シャンタル竜人族の人たちは?」

「私の部隊か?まだ1ヶ月くらい戻らないぞ」と笑いながらいう。

エマは「さぁじゃ移動しましょう」

「どうやって?」

「トランポーターの呪文で」とあっさりと答える。

「俺がそのイサール村に行ったことがない」

「ああそうでした。アーダ!!イサールまでミチオを連れて行ってくれ」と言うと、アーダ、バルハ、エマと一緒に4人でイサール村に到着した。

のどかで、丘陵の上にある畑ばかりの村だ。エマは

「村長を呼んでくれ!と村人に言う」

その間に俺は「ウォールオブストーン」(岩壁)の呪文を唱えると大きな岩壁が村の広場に現れる。

引き続き「トランポーター」(次元門)を唱えると俺だけワープでラーゲルに戻る。

「じゃあ始めるぞ時間は10分だけだ」

同じくウォールオブストーンとトランスポーターをかけた。

850名の兵隊は走ってあっという間に移動した。

「アネットはどうする?」

心配そうにみているので声をかけた。

「私はここでミチオ様の吉報を待っております。」

と言うと頭を下げた。

「わかった。留守を任せるぞ」

「はい。ご武運を」

 

俺たち深夜組もすでにラーゲルに来ている一緒にイサール村に移動する。

 

丘の上に村があるので眼下には畑と川が流れているのがわかる。

村長を連れてきたエマが「村人は全て避難させました」と報告と共に村長が話し始める

 

「初めまして。領主様この村の村長をさせてもらっていますイサールです。山賊が来ると言うのは本当でしょうか?やっと畑の収穫が終わったのに……」と落ち込んでいる

「なんで落ち込む?」

「奴らは強いです。一度だけ襲われたことがあるのですが、武を重んじております。奴らは野蛮ではありますが、戦闘になったら連携をとって攻撃してきます」

「なるほど、まぁ俺たちがなんとかやってみるよ」

と全く自信はないがこう言う時あんまり後ろ向きな事を言わない方がいいだろう。

 

エマが「バルハどうだろういつ頃戦闘は始まるか?」

「ここからは見えませんが、反対側の丘の向こうに集結しております。早ければまもなくです」

ギリギリじゃないか。ゆっくり迷宮攻略している場合じゃなかったんじゃないか?

 

「ミチオ焦るなって。こう言うのは機が熟するのが大事だ。奴らはここに兵隊がいることをもうすぐ知るでしょう。奴らは完全に甘く考えているだろう。兵隊を見ても、自分達の1/3しか居ないと判れば、迷わず攻撃してくる。ここで一気に奴らを叩くのが最重要課題で逃さないことが大事です。バラバラの奴らを叩き騎馬を使った山賊を追い詰めるのは時間がかかります」

 

「わかっていたのか?」

「何を?」

「今日の昼過ぎに来るって」

「そんな事私が知るわけないだろう。だが、武神は我々と共にある。どんなことになっても我々の勝ちだ!」

そんなに自信満々になぜ言えるんだ。俺よりよっぽどエマの方が統治者に向いているんじゃないかと毎度思う

だがエマに言われるとそうなのかなって思う。

 

エマが「準備がありますので」と席を離れると

セリーが「大丈夫です。我々の勝ちです」

セリーにはもう見えてるの?

「ああ、そうだな。今までも散々ピンチを潜り抜けてきたからな。敵が10倍いる時もあったからな」

「はい、エマさんの作戦勝ちです」

セリーは作戦もわかってるのか?

俺もわかっているふりをしておこう……

 

しばらくすると

反対側の丘の上に山賊が横に一列に並ぶ。

 

エマは馬で村の前に陣を張る。

「カンコンス陣形!!」とエマが言うと兵隊達は素早く移動すると綺麗な扇型に陣を張る。

エマは兵隊達の前に馬で横切る。

そして鬨の声をあげる

「最初の一撃を耐えれば我々の勝ちだ。楽しみが減るから最初の一撃で死ぬなよ!!野郎どもお前達は今日の夜には家に帰って暖かい飯を食って、酒を飲んで、女を抱けるぞ!!」と馬が立ち上がりクールベッド(万歳)すると男達は最高潮になる

 

「さぁ始まるぞ!!カテドラル!!」とエマがまた隠語言うとセリーが隣で解説してくれる

「カテドラルはそのままの陣形で前進です。最初に山賊達の弓が飛んできます。ベスタの後ろに隠れてください」

セリーはそんなこともわかっているの?

 

山賊どもも奇声を発しながらアブミも鞍もない馬に直に乗っているのに機敏に馬を操り戦闘機の爆撃の様に綺麗に隊列を組んで矢が放たれる。

 

機動力を生かして、ヒットアンドウェイだろうか次々に矢を放ってくるが

先頭に立っている騎士団が盾を構え、槍を構える

彼らが使ってくる矢は短く、矢尻は骨を削ったものだろうか、騎士団の鎧や盾を貫くことはできなかった。もちろん俺の所にも矢が降ってきているが、俺はベスタの盾に守られている。

 

敵の全てが川を渡るとエマが剣を掲げて

「アナイシャ!!」と大声で言うと

アナイシャが「…………%°○・゚+。(。」何を言っているのか遠くてわからなかったが、かなり高速詠唱で言っているが長い呪文の様だ

地面が揺れるほどの轟音がする……

すると、浅く、流れが緩やかな川が一気に増水し、鉄砲水の様に水量が増え一気に濁流の様になった

他のシャーマン達が一斉に呪文を唱える「……ウェザーコントロール」

我々のところは軽く水飛沫が来るだけだが、敵には集中的にゲリラ豪雨となった、雨が強すぎて前が見えないのだろう。動くことができなくなった。

そして足元があっという間にぬかるみ、アブミも鞍もついていないため馬のコントロールができないのか、立ち止まる事しかできず落馬をしない様にするのがやっとだ。

 

エマが「撃て!!」と号令をかけ、一斉に矢が放たれると彼らはただの的でしかない。

敵の矢とは違い自軍の弓矢は圧倒的な殺傷力で次々に仕留めていった。

 

馬を降り数人の敵の戦士が手斧で迫るも、我々の槍衾によって阻まれる。

敵が敗走するも川の増水で川を渡ることができず溺死するもの降伏するものに分かれた。

戦闘はわずか3時間ほどで終了した。

 

200名の捕虜と1800の遺体が残った。

捕虜達はラーゲルに送り奴隷として働くことになるだろう

千八百の遺体は、敵側の葬儀のやり方はわからないが放っておくわけにはいかないので、火葬後、石灰と土を混ぜて灰を埋めた。

エマが「敵の戦士も弔うのですか?」

「ここは俺たちの土地だし、病気が出ても困るからな。こないだのナバ平原の時に思ったんだ敵にも家族はいるって」

 

畑だったところは雨と濁流でメチャクチャになってしまったが、アナイシャが魔法で土壌改良をしてくれたみたいで、今までよりもはるかに大きく開墾してくれた。

 

戦闘自体よりも、捕虜の処遇や、土地改良と治水の方がよっぽど時間がかかることになったが日が沈む前にはラーゲルに戻りマロルへの帰還した。

 

 





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