早速彼女達を鑑定する
ライラ(雷羅)26♀ 鬼人族
狂戦士52
レイラ(零羅)25♀鬼人族
狂戦士50
二人とも狂戦士で既に50に達しているのでバトルマスターにすることもできる。エマにその事を相談すると今バトルマスターにしたら護衛任務に支障が出るのでこのままでいいと言うので彼女達はそのまま狂戦士にしておいた。
ルティナは二人の体に刻まれたタトゥーを見る
「このタトゥーはスピードを上げるための術式よね」と右腕に書かれていたのを見てレイラに聞いた。
「はい私達鬼人族は秘術において身体に『紋』を入れて強化したり魔法を扱えるようにしています。私は『神速』と『移動力強化』『回復』『水魔法』を使えるようになっています」
「ルーンの研究にも繋がりそうね。今度もっと聞かせて」
するとライラが「これは我々の秘術だ。鬼人族以外にそんなに簡単に教えるわけにはいかないし、言えない『紋』も身体中に沢山刻んである」と威圧的に答えた
「あっごめんね。言える範囲でいいから」
ライラはそう言われると自ら「私は『雷撃』の紋と『力』の紋が刻まれている」と必要な事は端的に自分で伝えてこの話を終わりにした。
武器は二人とも太刀を使う様だ。
「さぁそろそろ行こうか?」とエマがいうとワープで移動する。
ライラはエマを見て何かいいたげだったが先にエマがライラに答える。
「私達と同行して聞いたことや見た事は内密に」
「エマがそういうなら」とライラが答えると隣のレイラも頷く
ワープでアルフレールに到着するとアレクシアはもう既に用意して待っていた。
「すぐにでも出航できます」
とシロンも同席している。ルティナが「シロンもくるの?」と聞かれると
シロンは「私は用意するだけです」と言っている途中でアレクシアが
「今回は一緒にきます」と勝手に答えてしまう。
「アレクシア様?私は無理です」
「別に戦うわけではないからシロンも同行しなさい」とアレクシア
そんな言葉に逆らえるはずもなく「かしこまりました」と答えた
俺たちはアデルが操艦する船にアルフレールの騎士団はその他の艦に乗船することになったその数は10隻にもなる
出航すると北の海は突き刺さる様な寒さだった水飛沫が顔に刺さる
とても晴れていて気持ちいいという事はなかったどんよりと曇り爽やかさは微塵もない。言われてみればレントイット島もこの海域にあるんだよなついこないだ来た時も風と曇り空だったな。
海に出てアルフレールが目視では見えなくなってしばらくすると
早速船を見つける相手は1隻だがこちらから見えるという事はあちらからも見えているという事だろう
「どう見ても海賊船でしょ?」とルティナが言う
「そうなのか?」
アデルが「向こうは停船を求めています。どうしますか?」
「まぁ会って見ればわかるんじゃないか?」とエマが言う
アデルにゆっくりと走る様に伝えると相手の船はすぐに追いついて並走する
「ここはハイランドの海だ勝手に航行されては困る。密輸品がないか検分させてもらうから停船せよ」と大きな声で伝えてくる
「我々はクワガ王国の者だ!!海のどこに線がかいてあるんだ?停船は断る!」
エマが答える
「停船しないのであれば私掠船とし拿捕させてもらう!!」
と伝えてきている
「どうする?」とエマが俺に聞いてきているがルティナが勝手に答えてしまう
「やられる覚悟もあるんだろうな!!」
と大声で言うと「はっはっはっ」と相手の船では笑いが起こっている。
隠れていた明らかに薄汚い海賊がイカリを振り回して俺たちの船に投げると船の縁にそのイカリが引っかかり相手の船の船員がそれを引いて少しずつ船を手繰り寄せる。
「エマ!!戦いか?」と少し嬉しそうにライラが聞くと
「まぁそう言う事だな。あんまり殺すなよ」
「ならこっちだな」と鉄のグローブをはめる
イカリを引いて少しずつ船をたぐり寄せる
アデルは「このままでいいんですか?」
アデルが倒されたらかなり問題だからミリアにアデルがやられない様に指示を出す
「わかった」
船を横付けすると一斉に船の中に見るからに海賊達が入り込んでくる
エマとルティナ、ライラ、レイラを見て
「おい、いい女がたくさんいるぞ!!」と襲いかかってくる。
ライラが雷撃を備えたパンチで3人10メートルは吹き飛んだ顎の骨も粉砕しているだろう強烈なパンチを叩き込む。ライラの顔には返り血が飛んでいる
