村長宅で今日も夕飯をいただく事になった。
村長夫婦も俺たちがジョンに勝った事で旗色が変わった。
彼らだって、俺たちと敵対したいわけではない。平和的なのか強い人たちとお付き合いしたいようだ。
ジョンは一命は取り留めたものの通常なら再帰できないところまでエマが追い込んだ。
セビルとミリアが帰ってきた。
セビルとミリアは親しくなったのか笑いながら帰ってきた。
ラレは「おかえりなさい」と言うと
セビルも「ただいまー」と子供らしく元気に言う。
「ミリアちゃんと仲良くなったの?」
と聞くと「うん。一緒に川遊びした」
と一見普通の会話だ母のラレも特に気にしている様子はなかった。
時折、敬礼をしたりしてふざけているように見えた。
食事になると、いつもジョンが来ていたのに今日は来てない事にセビルは何の疑問も持っている様子はなかった。
外で決闘を俺たちとした事は知っているのであろう。
むしろ食事中にジョンのこう言うところが嫌いだったなど、
悪口すら言い始めた。
「すぐに私たちにこうしろああしろと命令するから嫌い」
あれほどジョンに懐いていたのに母のラレも少し心配になる程だ。
「ミリアおねーちゃんはそんなふうに言わないよね」と
ミリアに言うとミリアも笑顔で「そうだね」と返事している。
この話を変えようとパンについて聞いた
「このパンの小麦粉はどうしているのですか?」
「ん?」ラレは何のことを聞かれているのかわからない様子だったが
「ああ、何で小麦粉があるか?って事よね。冒険者の一人がマジックアイテムで『豊穣な石臼』と言うのを持っている人がいて、そこから永遠小麦粉を少しずつ出してくれているの。
まぁずっと休みなく出してくれているからねみんなパンは食べ放題かな」
「そんな便利なマジックアイテムがあるんですね」
「私もびっくりしたわ。でもそれまでは肉食だけだったからとても助かっている」
「今度見てみたいですね」
「ええ、ここにずっといるんだもんね。明日にでも見に行きましょう」
ミリアが「ご主人様。今日はセビルと一緒に寝てもいいですか?」と聞いてきた。
ただここで断るのは不自然だ
こいつは最後の最後まで自分で手をださないはずだ。それが誰かに見つかったら致命的だから。
つまりミリアを何らかの方法で操っていると思ったほうがいいのか?
「ああ、でもミリアは寝相悪くて今日は寝れないぞ」
とセビルに言うとみんな笑っていた
「えーそんな事ないよぉー」
ミリアを魔法がないのにどうやって操っているのだろうか……
今俺がなぜ攻撃しないかと言うと、母ラレも父エムレも戦闘になったら必ずこいつはハイコボルトの陰に隠れて俺との戦闘を避けるだろう
それは避けないといけない。
ベスタにジョンの様子はどうだったかをこそっと聞くと
「ご主人様からもらったポーションをつけたら落ち着いていました」
「暴れたりはしなかったのか?」
「はい。『俺の招いた結果だ』と悔いている様子でした。」
食事が終わると早速二人はセビルの部屋に入って行ってしまった
「うちのセビルにミリアちゃん取られちゃうわよ」とラレもジョーダンを言っているが、いや冗談ではない本当にミリアはどうしてしまったのだろうか?
