※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

345 / 355
剣を習う

自宅に帰って来るとリタが走って来る

「なかなか帰ってこないので心配しました。大丈夫でしたか?」

「ああ、91階から1階の広さがだいぶ大きくなっている様だ」と答えると

「これからは携帯食だけでなく簡単に食べれるものを用意した方がいいですね」と気を利かせてくれる。

リタは「こんなのはどうですか?」パンにいろんな具を詰めるホットドックとシチューを用意してくれた。

 

俺たちは少し遅れた昼食を取ると今日のことについて話し合った。

「今日は1階をクリアするのに5時間以上かかったな……」

「はい単純に考えて4倍の広さが有ると思っていいです。」とセリー

「倍じゃなくてか?」

「はい。ほとんど道なき道を進みほとんど曲がったりしませんでした」と言いながらテーブルに指で図見たいな四角を描いた。「これが今までの地図の大きさだとしたら最大で角から対角線上の角までが2時間です。

同じ大きさの四角を3つ正方形の形にすると反対側の角から反対側の角まで約倍になるので実質は4倍有るのではないでしょうか?」

「なるほど」

 

「さらに今日見た92階は景色も雰囲気も違っていました。92階に出て来る魔物はバーベルカープです魔物の特性に有利な地形な気がします」

「なるほど、なら魔物の特性に有利な地形になっているということか?」

「そう考えるのが自然だと思います」

 

エマが「初代皇帝が91階までしかきていない理由は推測できるか?」

「まず、探索面で色々問題があったのかもしれません。91階まで連れてきていいレベルの者がそういないですから20人体制であの地形を調べるのは大変だと思います」

「俺たちにはガイドポストスペルがあったからな」

「はい」

「4、5時間歩きっぱなしでと言うことは30キロ四方はあるということだよな。それで森の中であの石板を見つけるのはやはり至難の技か……」とエマも納得していた

「確かにそれもあると思いますが、やはり90階のアザラスの魔法という点でもこの階で断念というのは充分あり得ます」

「確かに……」とエマもそれを聞いて頷いていた。

「91階は一人ボスじゃなかったな」

「一人ボスはかなり強いということですね。何が違うのでしょうか?」とセリー

「印象ではネームド、ユニークという感じがするな」とエマがこぼす。

「その辺の境目がよくわからないのだが?」

「んーネームドっていうのは同じ人族でも戦士の中でも強いヴィクトリアはネームドかもしれない。でもミチオはユニークスキルを扱う危険な存在唯一のという意味でユニークというわけだな」とエマが楽しそうに話す。

「危険って……」

「では特定種ということでしょうか?それでは魔物として作り出されているのには問題がありませんか?誰かが意図的に作り出しているということでしょうか?」

「まぁそうなるだろうな」

「では、複数いるのは、特定ではない『種』ということですよね」

「まぁそうだろうな」

「一人でも十分強いということか、連携が取れないのどちらかですよね」

「前にイノシシでいたよな」と俺が口を挟むと

「イルハーグのことですか?」

「あれは神獣とか言ってなかったか?」

「はい。神話に出て来る魔物です」

「それらは実在するということだろ?やはり一匹ボスは危険だな」

「はい」

 

「今日の午後はどうしますか?」とロクサーヌ

「今日はこの後迷宮は厳しいからお休みだな」

「でしたら、他のメンバーのレベルとジョブを見てやってはもらえませんか?」

「ああ、もちろん」

ロクサーヌとエマがみんなを呼びにいく間にセリーが

「その後はどうしますか?」

「ああ、今日の戦いで俺守られているなぁって感じたんだよね。もちろん魔法で戦う事はあっても接近戦や遠距離戦となるとひたすら守られる感じが気になって……」

「エマさんやロクサーヌさんに剣技を習いますか?」

「……いやだって教えるの上手そうじゃないし……」とセリーに小声で言う。

 

「確かに……どうしますか?」

「心当たりはある」

 

と言っているとエマとロクサーヌがみんなを連れてきた。

いまだに彼女たちは深夜クーラタルの迷宮に行っている

 

まずはロクサーヌから始める。次々に見ていくのだが

セリーには新しいジョブが発生していた。

 

聖射手Lv1

効果 腕力2倍 精神力大上昇 HP大上昇

スキル 狙撃手スキル マジックアロー 5連射 飛距離3倍

クリティカル率2倍 精神異常耐性 状態異常耐性 限界突破

 