「何言ってんだ?極上の女だろ?!」と言うと
次々に海賊達を殴って沈黙させる
ガッ、ドス、グキッ
鋭いストレートが次々に急所に決まると一撃でノックアウトされて行く
「なんなんだこの女!!」と海賊達も慄く……
「あっちだ!!」と操縦しているアデルの方に海賊が向かうも
ミリアはマジックウェブで全員捕虜とした。
海賊船からは赤い煙が出ている
「あれは?」とエマに聞くと
「ああ、あれか?!多分あれで現在位置を仲間に送っているのだろう?!すぐに他の海賊どもが集まるぞ」と嬉しそうに言う。
捕虜になった海賊の頭領が捕縛されながらも
「ああ、その通りだすぐに仲間が集まってくる。お前達は終わりだ!!今のうちに媚びを売っておいたほうがいいぞ。俺が可愛がってやるぜ」
と舌舐めずりをして挑発する。
ライラは「なら今のうちに殺しておいたほうがいいな」
と強烈なパンチを顔面に入れると顎の骨が砕け鼻から血が吹き出して気絶している。
周りの海賊は怯えているが
「このくらいじゃ死なねーよ。まぁもう固形物は食えねえからゲロみたいなメシだけどな。次に殴られたいやついるか?」
と言うと捕まっても態度のでかい海賊も流石に黙ってしまう。
引っ掛けられたイカリを撤去してその場に船を残したまま放置した
捕虜は手首を縛り
「ズボンを下ろせ」とライラが命令する
下半身丸出しにすると、さるぐつわを全員にかける
「んおんんんん」と何か言っているので
嬉しそうに答える。
「大事な船にぶつけられると困るからなこうやって船の横に緩衝材をくくりつけておかないとな。ほら、お前らの仲間は野蛮だろ?!」と笑顔で答えた。「んんんんわッわっわっ」
「仲間に会えるの楽しみだな。生きてたら引き上げて奴隷として売り飛ばすからな、頑張れ」と頭を撫でて縄で縛ると突き飛ばす
海賊は船の横に均等に吊り下げられる
しばらくすると、アデルが船員に帆をしまうように指示する。
「どうした?」
「これからは帆を使った航行よりもゴーレムの力を使った方が良いので」と言ってアデルは俺に船の操艦方法を教えてくれる。
「確かにアデルは隠れていたほうが良いな」
「そう言ってくれると助かります」
しばらく止まっているとエマが「来たな」と言うと
本当に海賊達が現れた。50隻ほど集まってきている。
海賊達もすぐに攻め込まないで周りで様子を見ている。
帆をしまいオールも出ていないところが見えている。船の横には自分たちの仲間が生きているのか死んでいるのかわからないが吊るされている。
船の様子はわからない。止まっている意味もわからない。
頭領は「どう言う事だ?ああん?奴らは素人か?もう海賊は来ないと踏んでいるのか?」
試しに5隻右回りで背後から近づいて乗り込めと指示を出す。
「たった1隻の為にこんなに集まりよって……獲物がいると言う事で来たが数隻いるのかと思ったがこれじゃ元が取れないかもしれないな……」とボヤく
背後から5隻の海賊船が近づいてくるイカリをかけられる所まで来たところで最大全速を出す。
急激に出力を上げたので船首が浮き上がるほどの力だ一気に速度が上がると当然イカリはとどかない
「なんだ?」
あっという間に間が開いた
ミリアがキューちゃんと共に船尾から飛び降りる
「キューちゃん行けー!!」とミリアは楽しそうに声をかける。
左の船にキューちゃんは帆に向かってブレスを吐くと帆は一気に燃え上がったミリアは右の帆船に「火遁の術」と言うとまるで丸太ほどある炎の柱が鞭のように襲う
次の船にミリアは飛び乗ると背中に式神符を貼り付けるとすぐさまその札から巨大な蜘蛛が現れる
近くにいた海賊がミリアに切り付けるもミリアは避けて海に落ちるがミリアは水の上を歩けるので次の船に向かって行くそこでも式神符で蜘蛛が発生する。
最後の一隻はキューちゃんがブレスを吐いて船上は火事でパニックになっている。
「キューちゃん!!!」とミリアが大声で言うと低空飛行でキューちゃんはミリアを回収する。ミリアは空中でくるっと回転するとキューちゃんの背中に乗り移った
小型の連絡船を見つけると「キューちゃん」とミリアが声をかけると小型の船の帆先をキューちゃんが掴むと一気に空中に上がる
乗っていた海賊もこれには慄く「ヒィィーーーー」
海賊の本隊迄近づくとその連絡船を投げつける
「ドラゴン?!あんなでっかい魔物どこから出てきた?!
