※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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討伐のその夜 

 

 

すごい剣幕だが、何かされるはずもなく、ただ凄んでいるだけだ、自分の実力があるなら自分ですればいいだけの話だ。あくまで貴族というポジションからの見下すスタイルだ

 

間にマルティナが入り、「まぁまぁ」と宥める

「カガ・ミチオ様、こちらにサインを」

とマルティナが求める。

 

俺は文字が読めないのでエマが読み上げてくれた

内容は間違いなくベイル迷宮を攻略した事を認めるという内容で、その事を皇帝陛下に伝えるという内容だった

内容に問題ない事をエマが確認して名前を漢字で書いた

マルティナが

「これでカガ・ミチオと読むのか?」

「あゝそうだ」

「不思議な文字だな」

 

俺は

「ブラヒム語ではないな」と答える

レオールはなんとかこの功績を自分のものにしたいのか、しつこく迫るが、どうしようもないし、ウザい。

マルティナも

「レオール様、ここはスカウトの場ではないので…またの機会にお願いします」

 

 

俺たちには

「そろそろベイルの民衆も集まってきたので、一言挨拶をして平和が戻った的な事をみんなに言ってもらえないでしょうか?」とマルティナに言われ、エマが代わりに言うことになった

俺はその横にいるだけでいいという事だった

 

「みなさんこんにちは。私はここにいるミチオ様の従者エマというものだ。今朝、ここベイルのすぐ目の前にある迷宮討伐を我々が苦境の中達成することができた。

これでみんなはコボルトや魔物に怯える事なく、田畑の仕事に従事できる。ベイルの治安も良くなることだろう。そして、今までの平和の日々が続くだろう。

みんなが平和に過ごせるように我々は明日もどこかの危険な迷宮攻略に挑んでいくことになるだろう。

子供達が笑顔で過ごせるように、この街が安全に発展するように我々は願っている。みんなは我々とはできることが違うだけでみんなの力がこの街を発展させていくことだろう。また何かの脅威があったらミチオ様を呼んでくれ。今日は暑い中集まってくれてありがとう!」

と言うと拍手喝采だった

 

マルティナが民衆に言う

先程サインした紙を広げ、

「迷宮を攻略したことをここに宣言する」

と言うと、拍手が更に大きくなり

「ミチオ!ミチオ!」

ミチオコールが止まなかった。

後ろにいたレオールは何も言うことなく、詰所に戻っていった

 

俺はなんだかとっても恥ずかしいが全部エマがしてくれた

マルティナが俺に

「今日はこれからどうするのですか?」

「ベイルでささやかですが、祝勝会をするつもりです」

と俺が答えると「私たち騎士団からも非番のものが参加していいか?」

エマが

「えーー」と言っているが

ついてくる気満々だ

冒険者ギルドの報奨金と帝国から迷宮攻略報奨金をいただいた。後で数えたら二つ合わせて、金貨50枚だった

 

俺はルティナとセリーにベイルの酒場に案内された

店に到着すると、すでにみんなは俺がくるのを待っていてくれ、拍手で迎えてくれる。俺たちパーティは用意されていた上座のテーブルに案内された

 

騎士団の連中も結局付いてきて俺たちとは離れたテーブルに座っているようだ

俺は立ち上がってみんなに言う

「今日ベイルの迷宮を攻略できた。これからもたくさんの迷宮を攻略していくだろう。最初の一個を今日やっと攻略できた。それもこのテーブルに座っているみんな、ここにいるみんなが支えてくれたから出来たのだと思う。みんなに感謝したい。ありがとう」

エマが続きの挨拶をする。

「今日はみんなに感謝の意を込めて、ここでたらふく飲んで食べて騒ぎたいと思います」

みんなにジョッキを持たせて

「乾杯!!」

 

みんなは思い思いに注文して飲んで食べている

ロクサーヌが隣で

「私たち奴隷にこんなに良くしてくれてありがとうございます」とお礼を言ってくる

ベスタとミリアはお酒が苦手らしく、モリモリ食べる方に集中している

セリーとセリーの妹リナは二人でお酒を嗜んでいるが、まさかリナも酒豪とは……二人で仲良く喋っている

 

前回お酒で潰れてしまったロクサーヌは加減しているようだ。俺と目が合うと

「美味しいですね」

「あゝそうだな」

 

ずっとこの感じが続けば良いな。毎日楽しく

と俺はみんな眺めていた。

 

 

