今回はオスクロルマッマですね、苦労人で母性強めで元魔王って、属性が多すぎんよ。白猫ではよくあることだって? アッソウデスネハイ。
「――ひっ、はっ、あっ、ああっ、あああんっ! ぱんぱんって、音が出るぐらい打ち付けて……激しっ、いいです……!」
僕が腰を打ち付けるたび、壁に手を突いた女性の尻肉が震え、波打つ。安産型の大きなお尻は、まるで新鮮な桃のようだ。股間や内腿には白濁液が飛び散り、この行為が一度だけではないことを示唆していた。
僕が腰を打ち付けている相手は妙齢の冒険家。白っぽい紫髪を持ち、頭の横から前に向かって曲がって伸びた黒い角と、エルフのような尖った耳、背中から少し離れた位置に浮かぶ不思議な形をした翅という特徴的な外観をしている。
「オスクロルさん……また出すよ……!」
「はいっ……お願い、しま、す……ふっ、うっ、うっ、うっ、んん~~!!」
名前を呼ばれた女性――オスクロル・ラス・カサスは、僕以上に今日何度も絶頂を経験していたが、そのカウントがまた一つ増えた。彼女の膣穴がぎゅうぎゅうに締め付け、僕のペニスから精液を絞り出そうとうごめき、子宮口が先端にちゅうちゅう吸いついてくる。本来の口同士でする口づけと遜色ない吸いつきだ。
何回も出したのに一向に衰えることのない僕のペニス。何度も何度もオスクロルに精を出してきた男の武器。そして今回も、オスクロルの子供の部屋にたっぷり注いだ。
「はあっ、ああああっ、う、くは、うう……」
口から涎が垂れてしまうのを気にする余裕もないまま、精液が子宮を打ち付ける衝撃で達してしまったオスクロル。僕が腰をつかんでいるため何とか崩れ落ちずに済んだが、もうオスクロルは腰砕けになっている。なんどはしたなくお漏らししてしまったことか。
僕が性器を引き抜くと同時に、扉の鍵が開く音が聞こえた。
「あっ……出られるみたいだね」
「その、よう、ですね……あぅぅ……垂れてきちゃてます……」
おびただしい量の精液が、彼女の性器から出てきて石床に滴り落ちる。小さな白い水溜まりが出来るほどだった。
「あと何階層あるんだろう……」
「わかりませんけど……だいぶ先に進んできた気がします……あっ、ありがとう、ございます……」
まともに力が入らないオスクロルの体を抱き上げ、何とか立たせる。白いドレスのような露出が多い服は清楚な雰囲気がありながら扇情的であり、素の状態でもその美貌は多くの男性を振り向かせるほどだ。今では布を胸の谷間へずらして胸の部分が露わになり、散々僕の手で弄られたためすっかり乳首は勃起しきっていた。
「このダンジョン……私たちの体に変化を与えていますけど……まさかあなたが絶倫になって、私は発情してしまっているなんて……」
着直すオスクロルだけど、胸に当たる布を元に戻しても、乳首は常に硬くなっているため、布地が盛り上がって容易に位置が特定できてしまう。下着は早い段階で濡れて使い物にならなくなってしまったので、途中からは履きなおすことなくそのまま塔を上ることになった。
塔の中は魔物がいなさそうなのでこれでいいそうだけど、ただでさえ露出が多い服装で両足がほとんど剥き出しのデザインであり、股を隠す布は最低限というきわどい格好であるため、前側の布が少しめくれるだけで丸見えになってしまう。
「早く脱出しないと……私たちの体が持ちませんね」
「主にオスクロルさんが、だけど……」
僕の方はというと、いくら出しても一切枯れるような気配がなく、むしろオスクロルが許してくれるのならいつまでもエッチしたいとさえ思っている。この状況を楽しんでいる節さえあった。ダンジョンの影響によるものだとは思うけど、果たして戻れるのだろうか僕たちは。
「少し休憩してから、次の階に行きましょう」
「わかった。いざとなったら僕が抱えるよ」
性臭が漂う部屋の一角で、一時の休息をとった。
何者かが作った塔型のダンジョン。規模はそんなに大きくないが細長い形状で、頂上部は丸いドームのような形になっている。発見の前日にその辺りを通った冒険家の証言によれば、その時は影も形もなかったらしい。
一夜にして現れた正体不明の建築物を、ギルドは調査員を派遣して内部を詳しく調べることにした。しかし強力な魔物が潜んでいる可能性がある以上、通常のギルド職員を送り込むわけにはいかなかった。
そこで半ばギルド職員として扱われている元魔王の冒険家、つまりオスクロルに白羽の矢が立ったのだ。元魔王の肩書通りダンジョンに詳しく、何より戦闘力も高いためうってつけだったのだ。そして、オスクロルだけでは負担が大きいため、情報のまとめ役として僕も派遣されたのだ。これでも多少剣の扱いには慣れている。
でもまさか男に元から備わった肉の剣を、オスクロルに対して使わなければならないとは。
「男女が一人ずつ入ったところで閉じ込めるダンジョン。しかも様々な条件のセックスをしないと先に進めない構造になっているって……悪趣味だけど、僕たちでよかったね」
「もしほかの方が補佐に来ていたら……私はあなたに顔向けできませんでした……」
僕とオスクロルは恋人同士だ。出会いはだいぶ前のことで、彼女が魔王を引退して冒険家に転職してすぐのころだ。ギルド支部の設置や、冒険家の育成環境の向上のため、様々なアイデアを出すオスクロルの案を、僕が受け取って直接上司に渡していたのだ。
仕事から入った関係ではあるけれど、元魔王と聞くと尊大そうではあるがオスクロルは良識がある温厚な人物であるため、割と早い段階で仲を深めることができた。恋人という関係にまで発展するのも、そんなに時間はかからなかった。ちなみに僕から告白をした。
