※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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クーラタル60階

 

キャンドルの明かりはすでに消えて

暗闇の中、ゴソゴソと俺の下半身で何かが動いている。

アナイシャが小声で誰かと喋っているが、何となんの話をしているのかはわからない

 

ぼんやりとした明かりがアナイシャを照らす。

真っ暗なところで寝ているから当然目は暗闇に慣れているその為うっすらとした明かりでも、よく見える

 

アナイシャは俺の下半身を舐めて、大きくすると自分で入れようとする

「何してるの?」と俺が聞くと、

ビクッとアナイシャが驚き、

一瞬でそのぼんやりとした光は消えて暗闇になる

「ミチオ様、わたくしの初めてを覚えてないのですがどうだったのでしょうか?わたくしは正常でしたか?」

「正常だと思うよ。感じやすかったんじゃないのかな?最初の1突きで意識が朦朧としていたからな。」

「はい。頭まで電流を浴びされられたような刺激から全く覚えてないです」

「まぁでも痛くなかったろ?」

「確かにそうですが……せめて思い出は欲しいのですが……」

「で、今俺を犯そうと?」

「申し訳ありません……」とアナイシャは小さくなって謝る

 

「そうか。そんなことしなくても……」

俺がいくらでもするのに……

 

「さっき何と話していたんだい?」

「えっ?聞こえちゃいましたか?」

「まあ、明るく光っていたからね」

と実際は何を喋っていたかは聞こえなかったけど

 

「…………実はわたくしの能力に精霊守護というのがあるのですが、最初に私の手助けをしてくれていたのがピクシーです」

とアナイシャは手を出すと「出てきて」と言うと、そこに20センチほどの妖精が現れる

「ピクシーのジェツゥェンガンフィルドゥルグズムンディーナです」と貴族風にお辞儀する。

 

「ちょっと発音しにくいので私はガンちゃんと呼んでますぅ」

とアナイシャ

「ちょっと略しすぎぃ!!」と怒っている

 

半裸の妖精だがちゃんと隠れているところは隠れている。

「ちょっと!私をやらしい目で見ないで!!」

「あっすみません。この子ちょっと口が悪くて……」とアナイシャが言うと、

 

「私が言った通りにしたらうまくいったでしょ?」とガンちゃんがアナイシャに言う

「この子には未来視が多少できるみたいで、カッシームで皆さんに加勢したのもこの子のアドバイスです」

「この子この子って言わないで!!私の方が年上なんだから」

 

ぐわっしっと急にガンちゃんが闇から手が伸び何者かに捕まれる。

「えっ?!」

 

「何この鳥食べれるの?」とミリアが俺に聞いて来る

「食べ物じゃないよ」と俺が言うと、寝ぼけているのか、すぐに手を離して「そっかぁ〜」と言ってまた寝てしまう。

 

「あいつ何者、私人間に掴まれたの生まれて初めてよ」

と動揺していたが、「ほら貴方たち、早いとこすることしちゃいなさいよ」とおばちゃんみたいなことを言う。そう言われると雰囲気やムードはまるでない。

 

「プフッ」とアナイシャが笑うと、「もうがんちゃんは、ほっておいて寝ましょう」

「アナイシャ!!私を無視するなんてひどくない?」

「それでいいのか?」

「はい。ピタッとくっついて眠れれば満足です」と俺に体をピタッと付けると安心したのかすぐに寝てしまった。

暗闇の中で俺も気がついたら寝ていた。

 

 

 

朝になるとミリアが俺のを咥えて起こしてくれる。

隣にはアナイシャが一緒になって俺のにミリアの指導の下にご奉仕してくれていた。

いやいや、ミリアみたいには普通できないあまり参考にはならないかもしれないけど

まぁ俺はたまらず出してしまうわけだが……

 

 

しばらくするとエマがやってきて

「あれ!?もう起きてる!!今日からクーラタルの迷宮に行くぞ!!」

「セリーがそう言ってた……」

「なんだ!!なら話は早い早く行こう!!」

本当になんであんなに楽しそうに迷宮に行けるのだろうか?

