※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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騎士団詰所

 

その門をくぐると地上に出た。

「あんたらは…つい、2,3時間前に入ったグループじゃないか?」

外はすっかり朝になっていた

「おはようございます」とセリーが言う

「あっ、おはようございます」

俺たちは何事もなかったようにその場を離れようとすると、引き止められた

「この迷宮…今、攻略しましたよね?」

セリーが答える

「そうです……ね」

次々と迷宮から冒険者が吐き出されていて周りに休憩がてら誰が攻略をしたのかを知るために待っている者もいだが、理由がわからない者もいた。

「はっ?攻略されちゃったの?」

「えっ?まだ28階までしか来てないんじゃなかったの?」

と他の冒険者は嘆いている

俺たちが攻略したとは知らずに

 

迷宮攻略してもこんなに喜んでいないパーティはいないのだろう

 

迷宮の前にいた男が、

「いや、このまま立ち去られるとあっしが困るんです。皇帝陛下に攻略した者を報告しないといけないので」

セリーが答える

「仕方ないですね。ご主人様の名前はミチオです。よろしいでしょうか?」

「ミチオ様ですね」とメモをとりながら聞いている

「ミチオ?もしかしてクーラタルの50階を突破したミチオ様?!」

「はいそうです。人が集まってきたのでそろそろいいでしょうか?」

「今とは言いませんが、今日の夕方にベイル騎士団の詰所に来てもらえませんか?場所わかりますか?少額ではありますが、ギルドや騎士団から報奨金が出ると思いますので!」

俺がコクっと頷くとセリーが答える

「わかりました。それでは」

と言ってスタスタとベイルの方に歩いていく

 

セリーが俺に聞いてくる

「あんな感じで大丈夫でしょうか?」

「あのくらいでいいよ。詰所ね~、うーん…バックれようかな…?」

「バックれるとはなんでしょうか?」

「行かないという事」

「それはまずいと思います。駐留している騎士団のメンツもあると思うので」

「うーんそうだなー」

俺たちとは逆方向にみんなベイルから人が走って迷宮の方へ行く。きっと迷宮を突破したのがどんな人物かを見に行こうと駆け寄っているのだろう。

ベイルに入ると適当な場所を見つけて

我が家へと帰った

 

装備を取り、1階に降りる

ここもあんまりいないから玄関にはウィザードロックの呪文を使ってみる。これで簡単にはこの扉を開ける事はできないはずだ

 

そして、とりあえずいつも食事を摂るリビングの椅子に座った

俺が喜んでいないのでみんなも特に喜んではいない

みんなも特に何も言わずにいつも自分が座っている席に座る

「ふぅー、みんな迷宮攻略ご苦労様。終わったな」

ロクサーヌが答える

「終わりましたね」

エマが答える

「終わったな」

 

ベスタがハーブティーを入れてくれている

みんなにお茶が出ると、

「いい香りだな」

とベスタに言うと

「ありがとうございます」と答える

ロクサーヌがみんなの沈黙の中俺に聞いてくる

「もしかしてなのですが……ご主人様は迷宮攻略しても嬉しくはないのですか?」

「えっ?嬉しいよ?」

エマが反応する

「えっ!!嬉しくてその反応?!」

と大きな声でビックリしてる

「ミチオいつも通りじゃん、もっとやったー!とかないの?」

「そうだな…みんなが特にダメージも受けず帰ってこれたし、嬉しいよ」

 

「なんだよそれ、ミチオが喜んでいないからこっちも喜びづらいんだけど?」

 

「ああすまないな。5ヶ月前に初めて入った時の事とか思い出していた。最初はロクサーヌと二人で行ったり来たり、生活のために潜っていたからな。ロクサーヌは何か覚えているか?」

「はいそうですね、色々ありましたね」

ミリアが

「途中からは無茶苦茶だったね。まとめて魔物を倒しちゃったり。面白かったけど」

「そうだな」

 

「最後の方はジョゼ達と一緒だったな」

「そうですね」

 

「じゃあ風呂に入ったら湖畔の館に行こうか」

昨日と同じようにみんなで風呂に入る

シャワーも出して湯気で白くなる。

俺はみんなを洗う。これは俺の趣味だ

みんなは黙って洗われる。洗ったものから湯船に浸かる

みんなを洗い終え、俺はロクサーヌに洗ってもらう

そして入る

 

「気持ちいいな」

「はい」

ちょっとぬるくなったかな?

