※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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諸侯会議初日

 

ガイウスは皆の前で発表する「クワガ王国と帝国は蜜月な関係であり、軍事面においても経済においても強力な同盟を約束した。今後の会議でその内容は決まると思うがそれを念頭に置いて話を進めてほしい。

そして、クワガ王国が魔王討伐の主要国となるのもぜひ覚えてほしい。我々ができるのは戦費の算出と兵士の出兵を約束せねばならない。東方帝国会議においては朕も参加し最大限に協力する事を約束する」

 

と言っていたが同盟ってそんな話ロッジでのあの口約束だけだったよな……?

まぁそのつもりだったから問題はないが……

 

ガイウスは「ではまた後ほど会議で会おう!」というと拍手喝采であった。

俺達も階段を降りる

 

エステル男爵がニコニコして俺を見ている。

ゲッ……エステル男爵……

「ミチオ殿!!先ほどクーラタル80階層を踏破したと聞きましたが誠ですか?」

「ああ、昨日……」迷宮については、黙っていたからなんともバツが悪い

「いやさすがですな。ワシはそうなるんじゃないかとずっと思っていたわい。このままいけば90階層を超えて初代皇帝の記録を塗り替えられますかな?」

「いや、しばらくは魔王の事でいっぱいいっぱいになるでしょうから」

とやんわりそれ以上の詮索を牽制した。

 

隣には帝国開放会副会長のブルーノ伯爵もいる

「ミチオ殿息災で何より」

と言ってくるが俺にはもっと気になることがあった。

それは三人の女の子を連れているからだ……

12歳くらいに見えますけど?ハーフリングかとおもうぐらいだが、鑑定すると人族のようだ。

俺がチラチラ見ているのに気がついたのか

「あっこれは私の妻達で……」

 

『達』?そういえばこの髭面バーコードハゲはロリコンだったな。

でもこんなやつでも帝国解放会の副会長だもんなぁ

やはり、この国の上流階級は色々バグって変態が列挙しているな……

 

エステルの妻は狼人族の妻を娶っているようでエステルよりも身長があり、巨乳である。

果てこの二人はどんな変態なのか勘ぐりたくもなる。

いや絶対こいつらも何かクセのある二人だからなんかあるな……ただ聞けないが……

 

続いて、ハルツ公爵ブロッケンが挨拶をしてきた。

もちろんブロッケンを見るやルティナの眼光は鋭くなった

ルティナは「少し離れても良いですか?」と俺に聞くと

「ああ、」と返事すると

カシアに声をかけて二人で離れてしまった……

ブロッケンもお手上げの状態で首を振るだけだった

 

「家ではハルツ様の悪口を言ったりすることはないのですが……」

「そうか……だがだいぶ嫌われているようだ。

仕方ないが……しばらくは二人にしておこう」とハルツ

 

「それよりも建国おめでとうございます。わがハルツ領主として賛辞を送りたい。」

ゴスラーも「おめでとうございます」と賛辞をいただいた。

「ついこないだまで我々の依頼をこなしてくれたりしていたものが一足飛びで国王まで上り詰めるとは、本当に驚きました」

と老齢のゴスラーには展開が早すぎてついていけないと言う感じにも聞こえた。

 

「ところでミチオ殿、あの先日いただいたプリンというのはこの会場で食べられるものだろうか?」と俺に聞いてきたので

ベスタに顔をやると

「はい、宮殿内の産直販売品店で購入できます」とベスタが嬉しそうに答えた

「なんだそれ?」と言うと、レティシアが

「はい。我々の領土からは、特産品として、プリン、高級下着、魔道コンロなどを出品しております」とレティシアが横で話してくれた。

「そうであったか。では後で購入に行かせよう」とブロッケンが言う。

 

 

立食での昼食を取ると

レティシアとルティナ、エマが揃って俺の前にたった

「そろそろ始まりますのでご移動を」

と促されたので、会場を後に大きな会議室に移動となった。

そこには諸侯たちとその側近が各テーブルに領地毎に名前が書かれているのでそちらに座る。

会議場はすり鉢状になっていた

テーブルにはいくつもの何も書かれていないテーブルがある

 

壇上に先ほどの大臣らしき人が立ち

本国と近隣諸国の動静について大臣が話し始める。

壇上の袖にはガイウスが座る

 

