今日はクラスメイトに痴態を見られるというはずなのにも関わらず、堀北はいつも通りの朝を迎えた。
(ついにこの日が来てしまった..私のアソコがみんなに見られてしまう…)
堀北は結局、昨日の夜に風呂で下の毛を処理することをしなかった。全剃りをすることも考えたがいきなりパイパンにしてきたら自分が毛が多いことを気にしているみたいになると思ったからだ。
なので自然の状態を見せて判断して貰えばいいと考えた。
もちろん脇や他の毛はしっかりと剃り残りがないように念入りに手入れをした。
(あの櫛田さんのことだ。脇も晒すように言われても不思議じゃない….)
堀北はパジャマを脱ぐと洗濯機に入れて上下下着姿になった。
そして、携帯の電源を入れると櫛田さんから来たメッセージを確認した。
そこには今日の予定というものが記載されていて、まず初めにみんなの前で制服から水泳の水着に着替えなくてはいけないようだ。
それを見ただけで卒倒しそうになるが、注がついていて「タオルの使用は可」となっていた。
どういう意図かはわからないがうまくいけば全裸公開は免れるかもしれないと堀北は安堵した。
しかし、その次には着替えた水着のサポーターを外ずして準備体操をするとなっている。
そして準備体操が終わると、水着を脱いで全裸公開をするという流れのようだ。
(結局…裸は見られるのね。)
序盤に与えられた希望はなくなった。そして生まれたまま姿をクラスメイトに公開しなくてはいけないという事実を堀北は受け止めていた。
また、制服から水着な着替えさせられるということは下着まで見られるということだった。
堀北は鏡を見て自分がつけている下着を確認した。
堀北は上下白の下着を身につけている。ブラとショーツはセットのものである。ブラは上部に目立ちすぎない程度にレースで装飾がされており中央には黒色のリボンがついている。
白色のショーツは一般的な女性用下着くらいの面積である。ショーツにも中央に黒色のリボンがついていたがレースなどのヒラヒラはついておらずそれが逆に清楚さを醸し出していた。
ショッピングモールのセールで購入したため生地感は少し薄い。流石に陰毛が透けるということはないものの局部は少し膨んでいて堀北の秘所を守る毛たちがそこにあることは外から見てもわかる程度には心もとない生地だった。
いっそのことスポーツブラと運動用のボクサーパンツを履いていくことも考えたがやめた。
ここまでの時点で無駄な抵抗をすると酷いことになるのは目に見えている。
「誠意」というわけではないがみんなに見られるからと言って新品の下着に変えることもなく普段から着用しているものをそのまま着けていくことにした。
アイロンのかかったワイシャツを着ると、スカートを身につけた。いつものように鏡をみてスカートの長さが短すぎないように調整した。
最後にブレザーを羽織ると髪の毛を整えて登校の準備は完了した。
堀北が教室に入るとクラスメイトたちは一斉にこちらを振り返った。
その視線に堀北は少し足を止めてしまった。
すると櫛田がみんなの代表するかのように声をかけてきた。
「堀北さん〜。おはようー!てっきり来ないかもしれないと心配したよ。」
「おはよう。櫛田さん。別に私たちは学生よ。学校に来ない理由は特にないわよ。」
「そうだよね。堀北さんは真面目だから来ないわけにはいかないよね。仮にこのクラスの中で地位が下がっても。」
「……ええ。そうね。」
これまでは裏での立場関係だったはずが表でもこのようになってしまった。
そんな事実に堀北は皆に気づかれない程度に歯噛みをした。
それに櫛田は気づいていたが、それに満足するような人間ではない。
櫛田はみんなに注目されている中、手が届くところまでの距離に堀北に移動するとその場にしゃがみ込んだ。
そして、堀北に微笑むと、目線をスカートの中にやり右手でつまむようにしてスカートの中身を見聞した。
堀北はその屈辱的な行いに櫛田のスカートを摘んで上に持って行こうとしている右手を振り払おうとした。
しかし、櫛田の笑みの裏側にある邪悪な意図を感じ取るとその振り払おうとした手は途中で力を失い、だらんとスカートの横に戻ってしまいそれを防ぐことはできなかった。
摘むといっても元々堀北のスカートの丈は短くないのでしゃがんでいる櫛田にしかその中身を見られることはなかった。
しかし抵抗をしようとしてそれを途中でやめさせられるという行為をクラスメイトに見られスカートの中を覗かれても何もすることができないという屈辱を堀北は受けていた。
クラス中はその行為に静まり返っていたが櫛田がそれを破った。
