※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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魔王ユウヤ戦

 

イリナは突撃する前に巨大で武装しているエルクの背に乗りみんなを激励する。

「貴様らはここで魔王軍と戦うために来た!!

この一戦は勝つとか負けるとかの話ではない。

我々人類が残るか残らないかの話だ。だから勝つしかない!

国に残して来た親、友人、大切な人、全てがかかっている!!

泥を啜ってでも前進しろ!奴らを倒せ!!」

「「オー!オー!!」」

 

アレクシアも自分が連れて来た騎士団を鼓舞する

「貴公ら、我々の最終決戦である!!我々はあのような劣等民族に鉄槌を下す!!汚物は土に返す!死ぬ気でたたかえ!!」

とアレクシアが雄叫びを上げるとみんなも同じく雄叫びを上げた。

 

エステルが角笛を吹くとそれは始まった。

「ブオオオオオオオオオオオオォォォォーーー」

イリナが号令をかける

「進め!!突撃だ!!」

イリナを先頭に突撃をかけていく

アレクシアもそれに続いて突撃をかける

 

ミチオ達は別動で魔王に直接攻撃を仕掛けるという作戦で、我々だけで大地の割れ目とやらをなんとかしないといけない。

遅れて、鬼人族とゴーレムが続く。ロージーは特別性の大型浮遊ゴーレムを使っている。エミリーは両手に盾と先日使ったバンカーバスターを装着していた。

 

 

先頭のイリナはすでに接敵している。

エルクの上に立ちソニックブームで進行方向の敵をことごとく切断していく。

 

流石にまっすぐは進まず斜め斜めに移動しながら突撃の最大効果を活かしてコボルト達を削りながら大地の割れ目とやらに進んでいく。

「遅れをとるな!!」とイリナは鼓舞しながら突撃を繰り返していく。

巨大なエルクの角がコボルト達を弾き飛ばしていく

 

アレクシアもそれに負けずに同様の作戦でジグザグと斜めに突撃をしてコボルトを削って行った。

そして後方の鬼人族たちは正面から残敵を駆逐していく。

イリナもアレクシアも初めて見る鬼人族のポテンシャルに驚いている。

全身タトゥーの彼ら彼女らには凄みがあった

「こっちは獲物がたくさんで良かった。慌てなくて済む」

と昨日の戦いと比べるとやりがいはあるようだった

 

イリナは突撃を続けている。

ひときわ大きい個体を見つけて「あいつはゲネラールだ!!怯むな!!」というとそのままゲネナールに突撃する。

ゲネラールはその巨大エルクの突撃を角を持ってとらえた。

止まった瞬間イリナは背中に立ってそのままゲネナールの片目に斬りつけた。

ゲネラールがたまらず目を抑えてエルクを離すとエルクはそのまま前足でゲネラールを弾き飛ばした。

息絶えていないゲネナールにガイウスが

「ここは俺が!!」

ガイウスは心の中で「ここは俺が!!・・・この言葉言ってみたかったんだよなぁ・・・」

と思いながら隣を走っていたカルロスに馬の手綱を渡すと、ゲネナールの胸に剣が突き刺さるように馬から飛び降りた。

「グオオオオオ!!!」

ゲネラールは息絶えたがガイウスは他のコボルトにすぐに囲まれてしまうが、後ろから追って来たマキシムの手を取るとそのまま引き寄せるようにマキシムの後ろに座らせてもらった

「なんであなたがあんな無茶しているんですか?」とどやされたが、

「すまんちょっと若返って興奮してしまった」

だがガイウスは思った以上に昔の感覚を取り戻していた。飛び降りて、そしてまたカルロスに引き上げてもらうのにこんなに身体が軽いのかと自分自身が驚いた。

 

ガイウスはすぐにまた自分の馬に乗りイリナと共に突撃をかけていく。その高揚感は何事にも変えられない。

「クゥー!!」

 

