この小さな母娘に幸福を!R18ver 作:魚料理最高!
「おはようございます、カズマさん」
「お、おう……」
旅行から帰っても、スズハの様子は旅行前と驚く程に態度の変化がない。
あまりの変化の無さに実はあの初体験は淫魔に見せて貰った夢だったのではないかと疑う程だ。
朝食に出すスープをお玉でかき混ぜているスズハを見る。
後ろ髪を束ねていつも通りに朝食を作るスズハ。
しかしあの旅行で童貞を卒業してからはスズハの事が妙に艶かしく見えるのだ。
ジーっと視線を向けられてるのに気付いて味見しようとしている手を止める。
「しますか? 味見?」
「お、おう」
味見用の小皿を渡してくるスズハ。
どうやら食い気に因る物と勘違いされたようだ。
かと言って尻などを見て興奮していたとは流石に言える筈もなく、カズマは渡された小皿を受け取り、口の中に流す。
魚の出汁と刻んだ野菜の味が口の中に広がる。
「どうですか?」
「美味いな……ホッとする」
店で食べる料理は美味いが、どうしても濃い味で飽きやすい。
その点、スズハの料理は濃すぎず薄すぎずで飽きが来ない。献立を上手く組み合わせてるのも理由だろう。
家庭料理、というのを体現している。
だからこそ、故郷での日本で親の料理を思いだし、食べたり食べなかったりしたワガママな自分を思い出して少しだけ恥ずかしくなる。
親元を離れると料理を含めた家事をしてくれる親のありがたみを痛感すると言うが、まさにその通りだった。
そこで起きてきたヒナが台所にやってきた。
「もう! お母様! どうして起こしてくれなかったんですか!! わたしも一緒に朝食を作りたかったのに!」
プリプリと怒っているヒナにスズハは小さく息を吐く。
「私は起こしたわよ。何度も。起きなかったでしょう、ヒナは」
不満そうにしている娘にスズハは食器の入った戸棚を指差す。
「ほら。食器を出して。今日からめぐみんさんも家を空けるから。お弁当も用意しなくちゃいけないし大変なの。ほら、お皿用意して」
「はーい……」
ダスティネス家が経営している学校では週3で給食があり、今日はその給食の日だが、めぐみんが急遽帰省する事となり、お弁当とめぐみんの実家に渡すお土産が必要になった。
テキパキと食事の準備をするスズハにヒナは言われた通りお皿の準備を始める。
最近、母に料理を教わるのが楽しいらしいヒナだが、朝早く起きるのは苦手らしく、週に1、2回は寝坊する。
そんな中でぼーっと突っ立ってるのも悪いのでカズマも簡単な手伝いを始めた。
「それでは、行ってきます」
「おう。行ってこい。親御さんによろしくなー」
朝食を食べ終えてめぐみんが敬礼のようなポーズを取ると、カズマが手をヒラヒラさせて返す。
その適当な返事にムッとしたが、特に気にせず転送屋に向かった。
めぐみんが家を出たのを見届けて、スズハもヒナの手を握る。
「それじゃあ、カズマさん。ヒナを学校に送り届けますね」
「行ってきます、カズ兄さま」
「あぁ。あっ! 俺、今日はダスト達と飲みに行くから、夜は要らねぇわ」
「分かりました」
カズマの報告に頷くスズハ。
今日の夜は新しい料理を教えるわね、と言いながら屋敷を離れていく。
1人になったカズマが大きく息を吐いた。
「落ち葉でも掃くか……」
ここ数年、冒険者としての活動は控え目になり、暇な時間が増えた。
マイペースにバニルへ売る商品を考えるか、ダラダラするかの2択になると、いつも屋敷の掃除やら何やらと動いているスズハが目に入り、自然と簡単な掃除くらいはするようになった。
箒を取り出し、庭の落ち葉を掃く。
中々広い庭なので、軽い運動には丁度良いのだ。
「スズハはスズハで家事に精霊を使い出したしな」
天井の埃を取るために
こう考えるとスズハもこの世界に染まったのかもしれない。
集めた落ち葉を袋に詰めながらそう思った。
「おーい、カズマー! こっちだこっちー!」
ギルド内にある酒場でダストが手を振って手招きする。
同じ席にダストと同じパーティーのテイラーとキースも居る。
「って、もう飲んでんのかよ!?」
「こっちは
カズマの文句にダストがシュワシュワのジョッキを掲げて言う。
席に着くとカズマもシュワシュワと好みの肴を注文する。
最初の1杯が届くと乾杯して喉を潤した。
「それにしてもお前、最近ホンットーに冒険者として活動しなくなったな」
「そんな事ねーよ。この間も大量発生したモンスターを討伐しに行ったぞ」