「今までいっぱいエッチなことはしたけど……今日だけで今までの回数を超えているよねー……。さっきだって『三回連続、背面立位で挿入したまま射精』って条件だったし……」
「普通にするのならまだしも、ベッドに拘束したり、お尻でしたり……うぅ~……思い出しただけで顔から火が出そうです……」
「でも全部、ちゃんと気持ちよくなってくれてほっとしたよ。そうしないと扉が開かないんだろうけど」
このダンジョンの制作者は何を考えているのだろうか。別に敵が襲ってきたりもせず、ただただ侵入者同士をセックスさせようとする。そもそもダンジョンなのかも怪しい。
「もうすぐ次の階、ですね……」
「オスクロルさん……」
彼女の一歩一歩の足取りが重い。疲れているだけではないのは火を見るより明らかだ。
「い、いえ、ここで止まっても出られないだけですから。……が、頑張りましょう!」
僕を元気付けるのではなく自分を鼓舞するように言ったオスクロル。階段を上り切り、重々しい扉が鎮座する空間に出る。二人で並んで、その扉を見上げた。
「扉とか柱とか、一応それっぽい装飾はされていますよね。部屋には全然それっぽくない器具が置かれたりしますけど。手枷足枷付きのベッドとか、」
「私はそれらの器具の使い方を知っているあなたに、ちょっと困惑しましたよ……。特にあの、私のお、お……おし……っこ、の……」
「……尿道に入れる、細長くて節々が膨らんだ小さいプラグのこと?」
「な、な、なんであれを知っていたんですか? ……まさか、過去に使ったことがあるのではないんですか!? いくらあなたが気持ちいいことに興味があるからって、ましてやあんなはしたない玩具を自分の中に……」
「ないないないない、それはないよ!! 男友達伝いにそういうのがあるって言う痴話を聞いただけだって!」
性に対する興味は確かに強いという自覚はあるけど、自分に対してやろうなんて思わない。今回だって先に進む条件として提示されたから仕方なく実行しただけであって、普段ならそんなハードなプレイをオスクロルに強要するつもりはない。
……彼女が望むのなら考えるけど。
「……では、開けますよ」
「もう何が来ても驚かないよ、僕は」
二人で両開きの扉に手をかけ、左右に押し開く。外観と大きさに反してスムーズに開き、奥の空間が見えるようになった。扉の前に設置された青い炎の松明の光以外の光源はなく、入り口付近を薄暗く照らしているだけだ。ほかの階と同じく、奥に何があるのかは目を凝らしてもわからない。
「魔物の気配は、ないね。……いつも通りだけど」
「では、入りましょう。念のため罠には注意してくださいね」
足元や周囲に警戒しつつ、僕とオスクロルは中に入る。そして部屋に入って五メートルほど進んだところで、さっき開けた扉がひとりでに閉じた。
「次は何が……」
扉が閉じることには驚きはない。問題はこの後。反対側に出口の扉があって、その上に青く光る文字が浮き出るのだ。
「あっ、出ましたね……」
「どれどれ、『塗り薬を使い、体を休めよ』……塗り薬?」
文字を読んだ後、部屋がだんだんと明るくなっていく。部屋の形状は変わらず円形の石造りで、その真ん中には小さな薬壷が置かれた丸テーブルと、その隣にほかの部屋でも目にした巨大なベッドが鎮座していた。
「体を休めなさいと書いてありますけど……ここにきて休息部屋ですか?」
「さっき下で休憩したばかりなのに。それにしても今までとは違って随分とシンプルな条件で、なんか裏がありそうな……」
とはいえ提示した条件をクリアしない限り先には進めない。試しに序盤でオスクロルが魔術で無理やり扉を破壊しようとしたものの、傷一つつかなかった。条件を満たせば必ず開く代わりに、それ以外の手段では突破できないようにダンジョンそのものがルールを課しているようだ。
「これが塗り薬……中身は白い軟膏みたいなものですね」
部屋の真ん中に移動して、テーブルにある薬壷の中身を確認するオスクロル。試しに僕も中身をのぞいて、匂いを嗅いでみたりしたが、特に変な臭いはしない。
「これを塗って……体を休めるということは、横になればいいんでしょうか?」
「厳密な条件が書いていないから、基準がわからないのが厄介だね……」
「できそうなことは、全部やりましょう。とりあえずこの軟膏を塗りましょうか」
「変な成分が入ってたりしないかな……」
「でも塗ることが条件のようですし……先に少しだけ塗って確かめましょう」
そう言ってオスクロルは指先で薬壷から軟膏を掬い取り、自分のむき出しの肩に塗りこめた。
「……どう?」
「少しずつ、じんわりと……温かくなるように感じます。それ以外は特に……」
「大丈夫そう……かな?」
「はい、それにポカポカして……全身に塗ったら、よく眠れそうです」
うーん、このダンジョン主のささやかな心遣いというところか? どのくらい時間がたっているかはわからないけど、相当に疲労がたまっている僕たちは、どちらにせよ寝心地だけはいいベッドで休めるのはうれしいところだ。
「それじゃあ僕も塗るよ、服を脱がなきゃね。……オスクロルさんは脱がなくても、全身塗れそうだけど」
「こ、この格好は動きやすいですし……それに今は下着を履いていないので、かなり恥ずかしいんですよ?」
「自分から脱いだままにしておいて何をいまさら」
僕とオスクロルはそれぞれ軟膏をとって、体に塗っていった。どれだけ使っても軟膏は全く無くならないが、次から次へと底から生み出されているのだろうか?
