※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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ミリアの本気

 

翌朝は快晴になる

ネルは心配になって朝一番でミリアを探し回っていた。

ミーレアの家は屋根が吹き飛ばされて村も大損害だったが次に女王の家に行った

「大丈夫か?」と大声で呼ぶ声でミリアは気がつき泣きながらミーレアが死んだ事を伝えた。

 

ネルは頭を撫でミリアを慰めた。そしてネルは洞窟に入れる事ができなかった事を謝った。ミリアも他の人に病気をうすわけにはいかないというのは理解していた。

かなり弱っていたので天命だったのかもしれない。

私に母や父の記憶はない。だからいずれこうなるのはわかっていたのかもしれない

わかっていたが実際目の前で亡くなると感情を押し殺せなくなっていた。

 

ミリアはガリアも弔った時と同じように崖で火葬した。

ミリアはその場で泣き崩れた。

「ミーレアもこれだけ女王に弔ってもらったら成仏できるよ」

とネルは女王を労った

 

 

小さいミリアは一旦村で面倒を見るということになったので

そこから1週間は塞ぎ込むように村にはいかなかった。

 

そんな中、村ではネルが村長になるべきという話すら出てきていた。

暫定的にミーレアが村長をやっていたからだ。

 

ネルはその事を女王に伝えるべく訪れた。その答えはネルからしてみたら意外な答えで

「えっ?ネルがやれば良いんじゃない?私はそもそも村長なんて話聞いた事もないよ」

 

「はい?そうなのか?……女王は誰かを待っていると聞いたが、その者が現れたらここはどうするんだ?」

 

「ん?私は最初からご主人様が来たら帰ると言っていたと思うけど?今でも同じご主人様が迎えに来たら帰る。来たらね」

「来る可能性はあるのか?」

「正直わからない。早く来てほしい気持ちはあるけど」

「もし、そのご主人様という人が現れたらこの村の人達も連れて行ってもらえるのか?」

「うーんわからないけど、みんなが望むらなら聞いてはみるよ」

「いいご主人様か?」

「うん。私と違ってみんなの事ちゃんと考えてくれるご主人様だと思うよ」

と笑顔で答えると

ネルは苦笑いをするしかなかった。

放っておかれる可能性もあるって事か……まぁでも今は『わからない』って言っているし、まだ先の事なのかもしれないと思っているということだろう。

 

 

「じゃあ今んところは俺が村長をやらせてもらう」

「ああ」

「また海賊や山賊が来たら呼んで一緒に戦ってもらえるか?」

「ああいいよ」

 

その後ネルがこの村の村長になったようだった。

1年もするとまた海賊が現れて私が倒す。

そして奴らの財宝を奪って商人に売る。いつしかこの村には金銀財宝が隠されていると海賊の中では言われる様になっていたがまだここの住人はそんな事は知らない。

 

ネルはそんな事がありつつも、村の子供を何人か冒険者として教育していた

ネルソンも協力して迷宮にも連れて行っているようだった。

その中でも優秀な3人の子供が選び出されミリアの前に連れてこられた。

3人の猫人族を前に「こいつらが今のところ見込みのある3人だ」とネルは息巻いている。

その中でも一人の男の子が一つ群を抜いて能力があった。

女王はその子と手合わせをして何度も地面に叩きつけるもその子は何度でも立ち上がって気を失うまで戦った。

 

ネルソンは「その子を連れて迷宮の20階を目指したいと言ってきた」

「まだ16くらいだろ?」と聞き返すも

「年齢は特に問題ない」

「強さとはただ戦闘に強いだけではないぞ」

「はい。だから若いうちに経験を積ませたい」

「そうか。わかった」

ミリアは男の子には厳しかった。ニートを許さず、漁師か冒険者のどちらかになるように言い聞かせた。

 

ただ装備品が海賊のものだからどうしても見てくれが海賊になってしまう。

ぶっ倒れていた男の子にネルソンが水をぶっかけると意識を取り戻した

ミリアは「名前は?」

「名前はラルファだ」

ミリアはその名前に聞き覚えがあった。

「お前にはこれを預かっていたな」と言われたがラルファは何のことかわからなかったが女王のブラヒム語はたまにおかしい時があるからラルファは『これを預けよう』と解釈した。

