※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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午後も迷宮...

 

慌ただしくも賑やかな朝食が終わると

62階の攻略の準備を進めるが、セリーがジョゼに何かを指示している様だ

特に気にせず用意を始めて、シャワーぐらい入りたいと言っても、どうせまた血だらけになるのだからいらないだろうと言う話だった。

 

「62階はボスタウルスです。火魔法に耐性があって水属性が弱点です。ボスはミノタウルスになりますボスも同様に火属性には耐性があると思われます。この先の情報はなかなか手に入りにくいですので、修正点もあるかもしれません」

 

「なるほどミノタウルスって事は牛人って事だよな」

ボスタウルスもモロクタウルスも牛人だったからな。

「はい多くの情報はないのではっきりとは言えませんがミノタウルスは4メートル以上ある巨人という事です。正しくはミーノータウルスというそうなのですが、言いにくいのでミノタウルスと呼んでいるそうです。ミーノーと言うのは『王』と言う意味らしいですよ」

 

「でもボスは2体出て来るだろ?」

「王クラスが2匹いるって事です。」とキッパリと答える。

なるほど……

 

セリーの先導の元進んでいく。

エマが「次曲がったところに魔物がいるぞ」と言うと緊張感が走るが

確かに角を曲がると5匹のボスタウルスがいる。

いやもうあれでも充分デカいですけど?!

キーカがバフをかけると、ベスタとシャンタルが先陣を切る

その後をエマ、メーア、ミリア、リナが走っていくが既に気がつくとミリアは消えている。

俺とルティナは「ハイドロストーム!」を唱えると、5匹ともダメージが入る。

1番奥に居た奴はミリアが攻撃して麻痺になっている様だ

「まだ麻痺が効いたりするんだなぁ」

と感心しつつも

シャンタルにボスタウルスが攻撃するも大盾でそれを防いだ。

もう1匹もベスタに攻撃するが盾で防がれる。

あんな巨大牛男に攻撃されても、ビクともしないなんてすごいな……

エマとメーアが攻撃を開始する遅れてリナも攻撃する。

セリーとキーカは弓で後方支援で攻撃している。

うーん俺以外はみんなやることがあるな。俺は最初に魔法使ったらあとは指示するだけ……時折MPを回復するためにデュランダルで攻撃する。

いやだって、弓は味方に当てそうだし、MPを使いまくるわけにも行かないから、せいぜいしてもホーミングするマジックミサイルか……

 

セリー以外は昨日の戦いの様にいざと言う一騎打ちではすごい能力を発揮している俺は、力の温存して迷宮を進めていると思っているだろうが、実は何もする事がないと言うのが本音だ。

 

セリーだけは常に俺を疑いの目で見ている気がする……

 

 

数的に有利な俺たちはいくつかのフォーメーションを確認しながら先に進める。

 

途中でリナが「新技を使いたい」と言ってきたので

ボスタウルスが1匹で出てきた時にそれを使う事を許可した。

 

セリーに作ってもらったガントレットを装備しているリナは

「金剛撃!!」

 

と攻撃するとボスタウルスの体が蜂の巣の様に穴だらけになってしまった。

 

何それ!!まるでショットガンじゃん

みんなはその技に驚いたが

 

ベスタが「こないだの百撃乱舞とはちがうの?」

「うん。こっち方が一発のダメージが多いかなぁ?百撃の方が一回のダメージが少ないし、あっちはスピード重視だし使い道が違うかな」

とベスタに応えているけど、いや俺はそもそもその百撃なんとかを見てないんだけど……

 

ミリアが「かっこいい!!私もやりたいなぁー」と羨ましがって言っている姿がまるで女子高生3人が話してキャッキャッしている様に見えるけど……今、リナが自分身長の倍くらいある牛の大男を蜂の巣にしたんだからね。いやスプラッターだよ。

 

そんな時でも

ミリアは手際良くドロップアイテムを拾っている。

 

それとはまた別にエマは「ロクサーヌの口寄せがないと全然歯ごたえないぃ!!だって一回の戦闘で1.2回しか攻撃してないもん!!」

と怒っている様だ。

 

いや、俺の目指している戦いの真の姿なのだが……

リスクを減らしてハイリターン

 

