※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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祖国を守る戦闘開始

 

シャンタルは朝眩しさで起きた。目を開けると太陽の光と外の青空がまるで自分が生まれ変わったかのように身体は軽く胸のつかえが取れているような気すらした。

 

ミチオに頼るという事でここまで自分が抱えて来た重積が楽になっているのを実感した。昨日の宮殿でのミチオ達の言動は決して自分だけではできなかっただろう。

 

身も心もミチオ様に委ねてしまった事を考えると今まで自分で選んだ相手とつながったのは初めてではないか?と考えた。

思い返せば、今までの自分は

生殖活動も子を成すためであってまさかこんなに自分が乱れてしまうとは思っていなかった。娘のご主人様なのに……

顔を赤らめてしまう。

こんな年増でも頼っていいものだろうか……とシャンタルは考える。

「ねぇミチオ……さ……ま?」と振り返ると

ミチオは何人もの女性が絡まってまるで肉布団の中で寝ているようだった。

ロクサーヌ、ルティナなど見知った彼らのパーティメンバーだったが自分が意識を失ってからは彼女達がミチオ達の相手をしてくれていたのだろう。

嫉妬するべきか感謝するべきかわからなかったが、

『そ、そうだよね』という気持ちにさせられた。

歳は倍近く違うし元々は娘のご主人様。私じゃ釣り合いは取れないよねと思うしかなかった……

 

「ほらみんな起きて!!」とシャンタルが大声で言うとロクサーヌは何も言う前にミチオの唇にキスをするとやっとミチオが起きる。毎日こうやって起こされているのだろう。

「んんんっ……もう朝か……」と言うのと同時ぐらいにルティナとミリアがミチオの大きくなった矜持を舐め始める。

当然大きくなっているが、朝からこんなに大きくなるものだろうか?と疑問を持ったが見てていいのか、目を逸らす方がいいのか悩んだ……

 

「シャンタル」とミチオが声をかけて手を伸ばしている。

「えっ?」

「昨日はありがとう。いろんなことを悩んでいたんだね。俺もできる限り応援させてもらうよ」というと

シャンタルは「……」黙ってその手を取ると、キュンキュンとシャンタルの子宮は刺激されその秘所からは蜜がすぐに溢れてしまう。(これはみんな沼る訳だ……)とへんに納得してしまうのだった。

 

 

その後朝の情事が終了して朝食をとっていると

「シャンタル様、大変申し訳ありません。カッシームとの戦闘が始まったようです。すでに第一の砦は落ちてしまったようです」

「そんなに早く?」

「はい。カッシームに寝返った国軍の同胞が手引きして大した戦闘もなく敵の手に落ちました。」

「敵の数とムシュリカは何をしているの?」

「はい敵の数は四千でしたが国軍の1/3はすでに寝返っています」

「全く地に落ちたな……飛べない竜人族では仕方ないか」

「すでに第二砦にムシュリカ様がおります」

「よし。ミチオ様ご支援お願いしてもよろしいでしょうか?」

「ああ」

エマも「今更カッシームに怖気付くわけにもいかないしな」

ロクサーヌは「奴らの後ろにも更なる増援があるかもしれないので早急に片付けましょう!」

 

町の一部は既に大混乱となっていた。20年以上戦闘がなかった町はカッシームの兵隊によって略奪行為を受けている。

あちらこちらで悲鳴が聞こえる。町民は第二砦に殺到しているが当然それをすぐさま受け入れられるほどの大きさはなかった。

 

ムシュリカは兵隊を使ってムシュリカの宮殿に匿うように指示してなるべく多くの国民を助けるために奔走していた。

「早く宮殿に避難するんだ!!」と声を出してみんなを誘導していたが町は略奪されてカッシームの進軍は遅く第二砦にはまだ到着していないようだった。

 

ルベリオ国民みんなもこうやって他国がなんの躊躇もなく襲ってくることを知った。今まで襲ってこなかったのに突然襲って来た理由は……?と思いつくのには時間がかからない。

カッシームに人質として送られていたシャンタルの事をみんなが思い出す。

「彼女がカッシームから逃げて来たからではないか?だから私たちは襲われたのではないか?あいつを差し出せば見逃してくれるのではないか?」

と自分勝手事を言い出す人までいる。

ムシュリカはそれを聞いて愕然とした……

 

自分の平和なため、自分の財産、命のためなら人はどうなってもいい昨日までの自分を見て驚いている。全く当事者意識がない。

 

