※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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絶望の村

 

「えっえっえっ?」とみんな驚いている様子だった。

リナが「ご主人様が考える揃っていないピースとはなんでしょうか?」

 

「ああ、フロアボスはこんな事してなんの意味があるのか?と言う事と、あのハイコボルト達はどこから連れてこられたのか?」

 

セリーが手を挙げる

「はい、それは人族同士を戦わせたりするためではないでしょうか?自分が戦うリスクを負わずにどちらが死んでもこの迷宮又はフロアボスの力に変換されるのではないでしょうか?

仮に100人以上の村になれば、レベルの高い者が毎年2人以上亡くなれば誰もこなくても永久に力をつけていけるのかもしれません。それと、ミリアと子供達の会話を聞いてハイコボルト達は我々の住んでいる所とは全く別な所から連れてこられたのかもしれません。

それよりもフロアボスは誰なのですか?」

 

なるほどな。セリーの考察は素晴らしい。

「いやまだある……

パンはどうやって手に入れているのだろう……」

 

「そこですか?」とセリー

 

「だって麦畑はなかっただろ?俺たちみたいに魔法で作っている訳でもなさそうだし」

「確かに美味しいパンでした。あの品質をどうやったらここで作れるのでしょうか?で、誰なんですか?」

 

「魔法が使えなければ俺たちに勝ち目はないだから、魔法が使える様になるまで今まで通りみんなと接してくれ」

 

「えー、教えてはくれないのですか?リナ?リナはどうしてわかったのですか?」

「私には心眼があります。種族で歩き方や呼吸音、心拍に違いがあるんですよ。一人だけそれが違う人がいましたから。でもご主人様が言う通り、はっきりするまで今まで通りにしていたほうがいいと思います」

 

エマが「シー!誰か来た」

しばらくすると扉をノックする

開けるとジョンが立っている。夜に見るとまた一段とデカくイカついですね

「どうしましたか?」

「夜分遅くにすまない。ミチオ殿と話がしたいのだがついてきてもらえるだろうか?」

んん?こんな時間に?

俺が返事をしあぐねいているとエマとロクサーヌが

「私も行って構わないか?」

と同時に言う。

 

声がぴったりあっていたので驚いていたが、

「男同士で話たいからミチオ殿だけで……」

とジョンが言う。

危険極まりないが、行かないとなれば何も知り得ないし……

いざとなったらクロックアップで逃げてくればいいかと思い

「あっじゃあそう言うことなら」

と俺が出ようとすると

 

ロクサーヌが小声で「大丈夫ですか?」

「ああ、むしろロクサーヌ達も気をつけてくれ」

「私達ですか?」

「ああ頼んだぞ」

「はい」

 

俺は魔法のランタンを取り出す

一気にあたりは明るくなった

「そんなものを持っておるのか?すごいな」

とジョンに連れられて、何件か先の家に向かった

中は蝋燭の光はついていたものの薄暗い

 

「この家は?」と俺が聞くと、「ああ、アマンディーヌの家だ」

「んん?女性の家なのか?子供が4人いる女性だったな」

午前中にあった女性で元冒険者で30歳くらいの人だったと思う。

「ああ、そうだなまぁ入ればわかるよ」

 

玄関を過ぎてリビングに入ると

「この場所ではな女性が極端に少なく2人しかいない……男性は7人いるんだ。だから結婚はしないで、子供を作りみんなで育てているんだ」

 

「は?」

「だから理解してくれ」

とジョンが言うと奥の扉を開けた

俺は意味がわからなかったが

中は蝋燭の炎でうっすらと見える程度だった

 

中にはシーツにくるまった女性がベッドで座っていた。

「ミチオだったっけ?私の話だけでも聞いて……」と言って自分の横に来ることを勧めた

「あとは頼むわ」とジョンは俺を残し、それだけ言うと部屋を出て行った

 

「私達はここにきて8年経つ……もう外には出れないって思ってる……ここに来る人は数ヶ月に数人……みんな絶望の中で死ぬか、ここで暮らして行くことを決心するの……」

 