みんなにもお酒が入りみんなの声も少し大きくなってきた頃合いで、マルティナが俺の横にやってきて、お酒を持ってきてくれた。

「ミチオ様どうぞ」

持ってきた際に胸が俺の腕に当たる

「今日のレオール様強引でしたね。またしつこく言われたら私に言ってください」

と言って俺の手の甲にマルティナは触れた

「あゝ今日は間に入ってくれてありがとう」

 

「滅相もございません」

隣のエマが、

「マルティナ、そんな色仕掛けいつ覚えたんだ?」と茶化す

「エマ様、そんな下劣なことしてませんよ?エマ様こそなぜミチオ様とご一緒に?本国で隊長までしていましたのに」

わざとらしく丁寧な言葉で言う

 

「ああ、縁があってな。軍隊はやめてミチオの従者をしている」

「え?!従者なの?」

「ああ。ミチオは強いぞ?規格外だからな」

「人を魔物みたいに言わないでくれ」

「はは」

 

マルティナは俺に聞いてくる

「なぜベイルの迷宮攻略を?」

例のハンドサインをしても、マルティナは反応しなかったので、帝国解放会に依頼があったとは言えない

「うーん、ベイルがロクサーヌとの出会いの街だったからな。潜ることが必然的に多かったからかな?」

 

「そうだったのですね。私もここに赴任して間もないのですが、迷宮攻略もしなくてはいけなかったものの、街に盗賊も多くなかなか人員が足りなくて後回しになっていました。今回、ミチオ様が迷宮を攻略してくださったおかげで、盗賊の取締りに集中できます」

「盗賊もここは多いみたいだしな」

「はい、殺人も少なくないです。ミチオ様は冒険者ギルドには登録されてはいないのですか?」

「ああ、しがらみが嫌なんでな。好きにやらしてもらっている」

「いつも盗賊討伐の依頼や賞金稼ぎギルドにも色々手は尽くしているのですがなかなか進みません。共同で盗賊討伐

をしませんか?もっとベイルを良くするために」

と言うとマルティナは身を乗り出して俺に提案してくるため更に胸を押しつける格好になった。

エマが俺の代わりに答える

「わかったからミチオから離れろ。それ以上ベタベタしているとロクサーヌが暴れ出すかもしれんぞ?」

 

「そんなことしません」

「まだ飲みが足らないからな。この間は完全に飲まれていたからな、クックック」

「えーじゃあ、もっとくっついちゃお」

と、マルティナは俺の太ももの上に座る。マルティナも酔っているのだろう。決してエロのオーラが出ているわけではなく、ジョーダンでイチャイチャしてくる感じだ。

まぁ俺は綺麗なお姉さんの胸元で眼福だが

「ご主人様、こういう悪い大人にたぶらかされてはいけません」

「悪い大人って…騎士団の団長だぞ?」

「私の事そんな敬称で呼ばないで、マルティナと呼んで。でもみなさんお若いのに迷宮討伐よくできましたね。何か秘密があるんですか?」

「ご主人様にかかれば当然です」

ロクサーヌさん、そんなにこの人を煽らないで

エマは

「マルティナ、あんまり勘繰らないでくれ。ウチは秘密主義なんだ。深く知ると、この藤乃の錆にしないといけないこともあるからな」

「え?そこまで?!わかったわかった悪かったわ」とマルティナもふざけがすぎたのを感じたのか退散する。

俺にエマが説明してくれた

「マルティナも次のここの領主になるのはミチオかもと思っているから、近づきたかっただけだから、気にしなくてもいいと思うよ」

 

「邪推だわ。ご主人様もそう思いますよね?」

「どうだろうな。ああいう人は立ち回りがうまいからな」

 

 

その後はみんなで騒いだ。

ルティナは樽に入っているビールを冷やすキャントリップの呪文の練習をしている。物の温度を冷やす呪文だ

うまく行ったらしい。

エマがご機嫌だ

「ルティナもできるんだな」

「昨日覚えた」

「呪文ってたくさんあるな。私では全部覚えるのはまぁ無理だな。ルティナならできると思うよ」

「……ありがとう」素直にルティナは喜んでいた。

 

俺の周りはいつのまにか女性だらけになっていた。貸切になっているので誰にもナンパされることもなく、楽しい時間を過ごした。俺も少しお酒に慣れておこうと少しは飲んだが、やはり少し飲んだだけで気持ち良くなってしまう。ロクサーヌも同様だった。元々冒険者だった湖畔の館のみんなも結構飲んでいても楽しく飲んでいるようだった

