※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

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レオール邸侵入

囚人の2人がレオールを捕まえる手伝いをさせてくれと懇願してきた

「俺なら馬車で館に入れる」

と言う者がいる。

 

なるほど……

俺は考えた……今日中に決着をつけよう!

みんなに今日の作戦を伝える

 

みんなで軽食をとり、

「さぁ、レオールにガツンとやってやろう!」

 

陽が沈むと、だんだん辺りは暗くなってきた

 

「隊長、奥の部屋の扉があかねぇ…びくともしないんだが」

「ああ、火をつけるから放っておけ、もういい。それよりも撤収するぞ」

ボーラたちが隠し扉を抜けて外を出ると、暗闇にエマが一人で立っている

「なんだ?このアマ」

ボーラが

「おまえは……」

と言うと後ずさる

「隊長どうしたんですか?こんなアマ捕まえて道中の慰みにしましょうや」

「何言ってるんだ……お前はエマか?……」

「おや、私を知っているのか?」

 

手下の一人が

不用意に近づいて抱きつこうとした

男の両腕がいつの間にか下に落ちていた

「はっ?」

ボーラは

「早く火をつけてずらかるぞ!」

手下の一人が建物に火をつけようとしていたが、固まっている

「おい、どうした?」とボーラが肩を持つと、既に絶命していた

「まただ…!」なんだかわからないうちにまたやられている

セリーが矢で頭を撃ち抜いたのだ

 

エマが

「お前らだけは許せないんだけどな…ボーラ、お前さえ生きてればいいということだった」

「私と命の奪い合いをしないか?」

ボーラも覚悟を決めたようだ

肩に担いでいたものを下ろして

「面白い」

と言って剣を構える

 

ロクサーヌとミリアが他の賊を次々に斬っていった

「隊長!こいつら、異常に強えぇ!」

「あぁ、わかっている!」

と言い返すと

ブシュ

言ったそばからそいつも斬られていった

 

ボーラが間合いを詰めてくる。エマは居合のポーズから動かない

……

 

ボーラが一気に上段から切り込んでくると

横にサッと動きボーラの両腕を下段から一撃で落とし、その返す刀で両足も切断した

全く無駄のない動きで美しさすら感じる

 

一瞬で決まった。

帝国の兵隊が詰め寄り、ボーラを捕らえると、両手両足のないまま縫合して癒しの呪文を唱える

 

ガイウスが

「エマ、見事であった。だが……もう少しこちらにも回してくれ…楽しみにしていたのだから…」

エマが片膝をついて答える

「皇帝陛下ありがとうございます。これは私怨もありますゆえ」

「強くなったな、エマ。ミチオは脅威か?」

「私の主人はミチオ様です。余計なことは言えませんが、今の私が束になっても到底敵いません」

「そうか、いい主人を得たな」

「はい。次の作戦もあります故、これにて。後ほど主人から連絡が来ると思います」

 

「そのようだな。ミチオ殿の采配を見てみよう」

 

マロルの郊外に待たせていた馬車にみんなで集合した

手引きをしてくれる囚人には嘘の呪いがかけてある

「この呪いは24時間以内に呪いを解かないと、死んでしまう」と言い含めてある

実際は人差し指の爪が黒くなるだけの呪いだ

さっきの尋問からのこの呪いなのでメチャクチャ信じている今も激痛が走っているようだ

実際にはそんな事ないはずだ。その気がしているだけだろう

 

自分で簡単に取れるように袋をかぶせている

中身はエマとミリアだ

「デイスカイズアザー」でミリアはリナの姿に、そしてエマはペモールの村で捕らえられていた女一人に変装している

 

レオールの館にすんなり入ると、東の塔の地下に連れて行かれた。

囚人が描いていた地図と一致する。

 

運ばれたことを確認して牢屋に入れられる。もちろん鍵はかかっていないことを確認するとエマは俺に連絡を入れてきた。

(潜入成功しましたが、ここはすごい臭いです)

(他にも囚人がいるのか?)