キャントリップに「ウォーム」かあったのでそれを試す

たしかに一気にお湯の温度が上がった

「便利な魔法だなミチオ」

「たしかにな。レンチンもできそうだな」

「なんだそのレンチンというのは?」

「食料は凍らせると長く持つんだけど、解凍が難しいんだよ」

「そうなのか?」

「ああ」

 

「俺はみんなとこうやってる方が幸せを感じるし、嬉しいよ」

「そういうものなのでしょうか?」とセリー

「ミリアはご主人様と一緒にいるだけで幸せだよ」

「そうか、ありがとうな」

 

「いずれにしても、騎士団の詰所には今日中に行かないとな」

「そうですね」

エマが提案してくる

「ジョゼ達も連れて行こう。そのままどこかで宴会でもいいんじゃないか?」

「そうだな、みんなで外食はした事ないもんな。じゃあセリー、申し訳ないけど、ルティナと一緒に行って、ベイルでみんなが入れる食事ができる所を予約しておいてくれるか?」

「かしこまりました」

セリーのステータスを見ると狩人が50レベルになっていたので、ジョブを確認すると

猟師Lv1

効果 腕力中上昇 精神力小上昇 HP小上昇

スキル 狩人スキル 連射 クリティカル率中上昇 カモフラージュ

 

というジョブが出ていたので、セリーに言って変更しておいた。セリーからセカンドジョブは隻眼にしてもらえますか?と言われたので変更しておいた。

 

 

さぁ風呂上がってオーモルの湖畔の館に帰ろう

 

ワープで帰ると

多くの者がみんなで食事する広間に座って待っていた

「おかえりなさいませ」とジョゼがすぐさま言ってくる

「ただいま」

「どうでしたか?」

「ああ、迷宮攻略できたよ」

「ふぅーよかったです。でも、みなさんあんまり嬉しそうではないのですね」

「ご主人様はこういうスタンスなんです。当然?!と言うか楽勝?!みたいな?いちいち喜んだりしないんです」

とロクサーヌ。

「あっはい……そうですよね。ご主人様なら当然ですよね」

とジョゼや他のメンバーもなんとか納得しているようだった。

「この後、みんなでベイルの騎士団詰所に行きます。その後はみんなでささやかですが祝勝会をしたいと思っています。なので2時間後広間に集合です。みんな出席してください」

みんなが返事をする

外で食事も初めてなのでみんなは喜んでいる

 

「ありがとうございます。それとご主人様、我々なのですが…少々怪しまれているようです」

「どうした?」

「ほとんど人の出入りがないのに、馬車で大量の食料やいろんな資材の購入を近くの村にエルフ2名で買い物に行っているのですが、深々とフードを被り、独特の歩き方をするので『湖畔の魔女達』と呼ばれているようです」

「なるほど、いいんじゃないか?その方がこの家に近寄らなくて」

「力あるものは村の者に助けを求められたりします。村の近くで魔物が最近出るそうなのですが、どうしますか?まだ保留にしてあります」

「そうか……そういう相談も受けたりするのか」

「ミアと、マリーという者が主に村に買付けをしているのですが、そういう話を持ちかけられたそうです」

「無下には断れないし、冒険者ギルドに言った方がいいような気がするが……対価なしではいろんな要求をしてくるかもしれないし、正当な対価がわからないな……」

「ミアは冒険者だったか?」

「はいそうです」

「ではまず村の代表者をギルドに連れて行きギルドで斥候の依頼を出してみてはどうだ?それで改めて、ギルドに依頼するか考えてみたらいいんじゃないか?我々が力を持っているからと言っても、何でもかんでも引き受けられないしな。その後でギルドの金額と同じか少し低い金額で引き受けたらいいのではないか?」

 

「かしこまりました。ではそのように言っておきます」

 

 

ここは借りている住まいだからな……

近隣の問題になるべく首を突っ込まない方いいのかもしれないが、逆に借りている分は多少還元しないとな……ミリアはフードをかぶって釣りしてるわけじゃないし、またミリアに何かあるといけないしな……

 

「他に何かあるか?」

「はい。クロエからお話があるのですが今大丈夫でしょうか?」

「ああいいよ」

ジョゼはクロエを呼ぶと待っていたのかすぐに来た

ああ川のBBQに来た子でミリアと一緒に釣りに行ってくれている子か

 

「クロエです。お願いがありまして」

「どうした?」

「はい。私は迷宮攻略を今後続けていきたいと思っていたのですが、迷宮に入ったら震えで戦闘はできませんでした。なので、もう戦士である必要がないので、できたら冒険者にジョブをかえていただき、皆さんやミリアさんの移動を助ける後方支援をしたいと思いました。ご主人様はジョブを変更できると聞きましたのでお願いできませんか」

