※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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新魔法

 

ファイターリザードは次から次に迫ってくる。

昨日作ったクレーターには既にファイターリザードが陣をとっていて、とても詰められる様子ではなかった。

93階に来た途端に戦闘は始まっている。

ルシールとルティナはブレイズストームで周りの敵を蹴散らしている。

エマが「ミチオ!!早く新呪文を!!」と言って俺に迫ってくる。

「おう!!」

俺はまだ使ったことがないこの極大魔法にまだ違和感と不安を抱いている。

「サンダージャッジメント!!」

と俺が唱えると天から巨大なイカヅチが俺を目掛けて落ちてくる。だが俺にはその雷は当たらず魔法で護られていた。

だがその範囲外では敵味方関係なくイカヅチがふり降り注ぐ

あたり一面ファイターリザードも俺の仲間も皆真っ黒になっていた。

俺の近くにいたロクサーヌも黒くなっていた

俺はロクサーヌを抱えると

「ロクサーヌ!大丈夫か?」

「最後まで守れず申し訳ないです」と言うと糸が切れた様にロクサーヌは息を引き取った……

 

俺は「ロクサーヌ!!ロクサーヌ!!」と何度も呼ぶがロクサーヌが目を覚ますことはなかった……

 

 

 

 

「ロクサーヌ!!ロクサーヌ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわっ!!」

隣でロクサーヌが「私はここにいます」と俺を抱きしめた。

 

「はぁはぁはぁ」俺は自分の状況が読み込めていなかったがベッドの上にいると言うことは『夢』と言うことだろう。

とてもリアルな夢で思わず涙が溢れる……

本当にあったかの様に感じる。

 

「どうしたんですか?悪い夢を見ましたか?」とセリーが冷静に言う。

……そうだ昨日は飯を食って早くに寝ることにしたが

一昨日の話だとノーケルリンフの王女たちと床に入る予定だったが、俺がわがままを言って最初のパーティメンバーにしてもらったんだった。

 

「93階の夢でも見ましたか?」とルティナが聞くと

「ああ」

「やはりそうでしたか。でも今日93階をクリアしたらその夢は見ませんよ」とルティナが明るく言ってくる。

 

ベスタも「何があっても私たちがご主人様を護ります」

と言うと「ありがとう」と答えるしかなかった。ビビっているのが丸わかりじゃないか……俺は自己嫌悪した。

セリーは何かを察した様に「ご主人様も何かに怖くなるなんてことあるんですね」

「当たり前だろ」

「安心しました。私達には怖いもの知らずの様に映っていますよ」

「そうなのか?」とロクサーヌに聞くと

「ええ、わりと……」と返事をすると

ルティナは「『自分が怖いわー』とか一人で言ってそうですよ」とチャカしてくる。

「ほら迷宮に行くぞ!!」とちょっと強めに皆んなに言うと

ミリアが俺の下半身を指差して

「そんなにおっきしている状態で行くの?」

そりゃ美女5人と裸で寝て起きたら自然とこうなるだろ?いや一人でもなるけど……

ミリアはすぐさま跪いて俺のを咥える。

「もう、そんなことしてたらまた時間かかる!!」とロクサーヌが言うと

「みんながご主人様に装備を着せて、みんなの準備が終わるまでに終わらせるから」と言いながらまた咥える。

「あっ言ったわね」とルティナ

俺も息子も立ったまま着替えさせられる。

みんなは裸のまま俺の装備を着せていく。

「ご主人様そんなに動かさないで」と言われつつミリアに咥えられ

上下に俺のを喉の奥まで入れていく

俺の着替えも概ね終わったところでみんなは自分の装備を整えていく

ミリアはそのまま喉奥で俺のを何度となく擦る。

俺はミリアは頭を掴むとそのままミリアの口の中に放出すると

ミリアは恍惚とした表情で俺のを口から離す。

「ふぁー美味しかったです」

と言った所でみんなの用意もできていたがミリアだけはまだ裸だった。

「ミリア、あなたは?」

「ミリアは……」と言うとバク宙するといつものミリアのスーツに着替え終わっている。

「あっという間に完成です」

俺だけが俺のを出したまま立っている。

「ほらご主人様しまって行きますよ」と慌ててパンツをあげる

とみんなが俺のお尻を軽く叩いて部屋を出る

全く俺の事本当にご主人様って思ってる?!

