※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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エリクシール

 

「みんなが無事で良かった」

「はい。しばらくは63階の採取作業に専念します」

ジョゼ達から万金丹を預かると

「しっかり休んでくれ」

と俺が言うとみんなは一礼した。各自の部屋に戻りシャワーを浴びて、朝食を待つのかそのまま寝てしまうのかは、人それぞれだが、しばしの休憩だろう。

 

俺はそのまま待っていると俺のパーティがやってきた。

エマが「ミチオ早いじゃん」というと

「ジョゼ達と話をしていたよ」

「そうか無事だっただろ?」

「ああ。良かったよ」

 

「で、ララは?」

「もう来るだろ?」

 

ララが階段を降りて慌ただしくやった来た。

「遅くなっちゃいましたすみません。久しぶりの迷宮なんで何を持っていけばいいのかわからなくなっちゃって……」

とララはたくさんの荷物を持って来ていた。

エマが「とりあえずリュックはいらない。朝ごはんを食べる頃までには戻ってくるから」

「えっ!?そうでしたね……」

「ほら他の荷物も全部出して」

「ララのポケットから出て来たものも、ほとんど持って行かなくていいものばかりだった」

「装備は昨日のうちにセリーに言って作ってもらったからこれもあれもいらない」とガントレットや防具などが渡される。武器は愛用のものがあるだろうから、それを持っていくことになった

 

エマに荷物の仕分けされている間に俺はララにパーティ申請をした

「はい!」と急に返事するので、エマも少し驚く

 

彼女を鑑定すると

獣戦士48まで来ていた。

準備も終わったところで行くことにする。

 

セリーが

「クーラタル63階です。ご存知の通りこの階の敵はハートハーブです。レアドロップが万金丹なので沢山倒して行きましょう。土と風魔法に耐性があり火属性が弱点になります。

ボスはグランハーブで、こちらもレアドロップが狙って行きたい威霊仙になります。弱点は同じだと思われます。威霊仙は真っ黒い木の根みたいなものと言われていますが、みたことある人がほとんどいないのでご主人様任せになってしまいます」

俺だってみたことがないが鑑定で見ろってことか……

 

 

「なるほど、今日ララを迷宮の探索に同行してもらっているが彼女は戦闘要員でなく、より効率的に魔物を倒すために来てもらった」

「そうなんですね」とルティナ

「しばらくはいてもらうことになるかもしれないのでよろしく頼む」

 

ララからも「よろしくお願いします」と一礼すると

続けて「しばらく戦闘から離れていましたがやるからには、頑張ってみなさんの邪魔にならない様にします」

 

「まぁそんなに固くならずに」とルティナ

 

 

迷宮内を歩きフォーメーションを確認しながら、進めていく。セリーの案内で、ボス部屋に向かっていくが積極的にエンカウントを狙っていく……

 

ララが「左曲がったところに6匹魔物がいます」

ベスタが手鏡で曲がった先にハートハーブが6匹いることを確認

ミリアとセリーが弓で遠距離攻撃を当てると、魔物がこちらに気がつき寄ってくるもの、俺とルティナで魔法で攻撃した

残りは、前衛の人がサクッと倒してくれた。

「無茶と危険のない、とてもいい戦いだ」

 

ドロップはほとんどが緑豆であったが、5回目の戦いで、万金丹がでた。

やはり美食家をつけていることでレアドロップ率がかなり上がっている様だ。

セリーも「やりましたね。さすがご主人様です」

やっと俺の凄さをセリーも理解できる様になったか……と

俺も安堵した。

「ところで何かしましたか?」

「何かって?」

「攻撃力が上がっている気がします」

俺が『レジェンド』ジョブにしたからだろうがまだ話していない。

「うーんなんだろうな……」ととぼけてみた。

「ふん」とやっぱりわかってないなこいつ

と言う顔をされたので

「ところでユニークジョブというのは?何か知ってるか?」

「は?」また白い目で俺をみてる

……

 

「ユニークとは、唯一という意味ですから、ユニークジョブだったら一人だけなれるジョブということです。ユニークスキルなら「力持ち」などのスキルがありましたよね。ユニークモンスターなら名前の付いている、先日カッシームで戦った様なアリビーナというコボルトをユニークモンスターと言ってます」

「そうか……」

 

「……でユニークジョブがなんですか?」

ととても攻撃的なご質問

 

「いやなんでもないんだ。色々わかったことがあるから聞いてみたんだ」

「そうでしたか……もしかしたらベスタの竜王などはユニークジョブかもしれませんね」

でもベスタのジョブにはそうは書いていなかった……

何か特定の条件があるのか、たまたま今そのジョブに到達しているのが俺だけということもあるな……

 

 

15回もの戦闘後、

ボス部屋まで辿り着けた。

セリーが「できればここで威霊仙を手に入れたいので、勝利後も威霊仙が手に入るまで繰り返しボス戦を行う事をお願いします」

なるほど、ならなるべく効率のいい方法が必要だな。

「試したい事があるんだが……」

エマが「それは戦闘があっという間に終わる方法か?」

「まぁそうなるな」

はじめに俺とルティナが魔法を撃つのでその後に戦闘を開始してくれ。

「まぁそれくらいなら何も問題ない」

 