確かにハイコボルトとの戦闘やブルックとの戦闘に比べると物足りなさはあるのかもしれない

それでも戦いの担保は命だからな……

 

セリーが唐突に聞いて来る「ところで、ご主人様は魔王を倒しにとか行かないのですか?」

 

ブッー!!思わず吹いてしまった。

セリーなんて事をみんなの前で聞くんだ……

 

エマも「そういえばどうして?弱っている時に行った方が良くないか?それに今コボルトを大量に召喚しているらしいな」

セリーも「時間が経てば経つほど厄介になるのでは?」

 

「うーん……ジャッジが勝てない程の相手というのも気になるし……何より、俺帝国の貴族になるんだろ?」

「はい確かに」

「俺がそれで失敗したり敗走したら、帝国に攻めて来る可能性は無いか?」

 

「そりゃそうだな」とエマが言う

「今は奴らと隣接しているわけではないし、帝国に召還されているわけではなく、仮に勝てるとしても勝手に独断専行したら、迷惑かけるかもしれないし……決戦で圧勝できる様になるためにこうやって迷宮に入っているのでは?」

 

エマが「なるほどだから、Hもそこそこに迷宮に入る事にあまり抵抗しなかったのか」

「一応考えているのですね」と辛辣な言葉。

 

 

いや、それは余計な事だし、エマがそもそも担いだんだからな。

 

「俺にはまだ倒せる力があるとは思えないだけだよ」

 

「昨日の一騎打ちであれほど強かったのにですか?」

「それは、あいつがドープ薬で強くしただけで、卑怯な戦法を使ってきたからだろ?卑怯な奴にはこっちも卑怯になれば、それほど強い相手ではないと思う。でもそれ以上に、ジャッジは強いと思う。どうやったのかわからないけど、それを倒したのだから強いと思うよ」

 

この階で8回ほど戦うと、ボス待機部屋まで到着した。

俺とキーカ、ベスタでバフをかけて準備をする

「こう言う事が戦闘前にどれほどできるか?というのもポイントだと思うよ」とエマに言うと

「確かに。戦闘中にこの時間を作るのはかなり困難だな」

それにはセリーも頷いている。

 

「さぁはじめよう」

と扉の前に立つとゆっくりと大きな扉が開いていく

広いその中の中心に煙がぐるぐると中心に巻き込まれていくと

中からミノタウルス2匹、ボスタウルスが2匹現れた。

 

ミノタウルスはボスタウルスよりもさらに大きく4メートルほどの大きさでみあげてしまうほどだ

「ブモゥーーー!!」とミノタウルスが雄叫びを上げると

俺の背丈ほどある斧を振り上げる

 

俺とルティナで「ハイドロストーム」をかける

ボスタウルスにはかなり効いている様に見えるがミノタウルスにはそれほど効いている様には見えなかった。

もしかしたら弱点を克服しているかもしれない

 

引き続き魔法を撃ちまくる

セリー、ミリア、キーカは弓で攻撃

他は接近戦になる。

 

ミリアは大きい敵にはあまり暗殺スキル、状態異常のスキルが発動しないのでみんなのサポートや敵の魔法中断を狙う事になっている。

ミリアは俺のパーティ最強だが、肉弾戦になるとこの方が結果的には俺たちが受けるダメージが少ないのでサポート役に回ってもらっているが、ミリアに不満はなく、「ミリアがそうした方がいいならそうする!」と言う返事だった

 

 

 

ミノタウルスの斧は風圧だけでも凄い

エマ曰く「当たらなければ同じ事」

それ、ロクサーヌも言ってたけど?

 

エマはロクサーヌとはちょっと違って敵の攻撃をちょっと当てて向きを変える感じだ

体の柔らかさを動体視力で補っている様だ。

 

メーアは避けていない……

巨大な大剣で完全に受けて弾き飛ばされるもその反動を使って攻撃に転じている。思いっきり力技だ

 

弓は巨大な角で弾き返している。

 

俺もボスタウルスを倒すと、デュランダルに持ち替えて、怖いけど参戦する。

「オーバードライブ」

周りがゆっくりになれば奴の斧攻撃に当たる事はない。

近づいて「グリース」

 

ミノタウルスが移動しなくても、その大きな斧を振り回すだけでスリップする。

倒れた時に後頭部をぶつけて気絶。そこをめった撃ち!