「それでは、横になりましょうか。私、あなたと一緒に仕事に行けると聞いて、うれしくて昨日はあまり眠れなくて……ふあぁ……」
「今日は僕が隣で寝てあげられるから、ちゃんと眠れると思うよ」
「ふふふっ……では、おやすみなさい……」
ここが得体のしれないダンジョンであることを一時忘れ、僕とオスクロルは肩を触れあいさせながら眠りについた。
「――はああっ、あぁぁぁっ、ん……ふうううぅぅっ、うふあああっ!!」
まどろみの中で、隣から聞こえる甘ったるい嬌声と淫靡な水音が横から聞こえた。散々性交をしたのに、全然元気な僕の息子がいち早く反応しつつ、僕は瞼を開けて上体を起こした。
「あっ……申し訳、ございません、起こして……しまいましたね……」
仰向けになって自分の蜜壷に指を突き入れ、円を描くようにかき回していたオスクロル。空いた左手は再び露出させた自分の胸をいじり、なぜか手のひらは母乳まみれになっていた。
「なんで一人で……というかどうしたの?」
「最初は、普通に眠れられたんですが……途中から肌だけじゃなくて体の内側も熱くなって……。おま〇こも切なくなって、しかも母乳まで出てきて……。あなたを起こすのは忍びなかったので、こうして一人で……んああっ!」
説明している合間も自分の性器をかき混ぜていたオスクロルが、小さくのけ反って絶頂した。愛液がおしっこのように噴き出し、彼女の手を濡らしていく。ベッドのシーツが、オスクロルの腰を中心に大きな染みが出来ていた。
「はあ、あああ、ふあっ……で、も……何度シても、まったく収まらなくて……あなたの方に、異変ありませんか……?」
「僕は特に……塗り薬のせいだと思うけど、でも同じぐらい塗ったよね? 何でオスクロルさんだけ……」
「男女で効果に差があるのかもしれません……しかも遅効性で、ここまで感度が増すなんて……」
糸を引きながらオスクロルは性器から指を引き抜く。彼女のそばだけミルクと甘酸っぱい香りがした。
「もとからダンジョンの影響で発情しているのに、その上こんなにビショビショになるなんて……」
「は……ああううう……!」
オスクロルが起き上がり、僕に飛びついてきた。完全に不意を突かれたこと、オスクロルらしからぬ行動を予想していなかった僕は押し倒されてしまう。
「お、オスクロルさん?」
「わかっています……でも、我慢できなくて……」
ズボンに手をかけ、ガチガチに固まった僕のペニスを取り出し、自分の性器にあてがうオスクロル。とろりとこぼれた愛液が起立するペニスにかかり、僕はその光景を見てごくりと喉を鳴らした。
このダンジョンに入ってから数えきれないほど行為をしてきたけど、オスクロルが自分からこうして動くのは初めてだ。もっと言うと、普段も僕から攻め攻めの姿勢だ。彼女は常に受け身で、自分から積極的に仕掛けることはない。
「予想……ですけど、精液を注いでもらわない限りずっとこの状態が……んっ、続くと思います。男の人だけ効果がないというのなら……男の人の体液を取り込めば、あるいは……」
「すっごいエロい発想だけど……可能性はあるね」
いずれにせよこんな状態の彼女を放っておくわけにはいかない。ダンジョンの影響で元から発情していたとしても、一連の性交を終えればしばらくの間オスクロルは落ち着きを取り戻していた。しかし今はそれさえもなく、イッてもイッても昂りが収まらないのは、時間がたてばたつほど苦痛の方が大きくなる。自分にできることなら、何でもするべきだ。
「では、入れさせて、もらいます……ふうっ、ううううっ!?」
「うっ、くううぅ……っ。オスクロルさんのナカ、凄いぬるぬる……!」
ぐち、ぎちぎちと肉の剣が、オスクロルという名の肉の鞘に納まっていく。すでに僕のモノの形に合わせて膣穴がこなれてしまっており、根元まで埋まると隙間なくぴっちりと、パズルのピースがはまるかのように包み込んだ。
「ああ……すごい、ですぅ……今までの数倍の快楽が押し寄せてきて……入れただけで、イッちゃいました……」
「すごい顔をしているよ……トロ顔ってこういうものなのかな」
ビクンビクンと感電したかのように痙攣するオスクロル。体は汗まみれ、胸からは母乳が垂れ、結合部からは愛蜜と少量の小水が混ざったものが流れ出ている。顔の表情は完全に蕩け、元魔王という肩書など何も感じられないほどの雌の表情になっていた。
「動き……ますね……は、ああんっ! ふっ、うっ、んんっ!」
オスクロルは腰の輸送を開始して、僕の上で乗馬のように跳ねた。引き抜かれた愚直が膣穴に押し込まれるたびに、彼女の口から艶やかな悲鳴が迸る。
「繋がっているところから……凄い音が聞こえるよ。どれだけ濡れているのさ」
ぶちゅっ、ぶちゅっ、ぶちゅっ。ぐずぐずに融けた膣肉と分泌されたローションもかくやというとろみの愛液が織りなす、淫猥なサウンド。上下に動くたびに自らの母乳によって濡れた豊胸が、その重量感を感じさせるような大きな動きでゆっさゆさと揺れる。