 

(ええ…他にも牢屋があるようで、どこかで強姦しているようです。女性の悲鳴も聞こえています。ここは、狂気に満ちています…)

(では作戦通りに)

(はい)

 

俺たちはガイウスから奪爵状を渡されている。

ベスタに帝国の鎧を着せて、俺とロクサーヌの3人で堂々と正面から門を叩く。

「皇帝陛下からの勅使である!開門せよ!」

と帝国兵士風のベスタが大きな声で言う

隣で、俺とロクサーヌはそれぞれの馬に乗っている

マロルの兵士も帝国からの使者なら通さないわけにはいかない。夜遅い時間だが開門する

「開門!」と言う号令で門が開く

 

中には、鑑定の結果ドワーフ♂バリル62才という白髪と白髭の老戦士が立っていた。

「帝国本国からこんな遅い時間にお勤めご苦労様です。私はここの門番を授かっているバリルというものだ」

 

「マロル領領主レオール様宛に帝国皇帝陛下より書状を持参した。遅い時間で申し訳ないが御目通りをお願いする」

……

「ずいぶん突然だな……致し方ない」

バリルは

「奥様と若に帝国本国から使者が参られたとお伝えしろ」

と部下に言うと

「はっ」と応え、場内へ走っていく

 

準備が整うまで、応接室に通された。

その間メイドがたくさん出てきて壁際に立ち

会釈する

俺は時折、帝国解放会のハンドサインをする

 

一人だけそのサインに反応して一緒についてくる

応接室と言っても部屋はもちろん異常に大きく天井は3メートル以上あり、10名ほど着席できるようになっていた

このメイドはお茶を持って来て部屋の外で待機する

 

しばらく待たされた後、

レオールと、中年女性とバリルの3人が入ってきた。

「大変お待たせしました」

俺がまずは自己紹介する

「私はミチオというものです。こちらはロクサーヌ、こちらはベスタです。今回は皇帝より書状を渡すために参上させてもらった」

バリルが紹介する

「マロル領領主レオール様、こちらが、先の男爵夫人のマリア夫人であります」

もちろんレオールは知っている。昨日の昼間も会っているし、命を狙われているし。

レオールは俺の顔を見てギョッとしている。そりゃそうだろうよ

だって死んでると思っていたのだから

「バリル、どうしてこんな平民を通した?!」

と叱責している

「ご主人様、こちらの方が帝国本国からの書状を持参されているので返すわけには行かず、レオール様にお伝えしただけです」

ベスタは帝国兵士風に立ち上がり。

「書状を読ませていただきたく存じます」

マリア夫人は「どうぞお願いします」と言っている

俺は彼女を鑑定すると、

ハイコボルト♀ 248才

Lv80 アリビーナ

と書いてある。

えっハイコボルト?どういうことだ?

俺にしか見えていないが全く名前が違う。

ベスタが書状を読み上げる

いつものベスタとは違い威風堂々とした態度で読み上げる

書状の中身は

レオールは直ちに本国に出頭せよ。そして、3ヶ月間貴族としての権利を停止する事。申し開きがない場合、そのまま奪爵処分とすると言う内容だった

「えっ?えっ?どうして……」と言うと

マリア夫人はそれを聞いて具合が悪くなったみたいで、部屋から退出する

……

 

バリルは「なぜ?どういう理由かは書いていないのか?」

「ここには書いておりませぬが…レオール様はご存じではないのですか?」

「は?俺が?なんで?そうか……バリルわかったぞ」

「若、どういう事ですか?」

 

「こいつら帝国軍人を騙った平民だ。だからこれは、偽の書状だ。何より俺に当てがない」

「なに?!若はこの部屋から出てください!このバリルが捕らえますので!」

 

 

 

バリルはそう言うと短い槍を持ち出し構える

「まぁ待てよ、ここで荒立てない方が良いって。まずは話そう」と俺が言うと

「何もなく我が領主が奪爵されるわけがない」

「まずあのマリア夫人だっておかしいだろ?あいつハイコボルトだぞ?!何か異変は感じていなかったか?」

「奥様をコボルト扱いとは!!貴様ら!」バリルは激昂している

短い槍は部屋の中でも取り回しがいいのか、すごい速さで突いてくる、

ベスタが盾で庇う

音でわかるが一瞬で8回攻撃してきている

大盾にすごい音がする。

ロクサーヌが前に出る

「ご主人様の話を聞け!」と言いながら攻撃するが、バリルは小さく転げて避ける

とても戦闘慣れしている

ロクサーヌが俺に

「こういう脳筋の類はちょっと闘わないと話にならないので」

っておまゆう?

単純に手応えのあるやつが現れたからちょっとやりたいのはロクサーヌさんあなたでは?

 

あの攻撃をロクサーヌはギリギリのところで躱していた。

盾と剣でものすごい勢いでパリイやディザームも組み込んでいるが、バリルも引けを取らない

 

連続の槍撃で肩に切り傷がロクサーヌにできた。

いつ突いたのかわからないが確かに肩に傷がついた。ロクサーヌを初めて攻撃した彼は武闘派としてかなりのやり手のようだ

……

ロクサーヌからはただならぬオーラが出ているが大丈夫なのだろうか?

