※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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仮縫い

 

『カラドボルグ』 両手剣 オリハルコン

雷撃耐性 雷撃付与 回避率2倍 攻撃回数2倍 攻撃力3倍

 

コレがモーリスから借りた剣で

鑑定したらすごい剣だと言うのがよくわかる。

いいのだろうか?

まぁ死んでしまっては何も残らないからな。返す時があったら返すことにしよう。

 

うーんでも両手剣か……

メーアが両手剣を使っているが彼女の剣は特殊でかなり刀身がデカく力任せなところがあるからこう言った剣を使う感じではないだろう。

「じゃあベスタで」

「私ですか?いいんですか?こんな立派な剣を使わせてもらって」

金色に光っているその剣からはパチパチと光が弾けている様にも見える鞘も美しく宝石が散りばめられていた

 

だが、俺は実用性しか見ていない!!

 

「ああ、ベスタなら両手剣を片手で使えるからな」

「まぁ確かにそうなのですが……」

と困惑気味だったが

 

「大事に使わせていただきます」

とベスタは跪きそれを受け取る

 

すぐさま

セリーに剣の鞘を大盾の内側に取り付けてもらった。

ベスタが持った感じはとても両手剣には見えないが身長の問題だろう。

 

ハルバートはどちらかと言うと中距離戦で

剣は近距離戦で使う感じで使うといいだろう。

 

エマに「モーリスは俺がミチオだと言うことをわかっていたみたいだぞ」言うと

「私色々やらかしているのでバレていましたかね」

俺はこのパーティの中で最も弱そうな装備に見えるようにしているし華やかさもない。エマやベスタ、ロクサーヌの方がよっぽどリーダーに見えるだろう。

 

 

75階での戦いも終盤。合計で7回戦ったが俺たちの圧倒的な火力で次々に倒していく。

さっきの二人の地味に強いと言うのはやはり技術や戦略、知識で攻撃を受けない様に戦うと言うのはやはり俺たちには少し難しいがそれ以上の回復魔法でなんとかなっている。

だがダメージを受けないと言うのはとても大事だ。ゲームではないからいざという時に痛みで立てないと言うのでは話にならない。見習うべき事もたくさんあった。

 

 

 

ボス待機部屋までくるとセリーが説明してくれる。

ゴソゴソとアイテムボックスをみると手帳を取り出して説明してくれる

「クーラタル75階のボスはジャイアントターマイトの白蟻戦士です。今までの蟻とは違い、亜人型で2足歩行で武器も使います。大きさは3メートルほどの巨人です。体には毒の鉤爪があちこちに付いています」

 

 

「それってやばくないか?」

「強いと言われています」

「何か弱点は?」

「弱点らしい弱点はまだみつかっていません」

「ただの蟻ってことではないんだね」

 

扉が開き戦闘が始まると、俺とルティナは

「「ブレイズストーム」」で先制攻撃を仕掛けるも、流石にそれで撃沈というわけではない。

 

見た目は確かに蟻の亜人だがそれ以上にデカイと言う気持ちが先に来る

 

奴らは近づいてくると、白い棒のようなものを握っている。

その棒で攻撃するようだ

ベスタがジャイアントターマイトの強烈な一撃を盾で塞いだもののベスタの体が浮く

エマが「こいつらの攻撃は危険だ。避ける事に集中しろ!!」

と簡単に言うが巨人の攻撃どうやってかわすんだよ

3人づつに別れて囲む

メーアが巨大な剣で攻撃すると、奴はその棒でそれを防いだ。

白い棒はそんな簡単に折れたり落としたりしないようだ

 

リナは「力だけなら」

と言って距離を詰めて奴の腹部にジャンプしてアッパーのような形で攻撃すると、少しよろけるも倒れはしなかった。

「厚い外骨格に守られているのか?」と言うと

 

