※この作品はR-18です。

異世界迷宮でハーレムを(仮    作:九白

62 / 356
みんなの気持ち#

 

陛下の天幕では、兵隊が慌ただしくしている。

「ガイウス様、既に館はミチオ殿が掌握されています。館の地下牢には、重傷の奴隷が5名、奴隷の死体が30以上確認されました。全て亜人と言う事でした」

ガイウスは伝令兵からの報告を受ける

 

ガイウスの後ろに立って聞いていた彼のパーティメンバーであり近衛兵のカルロスは

「これは後を引きずりそうな案件です」

「ああ、レオールをこの場で奪爵とする。館内を捜索し、生きたまま捕らえよ、厳命だ」

 

「はっ」と短く帝国兵士が返事をすると兵士は館へと戻っていく

 

既に3000の軍勢を館の周りに配置している

レオールの逃げ場はないのでいずれ見つかるだろう

 

ガイウスは小声で

「まずいな……」とこぼすのであった

 

 

……

 

 

 

 

俺たちは中庭にて無事の確認と話し合った。

「申し遅れました。わたくし、帝国特殊部隊のスセと言うものです。半年前から皇帝陛下のご命令でレオールの屋敷にメイドとして、内偵しておりました」

「いや、急に来て引っ掻き回してすまなかったな」

「いえ、我々でもなかなか実態を掴めませんでしたのに、一晩で解決されて、面目ないです」

「この件で沢山の命が亡くなっている。つながりのある貴族とかはわかるか?」

「怪しい人物は沢山いるのですが、証拠となるものがありませんが、ここにいる者が証拠になると思います」

 

「それとは別になりますが、バリルなる人物は善人の気心を持った豪傑です。温情はいただけないでしょうか?」

エマが口を挟んでくる

「そういう人物なら余計に自分のせいでこうなったと思うのではないか?」

「それもそうだな。あの爺さん人の話聞かないからな……わかった、じゃああの爺さんにはここで死んでもらおう」

「は??」

一同みんなに言われる。

俺は気絶しているバリルに「癒し」の呪文をかけると、続けて「ファインデス」をかける

これで、バリルは死んだ。

仮死にしただけだが、明日の葬儀に起こしてやろう。

「スセ、燃やされたり、帝国に持っていかれないようにな」

「ありがとうございます」

 

 

俺とパーティのメンバーで、リリーナを連れてきた貴族の名前を知るべく、色々と、地下牢にいる者を探す

 

思いがけない人物がいた……

「んんん?!」

ローレルだ……最初にオークション場で俺に声をかけてきた商人だ

「オマエ……」

「勘弁してください。いや、たまたまいただけなんです」

「は?たまたまでこんなところにいるわけないだろ?」

「リリーナをここに連れて来た貴族を知っているか?」

「答えられない」

「貴様!!」とロクサーヌは激昂する。

だがローレルは怯えるばかりだった

 

なら知ってると言う事だな。

「エマ、彼は尋問が必要のようだ」

「かしこまりました」

 

ローレルは俺に言う

「やっている事はお前と大して変わらんだろ!獣人や亜人を囲って毎日取っ替え引っ替えだろ!?」

 

エマが

「黙れ!ミチオ様はお前たちとは違う!」と言って腹を蹴ると気絶したようだ

 

 

 

帝国の兵士が沢山屋敷に入り込んで家宅捜索をしている。もちろんこの地下牢にも来ている。生きているものは担架で外に運ばれ、スセの指示でテントで治療を受けているようだ。

「彼女たちの命がこの事件の真相になる」

「はい」

レオールは自分の寝室で布団をかぶって隠れていたところを捕縛されたようだ

 

スセは出入りしている男性貴族でレオールに会いに来たものをピックアップして手紙などを中心に探した

ガイウスに外のテントで会う事にした

その間、ローレルを尋問室に連れて行き、エマが尋問した。もちろん、尋問用に用意した声と格好で……

 

ものの数分でローレルは謳った。

出てきた名前は『レイン伯爵』だ。もちろん俺は知らないが、尋問していたエマも驚いた。

彼の評判はとてもよいし、帝国内でも温厚篤実な人物で確かにそんな事とは無縁な存在だとエマも言っていた。

 

 

 

ロクサーヌは意気消沈で柩に入っているリリーナの側を離れない。

「ロクサーヌ……」

「お側におれず、申し訳ありません…」

「いや、それはいいんだ…朝には皇帝陛下に会いに行って、今後どうするか決めないといけない…その時は来てくれるか?」

「はい、もちろんです」

「それまで、横になっていなさい」

「それは私のセリフです。もう2日もこんな感じなんですから」

「まだしなくちゃいけないことあるしな」

 

俺はガイウスの許可を取り、30以上の遺体は名前もわからないので埋葬ではなく火葬し合葬することを提案した。

疲れているところに申し訳ないがみんなに手伝ってもらい沢山の木の上に遺体を置いて、火をつける。

俺は手を合わせ冥福を祈った

 