夜になると、
今まで目を瞑っていたリナが「動き出しました」と俺に告げた
外を見ると真っ暗の中をミリアとセビルが家を出た
俺たちはリナを先頭に少し離れて後についていく
リナは真っ暗闇でも難なく歩いて行く
ミリア達は川の方へと向かう
川の先には滝があるがその裏には洞窟のような空洞があり子供達の遊び場になっている
俺たちは草むらに隠れて様子を伺った。
ミリアは楽しそうに「お話ってなぁに?」とセビルに聞くと
セビルは「この村って男の人が多い気がするの。だからみんな夫婦になるために男の人にいなくなってもらった方が良くない?」とミリアに言う
「うーんいなくなるってどう言う事?」
「猪とかに襲われたり、川で溺れたりすればいいんじゃない?」とセビル
「なるほどね。じゃあナイフで刺したりとかではダメなんだね」
「最初はナイフで刺してもいいんじゃないかな?その後川に投げ込めばいいだけだし」
「そっか。セビルちゃんは頭いいんだね」
「そう?でも私は力がないから、ミリアおねーちゃんに手伝ってほしいんだよね」
「私が何するの?」
「ほらミリアおねーちゃん達と一緒に来たミチオさんがいなくなれば、みんなミチオさんから解放されるじゃない?」
「うーんご主人様かぁーでも私もご主人様好きなんだけど?」
「でもここではジョンみたいにきっと嫌な奴になってしまうと思うの。いつか、『全部俺の物だ!!』って言うようになる」
「そ、そうかなぁ?」
「きっとそうよ。ミリアおねーちゃんがしないなら私がする。寝ている間なら私でもできるよね」
「わかったわかった。私がするよ」
「なら今してきて」
「えっ?今?」
「そうよ」
「……しょうがないな。じゃあちょっと待ってて」
と言ってミリアは家の方に向かった。
……もしかして今が倒すチャンスではないか?
リナが「いや、もう少し待ちましょう」
……リナがそう言うなら。
みんなと少し離れて話すと誰かがやってきた
「だれ?」持ってきた蝋燭を向けるとジョンが立っていた
「うぁっ?!」とセビルは驚いて尻餅をつく。
足を引きずり、両手を無くして顔中包帯をしているが、ジョンが立っている
「セビル…………ん……」
と呻き声に似た声でセビルに近づく
「本当にあなたは使えないわね。もうあなたはいらない。私には最強のミリアが手に入ったから」
枯れるような声で「そんなこと言わないで……セビル」
と懇願するようにジョンが言うが、「死に損ないが……」
とセビルが言うとセビルはナイフでジョンの首を切った
もちろん首が落ちるほどではないが、ジョンを死に至らしめるのには十分であった
「あっ……何で……」
「もう要らないから私の栄養分になってくれた方が助かる」と冷たく言うと
セビルは足でジョンの死体を滝壺に落とした。
またしばらくするとミリアが帰ってきた。
手に何かを持っている
「ミリアおねーちゃん!!」
ミリアは低い声で
「ほら持ってきたよ。ミチオさんの首。体は森に捨ててきたから今頃猪にでも食われているんじゃないかな?!」
「ミリアおねーちゃんありがとう。これでこの村も平和になるね」
「うん。平和になったね」
俺たちは茂みで様子を伺っていたが
確かに生首のようなものを持っているが何を持っているのだろう?
ロクサーヌが隣に居たはずだったが
なぜか飛び出してしまったようだ。
「ミリア許さん!!大事なミチオ様に何てことしてくれたの?!」とジャッジと戦った時以来の全身の毛が逆立っている。
いやいや、ロクサーヌさん?えっ?隣に俺居たじゃん。何で怒ってるの?
ミリアも「えっ?」と言う顔になっている。
「ロクサーヌさん?」とミリアが言う暇もなくロクサーヌが飛びかかってきた。
ミリアは縮地を使ってそれを避けたが追撃してくる。
「わっわっわっ」と息をつかせぬ攻撃でミリアは何かを言う暇もない
ロクサーヌの攻撃を避けるのがやっとだ
ロクサーヌはセビルを見ると「さっきから聞いていれば!!お前もだ!!」
と躊躇なくセビルの方へ向かう
セビルは転がってそれを避けるが腕に怪我をした。追撃しそうになった時にミリアがそれを庇って刀を抜いてパリィした
「ミリア!!許さん!!」とロクサーヌは相変わらず怒ってる
「いやいやロクサーヌさんちょっと待ってください」
その間にセビルは村の方に逃げ出す。