まるで着床したての妊婦を相手にセックスしているようだ。
「……いつか、子供が欲しいなぁ」
「ひっ、はああんっ! そんな……恥ずかしいこと、言わないで下さ……んん―――――っ!?」
彼女の太腿をつかんだ僕は、より僕の愚直を吞み込ませるように腕に力を込めて押し付けた。
以前僕から告白した際にオスクロルから一つ条件を提示された。それは、結婚を前提にしたものであってほしい、というもの。いわく、彼女の知り合いの魔王が最近人間の女性と結婚したようで、それからオスクロルも意識し始めていたからということだ。僕としても結婚は万々歳なので、二つ返事で了承した。
「結婚したいって言いだしたのは、オスクロルさんの方だよ。こんなにいっぱいセックスしているってことは、子供が欲しいって言っているようなものでしょ?」
「た、とえ……そうだとしてもぉ……今言うなんて……んひいっ!? ごりごり、押し付けちゃ……!」
「腰、止まっているよ。……僕とオスクロルさんは種族が違うから、子供ができる可能性は低いと思う。でも、確率の問題だよ。何度も何度もこうしてエッチしたら、いつかは子供ができるかもしれない」
案外このダンジョンの存在理由も、男女でまぐわらせることで子供を作らせることなのかもしれない。どういう意図でそうしたのかは謎だけど。
そろそろ限界が近づいてきた僕は、自分からもベッドの反発を利用して突き上げる。オスクロルの方もペースを上げて、絞り取る気でいるのが感じられた。
「結婚が先か、子供ができるのが先か……幸せなレースだよ、オスクロルさん。だから今回も、いっぱい出してあげるからね」
「んっ、はっ……もぅ、そこまで言うのならっ、止まりませんからぁ……だから、出してくださいっ! 子供ができるまで、いつでも好きなだけ……ひっ、はあああぁぁんっ!?」
「くあっ……出る……出すぎるっ!!」
どぶっ、ぶびゅびゅ、どびゅるるるるっ!!
ホースで水を流し込むかの如くの勢いと量で吐き出された精液が、瞬く間にオスクロルの子宮と膣を埋め尽くし、逆流してお互いの体液が混ざり合ったものが僕の下腹部を汚していった。
「あっ、はああぁぁぁぁ……今までで一番、いっぱい注がれて……お腹、膨らんじゃいます……」
「何だろう……自分でもびっくりするぐらいの量で……もしかしたら塗り薬の効果かもしれないね」
見ればほんの少しオスクロルの下腹部が膨らんでいるように見える。本当に妊娠して間もない女性のようだ。
と、僕がオスクロルに見惚れていると、いきなりオスクロルが腰の動きを再開し始めた。
「うわ! お、オスクロルさん!?」
「はあ、はあ……おち〇ちん……もっと、もっと……ぐちゅぐちゅに……!」
まずい、あまりの快感に彼女の思考回路が溶かしつくされてタガが外れてしまっている。今までの倫理的な考えを捨てなければならない数々のミッションが、ついにオスクロルをここまで変貌させてしまったのか。
ぐちゃぐちゃと乱暴に腰を振るオスクロルを落ち着かせようと、両腕をつかんだが。
「ふ、ふふふ。そんなにつかんできて……あなたも、シたりないんですね……。こんなに大きいままですから、当然ですよね……。私を、孕ますまでスルって言ったんですからぁ……遠慮しなくていいんですよ?」
「と、とりあえず落ち着いて……んむっ!」
不意打ち気味に熱烈なディープキスをかますオスクロル。中身を全部吸い出されるかもと予感させるほどの激しいものだった。
「んちゅぱっ、ちゅる、ちゅううっ。んふっ……じゅるっ。……まだ、体の火照りが収まっていませんから……それまで、付き合ってください」
僕は、改めてオスクロルがかつて魔王としてやっていけた理由を知ることができたと思った。ダンジョンの作用で絶倫になっているにもかかわらず、そんな僕の悲鳴を上げさせるほどの、彼女は支配者としての一面を見せたのだから。
「ああ……もう、お嫁にいけません……」
部屋を出てすぐの、階段に差し掛かる場所で、壁際で膝を抱えて座り込む元魔王。理由はもちろん、塗り薬のせいで大暴走したことだ。
「気にしていないから……誰にも話さないし……ね?」
「あなたには覚えられているということですよね……あはっ、ふふふふ……」
「ちょっと笑い方怖いんだけど……」
オスクロルが理性を取り戻した後から、ずっとこのような自己嫌悪に苛まれている。まあその時はベッド中がいろんな体液まみれで、僕がぐったりとノビているところにオスクロルが腰を振っているという逆レイプもいいとこな光景だったので、普段優しい彼女が落ち込むのも無理からぬ話ではあるのだが。
「だってこんな……自分がただ気持ちよくなりたいだけで、あなたに覆いかぶさって……」