 

エマから連絡が入る

(ミチオ!こっちにやばいやつがいる、早く来てくれ!ミリアが攻撃を受けている)

(なに?こっちも大変だが、なるべく早く行く!)

(頼む)

エマが救援要請なんて初めてだ

「エマとミリアがピンチらしい」

「オッケーマスター」

ロクサーヌキレてるの?口調が違いますけど?!

バリルの連撃を交わしたと思ったら持っていた剣をバリルに投げる

バリルは「投擲!」

槍の肢でそれを交わすと一気に間合いに入ったロクサーヌは

「ビーストアタック」

を素手で攻撃する。まさにビースト!

ついに相手を捉えたまともな攻撃だった

「グハッ」

と攻撃を受けたところにベスタが狙っていたように横から大盾でそのままバリルに突っ込むと、壁ごと崩壊してバリルごと突き破る。次の廊下の石の壁に激突して少し石壁を砕いてバリルがめり込んで気絶して血だらけになっている

ベスタさん…それ、俺が喰らったら死にそうですが……

 

ロクサーヌが

「大丈夫。このおじいさん元気だから、これくらいでは死なないですよ」

といつものロクサーヌに戻っている

「さぁ早く行きましょう」目を輝かせて言っている

もっと強い敵がいるからね……

エマを助けに早く行きたい訳ではないのね

ロクサーヌ君はブレないな……

 

外にいたメイドがビックリしている。

「私も一緒について行ってよろしいでしょうか?」

ロクサーヌが答える

「自分の命は自分で守れるなら」

武闘派らしい答えだ

……

……

少し時間を遡って

 

 

エマがミリアに声をかける「ミリア大丈夫か?」

顔に被せてあった袋を取りミリアの袋も取る

「すごい臭いです」とエマに告げる

確かにな。これは死臭も混じっているな

ミチオに連絡を入れる

(潜入成功しましたが、ここはすごい臭いです)

(他にも囚人がいるのか?)

 

(ええ。他にも牢屋があるようで、どこかで強姦しているようです。女性の悲鳴も聞こえています。ここは、狂気に満ちています…)

(では作戦通りに)

 

と連絡をすると、ゆっくりと牢屋の扉を開ける

あたりは蝋燭の光がいくつかあるだけで、夜目に強い二人でもほとんど見えない…だが、声は聞こえる

隣の牢屋を見ると暗闇の先になにがいるのか全くわからないが声のする方に行く

 

何個か先の牢屋の前に来ると中でなにをしているのかは明らかだった

大男が繋がれている少女を強姦している。

大男はうめき声をあげながら犯している

少女はもう反応がなく目の焦点が合っていない

 

ミリアが

後ろから抱きつき首にナイフを軽く突き刺すと

「声を上げるな」

とミリアが言う

 

大男は「うんうん」と言う

大男が後ずさると少女から離れる…エマがその少女の手枷を取ってやると、少女は何も言わずにそいつが持ってきたであろう果物ナイフを手に取り

エマが「おいちょっと待て」と言う間に

その大男を何度もその果物ナイフで突き刺した。

その大男が倒れるまで何度も何度も刺した

 

「あははは……仇とったよ……絶対殺してやるって言ったもん。あははは……」

彼女をよく見ると顔の半分が火傷で焼け焦げている。髪も半分しかなく手にも大火傷をしてあちこち膿んでいる

彼女は大男を殺すと中からはらわたを引き摺り出している。絶対生き返らないようにしているようだ

「あははは……死ね……死ね」

と言いながら目を見開き、腹の中も引き裂いている

 

「ヤバいな、ここ…ここまでのは見た事ないな…ここは置いておいて奥に行こう」

「エマ、もう死んでいるのにあれはなにをしているの?せっかく取った捕虜なのに……」

ミリアは残忍さには理解できるが、狂気については理解できていないようだ

 

「まだ理解できなくてもいいよ」

「うん」

 

奥の部屋は牢屋ではなく部屋になっていた

 

中を覗くとベッドで太った中年の男が一人の少女を陵辱している

ぶん殴りながら犯している

少女が「やめて、許して」と泣いて懇願していてもお構いなしで殴り続けながら犯している

「お前のような劣等種は本当に躾が必要だからな」

ドカッと顔面を殴る

「バカは殴らんとわからないからな」

ドカッまた顔を殴る

エマが部屋に入ると太った中年男の脇腹に蹴りを入れ壁に叩きつける

 