そして取り出された剣は

漆黒の剣フラガラッハだった

 

ネルソンは「こんな剣を……」

「ラルファ、よかったな」全身海賊ぽい装備もこれで大分違って見えた。

「女王様ありがとう。必ずこの剣で村のみんなを守ってみせるよ。そして一人前になったらこの剣を返しに行くから」とその少年は楽しそうに笑顔を見せた。

 

彼はその剣を手にネルと一緒に村で兵士を育てた

何人もの戦士を養成した。ドライブドラゴンを捕まえて使役するまで至った。

 

私達はラルファ、ネル、ネルソンとファラン達と近くに発生した迷宮攻略を始めた……

 

 

「あっちょっとまって」と急にエマが言うと話を途中で止める

「迷宮攻略の詳細は今はいいからそこ長いでしょ多分……結果だけで良いよ」

「うん?そうなのミリアが大活躍するんだけど……」

「そりゃそうだろうな。結果だけで良いよ」

 

 

 

50階までの敵はミリアの敵ではなかった。

改めて圧倒的な強さを持つ女王に驚いた

 

戦っている姿を見てラルファは女王に感銘を受けた。帰り道にはいつか女王を越えたいと言う気持ちでいっぱいになっていた。

攻略した何日か後にはラルファは「もっともっと強くなっていつか女王を超える」と言う手紙を残してフラガラッハを手にしたまま村を出た。

 

ネルやネルソンは剣を盗んだラルファに怒っていたがミリアからしてみたら元々彼から預かったものだから

「あれくらい、いいよ」と二人に言うと女王の懐の深さに驚き感銘を受けた

「いつかこの村のために戦うって言っていたしな」

その言葉には二人とも顔を見合わせていた。

 

その頃小さいミリアは10歳くらいになっていた。そして女王は子供達をみんな集めて大きな家で一緒に住んでいた。

その中でもノアという少年とよく遊ぶようになっていた。同じ家で育ったノアを小さいミリアは「お兄ちゃん」とよくそう呼んでいた。その姿は当然自分も見ているので

女王は特に何も言わず自然な姿を自分の過去と照らし合わせてもう一度見ているようだった

 

小さいミリアは勉強が苦手でバーナ語で話していたがこの村の中にはすでにブラヒム語を覚える者もいたがこの村から出る気がないので小さいミリアは特に気に留めなかった。

 

村ではライオン種のバルガによく漁を習っていた。ミリアはいつもお腹をすかしいつもバルガに今日の魚は何が連れたのかを確認していた。

「バルガ、今日は何のお魚を捕まえたの?」

「今日か……」と二人は楽しそうに話していた

「いつかミリアも漁師さんになるのかもな」とバルガが言うと

「うん。ミリア漁師さんになる」

とこの時は自分が漁師になることを疑っていなかった。

 

もう何年かすると村の戦士も男女合わせて30人と増えてきた。外部からこの村にやってくるのは稀で道なき道をくるのはやはり普通ではない。

ラルファの様に元々5歳から14歳だった子供はあれから10年すっかり青年になっていた。

やはり、貞操観念があまりなくあちこちでその青年達は女子にちょっかいを出して子供を孕ませていた。

特に娯楽もなく若者が何で発散させるかと言えば夜這いを行い性行為を嗜んだ

女子も案外満更ではないかの様に子供を作っていた。

子供の多い子は10人以上の子供を育ていた。周りの男の子は何となく誰の子供というわけでもないが、心当たりだけはあるので何となく鼻が俺ににているとか目の形が俺と似ていると思うと、誰が父親かを特に確認するわけでもなく、男手はみんな子供を可愛がり食べ物などを差し入れしたので、未婚の母でも全く困ることはなかった。

ただ15歳以下の子供には手を出さないというのは女王が決めたルールだった

 

 

 

女王はある日気がつく。運命の日はこの日ではないか?と言うことに……

こっそりと小舟をわかりやすく浜辺に留めておいた。

 

 

