呆然としていた俺はロクサーヌに抱きつかれると、現実感が一気に出てきた。
俺もロクサーヌを強く抱きしめて、泣いてしまった。
もう離さない……ロクサーヌ
「ロクサーヌおかえり」と言うのが俺には精一杯だった
「ただいま戻りました」とロクサーヌが言うとまた強く俺を抱きしめる
離れていた期間は1ヶ月ぐらいだが何年も経ってしまった気がする。
「ロクサーヌ……」と言うと
ロクサーヌが顔を向け「はい」と答える。
人だかりもあるのに俺はロクサーヌにキスをする
周りから見れば朝から何を騒いでいるんだ?と言う感じだろう
だがそんなことは気にしない。今やっと目の前にロクサーヌがいるのだから。
永遠にも感じるこの時間をいつまでもロクサーヌと感じていたい。
アナイシャはその姿を見て、グッと手を握るが何も言うことはできないし、それを邪魔することもできなかった
エマはそのままその場に座り込んだ
「ふー、まったく世話がやける……」
強烈な出来事を思い出させる為に、トラウマ級の事をガツンとぶつける事で無理やりこっちに引っ張ってきた形だが危険な行為には間違いない。
だが、いつ戻ってくるかわからないロクサーヌを待ってはいられない
自身の足首を見ると、身代わりのミサンガがブチ切れていた……それを見て
「マジかよ……最初の一撃で一発かよ……これでも強くなっているつもりなんだが……」と小声で独り言を言ってしまう
セリーと、ルティナ、ベスタ、ミリアがエマの所に行き
「大丈夫ですか?」「だから無茶苦茶だって言ったのに」
「エマ、手を出すなって言っていたけど、もの凄い吹っ飛んでいたよ大丈夫?」
とエマはみんなからお説教を受けているが、
その中でセリーは「エマさん、ありがとうございます」と深々と礼をする
エマは何も答えずに手を上げるだけだった。
みんなはエマを脇目にロクサーヌの所に集まり帰還を喜んだ。
ロクサーヌがエマの処に行くと手を差し伸べる。
その手をエマは取った。「危うく死にかけたぞ」
「そっちが悪い」
「ありがとうぐらい言え」
「エマが悪い……」
「まったく……」
「今までミチオ様を守ってくれてありがとう」
「……それは言えるのかよ」
タカシ達にはロクサーヌは沢山お礼を言ってタカシ達の旅立ちを見送った
「さぁ私たちも帰りましょうか?」とセリーが言うと、
俺が「みんなちょっとお買い物に行く気はないか?」
と聞くとみんなは顔を見合わせて
「はいはい」と何かを悟った様にセリーは答える
メーアやアナイシャの手を引っ張って「ほら行くよ」と強引に連れて行く。
「ミリアは欲しいものないよ?」
「魚釣りの道具買ってあげるから」とセリーが言うと
「やったー!!」と言ってみんなを連れて行く
みんながお買い物に出かけるのを見計らって俺たちはすぐに借りていた部屋に戻る。
俺とロクサーヌは我慢できずに部屋に入ると服を脱ぎながらキスをする。
「ご主人様……、ご主人様」とロクサーヌは声も途切れ途切れにキスをしながら裸になるとベッドにロクサーヌを押し倒す
「ロクサーヌ」彼女の名前を連呼しながらキスを何度もして、彼女の大きな乳房を鷲掴みにして、もみしだいた
「ロクサーヌ、ロクサーヌ」と彼女を強く抱きしめる
ロクサーヌは自ら上になると
そのまま特に前戯もなしで自ら俺のを自分の中に招き入れた。すでに彼女の中は溢れかえっており俺のもすんなりと受け入れられた。
「あっあっあっ……」とリズムよく自らのからだを上下させて
俺のを刺激してくる。
「ご主人様、ご主人様 あっあっあっあああああッ……気持ちいいです。ロクサーヌは気持ちいいです」
と自ら激しく腰を打ちつける
「ご主人様っ好きっ……好きなのっあっああっご主人様〜」
大きな胸が俺の前で縦横無尽に暴れる、俺はそれに吸い付くと
「あっ気持ちいいです。もういきそう……」
「あっあっそれ気持ちいいです……あっあっもうダメ、イク、イク、ご主人様、…………っああぅっ」
ロクサーヌが跳ねると小刻みに震える。
俺はしばらく間を開けると再び下から打ち付ける
「あっあっ……いい、ご主人様気持ちいいです。そんなにしたらすぐにまた……いっちゃいます」
「俺もいきそうだから……」
「じゃあ一緒に、あっあっあっ、でも、だめ、もう我慢できないです。あっあああああっ!!」
「いくよ」と俺も最後のラストスパートをかけて抽送してロクサーヌの中に大量に放出する
「おっああ!!」
「あっああああぁぁぁぁっ」とロクサーヌも果てた。
無限の体力を持つ女と、つきない精力を持つ男が愛し合う事になる