「自分の家族を守るため、それを自分たちで守ろうという気持ちはないのか?」

「あんた代表だろ?今までそれで贅沢をしていたんだからお前が戦えばいい!!俺たちは逃げる」

 

現場は更に混乱している。

逃げると言っても馬車いっぱいに荷物を詰めて第二砦の門一杯で通ることができず開きっぱなしなってしまう。

「早く閉めてくれ。これじゃすぐにカッシームの奴らがくる」

「その馬車を退けろ」

「これは俺の財産だ捨てるわけにはいかない!!」

と門で人が通れなくなってしまう。

「早くこの馬車を退けろ」と罵声が飛び交う

 

ムシュリカは「その馬車を退けろ!人の命が最優先だ。お前の財産は全て没収する」

「はぁ?お前にどんな権利があってそんな事言ってるんだ?」

ムシュリカは兵隊にその馬車を退けるように命令すると兵隊がその馬車を横転させて門の前のバリケードとした。

「俺の財産をなんてことしやがる!!後で弁償してもらうからな」

「こいつを門を破壊させようとした罪で国家反逆罪で捕まえろ」とムシュリカが言うと「はぁ?どう言う事だ?」

「お前は我が国民に逃げられないようにするためにわざとあのようなものを置いたのだから逮捕だ」

と言うと兵隊がやつを捕まえ縄で縛る

「お前何考えているんだ?」

「大丈夫死ぬ時はみんな一緒だから」とムシュリカが言うと

散々文句言っていた奴な顔が青ざめると大人しくなった

 

第二砦を抜けて国外に脱出しようとしている人が絶えない。

「そんな奴らはほっとけばいい」

「さぁ手に槍を取り我々と共に戦うものはいないのか?」

と声をかけるもみんなそそくさと砦を通りすぎるだけだった。

ムシュリカの落胆は隠せない。

 

そんな時にベスタが変身したドラゴンとシャンタルが変身したドラゴン、そして竜騎兵団が第二砦に到着した。

 

ベスタドラゴンにはみんな乗って来ているミリアは遅れてキューちゃんの背中に乗ってやって来た。

ベスタドラゴンは他の誰よりも大きく聡明であった。

みんなはベスタドラゴンを見て驚く

竜人族は我々の守護神が助けに来てくれたのかと喜んだ

 

シャンタルは元の姿に戻ると、みんなが罵声を浴びせる。

「お前が帰って来たから襲われたんだろ?おまえが責任をとれ!!」そんな風にシャンタルが言われているのを見て俺は正直かわいそうに感じた。

シャンタルは誰よりも竜人族同士での戦いに躊躇していた。誰も失わない方法を……

ルベリオのみんなに他にも散々な罵声を浴びせられるがシャンタルは冷静であった。

 

「なら貴様が人質になればいいと剣を向けその者を指す。私はみんなが平和に過ごすために人質となったが誤りだと思った。たかだか数年の平和のためにしかならない。

なぜなら根本の原因を無くさないと意味がないからだ。

 

そしてその根本が今目の前に迫って来ている

今更人質なんて出しても遅い。

文句があるがなにもしないなら今ここで死ねばいい。みんなが自分で決めることだ。

あの時、抗うことを私はしなかった。だが今回私は私の為に抗うことに決めた。あなた達は関係ない。私は代表でもなければもう族長でもない。あなた達に指図されるいわれは無くなった。

 

私は竜人族の誇りを持って奴らと徹底的に戦う。

逃げたい奴は逃げればいい。国を捨てたやつと言われるかもしれない。家族仲間を捨てた奴と言われるかもしれない。

誇りや自尊心を代償にずっと逃げていればいい。

私は止めない。以前私はそれをしたからだ。

 

私はもうごめんだ。自分の家族を守る、誇りを守る」

 

と言うと辺りはシーンとなった。

 

俺が拍手すると次第にみんなが拍手に変わっていった。

腕に自信のある男達は槍を持ちこの砦を守る決意をした。

 

「さぁ次はお前が口上をいう番だ。お前が代表だカッシームの奴らにガツンと言ってやれ!」

と俺が言うと「えっ?えっ?」とムシュリカは言うが

俺は魔法をかける

「ヴォーカル オルタレーション」音量を10倍にして敵に聞こえるようにした。

「さぁムシュリカ、カッシームの奴らにガツンと言ってやれ」

 

「えっ?はぁ?私ですか?」

「私はルデリオ代表のムシュリカだ!

