※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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要塞ルベリオ

 

ガン!!ガン!!とベスタの盾に何かが当たっている音は聞こえるし、ベスタは時折転がってよけるようなモーションをとっている。

薄暗い中の戦いでよくベスタは動いている。

 

ベスタは目は良いもののスピードタイプではなくパワータイプでベスタがヘイトを集めて、エマ、ロクサーヌが攻撃するパターンだったので今回は一人で全てをしなくてはいけない

「さっきの威勢はどうした?」とルビードラゴンも煽ってきた

ルビードラゴンの長く太い尻尾がベスタを捉える

ベスタは大盾でそれを防ぐもそのまま弾き飛ばされ壁に激突する

 

「ベスタ!!」俺が大きな声で呼ぶと

砂埃と共に盾で防御しているベスタが壁に激突しめりこんでいた。

「お前!!何したのかわかっているのか!!!」とベスタが雄叫びを上げると一瞬みんながビクッとするがルビードラゴンは

「はっはっは、まだ元気いっぱいだな」と笑う。

「この純白の鎧私のお気に入りなのに!!お前はゆるさない!!」とオリハルコンハルバートの刃先を向けてこれまで見せた事ないベスタの怒りを見た。

えっそこ?とは思ったが、ベスタはロクサーヌと同様に自分持っている装備、剣をとても大事にしている。

 

ベスタが反撃に転じるも、ルビードラゴンは素早い動きでそれを避けていく

「オラ!どうした?反撃するんじゃなかったのか?」と煽りながらルビードラゴンは攻撃を仕掛けてくる。

ベスタはそれほどダメージを受けている風ではなかったがジリジリと攻撃を受けているのは間違っていない。

シャンタルが「もっと魔法のシールドも使え!!」とアドバイスを入れるとシャンタルに先日から教えてもらっていたシールドのやり方と運用方法を思い出す。すると少しづつルビードラゴンの攻撃が光のシールドに阻まれ入らなくなってきた

「小癪な」とルビードラゴンは声を漏らす

要塞の称号を得てベスタは確実に強くはなっている。

 

「オオオオオオッー!」と急にベスタは地面にオリハルコンハルバートを突き刺すとカラドボルグの剣を抜いた。

見学していた1頭のドラゴンが「ほほぉカラドボルグを持っていたか……なら……」

ベスタが剣を構えると

なぜハルバートを地面に突き刺したのか俺にはわからなかったが剣のほうが遥かに軽く素早く攻撃ができるからか?

 

確かにベスタの動きは良くなった

だがまだルビードラゴンを捉えきれていない。

 

が、この突き刺したハルバートにルビードラゴンがガン!っとぶつかりベスタはその隙を見逃さなかった

ベスタの一撃がルビードラゴンの左腕を切り落とした。

「貴様!!」ルビードラゴンは突進してきたがそれもベスタはスルッとよける

ルビードラゴンは我を忘れて攻撃するが今度は尻尾がハルバートにぶつかってしまうと体勢を崩す。

ベスタは戦いの中であいつの動きを読みそしてそれを中心に避けた結果何度もルビードラゴンはハルバートにぶつかってしまう。

(トールハンマー)とベスタにだけ頭の中で何かが聞こえる。その言葉通り「トールハンマー!」と言うと雷撃がルビードラゴンを捉えルビードラゴンの尻尾を切り落とした。

 

ルビードラゴンは距離を取りルビードラゴンは早く移動することをやめた。

「お前はその尻尾の力でその大きな体を急旋回させていたのだろう」とベスタは剣先をルビードラゴンに向ける

ハルバートを床に突き刺したのは尻尾での急旋回を阻むためだった。

 