イリナが大地の割れ目を発見した。そこからとめどもなくコボルトが湧き出てくるように見えた。

「あそこだ!!」

だが避け目の前にはゲネラールよりもさらに大きいコボルトがいる。

「ケーニッヒか?!」

ケーニッヒは大きい体に鎧を着て、髭と髪を貯えている

イリナは無数のコボルトを踏み潰し、かき分けてケーニッヒへと近づく

イリナはエルクの上からケーニッヒを射程に捉えると

ソニックブームを出してケーニッヒを襲う

「もらった!!」

ケーニッヒは横に居たコボルトナイトを盾にしてその攻撃を避けた。

「ナニ?!味方を盾に?!」

座っていたケーニッヒは立ち上がりニヤッと笑うとその傷ついたナイトをイリナに向かって投げて来た。

イリナはそれを避けられず落馬してしまう。

ガチャンガチャンと鎧の金属音を立てながら転げても、イリナはすぐさま立ち上がり周りのコボルトを断ち切った。

「かかってこい!!」

次々にコボルトはイリナを囲むが、今度はガイウスがイリナに手を差し出す。イリナはその手を引きよせ、ふわっとガイウスの後に飛び乗った。

「助かった」

「でもあいつを倒さないと先には進めないようだな」とガイウスは手綱を握りながら大声でイリナに話す。

「全くだ!!」

二人は一旦離脱して移動しながら、突撃の隊列を組む

 

すかさずアレクシアがケーニッヒに気がつき攻撃を仕掛けるがやはり弾き飛ばされて落馬した。

アレクシアもすぐにコボルト達に囲まれるが

後ろにいたマルティナが駆け寄るが、コボルトがマルティナに飛びかかりそれを払うので精一杯だった。

 

更に後に居た副長が

「アレクシア様!!」

と言ってアレクシアの手を取りなんとか拾えた。

今までの突撃がここで止まってしまったようだった。

副長は(これで次の団長はおれだ!!!)と心で叫んでいた。

 

 

 

遠くからその姿を見ていた俺に

「気になるか?行ってもいいぞ」と魔王は言う。

それはケーニッヒに足止めを喰らって突撃がうまくいかずにいるのを遠くからでも視認できるからだ。

 

「いや、信じているから大丈夫だ」

「ワーウルフ達があっという間にやられるとは……お前達みんな強いんだな」

すでに魔王とナジュドだけになってしまっている。

「まぁ、少ない方がこちらとしてもやりやすい」と俺が返すと

魔王は「ドラグロア!」と叫び、空中に大きな積層型魔法陣を描きだし

 

空中からロケットランチャーのように次々とバーンボール級の火球を打ち出し始めた。百数十発それが打ち込まれると事態は一変していた

 

俺の旅団はかなりのダメージを受けているようだった。

俺たちはベスタが守ってくれた。

迷宮での戦いでベスタの後ろに居るのが常だった俺たちパーティはほとんどダメージを受けず、ベスタにも大したダメージではないようだった。

これまでは前衛でメーアがいつも受けてくれていたが

今回はシャンタルが先ほどの光の盾で受け止めてくれた。

 

だが、旅団のみんなの防御方法は盾で受け止める密集陣形しかない。

ワーウルフを倒すため分散していたので、防御しきれていなかった。

「みんなは退却しろ」と俺が言うと、

 

魔王はその言葉を聞いて

「そりゃ攻撃しないわけにいかないだろ?」と魔王は追従の魔法をかけようとしていたので、エマとロクサーヌで、両脇にダメージを入れると、魔法陣が消えた。

「邪魔をするな」

と魔王は言うが

「そりゃ邪魔しないわけないだろ?」とエマ

 

もう1匹のナジュドには俺とベスタ、ミリア、ルティナで当たる

 

ロクサーヌはヴァンティスを憑依させると更にスピードが上がった。「ビーストストレングス、ビーストスピード、プレデター、アニマルビガー」と次々にスキルを発動させた

「フェンリル!!」とロクサーヌが言うと魔王の背中に回り込み足に噛み付いた。

「ヴェルニナック」と魔王は唱えると皮膚に外骨格が現れて防御力攻撃力が上がった。

 