みんな燃え上がる炎を黙って見ていた

隣にいたロクサーヌは気丈に見えたが、彼女が最も傷ついただろう。

俺は助かった女の子達を保護して、少しでも幸せにしてやろうと思うと共に、こういうことがまた起こらないように祈るのであった

 

 

 

ここはラウラとルシールに任せて、みんなで湖畔の館に帰った

みんなもかなり疲れているみたいだ、ミリアとエマは連日激しい戦闘もしているので、すぐに自室に戻ると、そのまま気絶したように眠ってしまったようだ

セリーはリナと会えて、喜んでいる。

 

 

 

ロクサーヌは、リリーナの事で頭がいっぱいだった。思い出が溢れてくるが、まさかあのようなところで再会するとは思ってもみなかった。しかもあのような姿で……

私たちがハイコボルトを倒さなければ、まだリリーナは生きていただろう。だが、あの屈辱と痛みにずっと耐えなくてはいけなかったのかも知れない。

もうすでに生きている事が苦痛だった彼女を解放できたのはご主人様のおかげと思うようにしよう。最期を看取れた事に感謝しようと心に言い聞かせた

 

 

ルティナは今日のことがショックだったようだ。人間の奴隷の扱いについてここまで酷いとは思っていなかったせいだ。ハルツはミチオ様なら安全と思ってミチオ様にたくしたのだろうか?と言う思考に取り憑かれた。

それならばハルツはまだ人格者だったのかもしれない。

 

また、今日には下着のショーの舞台が出来上がり、生産も今日は山場だろうと思っていたが、ご主人様が

「今日はこれをしたい」と言ったら全てを投げ出してもやるべきだと思ったし、パーティのメンバーから離れることは最も避けたいとも思った。私にとっての1番はやはりご主人様だと言うことを確信した

 

 

ベスタは囚われていた彼女たちを見て涙を流していた。

自分の無力感に苛まれていたが、逆にこんな逆境でも1日で解決してしまうご主人様に尊敬の念と行動力、優しさに感謝していた。この人はより多くの人を「救済する人」になるだろうと思った。私はご主人様を全ての敵から護らなくてはいけないと感じた。

 

思い思いの思慮の中、俺は真ん中で、ネグリジェを着たほぼ半裸の美しい女性が3人もいるのに、みんな黙っているのですぐに寝落ちしてしまった。

 

……

気がつくと、すでに陽が昇っている

俺が起きると、すでにロクサーヌが起きて俺を見ている

俺が起きたことを確認すると、ロクサーヌは口付けをしてくる

 

「俺を見ていたのか?」とロクサーヌに尋ねると

「はい。いつ起こしていいものかと考えていました」

 

「起こしてくれてよかったのに」

「ここのところ大変でしたから、ご主人様にゆっくりしていただきたいと思ったので…申し訳ありません」

「いや……ありがとう」

 

俺が起きると、ルティナとベスタも起きたようだ

朝日に照らされた3人は神々しさも感じるほど美しい。

それを見ていたら、当然だが朝の矜持も起き上がる

ルティナは俺の上に乗っかり俺のものに腰を擦り付けてくる

ロクサーヌがそれを見て

「今日はご主人様がお疲れだからダメよ」と言うが

ルティナは止まらない。もう俺も止められない

「私が上になるから、ちょっとだけ。ね?いいでしょ?」

ルティナはそのまま俺のものを自ら自分の中に入れた

「うっうん……奥まで入ったぁ…」

ルティナは俺のものを味わうようにゆっくりと上下に動かす。入っていくたびに甘い声が漏れる

「もう…ルティナったら…」

と呆れ顔でロクサーヌはルティナを見る

俺はネグリジェの上からその弾けそうな芳醇な胸を支えてやる。その手の上からルティナの細い指で俺の手の甲を握りしめる

少しずつルティナのグラインドのスピードも上がっていく。

少し目を横にすると、ベスタの大きな胸が俺の顔のすぐ横にある

朝から何と言う贅沢な眺めだ

ルティナは俺から搾り取るために、圧を強めながら動かしている

「ルティナもう……」と俺が言うと

「お好きな所に、お出しください…」

と言いながら俺を離す気はない。俺の両手はルティナに握られているし。

彼女の律動に俺は耐えきれなくなり、ルティナの中に放った。その瞬間、ルティナも仰反るように上下運動している

ルティナもビクビクと小刻みに震えている。

こんなに出るものなのかと思うほど長い放出感が終わると、ルティナは猫のように俺の上に土下座するように屈んでいる。彼女の痙攣はまだ止まっていない。

「気持ちいい……もうちょっとこのままで……」

多幸感があるのか、彼女は俺の上に乗ったまま嬉しそうだ

 

いつまでもこうはしていられないので、ロクサーヌが

「ほら、いつまで乗っかっているの?」というと

「はぁーーいい」

とルティナは俺の横にゴロンと横になる

俺の精がルティナの秘所から次々と溢れ出す。

「ああ、しあわせ…」と、ルティナが言うと

 