セリーは結構飲んでいても全く変わらないようだった。それはリナも同様で全く酔っている様子は無いようだった。

セリーとリナが近くに来たので、

リナに

「楽しめているか?」

と聞くと、俺の方を見てリナが答える。

「はい、みんな楽しそうにしているのがわかります。目が見えてなくても、いろんなことが見えてますから」

「そうか。フィーネと話したんだが、リナに視力を与えるのはちょっと先になってしまうようだが、見えるようにしたいと思っているよ」

「そうなんですか。みんなのことが見えたら楽しいだろうな…」

「約束しよう。指切りって知ってるか?」

「すみません、分かりません」

「リナに小指を出してごらん」

「はい」と言って小指を出す

俺の小指を絡ませて、

「指切りげんまん嘘ついたらハリセンボンのーます」

と言ってゆびをふって

「指きった」

「これは俺が住んでいた国で古くから必ず果たす約束をするおまじないだよ」

セリーが横で涙を出してうんうんとうなずいている

「おねーちゃんなんで泣いているの?」とリナが聞く

なんで涙を流しているのを気がついたのだろう?

もちろん1時間くらいならウィザードアイで彼女に見せることはできるだろう。だがそれはたった1時間だけだ、また1時間後には暗闇になってしまうなんて残酷で言い出せなかった

 

みんなもだいぶ飲んだところで、湖畔の館に住んでいる一人が、

「私たちもご主人様の家に行ってみたい」と言い出した

確かに来たことがあるのはジョゼだけだ。

俺も調子に乗って

「じゃあみんなで今日は俺の家に泊まるか?」

と口走ってしまった

「えーいいんですか?」

「ただ、みんな床に寝てもらうことになるぞ?」

「えーじゃあみんなで寄ったら帰ろうかなぁー?」

と勝手に言っている。俺としてはどちらでもいい

 

ジョゼが近づいてきて俺に話す

「すみません、ちょっと寄るだけだと思うのでよろしいでしょうか?」

「ああ大丈夫だよ」

ジョゼがみんなに言う

「皆さま!今日はこれくらいにして、みんなでご主人様のお家探訪しに行きましょう!!」

「ジョゼ素敵!」と合いの手を入れる者もいる

 

撤収をしていく。まずはジョゼが冒険者のみんなを俺の家の前の木にフィールドウォークで連れて行きすぐさま帰ってくる。今日からクロエも冒険者になったので彼女もみんなの運搬に一役買っている

その間に俺はここの代金を支払う。割引が効いて14000ナールになった。まあまあの額だがとても楽しかった。

もちろん騎士団の分も俺が払った。マルティナは俺にお辞儀をして、「今日はありがとうございました。盗賊討伐は本当に考えておいてください」と言って詰所の方に帰っていく

 

各自冒険者と共に俺の家にフィールドウォークで移動を始める

俺は俺でロクサーヌの介抱をするために肩を貸してやる

「ほらロクサーヌ、帰るよ」

「ご主人様…最高ですぅ…」

「わかったから。早く家に帰ろうな」

「はいぃ…」

セリーが最後に忘れ物がないか確認して帰りますと言って離れた。その時クロエも近くにいたので、

「私がクーラタルの家に連れて行きます」と言ってセリーと一緒にクロエも残った

「ああ、じゃあ頼むわ」

と言って俺は自分の家に帰った

 

お店に戻り、セリーは店員さんにも忘れ物がないか確認していた。我々の座っていた席をひとつひとつ見て回り、何も忘れ物がないことを確認して店の外に出てセリーが

「ごめんね。付き合わせてしまって」

とクロエに言う。

「とんでもないです。今日冒険者にしてもらったので私が家に送ります」

「ありがとう」

 

 

道端にいたおじさんが話しかけてきた

「あの路地でうずくまっている女性は君たちのグループじゃないのかね?」と丁寧な口調で言ってきたので、

セリーも

「ご親切にありがとうございます」と言って路地にいる女に声かける

「大丈夫?」

と近づくと、セリーの腕に何やらチクリと感じだ。

「痛っ」と振り返ると突然目の前がぼんやりとしてきてセリーが倒れる

その姿を見たクロエはびっくりして飛び出すと、近くにいたおじさんに腕を掴まれ、やはりチクリ

クロエも力無く膝から砕けて倒れる。

男達はすぐさま二人に口を縛って猿ぐつわにした

男達4人で大きな麻袋に一人ずつ入れるとスピーディに運んでいく。

 

 

 




2024.09.09改編
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