※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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謁見

 

セリーの話には驚いたが、遠距離攻撃の有用性を考えたらそれが生まれてもなにもおかしくはない。

また、セリーが考えなくてもいずれやってきた日本人がそれを作るのも容易に考えられる。

だからこそ、今後現れる敵が使ってくる可能性を考えると対遠距離用の防御魔法または魔法の道具を考えておかないといけない。

 

「なにを難しい顔しているのですか?」

とロクサーヌが風呂で俺の隣で話しかける。

「そうですよ。こんな美少女達に囲まれてるのにあさってなこと考えて!!」とルティナが俺の目の前に来てタワワな桃が二つ目の前で揺れる。

 

「今日は貴方がご主人様を振り回したのでしょ?」とルティナに言うと

「違いますよ暴れるご主人様をなだめるのが大変だったのですよ」

とロクサーヌはそんなこと言われてもさっぱり意味がわからないが、ロクサーヌはルティナに言い返した。

 

「ご主人様がそんな事するわけないでしょう」

「本当ですよーねー」とルティナは俺に抱きついてふざけ笑うように言う。

「ご主人様、ルティナをあまり甘やかさないように」

ミリアが寄ってきて「ご主人様なにしてるの?」と俺とルティナのやりとりを見て「私もご主人様好きー!!」と言って俺に抱きつく。

俺は慌てて湯舟に溺れかかる。

 

溺れかかったがルティナとミリアはロクサーヌに剥がされると

「ふー」なんとか落ち着いた。

レティシアがミチオ達が魔王戦をしている間にブルガ王国の侵攻があった事は聞いていたが、詳しく聞いたのはまさかの風呂の中だった。

ヴィラントのおかげで圧勝だった事を聞くと逆になぜミチオ様が不在だったのを知っていたのか?などの疑問も残ります。もしかしたら諸侯会議にはスパイが紛れ込んでいるのかもしれない。

 

「一度調べてもらいますか?」とレティシアが言うと

「それには私も賛成だ。」と横からエマも入ってきた。

「迷宮であったフィリップのボンボンじゃ無理かもしれないがモーリスなら何かわかるかもしれないしな」

「そうだな。でもどうやって?」

と俺が聞くと、

ミリアが「はいはいはい!!」と手を上げている「ミリアが調べてくる!!」

えーそんな難しい事をミリアが調べてくる?うーん……

 

エマはミリアの扱いも慣れているので、

「じゃあ1人だと連絡係が必要だからバルハも一緒に連れて行って面倒みてくれるか?」と言うと

「しょうがないなぁー」とミリアは少し誇らしげに言っている。

「じゃあ、早速」とエマが言うと

「えっ?今から?」とミリア……

「聞いていたか?」エマが言うとバルハがどこからともなく現れて「はい。ミリアさんよろしくお願いします」と言われて

「しょうがないなぁー」と嬉しそうだった。

「じゃあ行くよ!!ご主人様すぐ戻るからねー」と露天風呂から指笛を吹くとキューちゃんが空から現れジャンプすると

「えっミリア裸!!」と俺が言うとキューちゃんの背中で宙返りするといつもの戦闘服に着替える。

「ほらバルハも!」とマジックウェブを指先から出しバルハをとらえるとまさかの無理やり連れていかれる……

 

エマも「後から連絡するから」とバルハを見送った

「ええっ?ええっ?」

 

バルハが連れていかれるのを見送って

俺はゆっくりと風呂に浸かるが

「明日こそゆっくりできるな……」と漏らすと

エマが「明日は謁見ですよ」と俺に言ってきた。

「謁見って?」

「だって王様になったんだから、近くの貴族やら町長やら商人国内外からたくさんの人と会う予定ですよ」

「はぁ?聞いてないが……」

「当然あるでしょう?魔王を倒した国王がどんな奴かみんな観に来るでしょう?特にミチオは若いからどれくらい御せる奴か見聞しにきますよ」

「御せる?」

「ええ。どれくらい操れる奴かこちらの言い分が通るかを見に来るのです」

「感じ悪いな」

「もちろんあからさまではないですが、皆そう言う気持ちです。50万都市を作った国王の器を見に来るのでしょう」

レティシアが「ミチオ様をあんまり脅さないでください。大丈夫です。黙って座っていればいいだけです。陳情については私が聞きますので」

「そうか助かるよ」と胸を撫で下ろす。

 