「ぐぬぬぬぬっ……俺はスピードだけではない!!」と言うとブレスを吐く

高高熱の灼熱ブレスをルビードラゴンが吐くとあたりは一面溶岩のように石が爛れている……

「ベスタ……」と俺がいうと

そのブレスの中から「私にはブレスは効かない」と片手で防御するも「それではそこからうごけないではないか?」とルビードラゴンが嘲笑う

周りは溶岩のようになっておりとても歩ける状況でない

「いくぞ!!」とルビードラゴンが言うと

ダイヤモンドドラゴンが「そこまでだ……勝者はベスタじゃな」

「なぜ?なぜですか?私にはまだ魔法もあります。」とルビードラゴンはダイヤモンドドラゴンに詰め寄る

「次はお前の首を落とされるぞ」

「あいつは動けません」

「本当にそう思っているなら止めてよかった。彼女はずっと魔力で浮いている」

「はぁ?」

「途中横槍が入ったが、それでもお前は負けていただろう。

まぁ勝っても負けてもそなたたちの言うようにはする気だったが、ベスタがどれくらいなものかと思っただけだ。試したようになってすまなかった。私からは2つ要求がある。

1つ目は大変申し訳ないが、このルビードラゴンにリジェネレーションをかけていただけないか?このままではルビードラゴンは100年は尻尾がないままになってしまう。

もう一つはこれはできたらで良いのだが、スタードラゴンを解放してやってもらえないか?」

と俺達に言ってきた。

1つ目のは俺かベスタがかければ良い事なので問題ないが、

2つ目は意味がわからない。

素直に

「2つ目のスタードラゴンがどこにいるのかわからない。せめてどこにいるのか教えてくれないか?可能ならやってみよう」

「……白々しい……」とダイヤモンドドラゴンが小さな声で言うと「迷宮だ」と短く答えた。

セリーはそれを聞いて思い浮かべた。

ドラゴン……迷宮……?

「もしかして99階のボスではないでしょうか?」とセリーが言ってきた。

「だが解放?今までそんなことできたことはないぞ」

「もしかして100階にその秘密があるのかもしれません」

と小さい声でセリーは俺に言う。

 

ダイヤモンドドラゴンにセリーが言う「できたらで良いんですね」

「ああ……それで構わない」

俺はダイヤモンドドラゴンに「わかった」と返事した。

 

「で……我々はどうすればいい?」とダイヤモンドドラゴンが聞いてくる

「できれば俺たちはすぐにでもルベリオに戻って敵軍に対して応戦する必要がある」

「わかった城下のルベリオだな」

 

すると大きな地震のように大地が揺れた

ガガガガッガガガガッ

「なんだ?なんだ?地震か?」みんなは地震というものがよくわからないのかロクサーヌも

「これはなんですか?」

ロクサーヌが俺の頭を押さえて床に伏せる。揺れが収まり

顔を上げると今までドラゴンいたホールが明るくなっている。

「なんだ?」

シャンタルが「浮いてる?上に上昇している」

ダイヤモンドドラゴンは「外を見てみろ」

明るくなったところに向かうと本当に空中に浮いている……

 

 

その頃ルベリオのザップ砦では……

「エマ宰相緊急事態です」と騎士団の一人が言ってくる

「うん?なんだ?」

「アレをご覧ください」と指差す方向は全く反対方向で

すでにみんなはどよめいている。

見上げるとそこには巨大な城が城壁ごと浮いている。

そしてその周りには無数のドラゴンが飛んでいる

 

「アレはなんだ?新手か?」とエマが騎士団の一人に聞くと

「ルベリオ山から出てきたそうです」

「ミチオ?なのか?」

 

【挿絵表示】

 

 

エマはESPリングで俺に連絡してきた。

(ミチオ?ミチオ?すごいことになっているけどアレはミチオが動かしているのか?)

俺はESPで返答する

(そっちから見えるのか?)

(もちろん見えているさ。マロルの湖よりでかいぞ!!それはなんだ?)

(機動要塞?)

(飛んで移動できる要塞なのか?)

(それよりカッシーム軍はどうなった?)

(ああっアレね。もう終わった)

(終わったって?どう言うこと?)

(我々の圧勝でした。いささか虐殺?に近い感じで後味悪い。そんな機動要塞はオーバーキルです)

(俺もまさか飛ぶとは思っていなかった……)

 

ダイヤモンドドラゴンに「敵などおらぬではないか?」

「ああもう決着がついたらしい」

「わざわざこの機動要塞ルベリオをだしたのに?」

「いや、まさか飛んで戦いに参加できるとは思わなかったから」

「じゃあおぬしはただの居住施設か何かだと思ったのか?」

「ええ。それ以外は聞いていなかったので」

「じゃあどうする?」

「細かい操作もできるのか?」

「当たり前だ」

「じゃあルベリオ中央にある湖にゆっくり降りてこの要塞の入り口をなるべく岸の近くに降りてくれないか?」

「あいわかった」

となるべく湖が溢れないようにゆっくりと降りるがそりゃ川は増水周りは水浸しで着水したが岸にはだいぶ遠いこれ以上近くだとこの要塞が傾くと言われてこの位置になった。

ルティナが「大丈夫大丈夫」と言って

「……エラ・ブリッチ」と橋をかける魔法を唱えると岸までの橋ができた。「ルティナすごい」とトトも大喜びだ

 

