※この作品はR-18です。

ダンガンロンパ 次世代超高校級プロジェクト   作:ボルメテウスさん

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1年目 12月4週目 End

「貴様はっ」

 

その日、正月が始まる前。

 

除夜の鐘の音が鳴る少し前から、部屋から抜け出していた。

 

少し前から既に脱出をする準備はできており、全てを終わらせる準備ができていた事もあり、俺はその手に持っているナイフを構えながら、目の前で睨み付ける奴らを見る。

 

今回の計画を行った張本人である評議委員会の役員達に対して、呆れたように見つめる。

 

「なぜ、お前があそこから脱出できた!

あそこは、凡人であるお前にっ脱出できるはずがないっ」

 

「凡人かぁ」

 

そう言いながら、俺は呆れながら評議員に向けて言う。

 

「なら、質問だけど、七海の才能。

ゲーマーとしての才能は、現代では確かに天才というべき物だが、果たして未だにゲームがない世界において、それは超高校級として扱われるのかな」

 

「それは、扱われないだろ」

 

「まぁ、そうだろうな。

そして、お前達が尊敬して止まない神座出流。

あの人は果たして、超高校級の何だと思う?」

 

「なに?」

 

俺の言葉に疑問に評議会の奴らは疑問に思った。

 

「彼の才能。

それはお前達はあらゆる才能を始めから持っていたと考えていたが、それは違う。

他の人間に比べても脳を100パーセント使え、それを応用する事ができた事」

 

「なぜ、それを」

 

「それは聞いたからだよ。

本人から」

俺はそう言うと、そのままナイフをゆっくりと仕舞う。

 

「本人からだと、馬鹿な!?

行方不明なあの方から、どうやって」

 

それと共に俺は上を見つめながら、ゆっくりと呟く。

 

「才能という欲に取り憑かれたお前達に嫌気をさして、その全ての才能を生かし、逃亡した。

そして、普通の幸せを掴み取った。

だが、同時に自身の中にあった正義感かな、それとも罪悪感かな?

それらが重なって、俺に託すように言った」

 

「託すだと」

 

その言葉と共に、俺は自身の名前を見せる。

 

「俺は倉狡 神威

その名に疑問には思わなかったのか」

 

「なにを」

 

そう言い、ゆっくりと俺は名前を組み替えた。

 

「神倉 威狡。

まぁ、それが一応最初の名前だな」

 

「なっ」

 

俺の名前を聞き、評議会の奴らは酷く驚きを隠せなかった。

 

「そんなっ馬鹿な、それってつまり」

 

「俺は神座出流。

あの人の孫である。

そして、まぁお前達で言う所の超高校級のラーニングの称号かな」

 

それと共に、酷く青くしたように俺を見つめる。

 

「確かにお前達に見つかった時には、残念ながら超高校級の才能など、一欠片もなかった。

けど、お前達が与えたこの環境は、数多くの超高校級の才能とふれ合う事で、その才能をラーニングした」

 

そう言い、俺はゆっくりと見つめる。

 

「それではっ、お前は」

 

「まぁ、まだまだ爺ちゃんには敵わないけどな。

それでも、希望ヶ峰学園にある巫山戯た計画を全てぶっ潰すには十分過ぎるぐらいだ」

 

ゆっくりと俺はそう言いながら、パソコンを操作する。

 

「という事で、これでお前らだけが終わる。

希望ヶ峰学園に関しては、これからは正しい方向には進むだろうな」

 

「待てっ、待ってください!」

 

「悪いが、正月に約束があるからな」

 

それだけ言い、俺はその場から去って行く。

 

そして、道中、俺はその手の中にいる子を見る。

 

「さてっと、とりあえずは、この子をどう育てようか」

 

すやすやと眠る、俺の子を見ながら、笑みを浮かべる。




今回の話で次世代超高校級プロジェクトを最終回を向かえました。
急な最終回で申し訳ございませんでした。
そして、これからも他作品で様々な連載を行っていますので、皆様よろしくお願いします。
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