※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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迷宮攻略大詰

我が家に帰って来るとまだ早い時間だったのか朝食(昼食)より早い時間に帰って来てしまった様だ。

「じゃあバーベキューにしようか」と俺が言うとロクサーヌは「そうですね。それはいいかもしれません」と同調してくれた。リタはバーベキューの用意を始める

シャワーを浴びてもすぐにバーベキューで臭くなってしまうので着替えてバーベキューをする中庭まで出た。冬ではあるがこの地域は昼間太陽が出ていればポカポカとしてそれほど寒くない。

 

バーベキューの用意が終わりロクサーヌがみんなの前で

「明日はいよいよ89階.90階へと挑む。前人未到へ進むことになる。明日は油断しない様に心してかかる様に」

とロクサーヌが言うとロクサーヌに言葉を求められる

俺は「明日は何があるかわからない。今日はこの後、明日の朝までお休みとする。バーベキュー終了後は自由時間だ金貨を2枚ずつ配るのでバーベキュー終了後取りに来てくれ」と言うとみんなは盛り上がった。

お金は迷宮に入らないみんなにも配ることにした。

バーベキューは結構な肉の量を用意したがあっという間になくなってしまう。

なんだかんだでみんなよく食べる。

 

俺の気持ちはもう整理がついた。

地上の敵ではまず俺たちはレベルが上がらない。レベルを上げるなら迷宮という形になる。

ジャッジがユウヤを見て『俺の知っている魔王ではない。』奴は魔王を倒す為に何度も繰り返し甦る。死に戻り(コンテニュー)をしている

理由は知らないし仕組みもわからない。だがそんなやつが俺の知っている魔王ではないと言った。つまり奴の知っている魔王がこれから現れるはずだ。ジャッジは初め、それが俺だと思ったらしい。もしかしたらその考えもゼロではない……

そうじゃ無かった時に俺はその魔王からみんなを守る事ができるのか?と考えると不安になる。

奴の話では何度戻っても奴を仕留める事が出来ずに少し前に戻ってきたと言っていた。

 

ならそれ以上にそれまでに強くなっておく必要がある。それなら迷宮攻略が最も近道でその迷宮がなくなればもっと地域の平和も守れる様になるのではないかと考えた。

資源を生み出す迷宮。冒険者は迷宮に潜り資源を採掘する。

だがスタンピードを起こす事もある完全に管理された迷宮ならいいが

迷宮の数が多すぎて全ての迷宮に人を入れるのが困難だ。

この秘密は迷宮の奥にある。誰が迷宮を管理しているのか?そして迷宮の発現理由と発現方法だ。

そして意図的なネームドの魔物もいる。これは何かの策略なのかもしれない。

なら自分が迷宮を管理できる様になれば……と思うと迷宮攻略をせざるえない。

そんな事を考えながらみんなにお金を配る。

 

ついでにみんなのレベルと新しいジョブを確認したが各々のレベルは上がっているものの新しいジョブは発現していなかった。まぁここで新しいジョブが出てもなかなか試す時間もない。それはそれでよかった事にしよう。

 

俺とロクサーヌはレティシアの所に向かう事にした。

 

セリーはロッジに行ってもう一回89階、90階の情報とそこで何が起こったのか文献で何か残っていないかを確認しに行くと言うことだった。

セリーは今までのクーラタルの攻略日記を付けており、今後の迷宮攻略の一つの鍵になる。

俺とロクサーヌはセリーと一緒にロッジへと向かった。なぜ一緒に行ったかと言うと、

 

セバスチャンに明日89階、90階に挑む事を伝えるためだ。

セバスチャンはその話を聞いて「!!……まさかもうそんなところまで迷宮攻略を進めているとは思いませんでした。ガイウス様にもその事はお伝えしてもよろしいでしょうか?」

と聞かれたので「ああ、俺たちは明日の用意があるのでセバスチャンから伝えてもらっていいか?」と特に用事はなかったがガイウスに捕まるとそれはそれで面倒だからだった。

 

「かしこまりました」

「それと、セリーがここの図書館を使わせて欲しいのだがいかがだろうか?」

「はい。かしこまりました」

「じゃあ俺たちはまだ行くところがあるのでここで」といってセバスチャンと別れた。

俺の後ろ姿をセバスチャンは見送った「はぁ……すごいですね」と独り言を呟くと

「セリー様こちらへどうぞ」とセバスチャンの案内で図書館に入る。

「実際一緒に迷宮に入るともっとびっくりですよ」と笑顔でセリーがセバスチャンに答える。

俺たちはその後はレティシアの所に向かっている

 

 

 