エマ達のところまで行くとトトを見て、「随分大きな仲間?ができたな」と皮肉混じりにエマが俺に言ってくる。

お互いに自己紹介すると

「本当にもう終わったのか?」

「ああ。キーカのくれたあの種であっと言う前に終わった」

「確かルベリオ山のところでも使っていたよな」

「うん。余っていたのを使っただけだからちょっと足りなかったけどね」

 

 

4時間ほど前

エマの砦の前には5万の軍勢が集まっていた

角笛の音や煙など喧騒な感じがヒシヒシと戦いの始まりを感じさせる。アブドゥルは白い行軍テントにいて兵達の隊列を指示していた。

「竜人族は女子供関係なく可能な限り捕まえろ。歯向かうものには容赦しなくて良い。全員殺せ。今日1日でルベリオが地図から消えるようにな」と笑いながら言う

「はっ」と鎧をきた兵隊達が次々に入ってはアブドゥルの助言を聞いて指定された位置に戻る。

 

砦の前に一人の男が馬に乗って現れ書状を砦に石と一緒に投げ込んだ。

そこには「無抵抗で門を開くのなら奴隷としてやるが歯向かうなら皆この場で処刑する」

と書いてある。

全く話にならないので、エマは書状を持ってきたそいつを

弓矢で頭を撃ち抜いた。

だがこんなやりとりをするのが戦の嗜みであった。

向こうも自軍の兵隊が殺され血まみれで帰ってきたことに興奮している。

「フォフォオオオオオオ!!」

と血を見て大興奮であった。

「まるで獣だな」とエマ

 

そして何かの偶発的に我慢できなくなって一部隊が勝手に突撃を始めてしまう。

エマ達は弓矢で応戦する。

500人くらいの部隊だったが弓矢であっという間にその土地の土嚢に変わった。

「敵軍は全くコントロールが効いていないな」とエマ

そしていよいよ

一斉に角笛が吹かれると全軍をあげて攻撃を仕掛けてきた。

それは地響きのようになり地面が少し揺れる。

「おしおし、始まったな」まずはキーカの言っていた奴だな。

充分引きつけると

「あでやかに咲き乱れろ!!」と大きな声で言ったが一瞬何も起きなかったのでみんなが変なことを大声で言うエマに視線が集まった。

「えっ?」

と思った瞬間人の腕ぐらいあるツタが地面から一斉に伸び始めた。

そのツタは1メートルほどの高さになりみんな急に生えてきたツタが腰の高さ以上になると動けなくなる。

「なんだこれは」と言ってみんな剣でそれを刈ろうとするが硬くてそう簡単には切れなかった。

そして、敵の兵士の一人が焼き切れば良いんじゃないか?と思ったのかツタに松明を向けると、

油性のツタが一気に燃え広がっていく。

一瞬にして地獄絵図のように兵隊は火の中でもがき苦しんでいる。

そして、そんな簡単に焼ききれず敵兵を倒すには十分であった。

エマが丁寧に隅から隅まで種を蒔いたので、これまた綺麗に広がっていた。あたり一面は火の海になりあちこちで叫び声で阿鼻叫喚となった。20分ほど燃え続けたが中から味方を引きずり出すことはできなかった。

この最初の一撃で7割の兵隊が火の海に飲まれ3万人が火に飲まれた。

生き残った兵隊達は燃え尽きるのを待つしかなかった。

中には逃げ出すものもいた……がバルハの部隊が後方でのトラップで次々と敗走兵も死んでいった。

 

燃え尽きた後、進軍してくるがこの死臭がまたすごいことになっていた。

それでも前進を続けるがみんな塀までたどり着く前に弓矢で倒れてしまう。盾を構えて前進するがゴーレムが塀の上から大きな石を投げ込むなどして塀に梯子をかける前にみんな死んでいった。

そんな状況を見てアブドゥルは手が震え「バカな……まだ始まったばかりだぞ?!何をしている!!とっととあの砦を落とせ!!」と当たり散らしている。

興奮したアブドゥルはテントから出て周りに当たり散らかす

そこにアブドゥルの頭を超長距離から反重力の矢でミリアが木の上から撃ち抜くとあたりは血だらけになり

周りの皆は突然アブドゥルの頭が砕け散ったのを見て、「呪いの力で殺されたんだ」と一人が言うと昨日ミリアが作った大きな影を見た奴が「魔王だ!俺は昨日見た!!とっとと逃げるべきだ!!」

 

みんな何も持たず次々に剣を捨ててその場から逃げようとするが森に入ってしまったらバルハの部隊に敵うはずもなく次々にトラップにかかり森には悲鳴が鳴り響く

 

 

 

 

 

 

 

 




いつも読んでいただきありがとうございます
AIで画像作ったもらいました。イメージはもっと大きいんですけど
まぁこんな感じです。

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