次の日。

朝ロクサーヌの口づけで目が覚める。

「おはようございます」

と声をかけられると、「ああおはよう」

まわりを見るとすごいことになっていた。

昨日の夜も精力爆発して沢山の女性とまぐわってしまいベッドの上は女性がひしめき合って寝ているがしっかり隣のポジションをとっているのはロクサーヌらしい。

 

俺が起きるとロクサーヌがみんなを起こす。

俺の周りには女性の裸体が並ぶが昼間になってみんなを見ると少し恥ずかしい……夜は相変わらず暗くしているのでエロさが増しているが昼間の明るい日差しの前で見ると、何度見てもこの女性達みんなとまぐわってしまっているんだよなと思うと自分の節操の無さに呆れると共に、暴れん坊具合が恥ずかしくなる。夜には何か興奮させる何かがあるのかもしれない。

と人のせいにしてみたりした。

 

「謁見式はすぐに始まりますので用意をしましょう」とロクサーヌが言うと

ルティナが作ってくれた服を着て

マロルに城はないので謁見式はレティシアの普段執務で使っている建物を使った。

これはこれで立派で政治の場としては充分であった

 

俺はその玉座に座ると俺の横にはロクサーヌとエマ

前には左右二人ジョゼとラウラ

後ろにはベスタが立っている。脇にはセリー、リナ、メーア、アナイシャ、ルティナが控えて立っている。

 

レティシアは進行役で一番先頭に立って仕切っている

レティシアに言われてベスタはドラゴンの姿になった。

それと先日魔王戦で得た50億ナールの金塊を巨大なテーブルに広げておいた。

そんなことしたらまた回収するのが大変なのに。

なんでこんなわざとらしいことをするのかをエマに聞いたら、

「そんなの簡単です舐められないようにです」

「これで?舐められないのか?」

 

「国民にはとてもわかりやすく説明しないとわからないのです。いくらミチオの強力な魔力があっても、見えませんし、いくら強者でも、見た目はそれほど強そうには見えません。見た目強そうな奴が沢山きますから見ておいてください」

 

「それにしたって成金ぽくないか?」

とレティシアは反論した

「私達が発行している紙幣はこの『金』でいつでも換金できることを見せつけた方が良いのです。そこまでしてやっと紙幣は価値の担保になりますし、お金の賄賂には応じませんと言う意思表示です」

 

「じゃあベスタになぜわざわざドラゴンになってもらったんだ?」

「かつて国王がドラゴンを従えたことのある王国は私が知りうる限りありません。つまりどんな力にも屈しない現れです」

 

真ん中の道を作るかのように両脇には文官の美しい女性が立っている。

「この子達は?」

「はい。もちろん美しい女を使ってハニートラップは使えないと言う現れです」

 

謁見が始まると長い列になっていた。入ってくると、レティシアが名前と所属を読み上げてくれる。

どの貴族も謁見の間に入ってくるとまず巨大なドラゴンに驚く。そしてその横には大量の金塊に目が入るが

ミチオの周りを固める優秀な人材が守っており、美しい女性達が何十人と言う数で道を作っている。

 

貴族が来てもそれは驚くばかりだった。内容は国王就任の祝辞と商売のやり取りのお願い。同盟のお願い。援助のお願いがほとんどだった。レティシアからなにも答えないでいいと言われているので、レティシアが後ほど事務レベルでお話を伺いたいということで話のほとんどは終わってしまう。

もう1時間もそんな事していたら飽きてしまうのは必然で眠くなってしまう。

そんな中1人男が入ってきた。

「私の名前はフーシンユーです。私を雇ってもらいたいと思ってやってまいりました。雇用もされていると聞いたのですが間違いないでしょうか?」

「それでしたら私が後で……」とレティシアが言うのを制止して、「話を聞きたい」と言うと

「はい」

「見た目はこの辺の人ではないようだし名前の雰囲気も違うようだが、どちらの出身でなぜうちに仕官したいのかを聞きたい」

「私の出身はカッシームよりもさらにずっと東でマオリハリと言う所の出身になります。ずっと旅をしていたのですが、この地を見て驚きました。50万人の人々、新しい道具、ここは未来に溢れています。なのでここで働けたらと思って仕官を希望しました」