セリーがそれを見て「昆虫独特の外骨格があるようです!」とみんなに注意する

俺は自分にヘイトが向くとオーバーホエルミングを使って回避する

なかなか一進一退の攻防が続きなかなか攻略ができない

「足を狙え!」と怒号が飛ぶが素早い動きでなかなかそれも捉えることができない。

10分戦っても決着がつかず、俺はアイテムボックスから水筒を取り出して水分補給をする。それをセリーに渡そうとした時に手元から水筒を落とすと水をぶちまけてしまった。

「まぁ水は後からウォーターウォールでいくらでも取れるから大丈夫」とセリーに言って戦闘を続行する。

 

すると蟻はその水を踏まないようしている事に気がついた

確かに避けている

 

「ん?!」

 

俺は試しにジャイアントターマイトにウォーターウォールをぶち当ててみた。

すると、魔物は足元が滑るのかうまく立てないようだった、

すぐさま四つん這いになった

息はできているようだが口から呼吸しているのではなく、あちこちについている気門から呼吸しているようで、全身に水をかぶると息苦しそうだった。

 

だが、四つん這いになっても顎の攻撃は気をつけないと大ダメージになってしまうので不用意に近づけない

少し狂乱状態にも見えた。

 

「みんな!!奴は水をかけられるとうまく立ち上がれない。水だ!水を使え!!」

ルティナやキーカが水をジャイアントターマイトにかけると

やはりみんな同様に立ち上がれなくなった。

 

だがそれと同時に接近戦もできなくなってしまった。

みんな弓にもちかえて攻撃を始める

セリーとベスタは槍があるのでそれを使って攻撃する

 

ベスタは回り込んでハルバートで強烈な一撃を与えると

動かなくなった。

ロクサーヌも「奴は後方に視野がない回り込んで攻撃しろ!!」と指示をする

 

ジャイアントターマイトは立ちあがろうとするものの自身の粘液と水が混じると滑ってしまうようだ。

だからこの石畳だと本来の力が発揮されないようだ。彼等は元々土に巣を作るわけだから、地面が土であれば水分は吸収されて今のようにネバネバと滑ってはいないのだろう。もしかしたら更なるグリップ力を手に入れられるのかもしれない。

 

接近戦ではあの粘液に毒も混ざっているようなので近づくことは不可能で弓による遠距離と槍などの中距離からの攻撃を何度となくやっていると、何度か目の攻撃で

ジャイアントターマイトの白蟻巨人は倒れた。

 

「ふぅ」

「すごい体力だ」と感心した

 

時間と共に消滅した魔物は蟻のカード2枚と先ほど持っていた白い棒だけが残った

鑑定すると……

 

ターマイトの外骨格

と表示される

「???」

 

「セリーコレ何に使うのか?」

「いや、私もわかりません。ただ……強度が異様にあるようです。ベスタの盾が少し凹んでいます」

「ベスタの大盾ってオリハルコンだろ?」

「はい。だからオリハルコンと同程度という事になりますね」

「まだ見つかっていない素材なのかもしれないな」

「どうでしょうか。とりあえず保管しておきます」

 

76階に進んだところで俺たちはミチオ島に戻ってきた。

流石に昼は過ぎていた。リタ達が俺たちの食事の用意をして待っていてくれた。

 

「お疲れ様でした」とリタが直接俺の所に食事を持ってきてくれた

平打ちのパスタでカルボナーラになっていた。

「コレってパスタ?」

「えっコレもご存知なのですか?」

「ああ、フィットチーネだったかな?カルボナーラだろ?」

「そう言うのですね。なら今日からその名前で」

「いや、あんまりはっきり覚えているわけではないけど……味はとても美味しい」

「ありがとうございます」

 

とリタは嬉しそうに厨房に戻る

エマが「いやいや、ミチオは人たらしだな」

「人聞きが悪いな」

ロクサーヌが隣から「でも私も好きです」と俺に言ってくる。

 