「へぇー!堀北さんの今日のショーツは白色のかぁ〜。みんなに見せるからって清楚ぶってきたの?」
「そんなことないわよ。これは普通にいつも使ってる下着だもの。」
「てことは普段使いの下着をみんな今日は見れるんだぁ。てっきり新品の着たことないやつだと思ったんだけどな。」
「……もういいでしょ。そこを退いてちょうだい。」
「私は堀北さんに質問したんだよ。それに応えてくれたら退いてあげる。普段使いっていうことはどういうこと?」
「どこまでも私を辱めるつもりなのね。入学当初に購入した下着をつけてきているわよ。」
堀北は下着の着用期間までも申告する羽目になった。
「念のために確認するけど色は?」
「……白色よ。」
そして全てを自分の口から言わされた。
「よくできました。その調子だよ♪」
その一連の出来事を見て、男子生徒たちは大いに盛り上がりを見せた。
そして、女子生徒の中の堀北の評価は大幅に下落した。
昨日、クラスラインで堀北を辱めることになっていたが、それが実際に行われることに懐疑的だった生徒も少なからずいた。
しかし、その予想に反して堀北鈴音は櫛田に逆らわなかったため堀北のカーストは最下層まで転落したのだった。
これで朝の辱めは終わるという雰囲気が漂い、櫛田も堀北を解放しようとした時、池が名乗りをあげた。
「き、桔梗ちゃん!堀北の確認だけどよ。ショーツだけなのは緩くないか?」
鼻息を荒くして池は堀北の櫛田の方に歩み寄った。
櫛田は落ち着いた様子で池に答える。
「堀北さんの立場をわからせるのはこれくらいでもいいかなって思ったんだけど。何か意見でもある?」
櫛田は堀北を徹底的に潰すつもりではいるが安く男子たちに自由にさせようとは考えてなかった。自分がコントロール下に置いていないと、この楽園が長期間続かないことを櫛田は理解していたからだ。
言葉以上に櫛田の声色は冷たかった。
しかし、それに負ける池ではない。
「俺さ。一昨日くらいに堀北の下の毛をばっちり見たのは知ってるよね。」
「うん。池くんがみんなに広めたからね。私も実は同意見だけどそれがどうしたの?」
「それが剛毛って噂されて処理したのかそれとも否定したからにはそのままで来たのか確かめてもいいんじゃないかな。もし少しだけ短くしてきてたら興醒めじゃない?」
「確かに〜!名案だね池くん。ここで確認だけどしちゃおうか。」
櫛田は丁寧な口調で堀北に陰毛を見せるように命令した。あくまで櫛田が手を下すのではなく堀北自身に露出させるつもりのようだ。
堀北はその指示に従うとショーツの前側を自分で下ろして池と櫛田に陰毛を見せた。
二人が陰になって他の人には見えないようになっていたが、櫛田と池はしっかりと堀北の陰毛が確認できた。
そして毛が見えた途端、池と櫛田は思わず笑ってしまった。
「堀北!わかってるな。前回見た時と何も変わってなくて安心したよ。プールの時は全体まではよくわからなかったけど、言ってた通りで逆三角形に揃ってるのにジャングルだ。」
「整えるんだったら量も少なくすればいいのにね。なんでこんな生やしてるの?堀北さん?」
堀北の陰毛はしっかりと前回に見られた状態をキープしていてジャングルと形容されても仕方がないくらいにはしっかりと生えていた。
堀北は陰毛を見せている状態はキープしたまま答える。
「これが普通なのよ。櫛田さんはお子ちゃまだから量が少ないのがコンプレックスになってるんじゃないの?中学生みたいだったものね。」
堀北はこれまでの散々な辱めについに耐えかねてしまった。堀北の言葉がどこまで櫛田に効いたかはわからないが「中学生」という単語を発した時、櫛田の表情が一瞬で素に戻ったようにも感じられた。
櫛田のその話は特にみんなの前では禁句だった。
偉そうにしている櫛田も一度は皆の前で局部を小さめの皮の被ったクリトリスと少なめの茶色の陰毛を晒したことを櫛田だけでなくクラスメイト全員に思い出させてしまった。
池も目の前の堀北の痴態よりも記憶の中に保存されている櫛田の痴態を思い出していた。
その証拠に池の目線は堀北ではなく櫛田に向けられていた。
堀北は何か櫛田に酷いことをされるのではないかと内心ヒヤヒヤしていたが、櫛田は興醒めしたとでもいうように堀北を解放した。
あくまでポーカーフェイスを貫いていたが、目の前にいた池だけは櫛田の耳が真っ赤に染まっているのを目にして股間部分を手で必死に抑えようとしていた。
堀北の痴態を見るだけでは我慢できていたようだが、櫛田の陰ながら恥ずかしがる様子を見て限界を超えてしまったみたいだ。
そして、いよいよ堀北はプールに足を運ばなくてはいけない時間を迎えようとしていた。