「夏の初め頃にハルツ公爵によるセルマー伯爵領の無血開城が行われました。セルマー伯爵は領内の迷宮探索をおろそかにして、地域の魔物徘徊、出現にも全く手付かずでいたため、ハルツ公爵によって接収されたと聞き及んでいます。又、この地での領地の取り決めでは3領はエルフの自治区と制定されており、帝国協定により我々人族が勝手に口を挟んではいけない規定となっております。エルフの長の判断もあったようです。ハルツ公爵間違いはないでしょうか?」

と大臣が読み上げながらハルツ公爵に確認を取る。

 

ハルツ公爵は「間違いない」と返事した。

大臣はさらに読み上げる。

 

「そして、夏の終わりにマロル領の領主で罪人のレオールが、ミチオ殿によって討伐されました。以前から何かと問題があった土地ですが、その後のブルガ王国からの侵略戦もミチオ殿が完勝して名実共にマロル領主に皇帝陛下より任命されました。

ブルガ王国の戦後保証金により帝国内の資源や金で潤うことになり今後も引き続きブルガ王国から送られてくる予定です。

ナバ平原での戦いの詳細については西方帝国会議にてご説明ください。ミチオ殿ここまで間違い無いでしょうか?」

と俺に急に振られたので、

俺の声は上擦ってしまい「ま!間違い無い」

メチャクチャ恥ずかしい

 

「ミチオ殿事実の確認だけですので、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」と優しく言われると周りから少し笑われてしまう。

 

「その後、ラーゲル領民に懇願され皇帝陛下の許可を得てラーゲル領を無血開城その後領内の豪商の不正を暴き、領民を救ったとされています。その後元ラーゲル領主は過疎地に抑留されたと記載されていますがミチオ殿こちらは?」

「はいそれも間違いない」今度は冷静に言えた

 

「ここから、小領地であるラッセル、リベメールを討伐による接収を行ったと言うことでしたがこちらは?」

 

「はい間違いありません。我々はルーデルク迷宮の攻略をするにあたり、それに至るまでの物資の略奪をラッセル、リベメールの2人の領主にされて仕方なくそれを撃退捕縛したものです。その後皇帝陛下より小領地3領を拝領いたしました。」

と、俺が答えた。

 

「はい」大臣もそれを理解しての返事だろう。

 

「その後帝国内では、クーデターが起こりました。発揮人は皇帝陛下の御息女ジゼル様と当初言われておりましたが、実際はガルフォード将軍によるクーデターでした。ジゼル様は幽閉されていただけと言うことでした。

ジゼル様を救出したのはミチオ殿間違いないでしょうか?」

 

皇帝陛下のガイウスが俺が答える前に「その通りだ」と

答えた。

 

「ガルフォード将軍と7人の諸侯アルフレール男爵、エバナーニュ子爵、ベルノ男爵、オワセル男爵、サンソム男爵、グルヴィルン男爵、モントルロ男爵

をクーデターを起こした8名とし、死刑となりましたのでその地の家は叙爵し直轄地としました。現行では騎士爵の者が拝命して赴いており、徴税官共に在中しております。そして、ジゼル様は責任を取る形で流刑罪となり現時点で行方知れずです」

ガイウスが「うむ、残念ではあるがその通りだ」

と短く答える。

 

「それと同時期に、ミチオ殿がカッシーム領ステーラで、すべての奴隷解放し多くのものをマロル領に連れてきたと記されておりますが……」

 

「はっはっはっ!!これが傑作だ!奴隷商人の胴元を倒しちまったんだからな。これは考えも及ばなかった」とガイウスは一人楽しそうに笑っていた

いやいや、いくら娘の行方を知っているからって残念と言った後すぐに笑うか?全くガイウスは空気が読めないやつだ……

 

「失礼。ミチオ殿」とガイウスが謝る

 

「無理やりではなく、行き先がないと言うことでしたので本人の意思で連れてきました。」

「又同時期にノーケルリンク王国のクーデターが起こり、これもイエリソスの戦いでミチオ殿がガリバルト将軍を討ちランベルト王を助けたと記されているのですが……」

 

なんだか申し訳ない気持ちになってきて

「はいそれも私が……読み上げた内容で間違いありません」

「他国に勝手に兵士を連れて行くのは国際問題に発展する可能性がありますので、勝手な軍事行動は謹んでください。

ですがこの件に関してはノーケルリンフ王国ランベルト王から感謝状を送られてきており、帝国に礼品を送られてきております」

 

貴族の一人が「同時期にとあるが実際にはどれくらいで3つの事件を解決したのか?」と質問された。

 