「それだったら今まで、僕も散々オスクロルさんにエッチなことをしてきたんだし……」
「あなたの場合はダンジョンを上るために仕方なくやったことでしょう? 私なんて……扉が開いた後もずっとまぐわっていたらしいじゃないですか……」
あの部屋での最初の性交の後鍵が解錠される音が聞こえたのだが、伝える前にオスクロルが飛んでしまったため、事実を伝えられたのは彼女が理性を取り戻してからだった。
「大体あの塗り薬のせいなんだから、オスクロルさんに非はないって」
「薬のせいにできるほど、私の罪は軽くはないです……」
こうまで落ち込んでしまったオスクロルを見るのは初めてだ。普段から仕事などで苦労している彼女のメンタリティは強いはずだが、逆にそれが崩れてしまったら復活に手間がかかるのだろう。どうにかして調子を取り戻してもらわないと、止められなかったこっちまで罪悪感を覚えてしまう。
「……オスクロル」
「……え?」
普段はしない名前の呼び捨てに、オスクロルが思わずといった形で顔を上げた。僕は彼女の背後に座り、後ろから抱きしめる。背中の翅は必要に応じて消すことができるようで、邪魔にはならない。
「僕はね、どれだけオスクロルがエッチで変態さんだったとしても、それが嫌いになる理由になんてならないよ。むしろ僕の方が、オスクロルをいろんなエッチな方法で気持ちよくさせてあげたいって思っているし……」
むにゅっ、と耳元で囁きながら、彼女の両胸をもんだ。まだ薬の影響が抜け切れていないのか今なお母乳がにじみ出ており、強めに刺激したら服越しでもわかるぐらい漏れ出してくる。
「オスクロルのおっぱいとか、お尻とか、もちろん顔も、その内側にある心も、全部を幸せにしたいって考えているんだよ。オスクロルの構成する要素全部を、僕の物にしたいから」
「んはぁ……あなたの……ものに……?」
「いずれ僕の子供を産むんだから、当たり前でしょ?」
ドクンと、彼女の心臓が跳ねたのが、密着していたので分かった。
「だからさ、僕の将来のお嫁さんが、“この程度”のことで落ち込んでもらっちゃ困るんだよ。これからもずっと一緒にいるんだから、これからももっと激しいこともするかもしれないし……」
「も、もっと……激しく……」
彼女の体温が徐々に上昇していくのを感じる。今日経験した情事以上の行為を想像して、体が反応しているのだろう。
「もちろん、オスクロルが嫌ならしないでおくよ。でもね、すでに僕の恋人で、所有物になっちゃったんだから……」
「はうう……、乳首、服越しで弄っちゃ……だめです……っ」
「……お嫁さんになるのは、確定事項だからね?」
「イッ――――――!?」
布ごと乳首を摘まみ上げたら、容易くオスクロルが達してしまった。どれだけ体が開発されてしまったのだろう。
「……だから、僕に襲い掛かるのは全然かまわないから。落ち込んじゃダメだよ」
「はぁぁ……わかり、ま、した……」
どうにか納得? させることに成功した。勝利というわけではないが達成感があり、ペロッと右手の親指を舐めた。うん、甘い。オスクロルの母乳は赤ん坊が喜びそうな味だ。
「それじゃあ行こう。たぶん、もうすぐで踏破できると思うから」
「はい、頑張りましょう、ね……」
恍惚とした表情を浮かべながら、僕の手にひかれてオスクロルは立ち上がった。
階段を上った先で扉を開けると、そこは宮殿だった。
「……いや、ここダンジョンだよね? 一応分類的にはそうだと思うけど」
「まあ……ダンジョンの終盤に大部屋があるのは鉄板ですから」
といっても各階層も大部屋が一つだけという構成だったわけだけれども。今までは壁も床も天井も全部同じ素材の石造りの殺風景なものだったが、ここは豪奢な装飾で彩られた、宮殿の一室というべき趣である。壁は白く、床には赤い絨毯が敷かれ、天井は高く丸い。中央には今までとは比較にならないほどのゴージャスな天蓋付きのベッドが安置されている。
部屋の端を見ればガラス張りのバスルームまで完備されている。反対側には薬品が入った瓶や様々な器具が収められている棚があるが、中身は押して図るべしだろう。今までもそうだったけど、夜の営みをさせる気満々だった。
「……出口の扉がない」
「最上階……ということでしょうか……あっ、文字が……」
内装は違うが、文字が現れることは変わらなかった。そしてどうせまたろくでもないことが書かれていると思っていた内容は――。
「『終わり相応しい行為をせよ』……終わり、ですか」
「やっぱり最上階なんだね」
ここをクリアできれば晴れて脱出できると思われるが、それにしても、最後の最後にふわっとした指示を出してきた。
「さっきの階は……一応条件は明白だったけど、今回に限ってはいろいろと考察しないとだめだね……」
「やっぱり、あの棚の物を使わなければだめなんでしょうか……」