アナイシャに聞いたらアナイシャのいたハイカジャスタンよりもはるか東の町で間違いないようだ。

「50万人の食糧はどうしているのでしょうか?」

「ほう。まず君の意見が聞きたい」

「まずは農業改革が必要です。そして不作のことを考えて輸入路も考えておくべきです」

「たとえば?」

「海に面しているので大型の船を使ってアデルなどと貿易する必要があります。そして陸路で言えば帝都までの道の改修、そして、物流のアルフレール領との貿易とアルフレール領までの道を整備する必要があります。そしてそこからハイランドやエルフの国と貿易を行い食料を確保すべきです」

と誇らしげに話す。

レティシアが「もういいでしょう」と止めた。

「いや、彼は凄いよ」と俺が絶賛すると

より会心の笑みを浮かべる。

「なんの情報もなくそこに辿り着けるのだから、彼の分析力凄いのではないか?」とレティシアに聞くと

「まぁ、確かに……」

 

「そうでしょう。そうでしょう」と嬉しそうに言う。

ロクサーヌは冷静に、「あなたの言っていることはすでに始まっており、今月末にはすべて動き出すと思われます。船も今月中にはこのマロルにも届くことでしょう」

「えっ?」

「開墾用ゴーレム、農作業用のゴーレムを開発済みですので24時間休む事なく開墾事業に入ります。すでにアルフレール領との契約も終わり港を使わせてもらう予定になっているので心配には及びません」

とここまでロクサーヌがはっきり言うので

フーは「それは凄いです。すでにもう手配済みでしたか。流石です。ますます仕官したいと思います」

 

「レティシア、文官はいくらでも必要ではないのか?彼も雇ってやってくれよ」

「かしこまりました……」

 

 

次の人が入ってくると

またしばらく挨拶が始まる。

でもつまらなそうな顔をしてはいけないと思いつつ次から次へとやってくる。

ちょっと気になる貴族がいた。

1人でやってきて「アルフレールの隣のビルント領領主のビルントマクガイヤーと言うものです。」と1人がたいの大きな男が入ってきた。見た感じとても貴族には思えないほど粗雑で荒々しい感じであったが見た目で判断してはいけない。

「わが領地は貧しい土地ではあるが食料の輸出はできるので是非寄港地として使って欲しい」と陳情してきた

 

なるほど

それにしては戦士の体つきだが迷宮とかに入っているのだろうか?

後ろの方でメーアがエマに話しかけている。

エマがメーアの肩を叩くと

「貴公はそれを陳情する為にここまで?」

「もちろんミチオ様への祝辞の為でもあります。一度お会いしておいた方がいいかと思いまして」

 

エマが間に入って話し始める。

「いつまでマロルに滞在予定か?」

「何か問題でも?」

「いや、いい返事をすぐにできたらと思ってな」

「そうでしたか?でも明日には帰る予定です」

「わかった」とエマが急に座っている俺の前に立って話し始めているので驚いた。

「下がって良い」とエマが言うとマクガイヤーは一礼すると口元をニヤッと笑ったように見えたがそのまま退出した。

エマは退出後すぐに俺にマクガイヤーについて話し始めた。

 

メーアが言うには奴はマクガイヤーではなく、ランドルだと言うことだった。

「あーごめんランドルって誰だっけ?」

「メーアの仇の1人で、シモンはともかく、ハインツ、バスクをミチオが倒したから奴が最後の1人です」

「それがなんで挨拶に来たんだ?」

「2人を倒したのはすでにランドルも知っているはずです。だからどんな奴かを見に来たのではないでしょうか?」

 

「わざわざそれのためにか?」

「最初はどこまで思っていたのかわかりませんがビルント領にはいくつかの島があります。もしかしたらそこに海賊のねぐらがあるのかもしれません」

「えっ?じゃあ本物のビルント領主と入れ替わっているのか?」

「ビルント領主はもともと社交的ではないうえほとんどの貴族が面識がないのではないでしょうか?」

そうか、この世界には写真がないからな。結構な時間が経っていればわからなくなるかもしれないな。

なんだ言ってくれれば鑑定で真意を確かめられていたのにな。

 