セリーの新しいジョブがもう一つ

 

採掘王 Lv1

効果 腕力2倍上昇 体力2倍上昇 器用2倍上昇

スキル アイテムボックス32倍 採掘スピード4倍 採掘アシスト 採掘マスタースキル 地下拡張 壁天井強化

 

ほとんど新しいジョブが出ないセリーが一気に二つ出た。やはりこればかりはタイミングとしか言えない。そして、今まで新しいジョブが出なかったアナイシャがついに新しいジョブが発生した。

 

「アナイシャ君にはクシャトリアの上位ジョブになれる時が来たぞ」

「なんと言う名前ですか?」

「ん?ヴァルナッハという名前らしいぞ」

 

ヴァルナッハ Lv1

効果 精神特大上昇 知恵特大上昇 HP2倍 MP2倍

スキル クシャトリアスキル 肉体大強化 

精霊補助 フォレストシーカースキル シェイプチェンジ

ドルイド呪文 ネクロマンサースキル 死霊魔法

 

「ヴァルナ?神の子と言うことですね。ありがとうございます」

「ドルイド魔法と死霊魔法の二つが使えるみたいだな。今まで見たとのない魔法体系だな。早速変えてみて良いか?」

「はいお願いします」

アナイシャはセカンドジョブまでしか使えないので

「しばらくはクシャトリアとヴァルナッハの二つのジョブってことになるぞ」狂戦士をジョブから外してヴァルナッハにした。

 

ぱっと見何も変わっていないが妖精のガンチャンが現れる

ガンちゃんは頭を抱えながら俺に

「あなた無茶苦茶するわね」と言ってアナイシャの肩に手乗り文鳥の様に乗っている。

「は?なに?俺が何かしたのか?」

「わかっていないやつの方がよっぽど厄介だわ」と言う物言いにロクサーヌの殺気を感じてアナイシャの影に隠れる

「これからはあなたのそばにずっといるから」とガンちゃんがアナイシャに言う

「私はこれからあなたの補助役になったので戦闘での補助を私がする。これから覚えた魔法を一気に貴方の脳に送り込むからね」

「えっ?脳に?それって痛いの?」

「まぁ結構痛いけど……」

「えーやだよー」

「問答無用」と言ってアナイシャの頭にガンちゃんが手を当てるとアナイシャは膝から崩れていくので俺が支えた

 

「お前大丈夫か?アナイシャの味方だろ?」

「味方だからこそだよ。今やっても後でやっても同じなら今やった方がいい」

「無茶苦茶だな」

いつもなら自分の用事が終わるとさっさと消えてしまうのに今日は違った……と言うよりもジョブを変更したことでこうなった様だ

すると、「そうよあなたとうちの可愛いアナイシャの交尾の時だっていつだって近くにいることになるよ」

と俺が一瞬思った事を言い当てたかのように答えている。しかも嫌だと思った事も

「私には、ちょっと先の未来が見えているからね。尊敬しなさい」

「こないだは外したじゃないか?」

「あれはあなたが操作したんでしょ」

「そんなことしていないよ」

 

「バレバレだから。未来を変えてどう変わるかまではわからない……あんまり無理やり変えるのは良くないと思うわ」

「知った以上それを回避するのが人族の悲しいサガだよ」

 

「まぁそりゃ私もアナイシャが生きるか死ぬかになったら未来を変える努力はするかな」

「ならお前も人族じゃないか?」

「いや、決して違う。お前と一緒にするな!!」

と怒っているが、「まぁまぁ可愛いやつだ」と頭を撫でて言うと

「馴れ馴れしく触るな!!」

いつもならここで完全に消えるのだが、消えない。

「なんだ消える方法忘れたのか?」と煽っても「うるさい!!」しか言わなくなった。

 

他のメンバーも一人一人見たが新しいジョブは発生していなかった。

そしてブリジットに「剣」の使い方を習いたい事を伝えた。

 

ブリジットもそれにはおどろき「わ、私ですか?」と返して来る

ロクサーヌもエマもその声には驚いていたが……

 

「ああ!君の実家は剣を教えているんだろ?」

「はい。確かにそうですけど……」

「頼めないか?なんならクワガ王国剣術指南役にしてもいいぞ?」

「いや、いや、ダメです。そう言った事はダメです。ちょっと教えるぐらいならいいですけどそんな大層な名前をもらったら実家に許可を取りに行かないといけなくなりますから」