貴国は勝手にルデリオに侵入し、略奪をしている。即刻やめて、賠償をしていただきたい……」

 

この声にカッシームの軍も「なんだなんだ?」と反応している。

敵軍が笑っているのが聞こえる

「あいつ馬鹿か?今更何言ってんだよ!!お前らは俺たちに飼われているんだろ?育てた家畜を狩って何が悪いんだ」と言って横に抱いていた女の服を破くと裸にされてしまった。

「ハハハハハハハハハハっ何もできないんだろ?」

と嘲笑う。

 

ムシュリカはその姿を見て

何かが吹っ切れた

「おい!そこのバカ!!」と指を刺す

「お前達に宣言する。私が最後の1人になってもお前達を全員ぶっ殺してやる!!これはカッシームへの宣戦布告だ!!」

と大声で罵った。そこで魔法を止める。

 

「よし、よく言った!」と俺がムシュリカに言うと興奮気味だったが

「あーとんでもないことを言ってしまった」と小声で反省している。

「大丈夫。もう宣戦布告していようがいまいが同じだから」

と俺が言うと町に溢れていた兵隊がこっちに向かってくる。

 

「ミチオ殿あいつらは倒していい奴らだな?」

とメーアが確認してくる。

「ああそうだな」

「まだでしゃばらないように」とセリーが釘を刺す。

「もうちょっと待ってくれ」と言って俺とルティナが前に出る

第二砦に敵軍が殺到してくる。俺たちは十分引きつけて

セリーの合図で攻撃を始める。

ロクサーヌ、エマ、アナイシャ、ミリアの4人も弓を持ち

一斉に射撃を始める。

俺とルティナはマジックミサイルで連続攻撃をする為に光の矢を空中に浮かせる

セリーは弓を引くと沢山の光の矢がセリーに集まって来た。

セリーは「サウザンドショット!」と今まで見たことない攻撃を見せた。

たくさんの光の矢が出て弓を引くとセリーに弓が集まって放つと一緒に光の矢も飛んでいく

 

俺も負けてられない

「マジックミサイル、マジックミサイル、マジックミサイル」と何度も唱える。

一斉に降り注ぐ矢に彼らは見たことのない攻撃に唖然としていたが、それがまさか雨のように降って来るとは思ってはいなかったのだろう。次々に正確に串刺しになっていく。

 

それを目の前で見せられた敵兵は急にストップして転進を始める。

「えっえっ?!逃げられちゃうよ」とメーアは心配そうに言った

 

 

するとセリーが一本の棒を出す長さはロクサーヌよりも少し長いくらいだろうか?リナの武器?

セリーが棒のボタンを押すと、一つの棒からハンドルのように棒がたくさん出てくる。

「強襲用のハシゴです」「なんで今ハシゴ?」とリナが聞くと

セリーは「これをベスタかアナイシャに持ってもらってとんでもらえば一気に輸送できますし、空中から自由に飛びをりてください」

ルティナが「でもこれって飛べるようになる魔法でいいんじゃない?」と鋭いご意見

 

するとセリーは俺の方をチラチラ見て「飛ぶ魔法が苦手な人が居るから」と白い目で見てるが俺は「お前もだろ?」と心の中で何回も言った。

 

エマは「でもこれも楽しそうじゃん?今回はこれで行っみよう!」いや俺には絶対に無理。

 

「俺はアナイシャの背中に……」

ロクサーヌもこちらに来たそうな顔をしていたが、

「二人なったら遅くなるから……」と言ってエマに引っ張られる

「よし言ってくれ」とベスタに言うとベスタが飛び立つとすごいスピードでハシゴに掴まって行く

「これめちゃくちゃはえぇー」とエマが驚きと興奮が伝わってくる、シャンタルとミリアもそれに続くがミリアと一緒にセリーも乗り込む。

俺はアナイシャのジャイアントバードの背中に乗って追いかける。その後続を竜騎士団が追う

 

先頭のベスタ達はすぐに敵の本陣近く第一砦まで到達した。

最初にメーアが飛び降りるとそのまま砦にパイルバンカーを喰らわすと第一砦は大きな音と共に突然崩れてカッシーム軍も右往左往するとエマ、ロクサーヌ、リナ、キーカ、ルティナ最後にベスタが変身を解いて

瓦礫の上で仁王立ちすると、

「ここは竜人族の地この地を荒らす者には帰ってもらおう!!」とベスタが珍しく興奮気味だった。

 

 

 

 




いつも読んでいただきありがとうございます
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