 

ミリアはクロエと釣りに行く事にしたらしい。

ミリアはやはり全くぶれない。

 

ベスタとシャンタルは自分の空中要塞の様子を見に行くと言っていた。今ではたくさんの兵士が住んでいるのでまさしく要塞となっていた兵隊の様子や環境を確認したいそうだ。

 

ルティナは自分の下着店に顔を出して様子を見に行くと言っていたがそれだけではないだろう。帝都の家にも行くと言ったが……

 

メーアとエマとトトは訓練すると言って闘技場に行くと言って出て行った。

明日も戦闘なのに足りないという事か……

 

リナとキーカは師匠に会いに行ったが留守だったので二人で買い物をした事を後で聞かされた。

アナイシャは一回自分の村に戻りじいじに状況を説明してくると言っていた。

彼女は彼女で村の長でもある。

 

 

俺がレティシアの所に行くことレティシアに伝えていない。

突然来た俺に驚いていた様だったがレティシアは俺たちが迷宮探索をどこまで進めているかは知らなかったようだ。アデリナからも聞いていないのか?

そして何よりアデリナを明日の迷宮探索に連れていこうかどうかを俺は迷っていた。

 

アデリナを失ってしまうと教皇がいなくなり国の体を成さないからだ。

 

実はアデリナがレベルで言えば最もパーティの中で高いがレベルは誰も推し量れない。俺にしかわからないのだが、彼女は既に教皇Lv98そしてセカンドジョブを手に入れて聖騎士Lv68まで達していた。彼女にももう少しでベスタと同じ様にディバインナイトになって羽が生えてくるとしたら、人間離れしてくるのは間違いない。

そしてレベルのカンストは99なのかそれともその先があるのだろうか?

もう既に教皇は既にファイナルジョブで98まで上がっているとなるとその先どうなるのかは俺にもわからない。

 

「レティシア、君に重要なことを伝えるために今日は来た」

「はい。なんでしょうか?」

「実は明日クーラタルの迷宮89階に行く事になった。その後90階、91階と攻略を進めるかもしれない。どういう意味かわかるか?」

「えっ?!……はい。もちろんです」

「で、2つ問題がある。一つはアデリナを連れて行くべきかどうかだ。そしてもう一つはもし俺が帰ってこない時の事だ」

「アデリナのいないところで話してもしょうがないと思いますが、アデリナはついて行きたいと思います。ミチオ様が居なければ今でも河原近くの前の家に住んでいたわけですし、下の兄弟達にも仕事を下さったミチオ様について行きたいと思いますよ。それとミチオ様、アデリナがもしもの事があったら帝国にこの国を貰ってもらいます。ジゼル様もいますし、その辺の交渉はうまく行くと思います。元々ここは帝国でしたから……でも必ず戻ってきてください。私の楽しみがかなり減ってしまいますからね。今でもいろんなことを試しながら進めていますから……」と

レティシアほ俺に抱きつく。「約束してください……」

 

「ああ、まだ死ぬ気は無いよ」

と俺が言うといつも通りのレティシアに戻り都市計画の話を俺にしてくれた。

 

 

 

 

マロルの汽水湖でクロエとミリアは魚釣りに来た。

クロエはミリアがどっかいってしまわない様にということも含めての二人での釣りである。

ミリアは釣りに真剣そのものだがクロエの方はそうでもない。自分の分までミリアが釣ってくれるからだ。

だがミリアは話を聞いてくれる。釣りをしながらミリアに質問する。

「ミリアさんは明日89階、90階にいくんですよね」

「うん、そういう話してたね」

「怖くないんですか?」

「何が?」

「90階には初代皇帝が迷宮探索をやめてしまうほどの事があったから91階で迷宮探索をやめてしまったんですよね。それが何かわからないのは怖くないですか?」

「うーん……特に怖くないかな。ミリアの事はご主人様が守ってくれるし。おうちにいて魚釣りしてもいいよっていってくれるしね」

 

「すごいですね。それに比べたら私はセリーさんが間違って誘拐された時も馬車から飛び降りるだけでビビってましたからね……」

 

「でも、ご主人様はそれでクロエに出て行ってといったりはしなかったでしょ?」

「はい。むしろよく頑張ったと褒めてくれました」

「ミリア達種族はさ、15歳になったら親元からなんとなく出て行くんだよね。もちろん残ることもできるんだけど……ミリアはお母さんから外に行きなさいって言われて」

 

「お母さんに?」

「みんなのお母さんだから本当のお母さんじゃないかもだけど……」

「みんなの?……戻ったことはあるの?」

「無いよ。だってご主人様といた方が楽しいから……みんなのお母さんだしね。とっても厳しいお母さんだったな」

 