そうだ。ノアとミリアは内緒でこの村を出る事を決め夜中に小舟を使って海に出る日だった

小舟には食料と水も隠して入れておいた。

ミリアの心境の変化はノアにあった。「外に出たらもっと美味しい魚料理が食べられるかもしれないぞ」

と言う甘言に乗せられてミリアは舟に乗る事を決意した。ノアも一人で行くのは少し怖かったのかもしれない。ミリアの前向きな気持ちがノアを村から出る事に駆り立てた。

 

「ねぇ見てこの舟食料が積んであるよ」

「本当だ水もあるこれなら対岸迄行けそうだな」

「うん」

 

二人の夜の出航を女王は崖の上から見守っていた。

そして二人はペルマスク城砦街に到達する。小舟で夜にペルマスクに来るものはまずいない。見張の衛兵もかなり油断しているのだろう2人を見逃してしまっていた。

二人は何とか街に潜入できたがどうやったら食べていけるのかわからない。

保護者がいない孤児として振る舞っていた。優しい人も多く食べ物を分けてくれたがミリアは「魚が食べたい」と言い出した。

 

そしてある家に忍び込み池に沢山の魚を飼っていた所で魚を捕まえたが

その途中でここの人達に捕まると簡易裁判的なものでミリアは奴隷として売られた。ノアはその後どうなったは覚えていない。多分ノアも奴隷として売却されただろうからどこかで会えたらいいなぐらいにしか思っていなかった。

そもそもミリアは奴隷制度を知らなかった。

奴隷商人は優しく毎食与えられていたし、魚も出してくれた。

似た様な境遇の子供もたくさんいたので特にミリアは不安にはならなかった。

 

女王は二人がどこに行ったか知ってはいたが隠していた。

村中のみんなが探したがやはり村から出たのだろうと言う事で納得した。

ネルは「ミーレアの子供ミリアがこの村からノアと一緒に出て行ってしまったらしい。手紙が残っていた」

「そうか……まぁ世の中を見に行きたくなったのだろう」

とミリアは短い返事をするとノアは意外だった……ミーレアにミリアの事を頼まれて熱心に教えていたが村を出たと言われても驚かないんだな……

 

何日か経ってキューちゃんに跨りペルマスクにミリアは向かっていた。

キューちゃんに乗っていけばあっという間に着くが着陸しようとしたら

何かの結界に阻まれたのか中には入れそうになかった。

そしてペルマスクの人々は竜がこの街を襲いに来たと慌てふためいた。

ミリアはもちろんそこがペルマスクだと言う事に気が付かなかった

届かない槍を投げられたりして追い払われせっかく行ったが無駄足だったがネルだけはその様子を見ていた。

(やっぱり気にはなっているのだな)

ネルには隠れて様子を見に行こうとしていたミリアを感心していた。

 

 

 

それから何ヶ月か過ぎると海に大量の海賊船が現れたのを女王に報告してきた。

「女王大変だ!!!」

崖から見ると確かにすごい数の海賊船が海を覆っている。だが目的地はこことは別にミリアが向かった街に向かっている船が多かったが何隻かはこちらに向かっている。

村は当然戦闘体制に入っている。

砦にはネルやネルソンの姿もあった。海賊が入江に入ってきた所で戦闘は始まる。

女王は崖の上から弓で船長を狙い撃ちする。

浜辺に着いた頃には4人の海賊船の船長の頭を吹っ飛ばした。

入江には既に入りきれないほどの海賊船が溢れていた。そこから小舟でどんどん上陸していくが船長が不在になると入江から離れて他の海賊を入江に入れると言うことができなくなっていた。

連続して『縮地』を使って弓を使いながらめぼしい奴にヘッドショットを決めていく

ミリアは入江の出口から戦闘に入った。

 

一人で次々に海賊を倒していく。身代わりの術を使って同士討ちをさせたり、式蜘蛛を使って混乱状態になっていく。筋肉バカにはチャームパーソンを使って混乱させていた。そのうち船と船が接岸して次々に海賊達が渡ってくる。

ミリアは指笛を吹くとキューちゃんが入江の出口で詰まっている海賊船にブレスを噴くと海賊達は火まみれになり海に逃げるのに必死だった

船には引火して地獄絵図とかした。

 