俺は頷くことしかできない……

「だからね私、子供を作りたいと思って……みんなに生きる希望を与えたいと思って……もう一人の女性は今妊娠しているから出産したら私と同じように……村のみんなと交わるの。私の言っている事おかしいのわかっているけど……」

 

「誰かと結婚はしていないのか?」

 

「うん。そんなことしたら、子供増えないでしょ?私の年齢もあるからあと産めて1人か2人。いろんな人との子供を産んで村のみんなに育ててもらいたいと思って」

 

「あなたもここに今日来てそんな絶望ないかもしれないけど、ここの人はみんな絶望しているの……だからあなたにも仲間に入ってもらいたいの。それでさ、あなたよりだいぶ年上だけど抱いて私に種付けして」

とアマンディーヌは俺に裸で抱きついてきた。

4人産んでいるとは思えないプロポーションだ、

 

いやいや、彼女は俺の胸の中にいるけど……

俺の矜持も準備万端だけど……

俺は彼女の頭を撫でるぐらいしかできなかった。

 

ここでみんなの慰みものになって何年も経っているのだろう。

妊娠している時以外はみんなの相手をして絶望の中の光を見出しているのだろう。

 

「私では魅力ない?」

 

「そう言うわけではない。でも最初に子を成す人は決めているからごめんね」

「うん、わかった、でもね外で見張っている人がいるから小さい声で抱き合って話をしてほしい。外の事が聞きたい」

俺も横になると

あのジョンという人がここを取り仕切っているらしい。

「こんなふうにみんなの子供を産むことになったのも彼が言い始めたけど、実際子供が生まれると今までにない感情が溢れてきて、父親が誰かなんてどうでも良くなってきて、子供と一緒に生活しているとそれだけで嬉しくなって幸せを感じている」

「でもね……でもね……わたしもう限界かも……誰かにどうにかしてほしい……」

と泣きながら俺に切々と語る

 

彼女は絶望はしていないかもしれないが、限界はきている様だった

「はっ?!ねぇあなたが連れてきた女性達は今どうしているの?!!」と急に聞いてきた

 

「借りた家で休んでいると思うけど」

「彼女達襲われるかもしれないから早く戻ってあげて」

「えっ?!」

「ここの男達はみんな飢えた男達ばかりだから」

俺は服を着ると慌てて外に出る「クロックアップ」

外にいた見張りの男は、

「なんだどうした?」とアマンディーヌに聞いてくるが

「童貞君には刺激が強過ぎたのかも?」と誤魔化してくれた。

 

慌てて帰ると、外に5人の男達がフルボッコになって積まれていた。

ロクサーヌが迎えてくれた

「あっご主人様おかえりなさい。早かったですね」

「これは?」

「私たちの家に入ろうとした不届きものです」

「死んでないよね」

「ミリアが死なない様に丁寧に倒してくれました。私がしたら勢い余って殺してしまうかもしれませんから、ミリアにやってもらってよかったです」

 

「そ、そうだね」

もちろんそのあとは

エマは「私は声我慢するとか器用なことできないからパス」と言ってしなかったが、

キーカとメーアはとてもよく寝ていたので、起こさないで

みんなと一巡して楽しんでしまった。ロクサーヌが声を我慢していて服を着たままの行為は萌えた。

 

朝ゆっくりめに起きるとみんなはすでに起きていた。

ロクサーヌの唇で起きると、村長宅に向かう

昨日の夜の事は何もなかった様にみんなに振る舞われる

 

沢山の子供達がすでに走り回って楽しそうに奇声を発している

何が楽しいのだろう。子供の時はなぜあんなに楽しかったのだろう。

こんな絶望の世界ににいても子供達は楽しそうだ。

一人の男の子がミリアに近づく

「ねぇねぇおねーちゃんさ、すごく強いんだってねぇー」

「んーなんの話?誰がそんな事言っていたの?」

「んん?大人のおじちゃん達だよ」

 