「何を待つんだ?私の大事なご主人様に何てことしてくれたんだ?」
「これはゴッコ遊びです。」
「はあ?何を言ってる……ミリアさっきミチオ様の首を持っていただろ?!!」
「あれは……木彫りで髪の毛は川に生えていた草です」
「へ?」ロクサーヌはその首を見る
暗くてよく見えなかったが近くで見たら確かに人の首ではない。
「それよりもセビルを追いかけます」
ミリアはセビルを追いかけて行った
俺たちも後からロクサーヌを追いかけて「ロクサーヌ!!」と俺が呼ぶと
「ご無事でしたか」と俺に言うと
「は?だってさっきまで俺の隣にずっと居ただろ?」とロクサーヌに諭すと
「すみません早合点してしまいました。ミチオ様の計画を台無しにしてしまったかもしれません」
と平謝りする。
「てっきり本当にミリアがご主人様を手にかけてしまったのかと思ってしまって正気でいられませんでした」
エマはロクサーヌの行動に最初意味がわからなかったがロクサーヌの言葉で意味がわかったようだ。
「えっ?どう言うこと?もしかして本当にミリアにミチオが殺されたと思って飛び出したの?隣に居たのに?マジウケる!!はははははっひーお腹痛い。ロクサーヌかわいい」
と馬鹿にするがロクサーヌは返す言葉がない……
「ごめんなさい」
と顔を真っ赤にして正座して謝っている。
「まぁ起きてしまった事は仕方がない。追いかけよう。このままではミリアも危ない」
セビルは村に到着すると大きな声で「助けてー!!!」と助けを呼んだ。夜だがみんな外に出て来た。
母のラレは娘の声を聞いて慌てて出て来た
娘の腕から血が出ているのを見て
「これはどうしたの?」
追いかけてきたミリアが遅れて到着すると
「ミリアがやったの?」とラレ
ラレは持ってきた剣を抜くと
ミリアは「違う。違う。、ちょっと手違いがあって……」
ラレは血相を変えて襲いかかる。
またもミリアは縮地を使ってそれを避けバックアタックのスキルを使って後ろに回るが攻撃せずに
「話を聞いて!!」とミリアは懇願する
聞く耳を持たずにラレは攻撃してくる。流石に強い。
パリィしてもミリアの軽い体重では吹き飛ばされてしまう。
セビルは何も口にせず、この流れでもいいかと思い。
「痛い痛い」とだけ言っている
するとさっき自分が首を切って殺したはずのジョンが
「大丈夫です。かすり傷ですから」と松葉杖と両手首なく包帯だらけでもセビルの介抱に来た。
それに一番驚いたのはセビル本人だ。
「えっ!ええええっ!、!!」
やばい……さっき殺す前の会話を今ここで言われたら終わってしまう。バレてしまう……
ジョンはしっかりとセビルを抱きしめてしまう。
このまま圧死させられてしまうかと勘違いするほど抱きしめられているので、
何か、何か考えないと……と冷や汗が止まらなかった
ジョンは怯えて汗をかいているのかと勘違いしていた。
遅れてきたロクサーヌとミチオ達
みんなが集まっている状況だ
ラレはミリアに攻撃しているがミリアは防戦一方で攻撃はしていない。ミリアは防戦苦手なのに。
するとロクサーヌが大声で「セビルに攻撃したのは私!!」とみんなに言う。
ラレはミリアの相手をやめてロクサーヌの方に向かってくる
俺は仕方ない、ここで言うしか無くなった。
「みんな聞いてくれ!!ここのフロアボスはセビル、君だ!!」と指を示した。一度これやってみたかったんだよなぁと心の中で思ったのはだれにもつたえていない。
みんなはどよめく
「そんなわけないだろ?!」と大声で言うものもいれば、
「まさか?」と全く同意できないと言う顔をしているもの
全員が俺の話に同意できないようだった
「でも聞いてくれ、みんながこの世界に来た時セビルは何歳だった?」
「お前バカかよ!!セビルは10歳だろ?」
「8年前に来た時も今も10歳だろ?」と俺が言うと
「そうだよ。それのどこがおかしいんだよ」
みんな自分で言っていても、全くそこに問題はないように言う。催眠術のように全く疑問を持っていない。
人族の者に指を指す
「お前ここに来てどれくらいだ?」
「ここに来て5年だ」
「じゃあお前はここに来てから5歳歳をとったと言う事だろ?」
「当たり前だろ?」
「じゃあなぜセビルは歳を取らない?」
「おまえ、そんなの決まっているからだろ……ってえっ?」
「ラレ!自分の子供を産んだ瞬間や、ここにくるまでにセビルの思い出はあるか?」