ロクサーヌはホワイトシチューも好きだからな。もしかしたらカルボナーラも好きかもしれないな

 

食事が終わるといよいよドレスの仮縫いに

帝都まで出かけると言う予定だったが、

「俺たちしかいないが、他の子は?」

「はい?」

「諸侯会議の後、このメンバーで結納式をするのですよね」

 

「いや俺はみんなとするつもりだったんだけど……」

と途中で俺は言うのを躊躇った

ロクサーヌが「まずは私たちだけでしましょう。他のメンバーはまた後日に」

「そ、そうだね。何もそんなに慌てる事ないからね、ね」

 

ルティナが「えっ!!ちょっとお待ちを!!でも諸侯会議の護衛役として、何人か男装の女性騎士を連れていたらかっこいいかも!!えー誰にしようかな。えーー

ちょっと呼んできまーす」

とルティナは走って行った

ルティナの妄想が爆発しているのだろう

 

 

すぐさま呼んできた。

ジョゼとラウラとヴィクトリアとナイアラの4人を連れてきた。

「4人には諸侯会議でのミチオ様とルティナの護衛役を頼みます」と勝手にお願いしてしまう。

「えっ?」「どう言う事?」「んん?」「私でいいんですか?」

まぁいいでしょうとロクサーヌ

ベスタが手を上げている

「私も護衛役やりたいです!!」

 

「そうね。ベスタちゃんにもお願いしようかしら。

では頼みますね」

「はい。がんばります」ととても嬉しそうだった。

 

帝都にみんなで行くと、ルティナの店はさらに大きくなっていた。隣には、洋服を作るオートクチュールの店や一般人向けの洋服屋も並んでいた。

「いつのまに……」

「ミチオ様と一緒大きくしましょうね。私がたっぷり稼ぎますよ」

とルティナは偉そうに言う。

店内に入るとすでに、レティシアが待っていた。

と言うか待ち切れないでいた。

「もうみんな遅い。遅いから私3着も買っちゃった」

……そうでしたねレティシアもいるのでした。

 

店員さんと一緒に採寸が始まり、店員によってテキパキと話が進んでいく。生地やデザインをそれぞれ話していく

まぁ俺のはあっという間に終わる。おおよその決まった形があるそうだ。まぁ俺的には恥をかかないようにできればと言う感じ話を進めてもらった。

仮縫いが終わり、細かいディティールのチェックをルティナが嬉しそうに働いている。

 

俺はさすがに疲れて椅子に座ってそれを見ていた。

店員が紅茶を運んできてくれて、俺は一休みだが

女性陣はみんな嬉しそうだ。

俺の母もそうだったが、女性は服を選ぶ時は時間を忘れてしまうものなのだなぁと感心した。

 

「どうしましたか?」とロクサーヌが聞いてきて俺はハッとしてしまった。

「いやなんでもない」

ロクサーヌは俺にどっちが似合うか見せに来ていた。

まただ……俺はロクサーヌを観察する

初めての時もそうだった……

ロクサーヌの場合右手に持っているものが本命というわけではない……それは学んでいる

より多くの時間見ていた方をチョイスした

「ロクサーヌが左手で持ってる方か似合っているんじゃないか?」

「!!私もそう思っていました!!」

セーーーフ俺は心の中でガッツポーズを取る

 

無理やり連れてこられた4人は呆気に取られている。

ルティナが「4人とベスタには男装してもらいたいので採寸に来てもらいました。諸侯会議では私とミチオ様の護衛をする衛兵をお願いしますね」

と嬉しそうに言うとロクサーヌが鬼のような目になっている。

ルティナはそちらの方を向けない……

ベスタと4人は男性用の騎士の服も新調した。

 

「せっかくきたのだから、下着や私服も買っていったらどうだろう?」と俺が言ったのがいけなかった。

家に着いたのは陽がすっかり暮れていた……

 

でもみんなとても嬉しそうにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




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