「どうせあの頭のおかしいアークウィザードに爆裂魔法撃たせて終わりだろ?」
「うっせ! そこに行き着くまでに俺も色々とやったわ!」
群れに近付くに辺り、カズマのスキル潜伏で気配を消し、距離を詰めて爆裂魔法で一掃。
ダクネスは領主の娘として実家に居ることが多くなったし、アクアは天界に帰り、たまに遊びにくるくらいなので、このやり方が定着してしまった。
めぐみんの爆裂魔法の威力と攻撃範囲が桁違いなのも理由の1つだ。
「最近はあっちの店にも顔を出さないって、店員さんが淋しがってたぞ」
キースの言うあっちの店とはエッチな夢を見せるサキュバスの店だ。
そういえばここ最近は通ってないな、と思い返す。
性欲は溜まっているのだが、サキュバスの店で解消させたくないというか。
発散させるなら────。
『ふあ……ア、ア、んん……っ!? カズマさ、ん……イイ……!』
あの旅行で喘ぐスズハの姿が想起された。
長い黒髪。実った胸と尻に括れた腰。
脳を蕩けさせる甘い喘ぎ声。
頭振ってからシュワシュワを喉に流し込む。
その様子にテイラーが首を傾げた。
「どうした、カズマ? もう酔いが回ってきたのか?」
「あ~そうかも。取り敢えず腹に詰めるわ」
そう言ってカエルの唐揚げを頬張った。
泥酔。とまではいかずとも、少しだけ足取りをふらつかさせながらカズマは屋敷に戻る。
扉を開けるのが億劫で呼び鈴を鳴らすとすぐに扉が開いた。
そこには髪を三つ編みに纏めて肩から前に垂らしているスズハが迎えてくれた。
「すみません。もうヒナが眠っているので大きな音を出されるのは……」
遠回しに咎めるスズハ。
この時間ならヒナは眠っているだろうな、と自分の軽率さにわるい、と謝罪する。
酔っているカズマを見て仕方ないですね、と笑うスズハ。
「いま、お水をお持ちしますから、ソファーで寛いでいてください」
「お、おう……」
キッチンに向かうスズハにカズマはリビングのソファーにダイブするように寝転がる。
程無くしてスズハが水の入ったコップを持ってきて差し出してくれた。
冷たい水のおかげで少しだけ酔いが醒める。
「こんなところで眠ったら風邪を引きますよ。ほら立って」
そう言ってスズハはカズマを支えながら立たせて部屋まで連れていく。
アルコールで敏感になった嗅覚がスズハの良い匂いに刺激される。
カズマはベッドに横で寝かされる。
そのまま毛布を掛けようとしたところでカズマが起き上がり、スズハを後ろから抱く形となる。
「カズマさん?」
「……ヤりたい。抱かせてくれ」
浴衣の帯に手をかけるカズマを止める。
「いやか?」
「そうじゃ、ないですけど……あっ!」
うなじを舐められて肩が跳ねるスズハ。
同時に浴衣越しに胸を揉んでくる。
「あ~ヤバイ……めちゃくちゃしてぇ」
「そんなに、ですか?」
「けっこう我慢してたんだよ。あの旅行からお前の身体が忘れられないんだよ」
「~~~~っ」
ベタ褒めしてくるカズマにスズハは頬を赤に染めて息を吐く。
「私も……カズマさんに抱いてほしいって思う時があって。でも、自分から口にするのははしたないかなって、アンッ!?」
恥ずかしそうにそう告げるスズハにカズマは触れた帯を解く。
同時に膝に乗ったスズハがカズマの肩に手を置いて向き合う。
帯が解かれてはだけた浴衣からスズハの柔肌が露になる。
目の前にある乳房にカズマが腕を掴んで吸い付く。
舌で乳首を転がし、歯を立てるとスズハから小さく声が漏れる。
「あ、はぁ……カズマさ……吸うの、つよ、い……」
浴衣滑り落ち、肩まで露出する。
無我夢中でカズマは胸に吸い付いていたが、スズハの方から身体を離した。
「今度は、その……私から慰め、ます……」
言うと、ズボンのファスナーを下ろし、中の肉棒を取り出す。
(熱い……)
両手で包むように触れてから体を沈めると、スズハは肉棒を自分の乳房で挟むと、ゆっくりと動かし始める。
「スズハっ!?」
いきなりパイズリを始めたスズハは竿の部分に圧を加えてくる。
「お、男の人って、こういうのが好きかな、と。お嫌でしたか?」
「いいえ。大好きですっ! お願いします!」
「はい。失礼します」
スズハはカズマの肉棒に乳房越しに力を入れる。
出ている亀頭を舌を伸ばして舐めると背筋が快感で震えた。
(
昔からスズハを見てると男を誘うようなフェロモンでも出しているのではと思う時がある。
勿論あの男がした事を擁護する気は全く無いが。