「イッタ……お前はなんなんだ?俺は客だぞ?」

「ああ?お前みたいのは殴らんとわからんのだろう?」

鼻の骨が折れる程の強力なパンチを顔面に入れた

 

「ヒィィ!!助けて!」

「ほら、もう一発あるぞ」

顔の反対側を殴る。顔が歪むほどのパンチを入れた

「うごっ、うごっ…いてぇ、いてえよ……助けてください…」

エマはその少女に「癒し」をするとシーツに包んであげた

土下座している中年男が後ろからエマを襲った

そんなのは見え見えだと言わんばかりに踵で中年男の腹を蹴り後ろに転がっていく

 

裸のまま部屋からなんとか中年男は出て行くと

先程の少女がすれ違い様に中年男の腹を裂く

 

「えっ?!」と思った途端その男は倒れる

「こいつも殺してやる!!何度も何度も殴って!!」と滅多刺しにした。

エマは「もう死んでいるから」と言って彼女から刃物を奪った。

 

エマはミリアに「ここはなんなんだ?なんで貴族の屋敷の中にこんな施設があるんだ?」

 

隣の牢屋の鍵をこじ開けようとした時

後からグニャグニャと曲がったショートソードでミリアに襲いかかった

咄嗟にミリアは身代わりの術を使って先ほどの滅多刺しにされた中年の男にその剣は刺さった

 

「こんな所でどうしたの?」と顔は優しそうな中年の女性が声をかける。

エマが

「部屋の端っこでしゃがんでいて」と少女に言う

ミリアは魔法が切れている。リナからミリアの姿に戻っていた

「あらあら、この子たちはあのミチオとか言う男の仲間?」

 

すごいスピードで接近してくるので、ミリアは防戦一方で全く隙がない。エマは縮地を使い相手の後ろに飛び攻撃する

手の関節があり得ない方向に曲がり防御される

 

「なんだこいつ!」

力技でミリアは防御しても吹き飛ばされる

ミリアが一方的にやられている

今までどんな時でもミリアには余裕があったが、全く余裕が無い。

しかも2対1なのに、相手の方が戦闘のイニシアチブを取っている

 

エマに攻撃を仕掛けるもエマもパリィするのがやっとだ。

連続攻撃で致命傷にならないまでもエマも魔法が解けて、

エマの姿に戻っている

クナイを4本同時にミリアが投げる。3本は避けたが1本は足にヒットした

「チッ」

ミリアの方に

「お行儀が悪いわよ」

ものすごい速さで攻撃してきて、ミリアもかわしきれていない…何発か攻撃を受けている

 

(ミチオ!こっちにやばいやつがいる、早く来てくれ!ミリアが攻撃を受けている)

(なに?こっちも大変だが、なるべく早く行く!)

(頼む!)

 

エマは指輪のバーンボールを使う

「バーンボール」

完全に相手に入ったが、煙からそいつが出てくる

「お家で火遊びはダメよ」

高く飛んで一気に詰め寄る

エマは縮地で後方に下がる

なんてジャンプ力だ…人とは思えないな

「クイック」エマもスピードアップして攻撃する

「なんだ、もっと速く攻撃できるんじゃない?」

そう言うともう一本グニャグニャとしたショートソードを腰から出してくる

「もう一本あるのか…」

「ヒッヒッヒ」と言うとどんどん近づいてくる

エマは連続攻撃されてもパリィして最小限で避ける。エマも後ろへ後ろへと下がる。その間も何度も剣撃は飛んでくる、それを避けるのでやっとだ。

そのまま頭突きでエマも壁に飛ばされる

「全くなんなんだよ…こちとら結構強くなった気でいたんだがな。まだまだ上がいるのはいい刺激だ!よっしゃあ、こい!!」

と両手を広げて手でこいこいをする

「舐められたものだな」

ズンズンと突っ込んでくる。

エマは空歩で空中を歩くと相手の上を飛び越え一回転して相手の顔面に攻撃するがギリギリのところで奴も避ける

「ほらほら、こいよ!」とエマは挑発している

「ふん!劣等種がくだらん」とドンドンと不用意に間を詰める

ギリギリまでエマが引き寄せると、

エマの陰からミリアが飛び出して奴の腹にクリティカルヒットの一撃を入れた

奴は口から血を噴き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2024.09.12改編
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