ファーストジョブに大賢者、セカンドはレジェンド

サードに勇者を入れようとしたら✖︎マークが付いて入れる事ができなくなっていた……レジェンドの下位互換はもう入れられないのか……

なら仕方ない……3番目には賢者、4番目にはスター、5番目にはダンサー、6番目には遊び人 最後の7番目は美食家のジョブ設定にして完全に、魔法特化にした。

 

そして門が開くと、

煙が真ん中に煙が集まってくると

グランハーブが2体、ハートハーブが4体現れた

俺は新しいスキル

「クロックアップ」を試すと、周りが急にかなりゆっくりと動いている様に見える。明らかにオーバードライブの上位互換だが、人の動きはほぼ止まっているのに近い。

 

そして、ブレイズボールを唱えると……

俺の周りに魔法陣が次々に現れて、俺のいる部屋の壁一面に魔法陣が現れてそれが次々とブレイズボールを噴出する

まるで近距離の相手に多連装ロケット砲を撃ちまくっているかの様に次々と発射される。

 

その轟音と、振動でボス部屋が崩壊するのではないかと思わせるほどの威力があった。

 

「あ、何これ?!敵の攻撃?!」

 

みんなが耳を塞いで砂煙が落ち着くのを見届けると

魔物の姿は消えていたというよりえぐれていた

明らかにオーバーキルの様だ

 

エマが「!?ミチオ大丈夫か?何発の魔法を撃ったんだ?」

5,60発のブレイズボールを放出して、

かなりごそっと魔力を持って行かれた様な気がする。

そりゃあそうか……

 

「これじゃドロップしても焼けこげてしまうのではないでしょうか?」と冷静なセリー

やっぱり加減が難しい……

 

魔力を使いすぎてちょっと気持ちも悪くなる

どうやらレアドロップ品はない様だ、緑豆はあったので

ドロップ品が燃えて無くなってしまったということはなかったようだ

64階に行ったところでもう一回63階のボス待機部屋で扉が開くのを待つことにする

 

ララが「さっきの魔法すごかったですね。あんなに一気に魔法って出せるなんてすごいです。この迷宮が崩れてしまうのではないかと心配しました」

「そうだな」俺は魔力回復アイテムのエーテルを飲みながら待機する。

エマが「さっきのはやりすぎだから、今度は最初の一発だけにしてくれ」と念を押された

 

「そうだなあれを何回もはできないから」

 

エマは口にこそ出さなかったがミチオの魔法使いの能力がここまでとは思わなかった。あの威力なら戦略級のあの魔法だけで5000近くの敵を屠れるだろう。

この間の一騎打ちといい、ミチオの潜在能力には驚かせられる

 

2周目は

物理攻撃と火属性エンチャントでの攻撃になった

最初にルティナのブレイズストームを放つと、それだけでハートハーブは瀕死の様だ……えっそんなんで良かったの?

ベスタとシャンタルで距離を詰めているいる間に

ミリアとセリーは矢に火属性をエンチャントして2匹のハートハーブを倒す。

キーカとリナがもう2匹を倒してハートハーブは難なく倒せた

 

魔物も蔓で攻撃してくるが、その蔓ごとエマとメーアが断ち切る。一直線にグランハーブにぶつかりそのままシールドバッシュ

その上に飛び頭上から2匹のグランハーブを互いに倒した

 

なるほどこれならかなり省エネだが、やはりいくら探しても威霊仙は見つからない。今回もドロップしなかった様だ。

こんなことを計7回ボス戦をして、やっと一つ威霊仙がドロップした

「もしや、これが威霊仙?」と取り上げたのは確かに真っ黒な木の根っこ、真っ黒なエアープランツみたいなものだった。

 

セリーが「絵に書いてあったやつです。それで間違いないと思います」

じゃあと、アイテムボックスに入れた

 

ここで一旦帰ることにした

ララは帰ってくるととても喜んでいた。

「今日はすごいものを見せていただきありがとうございます」

「うん?明日からもよろしくな」

「えっ?明日も?」

「そうだよ今日だけじゃないよ。ロクサーヌが帰ってくるまでだから」

俺は最初からそういうつもりで言っていたのだけど伝わらなかったのかな……

 

帰ってくるとジョゼ達が待っていた。

ダイニングホールで水差しから水をもらって席についた

 

「いかがでしたか?」

「ああ、威霊仙を見つけることができた」

「えっ!!すごいですね。威霊仙のドロップ率0.01%なのに……」

「えっそうなのか?7回だから14体しか倒してないぞ?」

「ご主人様は強運を持っていらっしゃるのではないですか?」

 

「みんなに支えてもらっているのは強運の何物でもないがな」

「そんな……」ジョゼは顔をあからめ嬉しそうにしている。

 