途中お腹が空いても下に降りることはなくリタが作ってくれたアイテムボックスに入れてあるおにぎりや果物を食べていて一瞬でもロクサーヌと離れるのを拒んだ
周りのみんなが下の食堂で夕食を食べる時も降りては来なかった。宿屋の壁が薄いのだろうか?ロクサーヌの喘ぎ声がずっとしている。
ルティナが「お盛んですね」と笑顔で言うと
エマが「みんなも声聞いて盛ってるんだろ?」
「はははは……」
「家帰ってすりゃいいのに。こんなところで足止め喰らって……変な輩達も集まってきている様だし」
「うん?賞金稼ぎ?」
「だろうな」
そんな所に「かわいいねぇちゃん達、女ばっかりでつまらないだろうからこっち来て一緒に飲まないか?」と酔っぱらいのおじさんが言ってきた。
「いえ結構です。大事なお話をしているので遠慮させてもらいます」とセリーはしっかりとした受け答えで断った
「いいじゃんか難しい話なんてしなくて、俺たちと一緒にのんでわすれちゃえば」
メーアが「かわいいと言うのは私も入っているのか?おまえみどころがあるな!」とメーアは喜んでいるが
「死にたくなければ消えろ」とエマが凄むと
一瞬その男は自分の首を切られる幻影を見ると尻もちをつくと、そのまま這いつくばって店を出る
「さぁ始めようぜ。殺したりしたらダメだからな。参加する人ぉ〜」
とエマが言うと、メーア、ミリア、ルティナ、アナイシャも手を上げた
「アナイシャ大丈夫か?」
みんなはアナイシャの実力がどれくらいかわからないのでちょっと心配したが本人がやると言うなら問題ないだろう。
セリーとベスタはここで見張っていると言うことだった。
「よし、じゃあ始めるぞ」
「おー」と何かのゲームを始めるかの様に始まった。
「さぁそこの端っこに座っている2人!!わかってるよ、そんなあからさまにチラチラ見て」
とエマが言うとびっくりして立ち上がる
「さぁかかってきな」
とエマが言うと
後ろからミリアが石化のナイフで二人をチクチクと攻撃するとそのまま石化した。
「あっミリアずるいぞ。それは私が目をつけていたのに」
「ミリア、2人ゲットぉ!!早いもん勝ちだよ」
アナイシャはこの建物の屋根の上にいる一人に蜂で近づき、背後でオウルベアに変身するとそのまま一人を薙ぎ払い、屋根から落とした
落とされた相棒の仇と言わんがばかりに攻撃するもまた蜂になり攻撃をかわす
「消えた……」
と思ったら後ろに回り込みまたオウルベアに変身すると一撃で屋根から落としていった。
ルティナは完全に飛翔呪文を獲得してから空を飛ぶ訓練をずっとしていたので容易に飛べる様になって空から監視した。上から見ると丸わかりで「マジックミサイル」で次々に撃破。夜の空中に舞う光の矢が次々に降り注ぐ姿を周りの人が見て、何かの催しものだと思い宙に舞う孔雀の様に美しいと絶賛されていた
竜人族の賞金稼ぎは2.5メートルほどある大男だった。
「ちょっとは骨のある奴もいるじゃん」とメーアが対峙している。メーアの新しい大剣はおおきさの割に振りやすくメーアの力をパワーアップしているかの様に振り上げる
大男の賞金稼ぎは大剣を振り回している姿を見て、たじろぐも
ただの軽い剣なのだろうと自分の大剣も披露する
メーアの背丈以上に大きい大剣を賞金稼ぎはふりかざした
上段からのおおきく振りかぶって攻撃するも、メーアの大剣に阻まれる。
「は?俺の剣を……受けた」と賞金稼ぎが言うとメーアはそのまま前進する。大剣と大剣が擦れて火花が散りそのまま賞金稼ぎの脇腹にクリティカル
「ぶふぉ」
と賞金稼ぎが弾け飛ぶ。
「大丈夫峰打ちじゃ。はっはっは」
とみんな楽しそうに戦っていた。
その中でも一際強そうな賞金稼ぎは刀を持っていた鬼人族だった
エマが対峙すると、エマは刀の居合のポーズをとる
「ほほう、おぬし刀を使うのか?」
「鬼人族がいるとは……」
「刀を使う狼人族とはまた奇怪な組み合わせだな」
同じく賞金稼ぎも居合のポーズを取ると
「参る」と言うとその瞬間その鬼人族が一気に間を詰める
もちろんエマの抜き身は一瞬エマの方が早くそいつを捉え、奴の左肩を切った
「グッ貴様……お前里の者か?」
「はぁ?里?違う」
「お前の使っている太刀は里の物だろ?」
「違う。これはもらった物だ」
「そういう事か……俺が勝てる相手ではないか……」と言うと煙になって消えた。
「お前逃げんなよ。どう言う事だ?私の刀を知っているのか?」と言っても返事はなかった。
「なんだよ私だけまだ一人も倒してないじゃん」とエマが悔しがる。
俺とロクサーヌは深夜になってもそれを止めることはなかった。ロクサーヌも俺も汗だくになっている。