「終わりに相応しい……今までよりもっと激しいエッチをしろっていうことかな?」
「今までよりも、もっと……」
たちまち顔を真っ赤にしていくオスクロル。先ほど狂ってしまった自分を思い出しているのだろう。
「まあいつも通り、やれることをやるだけだね。……よっと」
「きゃあっ。あ、あの、いきなり抱え上げられたら、びっくりしますよ……」
オスクロルお姫様抱っこをして、バスルームまで連れていく。ここに至るまで洗い場とかまったくなかったため、汗や性の臭いが体中に染みついて凄いことになっている。ダンジョンもこれで最後というわけだから、せっかくだからちゃんと体を洗ってからにしたい。
「体の隅々を洗って、きれいにしておかないと」
「……といいつつ、本当は洗いながら、エッチなことをしようと企んでいるのではないですか?」
「あらら、ばれちゃったか。なら遠慮なくエッチなことをするしかないね」
「えっ、あっ、ま、待ってください、せめてベッドの上で……」
オスクロルを抱えてぱたんとバスルームの扉を閉める。しばらくの間、シャワーの水音に混じって、彼女の歓喜の悲鳴がバスルームはおろか、大部屋全体に響くことになった。
とはいえ、シャワーの中では本番は無し。でも限界までオスクロルを昂らせるため、様々な性技を駆使して彼女を鳴かせた。
「肌より、体の中の方を入念に洗われた気がします……」
「だって今までまともに汚れ落とせなかったから。清潔は大事だよ、うん」
悪びれることなくそう言って、シャワーの中での出来事で恥ずかしさに巨大なクッションで顔を隠しているオスクロル。上半身しか隠れていないので、腰から下は丸見えだ。体はタオルで拭かれているが、股のスリットからは蜜が溢れている。
「前ならともかく、なぜ後ろまで……」
「……だってこれからまた使うから」
「……えっ? 今なんて――」
「よいしょっと」
「ひゃっ」
ベッドの端に腰かけていた僕は、身を乗り出してオスクロルに覆いかぶさる。
「ここから出る条件は、最後に相応しいエッチをすること。今までが過去のものになるような、愛し合い方をしよう」
オスクロルからクッションを取り上げ、覆いかぶさって唇を重ねる。
「んふぅっ……ちゅっ……じゅるっ、ちゅうぅぅぅ……」
オスクロルとのキスは何度やっても飽きないし、したり無い。向こうも同じようで、僕とのキスは積極的に体に腕を回して密着させ、少しでも深く強く求めようとする。
「ん……ちゅっ……ふふふ、どれだけたくさんエッチなことをしても、結局はお互いこういったキスが好きなんですよね……」
「世の中にはキスをしただけで、子供ができるって思っている人もいるみたいだよ」
「もしそうだとしたら、私は今日だけで五回以上は妊娠していますね」
「もちろん、ちゃんとここに注いで、子供を作ってあげるからね。……キスの方も欠かさないけど」
「あううっ……指を、抜き差ししては……んっ、そんな、体中に……」
常に濡れっぱなしなオスクロルの膣穴に人差し指と中指を入れて、曲げた状態で抜き差し。クッションを失い全裸をさらしたオスクロルの体にキスの雨を降らせる。短い爪で膣壁を引っ掛かれることによる鋭い快感と、肌に紅色の跡が残る強さの吸いつきによるくすぐったさとむず痒い快感に、彼女は体をくねらせた。
「せっかくこんなに、道具があるんだから……」
僕は棚から持ち出した道具のうち、透明なローションがたっぷり詰まった瓶を取り出した。そしてふたを開けてひっくり返し、中身の半分ほどを彼女の裸体にかける。
「せっかく体を洗ったのに……」
「もう一回後で洗えばいいよ」
膣から指を引き抜いて、両手でローションを塗りたくる。乳房、腹部、足、下腹部と、首から下はすべての部位に塗る。
「次はうつぶせになって」
「こう……ですか?」
体を回転させて、オスクロルは大きなお尻ときれいな背中を向ける。残った半分のローションを背中にかけ、前側と同じく塗り広げていく。
プリッとしたお尻を見て、シャワーで彼女を喘がせているときに発案した計画を実行に移すことにした。
「お尻に塗って……」
「……えっ、あっ、ま、待って……待って、ください! そこは……する必要は……」
胸と同様に両手で包み込んでも合わる尻肉を左右に開き、その間にあるすぼまり――つまり菊座に触れた。
「ほら、体の隅々に塗りこまないと」
「隅々というより体の中で――あっ!?」
別にここに触れるのは初めてではない。塔の中盤ではお尻でエッチもしたし、ここはそれなりにほぐれていたためローションでぬめっていた人差し指は、若干抵抗はあったもののすんなりと中に入った。
「ああ、そんな、こんな恥ずかしいところを見られて……だからシャワーで中を……」
「こうやってもっとほぐして……と」
周辺の筋肉を指先で伸ばしてほぐしていく。ぐぽぐぽと音を立て、オスクロルの肛門が開発されていく。