ロクサーヌが魔王に剣戟と蹴りを入れるも全てそれをパリィして避けた。

「この俺のパワーについて来れるとは……お前只者ではないな。やはりお前をいただく」

 

「妬けるね。この戦闘中に愛の告白か?」とエマが煽るそして、

エマは「明鏡止水……」と言うとふわふわと体を揺らして魔王の間合いに入っていく。

「舐めるな」と魔王が蹴りを入れるもまるで蝶のようにその蹴りを交わし更に間合いを詰めて

「紫電一閃」と言うと魔王の脇腹から出血する。

 

 

ナジュドは俺の前に対峙すると、

「こんなチンケな奴が凄いのか?」と俺を指差して笑う。

確かに俺の装備は目立たないように一番派手さもなく、初級冒険者ぽい出立ちだ。

 

なぜかそれに対してベスタが怒る

「貴様!!万死に値する!!」

「言わせておけ」

俺はデュランダルを構える。

「一丁前に剣を使うのか?」とさらに煽ってくる。

(オーバードライブ)

デュランダルで、ワータイガーの腕を捉えるとそれを切り落とした。

腕がボトっと落ちているのに見ると

「…………ん?……はぁ?イッテェー」

と痛がったがワータイガーだったが

「でも大丈夫」と言ってすぐまた腕が生えて来た。

ミリアは「すごいぃ腕生えて来た!!」

 

「そんな攻撃効かねえよ!!」と嬉しそうに言うと

ベスタはアイスジャベリンを出すと同じ所を切り落とした。

「お前!!今の聞いてなかったのか?って痛えーんだからよ。

でも……」

とナジュドは腕を見ると腕は凍っている……これでは再生ができない。

「はぁ?お前何してくれるんだ」と言ったところで反対の腕も切り落とした。

ルティナは魔法で足元を凍らせて動けなくしている。

超再生があるナジュドは完全に油断をしていた。

背後からミリアが首を足で挟んで肩車の状態で乗って

「水遁の術!」と言って、ワータイガーの口から肺から全てに水を送りこんだ。

もうワータイガーも息ができない。

腕もないのでどうしようもない。なまじ体力があるので死ぬまでに時間がかかり苦しむ時間が長い

ワータイガーの目がひっくり返るとそのまま息絶えて、元の姿のナジュドに戻った。

「ああごめんね。首切っても復活するらしいから苦しいけどこれしかないかなって思って」

とミリアは死んだナジュドに謝った。

 

 

 

連合軍のイリナの後から追って来たのは、先頭にはロージーのゴーレムだったが、浮遊しているゴーレムで肩の部分が大きく展開するとそこから左右合わせて4本の腕が現れるとそこには2メートル近くある大剣をそれぞれ持っている。

ゆっくり空中に浮かんでいるが腕の動きは細かくスピーディーに動き次々にコボルト首と胴を切り離して前進している。

ただでさえ大きいゴーレムなのにケーニッヒはさらに大きかった。

ロージーは「何あのでかいの?」

「ロージー!!そいつを倒せるか?牽制するだけでもいい」とイリナは大きい声で言う

「ああ、任せろ!!」

 

ロージーはケーニッヒが振り下ろす大剣を2本の剣でうけると

もう2本の腕でケーニッヒの体を刺しながら、メインの大きな腕で振りかぶって

「ぱーーーーーんち!!」とパンチをするとケーニッヒ、の体は吹き飛び大地の割れ目に落っこちた。

「お前許さんぞ!!」とケーニッヒは死んではおらず立ちあがろうとした。

そこにエミリーのゴーレムがロージーの肩を土台にジャンプして大地の割れ目に飛び込みそのままバンカーバスターの杭でケーニッヒの頭を突きさしながら

「割れ目を崩す!!」と言って

たくさんいるコボルトをものともせずに内側からバンカーバスターを使って割れ目を崩していく。

エミリーが盾を一振りすれば何匹ものコボルトが潰れていった。そして次々と割れ目の内壁を崩してゆきついには割れ目がなくなった

イリナは「エミリー早く出てこい!!」と大声で言うが

割れ目からは反応なく

エミリーがそこから出てくることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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