 

最後に俺が自分の部屋を出る時にミリアがしてくれた事やみんなとのやり取りで変だけどかなり緊張がほぐれた……いい意味で力も抜けたし……

みんながどこまで俺を察してこんな事してくれたかはわからないけど

自分の部屋の扉を閉めてダイニングホールに向かう。

 

 

みんなの後ろを歩いていて気がついたことがある

「ベスタ、その鎧いつもの鎧と違くないか?」

「はい。以前使った鎧をセリーさんにブラッシュアップしてもらいました」

確かにそれはブルガ王国でベスタがガイウスを背中に乗せて砦から脱出作戦に使った物だった

「どうしてそれを?」

「せっかく作ってくれたのに使わないのは勿体無いと思って使いますが何か問題でも?もしいつもの鎧が良いと言うのでしたら着替えてきますが……」

「いや、ベスタがいいなら良いよ」

「はい。ありがとうございます」

 

 

セリーがワープをする前にすぐに戦闘が始まるかもしれないので

バフと「インビジブル」を使う。先頭にはミリアが行く

「93階ですリベンジマッチになります。ご武運を!」

と言うとワープを開くと瞬足でミリアが中に入る。

ミリアは近く木に登り偵察するがリザードマンの姿はなかった。

そして昨日焼き払ったところに小さな湖と草が既に生えていた。

20秒ほど遅れて本隊が入ってくる。

ミリアはミチオにありのままを説明した

 

セリーが隣で聞いていて「既にこちらでは何日か立っているのかもしれません。

「何日って?」と俺が返すと

「いや、どれくらいかはわかりません」

俺たちは昨日と同様に「ガイドポストスペル」を発動させた

もちろん方向は同じ方角を指している

 

透明化したまま進む俺はディテクトインビジブルも使っているので透明になっているものを見ることができる。

ミリアとレベッカは先行して偵察をしている。

ミリアが(200メートル先に魔物がいます)と報告してきた。

前回戦闘中うるさくてパーティの声が全く聞こえなかったので

「テレパシフィックボンド」で今回はESPで連絡が取れる様にしておいた

事前の準備不足もあったもしれない。

負けるわけがないと油断していたのかもしれない

ロクサーヌも(どうしますか?)と聞いてくる。

(なるべく戦闘は避けたいが結局どこかで囲まれてしまうくらいなら片っ端から倒した方がいいかもしれない)

新呪文もなるべく早めに使って効果を知っておいた方が更に多い魔物に接敵した時に有利になるはずだ。

 

エマが「じゃあやるか?」

「そうだな」

 

俺たちは隠れながら少しづつ距離を詰めていく。

ファイターリザードは5人で見回りをしているのだろうか?

2匹と3匹に別れて移動していた。

エマが(厄介だな。少し間が離れている最初の2匹を倒しても背後の3匹が仲間を呼ぶ)

(では同時に攻撃するしかないな)

ミリアとレベッカそしてリナが背後の敵をそして目の前にいるのをエマとロクサーヌで攻撃することになった。

 

ミリアとレベッカ、リナの3人は音も立てずに木に登りタイミングを伺う。

エマとロクサーヌは両脇に隠れていた。

 

5匹は少しづつ近寄ってくる。

俺たちは成功の可否を隠れて遠くから見ていた。

ファイターリザードは槍と盾を持って周りをよく見ながら近づいて来ている。

匂いにももしかしたら敏感なのかもしれないが特に警戒をする様子もなく近づく

 

(行くぞ)とエマが声をかけると5人は一斉に一人づつに襲いかかる。

レベルは30前後。これは一撃と思った瞬間奴らは盾を構え5匹はお互いに背中を向けて円になった

(何?!)

まさかの失敗だったが、

ファイターリザード達も何に襲われたのかまではわからなかった様だ

透明化しているエマとロクサーヌが攻撃するが盾でそれを防いだ。

(見えているのか?)

背後の3人も透明化したまま攻撃するが盾で防がれた。

そして、奴らは「キロロロロロロロ」と喉を鳴らす。

(失敗だ。奴等は仲間を呼ぶぞ。一旦撤退合流するぞ)草むらに入り相手の視界から消えたはずだ。

だがファイターリザードは正確に槍で道沿いに攻撃して来たがそれを綺麗に避けた。

ルティナが「ブレイズウォール」

を唱えると道沿いにはファイターリザードは追って来れない

なんとか合流ができた

(どういう事だ?)とエマが聞くとルティナが(温度。視力があるのは確かだが体温でも奴等は見えているかも)

「なら、透明化していてもいなくて同じって事だな!」というとエマが透明化を解くと「紫電一閃」真空刃をエマが飛ばすとそれを避けることができなかった。

奴等の腕や尻尾が切れて倒れた。

だが奴等はすぐさま新しい敵を呼びあちらこちらから「キロロロロロロロ」と音が聞こえる。

今の所前方からしかその声は聞こえない。

 

後退しながら

「ミチオ!!出番だぞ!!」とエマが呼びかける

つまり新魔法ということなんだろう。

だが、範囲系魔法を使うには余りにも遮蔽物が多い。

フレンドリーファイヤーしてしまう可能性があると思った瞬間

今日の夢を思い出してしまった。

(もう少し距離を取らないと……)と俺がいうと、その隣でルティナがその姿を見ていた。

ルティナがベスタの背中をバンバンと叩く

ベスタはわかっていた様に腰を下ろし膝をついた。

そして、ベスタの鎧の後ろにルティナが乗り込むとベスタは立ち上がり

片手に大楯を構えもう片手にはハルバートを装備した。

「行くぞ!!」と声をかけると突然前進を始める。

次々とファイターリザードをベスタが蹴散らして行く。

姿が見えないくらい囲まれていてもベスタはハルバートを振り回し次々とファイターリザードを弾き飛ばしている。

 