「どうしてそんな場所を……」
「そして、ほぐれたら今度は……」
じゃらっ、と音を立てて取り出したのは、大きな真珠のような球が数珠つなぎになったもの――アナルビーズだ。その先端にある最初の、一回り大きい粒を、中まで見えそうなほどに広がった菊座に押し込んだ。
「いっ……あっ!? なにを、しているんですかぁ……!?」
指でも僕のペニスでもない、明らかに異質なものが見えないところで入れられて困惑するオスクロル。
「大丈夫、僕を信じて。……でも、少し我慢してね」
「はあっ、かは……あううっ!? ずぶん、ずぶんって……大きい球が、お尻に……!」
念のためビーズにもローションをまぶしておいたので、肛門や腸内が傷つくことはないと思われる。しかし入り口はともかくその奥まで異物が侵入してくる感覚は、ここに来るまで様々なシチュエーションで性交してきたオスクロルでも衝撃が大きかったようだ。一粒が埋没するたびに絞り出すような声を上げて、ビーズの侵入に耐えている。
「……よし、全部入ったよ」
「ふううっ、く、苦しい……です。早く、早く抜いてください……」
悶えて嘆願するオスクロルを起こして、僕と向かい合わせにする。
「抜くのは後でね。今抜いちゃうと、慣れていないから苦しいだけで終わっちゃうらしいから」
「では……いつ……?」
「もちろんこれを……してからだよ」
自分の腰に巻いていたタオルをとり、外気にさらされた僕のペニスが、オスクロルの下腹部に当たる。
「無尽蔵ですよね……外では普通なのに……」
「これで最後だから、付き合ってほしいな」
「そして最後に相応しく……ですね?」
「うん……入れるよ」
広げたら入り口から子宮口まで見えそうなほどほぐれた、何回もつき込まれた膣穴に僕のペニスが侵入していく。
「はあああっ……来ましたっ! カチカチのおち〇ちんがぁ……はうっ」
たっぷりと濡れていたオスクロルの膣に、ほとんど抵抗なく柔肉をかき分けて最奥まで到達する。
「うぅっ……お尻のビーズで、締め付け方が全然違うっ!」
ぐりぐりとウラ筋側から硬いしこりのようなものが感じ取れる。オスクロルはビーズと僕の愚直に腸壁と膣壁が挟まれる形となり、未知の感覚に涎を垂らしながら喘いでいる。
「よし……ふんっ!」
「あうっ!? そ、そんな……いきなり、なんてぇ……」
何の断りもなく、僕は腰の動きを開始した。ぶちゅ、ぶちゅ、と水と空気が混ざり合ったような卑猥な音を響かせ、先端を子宮口に突き刺すかの如く重点的に奥を責める。
「だ、めぇ……こんなの、すぐ……イクッ……イクゥッ!?」
ほんの数回往復しただけで、悲鳴を上げてのけ反って、舌を突き出しながらオスクロルは達した。どれだけ敏感になっているのだろう。
「早いね……でも出すまで止めないから……我慢して、ねっ!」
「ひいいいいっ!!」
絶頂して窮屈になった膣を無理やりこじ開け、さらに激しくピストン運動を行う。女性は絶頂しても刺激を与え続ければイキッぱなしになるらしいので、絶頂から降りてこないままオスクロルはずっと突かれてエクスタシーを感じていた。
「だめぇ、ダメですからぁあ! イってるのに止まらなくて……あああっ、胸も吸っちゃったらぁ……!」
無防備な巨乳のうち片方を口に含む。薬の効果が抜けきっていないのかいまだ母乳が分泌されており、ちゅうちゅう吸い込むと乳首から甘い味が広がる。
(……そろそろ、かな)
膣越しの愚息の動きによってビーズもまた動き、腸内がいい具合にほぐれたころだろう。腰の動きも胸への吸いつきも一切止めることなく、僕は菊座から飛び出したリングに指をひっかけた。
「はひぃ、んいっ……はっ、へぇ……? ま、やっ、そんな、今それを抜いたら……!」
にゅぽん。
「あひいいっ!!?」
球が一つ、すぼまりから引きずり出されたオスクロルが、僕の愚息を食いちぎらんとばかりに膣の締め付けを強くして悲鳴を上げた。
「一つっ、出るたびにっ、イクのが重なってっ、あふあああっ!!」
にゅぷん、ぷちょんと、腸内で暖められ、心なしか湯気が立っているように見えるビーズを一粒ずつ引き抜いていく。膣奥まで貫いている分身の動きも忘れずに、むしろ激しくしていく。僕の方もだいぶ臨界に近付いていた。
「もうすぐ出せそうだから……最後の一粒を引き抜くときに、奥に注ぐからね?」
「んあっ、は、はっ、い……私も、逃さず……受け入れますから……っ!!」
ビーズの粒の数は確か十粒。射精のタイミングを合わせるため、引き抜くペースを調節する。不規則に引き抜かれるため、気を休める瞬間は彼女にはない。
そして最後の一粒。一回り大きいその球は、引き抜くのにほかの粒より大きな抵抗があった。だが、今更止めるつもりはない。力を籠め、腰の動きにスパートをかけつつ、一思いに引き抜いた。
ぐっ、じゅぼんっ! どくっ、どぶうぅっ!