「…………ない。だってそれは記憶喪失だから」
「でもその前の記憶はあるんだろ?セビルの記憶だけがないんじゃないか?」
「……わからない……」
「みんな、あんな人に騙されないで……グスングスン……私は昔から一緒だったでしょ?」と泣き始めた。
泣き落としか……
仕方ない……
俺はラレと交換したネックレスを取り出す。
「えっあれは?何でお母さんあれをミチオが持っているの?」
「えっ?!いや、あの……」
と口篭っている間に
アイテムボックスを開く
「このネックレスをアイテムボックスに入れると……」
と手を離しアイテムボックスに入れようとすると
セビルはジョンを押し退けて俺の方に向かってくる
「あの女、欲に目が眩んだか!!」と罵声を放つ
だがその前にアイテムボックスにネックレスが入ると
魔法が一気に使えるようになった。
「ディスペルマジック」
勢い余って俺の目の前に来たセビルに俺は魔法を解除する魔法を使うとセビルの本当の姿が現れる。
それはコボルトゲイネナールよりも少し大きい姿の魔物が現れた。
一瞬の事でみんなは動揺している。状況を把握できない者、記憶操作されている者、そして今まで洗脳されていたものが一気に解放された。
逃げ惑う者もいれば、そのままうずくまってしまう者、理解できない者もいる
ラレは「セビルをどこにやった?!」
と聞いてくる。
ベスタがシールドバッシュでセビルをはじきとばすと
ラレは俺がセビルをどこかに消し去ってしまったとしか考えられなくなっているようだ。
「ミチオ!!セビルは?セビルはどこにやったの?返してくれればもう怒らないから」と懇願するように言う。
「ラレ!、残念だけど最初からセビルは居ないんだよ。もう思い出しただろ?」
「あああああああああっーーーーーーーー」
と絶叫すると頭を抱えてそのままうずくまってしまった
そりゃそうなる。だからみんなの前でセビルの正体を晒さないようにと思っていたが考えていた一番いけないパターンになってしまったが、彼らと俺が戦う必要はない。
「貴様!!俺の偉大な計画が!!」
「魔法が使えたらセビルお前は敵じゃないよ。自分で戦うことをしなかったのは、直接戦闘は弱いのだろ?」
「俺は強い!!」と言って突進してくるも
ルティナが「ブレイズボール」を唱えると腕が吹き飛んだ
「痛い、痛い!!」
「やっと出番が来た」とルティナも喜んでいる。
ミリアは今起こっていることが理解できていない。
何でセビルがコボルトゲネナールに変わってしまったのかまだ理解できていない……
俺はデュランダルを装備すると
「クロックアップ」
一気に接近して一撃入れると、続き様にロクサーヌ、エマ、リナ、キーカ、ベスタ、アナイシャと次々に攻撃を入れる。
最後に俺がもう一回攻撃を入れると、セビルは絶命した。
理解できた者、まだ理解できない者、記憶が混濁している者、整理できていない者それぞれだ。
ミリアは「アーンご主人様!!」
と抱きついてくる。
ミリアに事情聞くと、
セビルに川で何かをされたのはわかったけど忍者も上忍になると精神攻撃は効かないスキルで洗脳は受けなかったもののミリアは『悪の組織ゴッコ』をしたいのかと思ってセビルのそれに付き合っていたようだ。
滝でジョンに変装してさっき会いに行ったもののナイフで攻撃されたから身代わりの術で丸太に
あんなに小さい子供でナイフ持っている事と攻撃の鋭さに感心し、この階に住んでると言う事は大変なんだなとおもいつつ
しっかりと悪の組織のリーダーとしてセビルが演じていると思っていたのかミリアはその戦闘員の振りをしていればいいのかと思っていたらしい。
そしたら急にロクサーヌが突然出てきて「怒ってる?」と思った瞬間襲ってきたので「なになになに?」と思っていたら
本当にセビルが魔物になっちゃったから最初は俺がセビルを魔物に変身させたのかと思ったようだった
「えっ?」
エマは二人の勘違いに「腹がよじれるほど面白い」
と爆笑している。
セリーはミリアの頭を撫でてセリーに聞く
「じゃあセビルという女の子は最初からいなかったんだよね」と確認すると
「そうだね」
「ならよかった。女の子は死んでいないんだよね」
「うん」と言ってセリーはミリアの頭を何度も撫でた
俺が「誰かいなくね?」
えっ?