「お水でも飲みましょうか?」とロクサーヌが俺を心配して言ってくれる。
ロクサーヌは水差しからコップに水を汲んでくれた。一旦水と飲むと、ロクサーヌが今までのことを話してくれた。
「私は元々カッシームに住んでいました。父も母も騎士で貧しいながらも騎士爵をいただき、なんとか食べていける程度でした。そしてヒシャームとは幼馴染で、急にそれまで決まっていた婚約を破棄して、勝手に私を婚約者としました。
だがそれが発表されたその夜、それを都合良く思わない者達により父は暗殺され、私は帝国へと逃げて生き延びました。しかしながら私との婚約は破棄されないまま、バラダム家に追われました。親戚を頼った私でしたが更に親戚に迷惑がかからない様に自ら奴隷になり、ミチオ様に出会いました。
値段も高く戦闘しか取り柄のない私に……冒険者のミチオ様は好条件でした。その後まさかヒシャームが帝国まで私を探しにくるとは思いませんでした。
そして結婚式で渡された手紙には……こう書いてありました。
私の浅はかな考えがロクサーヌの全てを狂わせてしまった。
せめて私が皇帝となりロクサーヌに全てを譲り、ロクサーヌの父と母を殺害した者に鉄槌を下せる様にしようと。それがお詫びになるならと
ヒシャームはすでに不治の病だったそうで、数年のうちに命が途絶えてしまう状態だったらしいです。」
「じゃあカッシームをロクサーヌに譲りたいと思ってやっていたのか?」
「私はその様なものはいりません。結果として、何も残らないし、その後もずっと政争の中で生きて行くなんて絶対嫌です。
彼の勝手な思い込みです」
「でも、第一、第二皇子がいたじゃないか?」
「はい私は初代皇帝の親戚にあたるものなので正しくは私に継承権があるそうです。結婚式の日にそう言われました」
「なるほど。だからロクサーヌの父さんは暗殺されたのかもしれないな」
「はい。その後、タダオさんが言うには君には強力な呪いがかけられているからと言われて」
「どんな?」
「はい。ヒシャームの側近のブルックが私にヒシャームが死んだ時自分も自害すると言う呪いをかけたそうです」
「ああそれはエマから聞いたよ」
「ですが私がそうされるのがわかっていたのか、タダオさんと会った日の夜、呪いをかけられた時に発動する呪文をかけたそうです。『自害』というワードを『愛する者へ攻撃する』とワード変換したそうです」
「はぁ?やっぱりタダオは敵なのか?」
「どうなんでしょうか?それを知って私も怒って殴りかかったのですが後日、一緒に森へ連れて来られた時に、それくらいで死ぬ様な奴じゃないから大丈夫と言われました」
「強力な呪いだから、無力化すると言うことはできなかったそうです。いちばんロクサーヌの攻撃を受けて平気そうな奴だから大丈夫だと思ったと……結果ご主人様を刺してしまいました、私は本当はご主人様の前にのうのうと現れることは許されないと思っていました……」
「するとタダオさんはじゃあしばらく記憶を消しておこうと言われて、気がついたら私は森に一人でナイフを一本持っているだけで座っていました」
「はぁ?タダオは何がしたかったの?」
「わかりません」
「それで?どうして精霊界にいく事になったの?」
「はい、記憶もなく、ただ森に1日いたのですが、そこに大きな銀色のオオカミが近づいてきて……」
「えっ大丈夫だったの?」
「はい。そのオオカミはブラヒム語を喋ったのです。お前はここで何をしている?と聞かれ、わからないと答えると……」
「なら立ち去れ」
「でも行くあても、どこからきたのかもわからない」
「……全てを捨ててきたのか?」
「わからない」
「……まぁいい。ついてこい」オオカミが言うと
洞窟に辿り着きました。
そこで2.3日一緒に狼と過ごすと、「お前さんはここまで色々あったんだね」と何も話していないのにオオカミはそう言いました。
「そうなんですか?」
「まぁ無理もない。だがお前さん百獣王の戦士ではないか?」
「はい」なぜか自分が使えるスキルは覚えていた。
「孤高の戦士と言うわけか」
「ココウ?」
「まぁいい。じゃあこれから逆境に負けない様に私が応援してあげるよ。ただ私も用事もあるから、その時は私と一緒に行動してくれ。頼めるか?」
「よくわかりませんが私が役に立つなら」
と答えるとオオカミは洞窟の奥へと進む。そこは行き止まりでは?と思ったが、さらに奥に続いていた。オオカミがロクサーヌを連れその奥に入っていった。
この話も書くの難しかった、、、、
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