迷宮に何があると言うのだろうか?

 

用意しながら、アナイシャは「私も連れて行って欲しい」と懇願するも、いきなり連れていくのは危険だ。

「まずは深夜組で実力を試してからの方がいいんじゃないか?」と提案した。

みんなから見えないようにガンちゃんも

「え〜連れて行ってもいいじゃん!!絶対役に立つよ」

「うーんそうかもしれないが……」

 

「じゃあ一つ私がなんかあんたの為に何か調べてあげるよ。どうだい?」

んんん??そんなことができるのか?

 

「じゃあロクサーヌという女性を探しているんだけど……今どこにいるかわかるかい?」

「そんなのあんたのとこの精霊に聞けばわかるんじゃないか?なんていう精霊を使ってんだい?」

「フクロウのボロ爺って言うだけどあんまり協力的じゃないんだよ」

「精霊が協力的じゃないって……?」

「そのロクサーヌの事を聞いたらなんて言ったんだ?」

「わからないって一言」

「本当にそう言ったんだな……?」

「ああ」

一通り俺だって調べる方法は全てやったがわからなかった

 

 

「わかった!!じゃあ私がそのロクサーヌって女を見つけてやるから!!」

「そんなことできるのか?」

「私らピクシーただだべってる訳じゃないから。私らの縁故舐めんなよ!」とビシッと人差し指と中指を指さされ言われた。

 

なんだかわからないがすごい凄みだ。

わかったさっきからこの子の既視感……彼女は気合いの入ったJKだ

この気合いの入った感じ。俺の苦手な感じを醸し出していたのはそのせいか……

 

アナイシャは「ガンちゃん、ミチオ様にそんな風に言わないで。ミチオ様も多めに見てやってください」

アナイシャの忠告を聞かずガンちゃんは「で、その女はどんなやつだい?」

「最初にカッシームで会った時に皇子と戦っていた女性だ。わかるかい?」

「あああの子だな。気合い入っていた子だろヴェンティスのおっさんが憑依していた子だろ?」

「ヴェンティス…………そう!!その子だ。頼んだぞ」

なるほど精霊は誰が憑依しているかで覚えているのか

 

「わかった。そのかわりさっき言ったことちゃんと約束守れよ!!」

「もうガンちゃん無茶苦茶だから。勝手に話を進めないで」

「アナは黙って私があんたを幸せにして見せっから」

 

「ご主人様用意できた?」とミリアがやってきた。

「ああ」と言うと、ピクシーは姿を消していた。

 

 

アナイシャはいったんみんなの所に戻り、しばらくここにいさせてもらって代わりに、村の場所の策定を進めることにしているらしい

 

 

ダイニングホールに降りるとみんながすでに揃っていた。

エマが俺の顔を見ると「おーし来たな!!

さぁ久しぶりのクーラタル攻略を進めよう」

セリーが続けて話し始める。

「もう1ヶ月ほど止まっていましたが最終的には60階に到達したところで中断していました。60階では50階の様に広場ではなく、通常の迷宮になっていました。

60階の魔物はマザーリザードです。フロアボスはファイターリザードになります。土魔法が弱点で火魔法に耐性があります」

メンバーは昨日と同様の10名だ

 

 

ワープで一気に移動する

シャンタルが「ここがクーラタルの60階なの?」

「ああ」

メーアも「本当に?家から一気に来れるなんてすげーな」

「僕もできるよ」とキーカが言う。

セリーに案内を頼む。 

 

「走らないで行こう。最初は連携を確認しよう」

マザーリザードが6匹を確認した。

マザーリザードは床や壁を関係なくこちらに向かって来る。

天井の敵はミリアが担当する。

ベスタとシャンタルが壁を作ってくれても壁から漏れたのをエマとメーアで叩く。

セリーとルティナは弓で対抗する

戦いはすぐに終わった。やはり敵は最大でも6匹しか出てこない。それに比べて今俺たちは10人パーティで数的優位に立っている為、攻略自体は無理がない。

以前やっていた、100とか200集めて戦うなんて事しなければ問題はないだろう。

 

特に問題らしい問題はなかったのだが、この階のフロアボスに近づいて来ると、何故かシザーリザードが増えてきた

これはどう言うことだろうか?