エマも俺も「ベスタ何してる!!」

ルティナは周りにファイターリザードに囲まれながらもびっくりしながらも

「これは凄いなでも、こんな雑魚どうってことないです。」鉄壁のベスタは魔法のシールドでも守られているので奴等の攻撃は全く届いていない。

ただベスタがハルバートを振り回すと背中にいるルティナも振り回される。

 

青白い光の小さなシールドは次々と奴等の攻撃を防ぎそれはルティナとベスタの2人がかりでやっていた。

 

 

エマは「何をする気だ?」

 

充分敵を惹きつけたところでルティナはベスタに鎧を叩いて合図を送る

ベスタはカラドボルグの剣に武器を持ち替えた。

そしてベスタの鎧の上でルティナは「サンダージャッジメント!!!!」と言うと

あたり一面に無数のイカヅチが落ちてくる。

強烈な音と光でルティナを中心に雷が雨の様に落ちる。当然周りの木にもイカヅチが落ちてあたり一面火の海になる。そして、何より周りの敵を一掃した。

(ご主人様。お先に使わせてもらいました。すみません。この魔法ファイヤーウォールの様に距離を指定できます。直径100メートル程が効果範囲の様です。だからその手前で落とすと自分達も攻撃受けちゃいますからね。

新呪文のご報告でした)

とルティナのいつものふざけた様な声で俺に教えてくれた。

「ベスタは?」

(ベスタはカラドボルグに雷なら護られていますからダメージ受けてませんよ。なんなら私達に向けて打っても大丈夫ですよぉー)と言ってきたので「まったく……敵わないな」と言うしかなかった。

 

エマがそれを聞いていて「ミチオ、ルティナにかりを作ったなぁーカッコ悪いぞそれ!でも、これで怖いもんねーな

ジャンジャン行くぞぉー」と俺に言ってくる。

確かにそうかもしれない。俺に気遣って敵の真ん中までベスタと突撃して新魔法を使ってその魔法がどんな魔法かを試すなんて普通はできない。ベスタはドラゴンのことを信用しているかもしれないが、ルティナはむしろ疑っていた。

俺が夢の話をしたからこんなことが起こるかもしれないと思ってルティナが先回りして考えてくれたのだろう。そしてベスタにも準備させていたってことだろ?

やはりエマが言う通りそれはカッコ悪いな……

 

 

「ルティナ!!俺の見せ場を!!」

「いつもウジウジしてるからですよぉーそんなことぐらいで私達が死ぬわけないでしょう!!」と言っている側からファイターリザードは集まってきたが炎の中では透明化していると俺たちは見えないらしい

 

「サンダージャッジメント!!」俺は集まってきている側から魔法を発動させる。

またしても無数の雷鳴ですごい音と光だった。

多くのファイターリザードがその餌食になる。

(ミチオ様今の私達範囲に入ってますから。ベスタがカラドボルグ持っていなかったら私達ダメージ受けてますから?!)

と言うと、

(君らは大丈夫なんだろ?)

(えっわざとですか?)

(わざとなわけないだろう)

(今のは絶対わざとですぅ)

(ルティナ呪文唱えてないじゃん)

(唱えなくてもできるんですぅ)

 

次々に現れるファイターリザードを2人で雷まみれにしてやった。

 

エマも2人のやりとりを見て「全くなんだこれは……」と声を漏らす。

「これを地上でやったら大問題だな天変地異だと大騒ぎになるな」

「こんな強力な魔法をポンポンと凄いですね」とセリー

「ご主人様だからできるんです」とロクサーヌは満足げに言う。

イヤイヤ、ルティナもできているけどねとはロクサーヌに誰もツッコミを入れることはできなかった。

 

「ミリアもできるよぉ雷遁!!」

とミリアが韻を唱えると巨大な雷の柱が7本一直線状に10メートルの円柱状に落ちてくる。

いや、もしかしたらミリアの雷遁の方が使い方によってはダメージがあるのかもしれない、、、、

「もう無茶苦茶だな。さっさと行こう」とエマも呆れ顔で言うしかなかった。

 

ボス部屋の前まで来るまでには一帯のファイターリザード達は全て撲滅したのだろう。カメレオンみたいなやつも全く見なかったのか見えないまま殺してしまったのかはわからないがなんとかここまで辿り着いた。

2人はここまでで大分MPを使ってしまったので、セリーから

メガポーションをもらって一息ついた。

 

 




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