俺は恐る恐る答えるが「正確ではありませんが4日程です」

「4日?」と会場内がざわめく……

 

大臣は会場内のざわつきを止めると引き続き話し始める

 

「クーデターのその日カッシームから宣戦布告を我が帝国は受けました。その3日後、非公式でありますがカッシーム領内でカッシーム第3皇子ヒシャームが何者かによって暗殺されるという事件が起こりました。こちらについては?」

 

「えーっとそれは……」

エマが急に立ち上がり「それは私たちではありません」

と勝手に答えてしまう。

 

 

「そうでしたか。何より魔法を使う骸骨、リッチが首謀者と言われているそうです。同日、魔王の顕現と、第一皇子も魔王によって殺害されたようなので、何か因果関係があるのかも知れません。世継ぎは第二皇子のアスランになりそうです」

 

レイン伯爵から「ではなぜイリジューム公国で行われたノボルチェスクでの戦いにはミチオ殿は参加されていなかったのか?」

 

俺が答えられないところを見てレティシアが代わりに答える

「4日で帝国とノーケルリンフ王国のクーデター解決とステーラ解放をやってのけたのです無傷な訳がありません。多大な傷を負って死の淵を彷徨っていたのです。それを……失礼ではありませんか?」

 

大臣が「そこまでレイン伯爵も存じ上げなかったのでしょう。確かに寝込んでいるのを私たちも聞き及んでおります」

 

レイン伯爵はノボルチェスクでの戦いでたくさんの自前の騎士や兵士を失っているのでやはり良い気分はしないだろう。

だがエマは小声で「自分のところの騎士が手柄を焦って勝手に突出しただけだろ?」と俺の横で言う。

そんな事絶対言わないで!!と心の中で叫んだ

 

レイン伯爵は続けて

「今答えていただいたレティシアさんは元はブルガ王国領、領主の娘と聞き及んでいるが信用にたる者なのか」

 

それには俺が答える

「レティシアは確かにブルガ王国所属の領主の娘であるが、マロルの住人の中3万人は元ブルガ人で、その中には信用できない奴も紛れ込んでいると思うが、数日後には帝国人ではなくなるので何も問題ないであろうし、レティシアは大事な私の仲間で信用している。又レティシアも私のことを信用してくれていると思っている。

部下が他領で勝手に軍事行動を行って誘拐や殺人をしても知らぬ存ぜぬで押し通すようなことは私はしませんので」

 

「ぐぬぬぬっ!!貴様!!何を言っている!!私は伯爵だぞ!!」

 

「レイン伯爵!!」とガイウスが言うとレイン伯爵はとても悔しそうにすわるしかなかった。

 

 

ドブロー男爵も質問する

「我々に敵意はないのだが、その後教皇が顕現されて、いろんなことが一気にあってなんだか都合が良すぎる気がするのだが

……」

 

エマがテーブルを『バン!!』と叩きつけて立ち上がる。

「この2件のクーデターはカッシームの陰謀であってその証拠と確証を我々は持っている!!そしてカッシームの皇子によって戦場を回った我々の仲間が勝手に売られてステーラに無理やり連れて行かれたのがステーラの解放の目的であってそれ以上もそれ以下もない。

アデリナ教皇様はそれ以前から兆候があり安全上秘匿扱いだっただけの事で我々の国の教皇様にあまり失礼な事を言わないでいただきたい」

ドブロー男爵は黙っていたがエマの剣幕にけおされた。 

 

大臣はエマがすごい剣幕で話しているのに全く気にする事なく

話を続ける

「先ほど出てきましたノボルチェスクの戦いでは魔王軍とわが帝国との戦いでは我が帝国は1万の兵隊がやられ死体の回収すらできておりません。尚現在でも魔王軍がノボルチェスクを居城とし、何十万ものコボルトを集めていると聞いていますがそれは後ほど東方帝国会議にて今後の作戦を話し合いたいと思いますのでそちらで」

 

「以上の事が本年起こりました。これを踏まえた上で会議に臨んでいただきたいと思います」

大臣によって様々な会議の予定をここで発表された。

 

1時間後に西方帝国会議が行なわれるようで俺たちはまた1時間後ここに来る必要があるようだ

会議での作戦を立てる必要があるのはよくわかった

まさか会議でここまで口撃を受けるとは正直思っていなかった……

 

エマが「やはり私達が狙われておりますね。まぁ一丁やったりますか!!」

 

 

 




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