全軍奴に突撃だー!!」
と頭領が言う
海賊達はドラゴンを恐れながらも勢いよく俺たちに突撃してくる。
そして密集して行く
密集している船にドラゴンが火を噴くと帆に引火して船が燃えた。
「奴は何度でもブレスを吐けるのか?」と言いながら海賊達は燃える海賊船から飛び降りた。
後続の海賊がそれを回収するわけでもなく俺達に迫ってくる。
ブレスで減らしたとは言えまだ40隻以上の船が俺たちに迫ってくる
「エマ、どうしたらいい?」
「それを私に聞く?こういうの久しぶりだけどいつもどうしてた?」
「えっ?」
大量の敵……味方の数は少ない……外……
「わかった!!サモンモンスター!!」
を唱えると選択肢が出てくるので
エルダーウォーターエレメンタルを選んだ
何が出てくるのかはわからないがアースエレメンタルと同様八匹出てくるのでこれしかない
俺たちの船の横に何かが海中で爆発したかのように海面が次々に盛り上がって来た。その盛り上がって来た海面から巨大な海蛇が8匹現れた
水面から20メートルほど顔を出している。全長は100メートルくらいあるのだろう。ドラゴンの顔の様にも見える
「へっ?」「あっ?」
「えっ魔物?」とライラが言うと
「これは俺が呼んだんだ」海蛇達に指示を出す「目の前にいる敵を倒せ!」
と命令すると海の中に沈んで海賊達に向かっていく
ルティナはミリアに魔法でメッセージを送る
(上空に逃げてこちらに戻って)と送信
それを見て一番驚いたのは海賊達だ
「シ、シーサーペント?!何故急にここに?」
もちろん八匹同時に現れたのを海賊達は驚いている伝説でしか知らないからだ
一匹でも必ず船を沈められるとされている海の巨大な生き物とされている。
それが今、目の前に八匹いる。
「……っっっ逃げろ!!!」と一人が言うとその恐怖は伝播した
慌てて船を回頭させるが船同士の距離が短い為海賊同士で船をぶつけてしまう。
モタモタしている間にシーサーペントは魚雷のように海中で海賊達に向かっているのを確認できる「はやくどけ!!」「お前が当ててきたんだろ?!」
と海賊同士で罵り合ってる間に1隻の船腹にシーサーペントが体当たりしてきて穴が開いた。
巨大な海賊船があっという間に横に倒れて行く。
「あーーー」と乗っていた海賊達が海に放り出される
「助けてくれー」と他の海賊達に懇願するも助けている時間はない
海賊達は砕かれた船の板に捕まり海上に浮かんでいるがいつサーペントに襲われるかわからない状態で「助けてくれ!!」と阿鼻叫喚であった
次々に真っ二つになる船、同じように横倒しになる船が現れる
さながら地獄絵図になっている。
ライラもその様子を見て「エグっ何あの海蛇!」
エマも「あーあ……もったいないなぁ」
これから沸る戦いが始まると思ったら一方的な蹂躙にエマは肩を落としていた
ルティナは「メッセージ」の魔法を唱えるとアレクシアに
(この海域の戦闘はほぼ終了したので海賊達を連行して)
海賊達が食べられているので俺は
エルダーウォーターエレメンタルを「送還」した。
ちょっと送還が遅かったか?
だが魔法で呼ばれたモンスターとは思っていないから海賊達はまだ海中に潜んでいると思っているだろう。また、それ以外の魔物や海中生物に狙われるのだろう。
話では地上より海は危険らしい……
海賊の頭領の艦はみんなに突撃させた後自分だけは逃げていた。
アデルを中から呼び出し「えっもう終わったの?」と言う言葉と同時に「あの海賊を追ってくれるか?」
「ああそう言う事ならまかしてくれ」
ミリアがキューちゃんから飛び降りて戻って来た。
「さっきの海蛇すごかったねー」と感想をいうも
ルティナが「あれはご主人様の呼び出した魔物だよ」と答えると
「もうぐちゃぐちゃになってたよ」やはりどうやらやりすぎたらしい……
20分ほどで奴らの船の船尾に着くが横には入らせない様にまるで煽り運転の様に横にこれない様に操艦されていた。
ルティナは弓矢に炎を「エンチャント」すると弓を放った。
ミリアも同じことができるので倣って同じ様に「エンチャント」した弓を放つと
うまく帆に引火して奴らの船の速力が落ちていく。
操艦していた海賊の頭領は「くっなんで奴らは帆もオールもないのに俺たちの船よりも早いんだ?!野郎ども!仕方ない奴らを叩いてあの船を奪うぞ!!」
「おー!!」
先週は申し訳ありませんでした
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