「ひっ――――ああああぁぁうっ!!?」
排泄にも似た解放感と、同時に膣奥に注ぎ込まれる精液の飛沫と熱。二つの異なる系統の刺激による快楽によって、今日で最も強い絶頂を引き起こされたオスクロルは、はしたなく漏らしてしまった。今更だけど、こんなに漏らして汗を流して、脱水症状になったりしないのだろうか。
「ひっ……は、はああ……あっ、あぁぁぁ……」
絶頂の余韻に浸っているオスクロルのお尻の下は、愛液や精液、小水と腸液によってぐちゃぐちゃになっていた。
「も、どれなく、なっちゃいます……こんなに気持ち良いことを、覚えちゃったら……んっ」
役目を終えた愚息を引き抜くと、大量の精液が溢れてきた。そしてそれと同時に、ベッドの上に手のひらサイズのルーンが、どこからともなくあらわれた。
「ルーン? 条件をクリアしたから……かな? でも何だろうこのルーン。なんか二つくっ付いているように見えるけど」
どっちも見慣れないものだが、腰の上でアクメ顔をさらしていたオスクロルがあっと声を出した。
「これは……『ツクールーン』と『繁殖のルーン』ですね」
「前者は前にオスクロルさんから聞いたけど……もう片方は初めて聞いたなぁ」
「主に畜産農家さんが使用するものですね。名前の通り家畜を繁殖させる際に使用されるもので、明確に使用者が意思をもって使わないと効果がないんですが……。『ツク―ルーン』は簡単にダンジョンを作れるのですが、その、本来は今までのようなエッチな罠とかギミックは範囲外なんです」
つまり二つのルーンの効果がお互いに影響を及ぼしあって、こんな淫猥なダンジョンが出来上がったということか。本当に何考えてここを作ったんだ製作者は。
ともかく、くっ付いたこの二つがこのダンジョンの核であるのは間違いないだろう。持ち出すか破壊すればダンジョンは消えるはずだ。つまりこれにて、謎のダンジョンの調査が終了したということになる。
「……今回の件は、さすがにギルドに報告する際には、少しぼかした表現にしないとだめですね」
「あー……うん、そうだね」
「あと、『ツク―ルーン』は破壊しようとすると不具合が発生する可能性があるので、分離だけして回収しましょう」
「よーし。じゃあさっそく……」
「あっ、ちょ、ちょっと待ってください!」
言われたとおりに分離しようとすると、慌ててオスクロルが止めに入った。
「何か気がかりになることでもあったの?」
「い、いえ。ただダンジョンが消えると元の出入り口のあたりに戻されると思いますから、このままの格好で外に放り出されることに……」
「……あっ、なるほど」
じゃあ服を着ればいい、というわけにもいかなかった。なぜなら汗とかいろんな体液がこびりついていた服は、シャワーを浴びる際についでに洗って干してしまったからだ。水分を飛ばすルーンをそばに置いたとはいえ、まだ全然乾いていないだろう。
「少なくとも一時間ぐらいは待たないと……」
「……じゃあ、その間」
いまだ腰の上に乗っているオスクロルのおでこに、自分の額をこつんと付けた。
「……えっ、あ、まさか、まだシたりない……とかですか?」
「いやいや、もうルーンの効果はなくなっているみたいだし。オスクロルさんもあんなに激しくされたらさすがにふらふらだよね? ここからはただのイチャイチャタイム。ほかにすることないしね」
その宣言にオスクロルはちょっとほっとしたような表情を見せた。
「……もしかして、エッチ嫌いになった?」
「そう……ではないですよ。……でも」
「でも?」
「さっきまでの行為が基本になって……激しくしてもらわないと満足できなくなっちゃったらどうしよう、かと思って……」
「……気にしている時点でだいぶ変化していると思うよ」
「ええー……」
げんなりした様子であるが、僕は激しくされて狂ってしまうオスクロルもいいなぁ……なんて思っていたりする。
「まぁ、そういうのは出てからおいおい考えればいいから、今は……よっと」
「あっ……」
仰向けに寝かせ、彼女の上に覆いかぶさる。
「え、エッチはしないって……」
「うん、しないよ。でも代わりにオスクロルを堪能するから……具体的に言えば、体をキスマークだらけにするよ?」
「キス……!?」
悪い笑みを浮かべているんだろうな自分と思いつつ、ひきつった笑いを浮かべたオスクロルに襲い掛かった。
服が乾いて着替えるまでの間、彼女から悲鳴が途絶えることがなかった。
今回は最初から飛ばしまくりでしたね、うん。たまにはこういう感じもいいかなって。ダンジョンでエロ行為はエロトラップダンジョンとかありますけど、こっちは
『エロいことをさせるダンジョン』ですからね。うーん素晴らしい、本当は道中をもっと書きたかったけど、ただでさえ長いのにこれ以上長くしてどうするねんて思ってやめました。
ちなみにこんなに遅れた理由は、罪深きものに手を染めてしまったからです……。そう、『シ〇ィラ〇ゼー〇ョンⅥ』という時間消化ゲームに。はまってしまうとマジで抜け出せなくなりますからね、あれ。もちろんリアルの用事によるものもありますけどね。
次回はちょっぴりシリアスものに……するかな? それでは、また。