ロクサーヌはちょっとムッとしているのか、俺に

「さぁ皇帝陛下の所に早く行きましょう」

ベスタが舌で俺のを綺麗にしてくれている。

 

このままずっと彼女たちを貪りたいのを我慢して立ち上がる

 

 

ロクサーヌが皇帝陛下の所に行くのかを聞いてきたため

「いや、先にアラン殿の所に行こう」

「はい」

 

ドンドン

アランの館の扉を叩く

「これはミチオ様。いらっしゃいませ。少々お待ちくださいませ」

受付の男性はしばらく俺を待たせ、中に案内する

俺とロクサーヌ、エマ、ジョゼもついてきてもらっている

 

「ミチオ様、お待たせしました」とアランが応接室に入ってきた

俺はアランに

「不幸な事が起きたのだが」

「どういった事でしょうか?」

「そのうちアラン殿の所にも帝国から調査がくるとは思うが、まずは俺を信用してもらって伺いたい」

「どういったご用件でしょうか?」

「アラン殿が奴隷として譲渡したリリーナが昨日亡くなった」

「何と?!」

「しかも殴打や拷問の末に亡くなった。今日埋葬するのだが、アラン殿も来られるか?」

「どちらで?」

「マロルの墓地になる」

 

「そうでしたか……」

「彼女は両手両足を切断されていた」

「何と……」

「アラン殿に伺いたい。譲渡先はレイン伯爵で間違いないか?」

「そういった事には答えられないです」

「いや、答えなくていい。アラン殿に罪はないと思っている。もしそうだったかもしれないと言うなら、左手を机の上に置いてくれるだけでいい」

と言うと、アランは悩んだ末、左手を机の上に置いた

「そうか、ありがとう。葬儀は2時ごろになるだろう。気が向いたら来てくれ。リリーナの知り合いは少ないみたいだから」

「はい」アランは俯いたまま答える

 

「ではこれで失礼するよ。ここからフィールドウォークを使うから見送りは不要だ」

と言ってマロルの館前までワープする

すでに兵隊が屋敷を掌握しており、我々を皇帝陛下の眼前まで案内してくれた

「待ちわびたぞ」

 

「お待たせして申し訳ありません。まずは捕虜を19名取りました。一応こちらで尋問させていただき、ほぼ全容解明に至りましたが、拉致、婦女暴行、強姦、略奪、殺人を繰り返していた者たちです。昨日捕らえた、ボーラの部下もいます。この者たちをどのようにしましょうか?」

「マキシム」

「はっ、帝国の収容所に」

俺はジョゼに

「マキシムに案内してもらって、地下牢の囚人移送をアーダと共に行ってくれ」

「はい」

マキシムに連れられてジョゼがフィールドウォークで退席する

「中にはオークション会場のローレルという者もいました」

ガイウスは黙って聞いている。

俺は続けて話す

「レイン伯爵とのつながりも確認されました」

……

ガイウスは重い口を動かした

「こちらでも把握しているが、レイン伯爵は英傑で頭も回る。聞いた話では咎めることはできないが、他に2名の貴族の関与も確認できた。こちらは多分取り潰し後奪爵となるだろう」

「レイン伯爵は逃げ果せると言うことですか?」

「ああ……そうだな」

「貴族が躾のために、多少の暴力を振るうのはよくあることで、限度がわからない今となっては…手足の切断も、レオールがした事でレイン伯爵がした事ではないから、これも言い逃れできるだろう。せいぜい奴を呼びつけて、こういう事件があったのだが伯爵の意見を聞きたいと嫌味を言うだけとなろう」

「そんな!!」

と思わずロクサーヌから声が漏れてしまう

「すまない、証拠が無いと罰せられないのだ…」

と皇帝は頭を下げる

「!!」

「それと、たぶんレオールはお咎めなしにする方法として、ミチオ殿に決闘裁判を申し込んでくるだろう。もちろん受けなくても問題ないが、その場合死刑にはならず、死ぬまで牢屋の中だが、たぶん牢屋でリンチだろう」

……

「貴族が貴族を訴える場合、正当な裁判後死刑が確定するのだが、自由民が貴族を訴えると言う事になると、決闘して勝てば無罪放免になるので、貴族特権を使い決闘を申し込んでくるはずだ。もちろん代理は立てられるが、ミチオどうする?」

ロクサーヌが

「私がやります!!」と力強く答える

 

「いや、ロクサーヌは怒りが強すぎる。危険だから俺がするよ」

「こんな事でご主人様が怪我をされたら、私耐えられません」

「俺も同じさ。こんな事でロクサーヌが怪我したら、耐えられないよ」

エマが後ろからイチャイチャするなと言う目で見てくる

 

「わかった、決まり次第連絡を入れる。それと準男爵の勲章を与える」

後ろに控えていた近衛兵のカルロスが勲章をミチオに渡す

「あ、ありがとうございます」

「これで其方も貴族だ」

「あっさりしているのですね」

「本番は諸侯会議で挨拶をしてからだがな」

 

「それとこれはお願いになるのだが……」

 

 

 

 




2024.09.12改編
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。