何故かマザーリザードの下位互換のシザーリザードがうろついている……

しかもエンカウントの頻度が上がっている。

 

セリーが「シザーリザードが大量に湧いてますね……」

「さっきから思っていたこれは?」

「マザーリザードが次々に繁殖しているのだと思います」

「通常エンカウントのマザーリザードから?」

「いえ、ボス部屋からだと思います。ボス部屋に近づくにつれ増えてますので」

エマが「じゃあボス部屋で冒険者が倒されて、そのままボス部屋でシザーリザードが繁殖したと言うことか?」

「その可能性が高いです」

「フロアボスの魔物だけ何故か意思を持っている様にも感じるな」

「それは新説ですね」とセリーが言う

 

「ここから一気に行こうと思うのでいったん休憩にしましょう」

俺たちは迷宮の端っこに座り込んだ

俺は昨日思った事をセリーに聞いてみた

「昨日のルーデルク迷宮のことなんだけど……」

「はい……」

「ルーデルク迷宮は50年近く放置されていたのに50階までしかなかったのはおかしくないか?時間と共に階数が増えるんじゃないのか?」

「うーん私も迷宮の成長は時間だと思っていましたが、時間と、冒険者なのかもしれません」

「冒険者?」

「はい。冒険者が来ない所は冒険者が命を落とすこともないので、その栄養分が得られず、大きくならないのかもしれませんね」

「俺たちは栄養分なのか……」

「ここで死ぬとしばらくすると死体ごと無くなります。無くなった死体はどこに行ってしまうのかはわかっていません。迷宮に吸収されてしまうと言うのが通説です」

「武器や防具は吸収されないから、宝箱としてさらなる冒険者を誘うんだろ?」

「はいその通りです。だから栄養分が足りないと迷宮も育たないという事です」

「なるほどな。昨日のケンタウロスについては?」

「はい。彼らも迷宮開闢以来ずっとあそこにいたんだと思います」

「50年もの間?」

「はい。メイジコボルトがケンタウロスとロートケプヒェンは召喚で呼んだのだと思います」

「食事は?」

「はい食事もメイジが魔物を召喚して、食い潰していたのだと思います。そうでないと説明ができないです」とセリーも必死に自分の頭で理解しようとしている。多分それであっていると思うのだが……

「まだ迷宮についてはわからないことも多いな」

「はい。出現法則や迷宮が人工物なのか生物なのかすらわかっていません」

 

一通り休憩が終わると、先に進む事にした。

やはり奥に行けば行くほど、シザーリザードが増えていく。

6,6,6,6と続け様に並んでいる。これもう実際24匹出ているのと同じだろ?

数的優位は失われたが、これはこれで喜んでいる人達もいる。

 

エマと、メーアだ

メーアの大剣はシザーリザードがシザーで受けようとしてもその刃ごと叩き折りそのまま真っ二つになる。

メーアはそのままどんどん先に進んで行ってしまう。

ベスタやシャンタルがヘイトをかける前にドンドン倒してしまう。

「あいつ昨日までバーサーカーだったからな……」とエマも言うが「突出しすぎだぞ!!」

「ダラダラやってても、こいつら集まって来るばかりだぞ!!」

確かにそうださっき24匹だったはずが、さらに増えている気がする。天井に張り付いているものも不意をついて飛び降りて来る

ケルスが指輪から飛び出して短剣で俺を守ってくれた。そのままシザーリザードをエナジードレイン(生気を吸う)するとすぐに干からびてしまう

ケルスはニコッとするとまた指輪に戻る

 