「じゃあ呼び戻してくれ」

「大丈夫ですか?」

「寄港地にしてくれると言っているんだからそれを呑めばいいだけだろ?」

「悟られないようにお願いします。それと彼に近づかないように」

「ああ」

すぐさま彼は戻ってきた。

「ちょっと誤解していたよ。寄港地として寄らせてもらいたいのだが早くても冬の60日以降になってしまうのだが問題ないか?」と俺が言うと。

少し驚いたようで「はいお待ちしております。我々の土地では契約を交わすときに酒を酌み交わすと言うのがあるのですがどうですか?」と懐から酒を出すと

「申し訳ないまだ公務中でまだまだ沢山の人と会わなくてはいけないためそれはまた今度にしてくれないか?」

「そうでしたか。それは申し訳ない。では早速それを本国に知らさないといけないので」

と退場する。

メーアが小声で「あの野郎」

会話の途中で鑑定した結果

ランドル 42才 男 騎士52

と出ていた。

「騎士?」

「ああ騎士と出ていたぞ。何か抜け道があるんだろうな」

ルティナに謁見を代わってもらった。ルティナには俺の股間だけではなく全身姿を変えることができるためだ。

 

 

 

俺は裏でガイウスにESPで聞いてみよう

(ガイウス様)

(うぁっびっくりした。ミチオか?どうした)

(ああちょっと聞きたいのですが、今謁見をしていたらビルント領主マクガイヤーと言う奴が来たのだがちょっとおかしい)

(そう言うのはマキシムかカルロスに聞いてくれ。今ちょっと忙しい)

と一方的に切られた。

マキシムに聞くと(ビルント領主が?)

(ああ)

(確かに息子にマクガイヤーと言うのがいたと思うがずっと引き篭もりだったはずだ。そんなガタイが良くなるわけがない。入れ替わっているのかもしれないな)

(こちらで捕まえてしまおうかと思ったが、帝国の貴族の名前を名乗っているのでそう言うわけにはいかなかった」

(そうだな。ミチオ殿もわかってきたな。ビルント領にはスセを送って確かめたいちょっと待ってくれ。)

(ではうちではセレを送っておくので情報を共有したい)

(わかった)

エマにはセレを送って証拠を掴むことにしようと話した。

それにしてもメーアがよくあそこで飛び掛からなかった事を褒めてやろう。

「奴を捕まえるとなると厄介だな」とエマ。

「そうなのか?」

「昨日ミリアをブルガ王国に送っただろ?」

「ああそうだったな」

「旅団の中で捕まえる能力が一番高いのはミリアだぞ?!あとは勢い余って殺してしまうか、腕を落としてしまうか、そんな余裕を持って奴は捕まえられない。バスクの時も汚い手を使ってきたんだろ?あいつもやりかねない」

確かに毒針を見抜いたのはミリアだった。

 

「そうだな。でもエマより先にメーアの方が気がつくとは驚いた」

「手配書は髭と髪がもっと長かったからわからなかった。メーアは奴の目を見てわかったそうだ」

「向こうもわかっているのかもしれないな」

「ああ。全て仕組まれているとも考えられる。他の2人の仇の為にわざと来て自分の領地に誘っているのかもしれないな」

「その可能性もあるな」

 

メーア「あいつだけは私にやらせてくれ」

「後で話を聞いてもいいか?」

「わかった」

 

そんなことを真剣にみんなと話しているうちに謁見が終わったようだ。「はやっ!!」

ルティナは行列にして次から次に挨拶をしたようだった。

「まぁ頷くだけで問題なかったから」とあっけらかんと言うが

「この子達は?」と四人の女の子が立っている。

「この子達は親が置いていってメイドに使ってくれって」

とあっさりルティナが答えた。

「えっ簡単に娘やりすぎだろ。猫の子あげるんじゃないぞ?」

ルティナは耳元で俺に言う

「彼女たちを見て」

綺麗な服を着ているが少し痩せているように見える。

「彼女達を食べさせていけないのよ。だから口減しだから気にしなくていいわよご飯あげればいいだけだから」

「そんな理由?!」

「もしかしたら国王の子供を孕んだら一攫千金だろ?」とルティナさん悪人の顔してますよ。

「彼女達も折込ずみだから問題ないよ。まずはいっぱい食わしてやればいいだけだから」

男根使いすぎて男前か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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次回は来週の金曜日を予定しております。1回お休みです。


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