するとエマが横から入ってきて「ミリアおねーちゃんはこの中で一番強いんだよ」

「えっ?!そうなの?おねーちゃんすごーい」

「そんな事ないよぉー、エマさんそういうのやめてください!」

「ねぇ今日も川に行こうよ魚の取り方教えて!!」

「うん、そうだね、じゃあ食事が終わったらね」

「じゃあ早く行こう!!」と言って両手を子供達に引っ張られ村長宅の前に連れていかれる。

 

今日の朝ごはんはウサギ肉のソテーとじゃがいもとパン

やはりパンが出てくる

食べてみるとやはり美味しい。

 

村長さんはエムレ、婦人の名前はラレ、娘の名前はセビルというらしい

ラレは「昨日は何かあったらしいわね。朝から人族の人達が色々騒いでいたけど私達は人族のする事になるべく干渉しない様にしているの。だから何があったかは知らないけど大丈夫だった?」

「まぁ人族も色々いるし、僕にもよくわからないことはたくさんありますよ」

「あらそう。ミチオさんは面白い人だわ」

エムレは半分聴いているのか聴いていないのかわからない様子だったが……

普通にハイコボルトと会話していることに自分自身が驚いた。

 

俺のパーティはいつもはとても騒がしいのにほとんど喋らない。ESPリングは使える様だが基本村長宅では話さなかった

ラレは「みんな大人しい方ばかりね」と言うが

それにすらあまり反応しなかった。

やはりハイコボルトという事に引っかかっているのだろう。

俺は異世界から来たから信じられない事や俺の知っている常識がかけ離れているからハイコボルトにもいいやつ悪いやつがいてもなんら不思議ではないが

彼女達からしたら、どう見ても分かり合えない魔物の様だ。

この食事だって、いつ毒が入っているかわからないと疑って食べている。

俺がここに来ているからついてきているという感じだった。

 

食事が終わり外に出ると先程の子供達とジョンが立って待っていた。

子供達のお目当てはミリアで

「早く川に行って魚を捕まえに行こう!!」とミリアを誘っている。ミリアは俺の顔を見ると

「ああ。言ってきてくれるか?魔物も出るかもしれないから気をつけてな」

「はい」と嬉しそうにこたえると

ミリアも「もうそんなに引っ張らないで」と子供達に両手を引かれて一緒に出掛けてしまう

 

ジョンは「ちょっと話さないか?」

エマとロクサーヌは「昨日の今日だからついていきますけど?」とジョンに言う

俺はその間にみんなにそれぞれを指示出す。

 

ジョンもついてきて構わないと言うと

「なら付き合うよ」

と3人でジョンについていく

村を少し外れたところでジョンは悪びれもなく

「ミチオ、俺の仲間になれ」と一方的に言ってきた。

「は?ジョンお前色々おかしくないか?」

「何がだ?」

「まず俺はジョンの仲間にはならない。そして、昨日俺の仲間を襲ったことを詫びるべきだ」

 

「おまえは何を言っているのだ。ここは俺のルールでできている。だからおまえが俺の言うことを聞くのは当然だろ?

どうせここから出られないんだ。だから俺はここに国を作る。

だから国民が必要だ。なので女にはたくさん我が国民を産んでもらう必要があるこれのどこがおかしい?」

 

「色々おかしいよ。俺はおまえの国民なんかならないし、俺の女にも勝手に手を出させない。アマンディーヌも無理矢理あんなことさせられて不憫だったよ」

 

「お前だってアマンディーヌとやったのだろう?」

「いや俺は彼女と話をして慰めていただけだ」

 

「じゃあお前はいらない。女だけを差し出せ」

「彼女達は人族ではない。それにお前達の言う事を聞く必要もない」

「俺はここの王だ!!言う事を聞け!!出ないとお前には消えてもらう」

 

「……まさに井の中の蛙だな」

「はぁ?どう言う意味だ」

「可哀想なやつって事だよ」と俺が言うと

 

ジョンは激昂して俺に言う

 

「貴様!!決闘を申し込む!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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