「みんなのって?」

「お母さんは30人ぐらいのお母さんだった。たまにお父さんみたいな人が来るけどお母さんはあの人はみんなのお父さんでは無いと言ってた」

「30人兄弟ですか?結構過酷ですね」

 

「ミリアの場合は村を出たらすぐに捕まって奴隷になっちゃったんだけど、ご主人様に本当に出会えて良かった!」

 

「えっ前向きっすね」

「ほら、クロエの竿引いてるよ!」

「おっと!」クロエは自身の釣竿を引く

 

 

ジョゼ、ルシール、ラウラ、コレット、ヴィクトリア、レベッカ、マリーの7人は

急に半休を貰ってもどうしていいかわからず、とりあえず昼間から飲みにいこうと言う事になり、マロルの流行りの飲み屋に行く事にした。

どう見ても私達は目立ってしまうので、店内の端っこで目立たない場所を用意してもらった。こんな昼間から飲んでいる奴は居らず、亭主が好意で開けてくれた。

この7人はミチオに50階で助けられた者で皆一度は死んだと周りも自分も思っていた7人だ。

 

コレットがエールを一気に飲むと「どう言うわけかねぇ」と大きな声で言う。

ジョゼが「何を?」と聞くがコレットはその先を言い始める。

「私はさ、クーラタルの50階で何ヶ月も死線にいたよ。いやマジで。ここにいるみんなそうだ。だけどさ、それがたった半年で、89階に挑もうって……」

ヴィクトリアが「確かに半年前は歩く事もできなかったからな……」

ルシールは「私の人生は無茶苦茶だったけど全てこの為にあったのだと思う。なんの自信もない取り柄もない私がここまでこれたのはどう考えてもミチオ様のおかげ、私はミチオ様のためなら何にでも私は身代わりになるよ」

 

マリーが「ここにいるやつはみんなそう思っているだろ?」

レベッカが短く「違い無い」と言ってジョッキを掲げると

みんなでもう一回乾杯した。

 

ラウラも「パーティのメンバーもすごいからな。

私もなんとか運で生き延びてしまった。以前のパーティは皆死んだ。みんなが言うようにミチオ様のためならいつでも死兵になる覚悟はできている」

ジョゼが「まぁまぁそんなことミチオ様が聞いたら……って私は一回死んでいるらしい……」

「はぁ?どう言うこと?ここにいるジョゼはケルスみたいに幽霊って事?」とその話を聞いて無かった者がそれについて教えてくれと聞いてきた。

「私は幽霊ではないし、もちろん私が死なずに済んだのは……

キーカの魔法で時を少しだけ巻き戻せるらしい」

「キーカに聞いたのか?」ラウラが聞き返す

 

「ああ、キーカがヒュドラと戦った後戦線を離脱しただろう?」

「ああ、あの時か……」

「時を巻き戻すとその後魔法がしばらく使えなくなってしまうらしい」

「それでジョゼはあの時?」

「ああ、死んだらしい。戦闘が終わってなぜミチオ様に抱きつかれたのかわからなかったがそう言うことだったらしい」

「で、甦ったと……」

「つまり、私達が守っていると勘違いしているだけで私達が守られているって事?」

「そうか、もしかしたらこの中でジョゼ以外に既に一回死んだ事があるやつがいるかもしれないと言う事だろ?」とヴィクトリアが聞いてくる。

 

「なにせ、自分が死んだ自覚はないからな」とジョゼは笑いながら答える。

 

「いや、全然笑えない……」とコレット

 

結局そんな話を夜遅くまでしてしまった7人はみんなが集まる前の早朝ルティナに魔法で二日酔いを治してもらう事になった。

「楽しかったので丁度いい所で帰る事が出来なかった」とヴィクトリアが言っていた。

 

 

そして次の日の朝

ロクサーヌと共に俺はダイニングホールに向かう。

ロクサーヌは「これよりクーラタルの迷宮攻略に向かう」と言うとみんなが自らの鎧を叩いた。

 




いつも読んでいただきありがとうございます

毎週土曜日の22時頃に更新してます。
誤字報告していただけると大変助かります
やっとミリアが漫画の方で出てきましたね。思ったよりも原作のイメージに近くて驚きました。やっぱりショートカットの女の子が一番しっくりくるのかな?!
ミリアは原作では空気でしたが
小説を書いている自分からするととても優秀。
キャラとしてイメージが膨らみます。



https://twitter.com/kujira_ts
「X」にて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。
また、急なご連絡もxでしているので是非登録してください。

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