「ああそうか、いろいろ考えてくれてありがとう。そこまで考えが回らなくてすまないな」

俺は話の途中でなるほどなと思った

俺はクロエにパーティ申請を出して彼女のジョブを見ると、特別変わったジョブは持っていなかったがたしかに冒険者のジョブは獲得しているので、冒険者Lv20だったので変更した

「できたよ」

「えっもうですか?呪文の詠唱とかないんですね」

「ああ特にはな」

「ありがとうございます」

 

みんなを待っている間も呪文の練習をしたり、効果を確認した。今日使った呪文は比較的効果がはっきりしていたものだったからな

 

そんな風に過ごしていると、みんなが続々と広間に集まってきた。特に正装しているわけではないが、小綺麗にして来たのだろう。

セリーやルティナも戻ってきた。予約を取ってきたみたいだ

セリーを呼び、カメリアオイルを渡した

「これは?」

俺は呪文で水を出すと、セリーの髪を濡らして

キャントリップドライをかけるとすぐに髪は乾いた。少し手を濡らして、カメリアオイルを髪につけたら、セリーの独特な髪型は普通の髪型となって髪がしっとりツヤツヤな感じになっている

「手触りがすごくいいですね」

「綺麗だよ」

「ありがとうございます」残りのカメリアオイルもセリーに渡した。「ちょっとずつ使うんだぞ?」

「はい」

 

みんなが集まったところで、エマがみんなに言う

「皆さん、今日は私たちのご主人様がベイルの迷宮を攻略しました。無事に誰も怪我する事なく帰ってこられたので、ささやかですが祝勝会をすることになりました!今日の晩ご飯は外食にします。もちろんお酒も好きなだけ飲めますよ〜〜」

「ご主人様すてき!!」

パチパチと拍手が鳴り止まない

「私たち7名は先に騎士団の詰所に行き攻略報告をしてくる必要があるので、皆さんとはまた会場で会いましょう。料理や飲み物を用意しておいてね」

「はーい」

「ではみなさんは用意が出来たらジョゼとアーダの言うことをよく聞いて行動するように」

「はーい」

 

というところで、俺たちは先に騎士団の詰所に行く事にした

ここにきたのは、ロクサーヌを手に入れるために盗賊を襲って報奨金をもらった時以来だ

もちろんインテリジェンスカードを出すことになるので、剣士をファーストジョブにしておいた

 

入り口の前には騎士団員が立っている

あの時の騎士はいないが、扉の前に立っている騎士に挨拶をする

エマは制止を聞かずに中に入ろうとする。

「いやいやちょっと待っていてください」

と騎士に止められちょっとムッとする

「ミチオが来たと伝えてくれ」

 

中に騎士が入っていくと、

中から以前見た綺麗なおねーさんとは違う綺麗なおねーさん騎士が出てきた。

「お待ちしておりました」

キリッとした表情で迎えてくれる

「なんだマルティナか」

「えっ?」

とエマの顔を見ると、

「隊長!!何してるんですか?」

「うちのご主人様、ミチオ様です。今は軍を辞めて嫁入り修行中」

「えっ!!なんて!?えっ?」

かなり動揺しているらしい

「なんでまた隊長なんですか?」と俺に聞いてくる

意味がわからない。

俺にマルティナは

「はじめまして、私はここの騎士団団長のマルティナです。よろしくおねがいします。まずは、ここマロル領主様レオール様がお待ちです。応接室にご案内します?」

 

 

俺たちは断る事もできなく応接室に通される

コンコン

扉を開けると金髪で高身長イケメンの男が立っている

マルティナが紹介する

「こちらがマロル領主レオール男爵です」

「はじめまして。カガ・ミチオと申します」

「はじめましてレオールだ。今回は我が領内の迷宮を攻略してもらった事を感謝する。我々も手を尽くしていたのだが、なかなか攻略となると難しくてな」

「聞けば、ミチオ殿はどこの貴族にも所属していないと聞いたのだが、まことか?」

「はい。自由にさせてもらっています」

「そこでどうだろう。何かの縁だし、マロル領付きになってもらえないか?マロル領での住居や生活、税金の免除などいろいろ生活面でバックアップができると思うのだが」

 

「私どもにありがたいお言葉ありがとうございます」

「じゃあ」

「ですが我々は流浪の冒険者でして、1箇所に定住する気はないのでありがたいお話ではありますが、またの時に」

誰がイケメンの舎弟みたいな事しなくちゃいけないんだよイケメンは爆発しろ!!

 

「そうか……もったいないな、冒険の生活費をマロルが持ってもいいぞ?」

「まだ仕官する気はないのでご容赦ください」

「私がこれほど言っているのにか?」

すごい剣幕で迫ってくる

 

 




2024.09.09改編
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