「じゃあちょっと教えるのはいいんだ」

とブリジットは口を手で押さえると『やられた』と言う顔をして俺の目を見る。

「本気ですか?」

「ああ本気だ」

セリーもブリジットなら大丈夫と安心している。

セリーもロクサーヌやミリア、エマのようにシュッときたらサッと避けるみたいな説明では全くわからなかったからだ。

ロクサーヌもブリジットなら問題ないと言う顔をしている。

ロクサーヌは「でしたら騎士団に用事がある」と言うことで騎士団のところに向かうがアナイシャも山賊抱っこで連れて行かれた。

ガンちゃんもロクサーヌに「もうちょっと大事に扱いなさい」

「あなたがこんなにしたんでしょ」とお互いに文句を言いながら向かって行った

 

 

ブリジットは「騎士団で練習されないのですか?」

「いや、騎士が居たら恥ずかしいしロクサーヌもいつものように騎士団にいえないだろ?」

「まぁかなりのスパルタですから……」

「えっそうなの?」

 

「ご存知ないのですか?ミチオ様がマロルの領主になられてから120日ロクサーヌさんはワールドホルダーです」

「ワールドホルダー?」とセリーと声が合ってしまう。

「はい。この120日で4つの迷宮を攻略しています。今最も世界で迷宮を攻略しているワールドホルダーです。私たちは物資を補給のために迷宮に入ることが多いのですが、ロクサーヌさんは攻略を目的として騎士団員を100人以上連れて一気に攻略するそうです」

 

「!!!、セリー知ってた?」

「ロクサーヌさんが迷宮に行っているのは知っていましたが……」

「そんなにこの辺に迷宮あるの?」

「マロルには20日に一個迷宮ができています」

「はぁ?そうなの?」

「はい」

セリーが補足する「たくさん人が集まると迷宮ができるのかもしれません」

「それじゃミリア風に言えば沢山の人の中に釣り針をおろしているみたいじゃないか?」

「ミリア風にって言うのは面白いですけど、そう言う仮説です。人の多さだけではないような気もしますが……」

 

「ですが、マロル周辺では次々にロクサーヌさんが攻略しているので、被害はありません」

 

「でも、今ロクサーヌは何事もないようにスゥーと行ったけど迷宮攻略にこれからいくの?今帰ってきたんだよ」

「その辺はロクサーヌさんはストイックですから」とセリーが答える

 

その返事には俺は何も言い返せなかった

 

ブリジットと俺は中庭で早速個人レッスンを受ける。

俺は上半身裸になって木刀を持って

素振りを何回か見せたらブリジットは「素振りはもういいです。やっぱりミチオ様はすごいのがわかりました。実践形式の方がいいみたいです。基礎はもう出来ているし、体幹も素晴らしいと思います。必要なのは勝つための技だと思います。それでもよろしいですか?」

 

「ああ、試合をするわけではないからそうしてくれ」

「では」

ブリジットは軽々と木刀を振って来る。それを俺が木刀で連続で受ける

とんでもないパワーだった。明らかに俺の方が力があるはずなのに……

「はい。これが胆力です。ヘソの下の方にある丹田に深呼吸でそこに気持ちを集中させてみてください」

俺は彼女の言うようにやってみた。

「そして、そこに魔力を注いでみてください」

「注ぐ?」

「はいまさに注ぐ感じです」

もう一度集中して魔力を意識してそこに注ぐイメージをする

 

「はい。では行きます」

先ほどよりも強い力でブリジットは連撃を加えて来る。

初めこそは強い力を感じていたが、それがだんだん軽くなってそのうち小枝で打っているのではないかと思えるほど打撃が弱く感じる。

もちろんブリジットがそんな事をする理由はない。

 

「軽くなってきた」

「ではもうちょっと強く打ちます」ブリジットは木刀に胆力を注ぐと

更に重くて早い連撃をして来る

俺はそれを軽々と捌いていた……

「これは……」




遅くなりました。
いつも読んでいただきありがとうございます
来週はソロキャンプに行くので多分お休みになってしまいます。


毎週土曜日の22時頃に更新してます。
誤字報告していただけると大変助かります

https://twitter.com/kujira_ts
「X」にて、こんな人をモデルとしていますと言うのと、相関図を出しています。カギがついているので、捨てメールなどでアドレスを作ってアカウント作ってもらい申請してください。
また、急なご連絡もxでしているので是非登録してください。

ーーお願いーー
高評価と読み終えたらしおりもお願いします。励みになります
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。