「わかったこのまま押し進めよう」と俺が言うとベスタが俺の横に来てシャンタルとメーア、そしてエマが道を開いていく。

 

セリーはその方向を指示しつつ弓で天井の敵に攻撃する。シンガリにはリナが居る。彼女は背後の視界もあるので背後からの攻撃されても不意打ちされることはない

 

ボス待機部屋まで来たが、やはりボス部屋は開いたままになっていた。

中に入ると、かなり広い部屋になっている。

「ウォリャー、スピンスラッシュ!!」とメーアはそのまま中に突っ込む

大剣を振り回して竜巻の様に薙ぎ倒して周りの敵を一掃する

とその時、その回転を止めてその瞬間メーアの顔面は蹴られて吹き飛ばされた。

「ブウゥワッッ!」

ゴロゴロっと転がりながらも受け身を取っていた

全員がボス部屋に入るとボス部屋がいったん閉まる。

「メーア!!大丈夫か?」

「大丈夫。ちょっと小突かれただけだから」

一回りでかいリザードマンが立って居る

両手には両刃のついたガントレット(ジャマダハル)を装備している

 

本来ならボスキャラは2匹いるはずだが、1匹しかいない様だ。先客に1匹は倒されたのかもしれないがその代わりにシザーリザードが大量にいる。

 

エマが俺に言う。

「ミチオ!!こいつを魔法で倒したりするなよ!」

エマとメーア、リナの3人で倒すらしい……

 

仕方ない他のをみんなで倒す。

シャンタルとベスタは槍を使い次々にリーチの差を生かして倒していく。シザーリザードが大盾にぶつかってもベスタは全く動じなかった。

俺とルティナは魔法でセリーとミリアは弓で攻撃

キーカは補助魔法を使ってみんなをフォローする

 

 

メーアはファイターリザードに先程足で蹴られて憤慨している「可愛い乙女の顔を蹴りやがって!」

と大剣を振りかざすがファイターリザードはそれを難なく避けていく。だんだんスピードを上げるもファイターリザードも同様にスピードを上げ攻撃に転ずると防戦になってしまう。

「空歩」エマは首を狙って攻撃するも、首を真横に90度曲げてそれを避ける。

「グニャグニャとしやがって」

 

リナも連撃を入れるがすべて防御される。

ファイターリザードはリナに連続攻撃を入れると、ウエイトの差で防御が甘くなったリナをファイターリザードが捉え蹴りを入れた

奴には太い尻尾攻撃があり、またその尻尾を軸足にして蹴りも出せる。

 

「面白い」とエマが笑う。

「戦いはこうでないとな」

 

ファイターリザードは攻撃を緩めない

連続キックをリナに出すがそれをみんなリナは避けている。

蹴りの後に尻尾攻撃もくるのが不規則攻撃だが

尻尾さえ気をつければなんとかリナは避けることができていた

 

間合いを自在に操る「縮地」を何度も使いファイターリザードを混乱させていた。

リナとの攻防戦でファイターリザードは避けるのに身体捻ったところをエマに尻尾を切られた。

「ギイイイイイイイィ」とファイターリザードの断末魔を上げるとリナが背後に滑る様にステップを踏んでファイターリザードの腹部を捉えるとそのまま投げつけるようなジャーマンを決めた。

 

その投げつけた先にはメーアが大剣を構えていた

「トカゲ野郎これで終わりだ!パイルバンカー!!」ファイターリザードの体を貫通して串刺しになりそのまま壁に押しつぶした

 

「ふー」と3人は息を吐き拳を3人とも当てる。

「イェイ」

 

 

その大剣に串刺しになったファイターリザードをメーアが振るうと地面に落ちて死体は消えてなくなった。

 

ミチオ達もおおよそ倒し終えていた。

3人は満足そうな顔をして俺たちを手伝ってくれる。

広いボス部屋の全ての敵を倒すとミリアが次々に戦利品を回収していく。

 

「さぁ次に行こう!!」とエマは楽しそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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