ミリアは既に魔忍75に達していた。

手を広げると全ての指の先から指弾が出るとまるで銃で撃たれたかの様に次々に貫通していく

全ての指からそれを連続発射させるとまるでマシンガンを打ったかの様になる。

海賊もたまらず鉄の盾の裏に隠れる

「なんなんだアイツは!!??」

死体を盾にしても貫通してやられる

戦闘はこう着状態になった。

 

「おいお前!!」と海賊が話をかける

「この村には財宝が眠っているんだろう?ちょっとは分けてくれよ。今日のところは引き下がるからよ。俺たちも手ぶらじゃ帰れないんだわ。こんだけの人数いたらいくら強いお前さんでも怪我しないってことはないだろ?」

と隠れながら言う。

ミリアは両手で印を結び『遁』と唱えると

巨大な水柱が何艘もの巨大な船を空中高くに押し上げた

その水柱は100メートル以上上がるそして船は更に上まで押し上げたある船は岩壁にぶつかりある船は入江から一気に外海に吹き飛ばされ転覆している。

 

それを目の前で見た交渉していた海賊は

「やばいアイツは絶対に手を出しちゃいけない奴だ」と言うと部下を置いて船長は海に飛び込んだ

次々に部下も船から飛び降りる

ミリアは手のひらをお互い水平にすると「重石の圧」と唱えると泳ぎに慣れた海賊達が「えっ?えっ?」とまるで300キロの重りを着けて泳いでいる様な気になる。

すぐさま海中の奥に海に飛び込んだ海賊達が静かに消えて沈んでいく。

それを見ていた入江の入り口にいた海賊は入ってくるのを拒んだ。

先に上陸した海賊達も村のみんなが撃破した様だ

 

ここから一気にドライブドラゴンに乗った戦士達が入江入り口に溜まった海賊船達にブレスを次々に吹き海賊船は火の車となっている。

逃げ惑う海賊達、一方的な蹂躙となった。

 

大方戦闘終了が見えてきた頃

西の方に巨大な岩が空中に浮いているそしてそこには無数のドラゴンが飛んでおり

こちらにも向かってきているドラゴンもいた。

 

「えっなんでドラゴン?」とミリアは驚いたが

「あれは……」

ミリアはみんなにドラゴンを撤収させる様に伝えた。

「みんな戻ってあのドラゴン達とは戦ってはダメ。あのドラゴンは野生に近いドラゴンで獰猛だから」と言うとみんなすぐさま女王の言う事を聞いて村に戻った。

空にドラゴンが飛んでいない事を確認すると巨大なドラゴン達は戻って行った。

 

無事に戦闘が終わったほとんど怪我人もなく圧勝であった。

ネルやネルソンは女王が使った魔法に驚いていた。

「あんな事が出来るのか?!」

 

「だから言ったじゃん私世界最強だって」

と嬉しそうに答えると二人はその後の言葉が出てこない。

そんなふうに言われてまさか本当にそうだと思う奴はいないだろう。

二人は笑うしかなかった。

「でも本当に良かった。まさかあんな人数を倒すなんて、ははははは」

「そうだな。もうダメかと思ったな確かにな。はははは」

二人とも緊張が解けて笑いが込み上げてくる。

 

エマが口を挟む

「それってこないだのペルマスクの戦いじゃないか?」

「ああ、確かにそうだな」とミチオが答えると

「ミリアも要塞ルベリオを見てベスタが近くに来ていると思ったけどドラゴン達が獰猛でいくことはできませんでした」

ベスタが何故か謝る「ごめんね」

 

「でもあれでミチオ様がもうすぐ来ると感じたのも事実」

 

 

女王は空に沢山のドラゴンが飛んでいるのを見て確信した。

「ネル、ネルソンもう直ぐ迎えが来る」

「えっ?そうなのか?」

「ああ多分な」

「一緒についてくるなら準備をしておけ」

「どれくらいでくるんだ?」

「10日くらいだ」

 

「なんか空に書いてあるのか?」

「いや、そう感じたからだ」

「わ、わかった」

 

 

 

ミリアがみんなに「そうしたら今日来てくれた。迎えに来てくれてありがとう」

とミチオに言う。

「随分と待たせたな」

 

 

 

 

 

 

 

 




遅くなりましたがなんとか更新できました。先週は申し訳ありません。旅行が続いていたので更新できませんでした。

いつも読んでいただきありがとうございます

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