「メーアは?」
エマが答える
「あいつなら寝てるよ」
メーアは全く起きないまま戦闘が終わり、解決してしまったことも、フロアボスが誰だったのかもわからず終わってしまった。
次の日なんとなく村長の家にみんなが集まった。
昨日のうちにベスタがジョンの怪我をリジェネレーションをかけたのですでに全開になっている。
全ての記憶が元に戻り、朝になるとみんな落ち着きを取り戻している。
俺たちがすぐに81階に行かなかったのも、俺たちが81階に行ってしまったらこの人たちは強制的に元の世界に戻ってしまうためだ。心の整理は必要だろう。
ラレもエムレも謝ってきた
「本当に申し訳ない。今は記憶の整理もついた。私たちは元々夫婦でもなかった。無理やりここに転移させられて夫婦役をするように洗脳されていただけだったけど、戻ってすぐにはいさようならとは行かないようだから戻っても夫婦になることにしたよ」
「戻るっていっても地上じゃないだろ?」
「ああ。俺たちのところにも迷宮はあるんだ、俺たちの迷宮の入り口に戻るんだろう。それと俺たちはハイコボルトという種族ではなく、本当は『アアシマール』という種族だ。そちらの世界に行くとハイコボルトと認識されて、魔物扱いだろ?
悪い奴がそっちの世界に行って悪名高くなっているのだろう」
「アアシマール?じゃあコボルトの親戚ではないのか?」
「ああ、全く違う系譜だ。私たちは君たちと同じ言葉を使うし、文化的な生活もしている。そして、オスとメスの区別もはっきりしていないんだけど、パートナーがいないと子供を増やせないのでパートナーを探すのが難しい」
「えっ?どういう事?」
「どっちも妊娠できるしどっちの生殖器もついてるという事」
「両性具有?」
「ああ、そういうことになる」
「これ、返すわ」とラレはネックレスを差し出した。
「俺の事が嫌いじゃないんだったら持っててくれ。またどこかで会うかもしれないからな」
「そう?わかったわ。大事にする。じゃあこれもらって」
と差し出されたのは『豊穣の石臼』だった。用意してくれていたのだろう。まぁせっかくだからもらっておこう。セリーがアイテムボックスに入れてくれた。
ジョンが今までのことを謝ってきてくれた。
「洗脳されていた事だしジョンに責任はないよ」とエマ
「ただし次やるときはきっちりあの世に送ってやるからな」
と念を押す。
何でそんなにジョンに強気なのかと思ったら後日セバスをバカにされたと思ったからだそうだ
ブルガ王国の2人も帰ったらモーリスの所に戻るそうだ。
セリーが「そろそろ行きましょう。流石に急がないとやばいですよ。だって帝国の諸侯会議の挨拶は今日ですよ」
「えっ今日?」
「はい。エルクシールを献上するなら今日です」
「明日じゃないのか?」
ロクサーヌが
「ロージーさんに今日中に来いよって言ってましたよ」
「俺は明日からだから今日中に来いよって言ったつもりだったんだが……やばい……」
エマが「今日は何日だ?」
セリーが答える「今日は秋の89日です」
「なら今日だな」
「ごめん、みんな急用ができた……急いで帰らないといけないみたいだ」
「そう見たいね」とラレ
ロクサーヌが言う「でも出口は?」
「えっ?」
「出口?そう、出口どこ?」
「えっーとナビゲーション!!」とスキルを発動させると
村長の家の中にあるようだ。
「はぁ?ずっと近くにあったの?」
「いや開いてはいなかったと思うが……」
村長宅の鏡が出口のようだ
「じゃあみんなまたね。もしまぁ行く所なかったらマロルの教会イサキオスを頼ってくれ」
完全にイサキオスに丸投げにしてやった
メーアが聞いてくる「ところでフロアボスは誰だったんだ?なぁ教えろよぉ〜」
俺たちは80階から出て81階へと向かうことにした。
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今回のお話、結末を3回変えてしまったため遅くなりました。
うーん小説って難しい
毎週月曜日、金曜日の22時頃に更新してます。
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