「気持ち良くありませんか? 急に黙ってしまって」
「いや、そんなことないぞ! あんまり良いから、我慢するのが大変なくらいだ!」
「いつでも射精してくださいね」
「んなこと言われたら……うっ!?」
スズハの声がスイッチになって、カズマの精液が顔にかかる。
ドロドロとした液体がスズハの胸に落ちる。
放心したように動きを止めるスズハだが、晒されている裸体にカズマはゴクリと唾を飲むと、スズハの手を引いてをベッドに押し倒す。
「あ……!?」
そこからカズマはスズハの陰部に触れる。
先ずはクリトリスを撫でるつもりで擦った。
恥ずかしそうに股を閉じるが、中指を膣口に入れて膣内の肉を弄る。
ブラシをかけるように擦ったり、色々なところを押したりして弄った。
「ハァ……やんっ!? ンンッ……あぁ……カズマさ……カズマさん……っ!?」
反応を確かめつつアプローチを変えていると、スズハは目に涙を浮かべてうわ言のようにカズマの名前を口にした。
膣内では愛液が分泌され、熱いくらいに熱を持つ。
閉じた股は次第に開かれていた。
「そろそろいいか? 俺の方も我慢の限界だ」
「はい……きて、ください……」
迎え入れるようにスズハは自分の膣口を指で広げる。
愛液で照らされた陰部に興奮してカズマは我慢出来ずに勢い任せにスズハの膣内へと肉棒を侵入させた。
膣内の肉が肉棒に絡み付く。子宮口まで突くと、肉棒を放すまいと一瞬先端を掴むように締めてくる。
「アッ!? やだぁ……んふぅ!? アンッ! 声、おさえられ……はしたな、アァッ!?」
顔を真っ赤にしてスズハは首を振りながら声を我慢しようとするが、カズマが腰を奥まで打ち付けると身体を痙攣させて膣内を締め付ける。
その際に声も我慢出来ずに大きく喘いでいた。
しかし、スズハは拒絶する事はなく、無意識ではあるが、脚がカズマの腰や脚に絡み付いていた。
「はうっ!? ヤン……ッ! やだやだ……あたま、かんがえられなく……っ!!」
「はぁ……やっべっ! やっぱお前めちゃくちゃエロイわ!! スズハ……俺、もう……っ!?」
「ヤッ……カズマ、さんっ! 手ぇ、握ってっ! こわくてぇ……っ!?」
カズマがスズハの手の平に自分の手の平を合わせると、少しだけ安堵したように息を吐き、力を抜いた。
同時に肉棒がドクドクと脈打ち、スズハの子宮に向けて精液が放たれる。
「あつい、のたくさん……ア、イクッ!! ヤァァアアアアァアアッ!?」
カズマの射精が終わるまでスズハの叫ぶような嬌声は続いた。
全てを吐き出したカズマは肉棒を膣内から抜く。
「良すぎて……色んなモン吸い尽くされるかと思ったわ……」
そんな呟きも倦怠感に委ねていたスズハには届かなかった。
今日もスズハは朝食の準備を始めていた。すると、ヒナが台所に現れる。
食材を切っていたスズハは娘の方に視線を向く。
「おはよう、ヒナ。今日は手伝────ってどうしたのその顔!?」
ヒナは泣き腫らした顔で現れたのだ。
スズハが近寄ろうとする前に、ヒナが抱き付いてきた。
「どうしたの、ヒナ。どこか痛いの?」
心配したスズハが質問するが、抱き付いたヒナはただ体を震わせて首を横に振る。
とにかく先ずはエリスから貰った腕輪を使ってみるか、と思っていると、カズマがやって来る。
「悪い。ちょっと水くれ……」
二日酔いかそれとも昨晩の運動のせいか、ダルそうにしている。
するとヒナがスズハの前で両手を広げて立つ。
まるでカズマからスズハを守るように。
「カズ兄さま……」
「どうしたんだ、ヒナ? 恐い顔して」
「兄さま……お母さまをいじめないで」
懇願するような響きにスズハとカズマは同時に首を傾げる。
そんな2人に目尻に涙を溜めたヒナがスズハに向かって言う。
「だってお母さま! 昨日の夜、カズ兄さまの部屋で苦しそうな声を出していたじゃないですかつ!」
「んん?」
ヒナが言うには昨夜目を覚ましたヒナはトイレから戻る途中で、カズマの部屋を通ったところで苦しそうな母の声を聞いたのだと言う。
実父との事もあり、カズマにスズハが酷いことをされていると勘違いしたヒナはそこから朝まで眠れずどうしたら良いのか分からず、泣いていたのだと言う。
その声はつまり────。
昨夜の声が幼い娘に聞かれていたと知ってカズマとスズハは自分達の迂闊さに羞恥心から顔を真っ赤にする。
「お母さま?」
勘違いしている娘にどう説明すべきか、2人は頭を抱えた。