卑怯ですがこれが俺のやり方です。

 

もう1匹はエマが対応しているが俺の倒し方を見て

「ミチオ!!こっちはそんなことするなよ!!」と釘を刺される。

 

勝てばいいじゃんと思うがエマはそう言う所こだわる。

 

 

「紫電一閃!!」エマが空を切ると三日月型の真空波がミノタウルスを捉え、足に当たると、脚が切断された。

ミノタウルスは立っていられずに倒れると凄い鳴き声を発している

「ブモゥーーー!!ブモゥーーー!!」

 

メーアが「キーカ行くぞ!!」と叫ぶと

メーアが天井近くまでジャンプする。

キーカが何をするのかわかったらしく「……グラブティコントロール」と唱えると

大剣を下に構えて落下ダメージを剣撃に乗せた。

 

メーアはミノタウルスの胴体に落下、ミノタウルスは血反吐を吐くとそのまま息の根を止めた。

 

ミノタウルスからメーアが降りると、

「キーカサンキュー!!」とメーアが手を挙げる

 

「僕の魔法が役に立った?」

「ああ、20秒ぐらいこのままっていうのがやばいけどな。」

メーアは剣にもたれかかったままだ。

 

呪文でメーアの体重と剣の重さも20倍の重さになるらしく

今のメーアの体重はおよそ1トン近くあるって事になる

 

エマも「やっと私の紫電一閃が完成した様だ」

「それはイリナが使っていたやつか?」

「ああやっとモノになった。前衛が遠距離攻撃ができるなんて最高だろ?」

「そうだな」

エマは弓もあんまり使わないし気にしていたのかな?

 

 

「でももっと強いファイナルブローができたらいいのに」とエマはここで満足はできていない様だ。

「これからじゃないか?」

 

「何かヒントがあればな」

「まぁそんなに焦るなってイリナに聞いてみてはどうだ?」

 

「うん!そうする」

 

ドロップアイテムは……

『シャトーブリアン』

は?セリーに聞いた

 

「セリー、ドロップアイテムにシャトーブリアンと出ているけどこれ何肉?」

 

「本当ですか?それはヒレ肉で貴重な部位になります。高価なものと言えます。」

 

ミリアが

「こんなにあるよ」と10キロ近くある塊が2個あるのを持ってきた。

 

セリーが

「じゃあ今日はこれを使ったステーキにしましょう!」と嬉しそうに俺に言う、

 

「嬉しそうだな」

「なかなか食べれませんからね」

「この肉まだちょっとあったかいよ」

「そう言うのはいいですから」

とミリアが収集しておいてくれる。

牛人のカードも手に入れた。

 

「じゃあちょっと63階に行きましょう」とセリーが俺に言う。

 

63階に移動すると、セリーが

「このまま少し戦いますか?」

と俺に聞いて来るので、

じゃあまだ帰るには早そうだったので戦う事にした。

「63階の魔物はハートハーブです。風と土魔法に耐性があり、火属性が弱点になります。ボスは昨日も話した通りグランハーブです」

 

エマに先導されて敵迄案内してもらう

ハートハーブが6匹出てきた。

案内通り、「ブレイズストーム!」と俺が唱えると、

それで終了だった6匹とも倒す事ができた。日に日に俺の魔法のパワーも上がっている様な気がする。

「ミチオ!!一人で片付けるな!!」

とエマはご立腹

 

と言う事で、今度は俺は手を出す事なく戦ったが3匹だったのですぐに終了した。

セリーがエマに聞く「どうですか?」

「これくらいなら大丈夫だろう」

 

俺がセリーに聞く「何がこれくらいなら大丈夫って?」

 

「我々はこの後帰って深夜組にこの階を巡回してもらおうと思っていますので、エマさんにこのくらいの敵なら深夜組でも倒せるかどうかを聞いたまでです」

 

「ああ、でもボスは倒さない様にな」

「はい大丈夫です」

 

「じゃあ帰ろう」と俺が促すと

エマも渋々と帰路に着く

 

 

我が家に戻るとまだ夕方前だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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