荷物を下ろして、シャワーを浴びて朝食をみんなで取ると、エミリーのところ行って万金丹と威霊仙をポーション化することにした。

 

セリーとルティナ、リタと共にエミリーの元へ向かう

セリーはどうなるかみてみたいという好奇心と、ルティナは国宝級の物が誕生する瞬間をみたいと言うミーハー心でついて来た

リタは味の変更をするのに俺が作る味を模倣してもらわないといけないからだ。

 

 

エミリーの所に行くと、レティシア、フィーネ、ニコル、ロージーまでいた。

「いつからいたの?」と俺が聞くと

「万金丹をポーション化すると言うので来てしまいました」とレティシア

確かに戦略物資なら気になるよね。でもなんでロージーまで?

ロージーの専門はゴーレムでしょ?と思ったが

ゴーレムも研究対象ということで、ポーション化も気にはなっていたらしい

理系女子達も大集合だな

 

 

ニノンに万金丹を3つ渡して薬草採取師のスキルで

「万金丹丸」が9つできた。

「3つづつ試していこう」

二人はいつもの工程を始める

エミリーが丁寧に作ってくれる

いつもは100本分を一気に作っているが今回は材料が足りないので3本分を測ってちゃんとやってくれている

やはり、万金丹を混ぜるとむせかえる様な匂いだ、

中でよく砕き色が怪しい黒い色に変わっている。

 

しばらく粗熱をとった後に色と味を変更させる。

味はパイン味にしようと決めていた。

色と味をパイン味をつけて黄色くしてそれ風にした

鑑定すると、エリクサーになっていた

そしてそれを冷蔵庫に入れる

 

続けて威霊仙だ

「えっ!!威霊仙もあるの?」フィーネ達には知らされていなかったようだ

 

「ああさっき取れた」

ニノンに渡してスキルで威霊仙丸にしたところ2つになった……

みんなは興味津々でそれをみていた。

 

同じ工程を行い味付けをする。

ヤクルトの乳酸菌飲料みたいな味にした。

色は真っ黒だったのがベージュの色に変わっていく

真っ黒だからコーラでも良かったのだが、炭酸飲料が飲めない人もいるので、炭酸ではないものの中から俺が好きなものにした。

 

 

ここでフィーネがとんでもないことを言う

「威霊仙は言い伝えでは20歳若返るとありますがどうなのでしょうか?」

 

「いや、それは知らなかった」……

セリーも「古文書を読んでも書いてありませんでしたが……」

 

「そうなんですか?」とフィーネが言うと、続けて「私はそう聞いておりますが……」

確かに飲んだ事があるやつが現存していないから、本当の効能は飲んで見た事がないからな

 

 

冷やして出来上がった2本のエリクシールを見てみんなで話す。

「若返ってしまうなら、これを飲むわけにはいかないな……」

「20歳若返っても問題ない者か……」

とみんなの視線がロージーに向かう。

「えっ?私?でもこれ国宝級のものだよ?試しに飲んでみるってレベルじゃないよ」

 

ルティナが「いい方法があります!!」と手を挙げる

 

「何?」とみんながルティナを見る

「飲まなくてもこの効果がわかる方法ですよね」

「そうだな」

「ご主人様あれです!!」と言うが俺にはサッパリわからないが、「ああ、あれか……俺ああ言うのは苦手だから、ルティナに任せるよ」

と訳のわからないことを言ってルティナにやらせようとした。

 

セリーは横でジト目で見ている。

「ではご説明させていただきます。魔法にアルケミカルアロケーションという魔法があります」

「それは?」とフィーネが聞くと

「ポーションを飲まないでも、その薬を持っていれば効果を発揮できると言う魔法です」

「それすごいじゃん」

 

「ロージーさんどうしますか?」

「えっ20歳若返るの?えー、研究時間ができる様になるから問題ないか。いいよ」

と、とてもあっさりとしている

ルティナはエルクシール呪文を言うと「アルケミカルアロケーション」を唱えると

 

ロージーが白い光に包まれると

ロージーは明らかに若返り20歳くらいの年齢になっている様だ

「えっロージーなの?」とフィーネが言う

「当たり前だろ?」

結構な美人になっていてみんなが驚いている。いや妹は皇帝の嫁さんだぞそりゃ若くなりゃ美人にもなる

「マジか!!」

みんなはどよめきながらも、驚きを隠せない……

フィーネは鏡を見る様に言うとロージーが驚いている。

「これ、どう言う原理なんだ!!」と大声で驚ろき言っているが

 

みんな「そっち?!」と心の中でつぶやいた

 

 

セリーは「これは相当なものです。ご主人様のアイテムボックスの中にしまって大事に保管してください」とそそくさとしまう様に俺に言って来た

 

 

 

 

 

 

 

 




今回で本編が200話になりました。サクッとですが新しい、クロックアップも出て来てますますミチオが活躍できる様になるかな?!
さぁできたこのポーション何に使うのが1番いいかなぁ?!

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