この場で素っ裸になっても構わないと投げやりに宣言した堀北だったが、いざ裸になると想像すると顔から火が吹き出そうなほど恥ずかしかった。
いや、この感情は恥ずかしさだけではない。自分はこれまでこのクラスのために最善を尽くしてきたつもりだ。
徹底的に無駄な時間をなくして、自己研鑽に励んできた。
皆の手本となるようにそして尊敬する兄に手が届くように努力を積み重ねてきたはずだった。
しかし、いま自分は一人だけやり玉に挙げられて、男子の下衆な性欲にまみれた視線と女子の好奇と侮蔑の視線にさらされながら恋人にも見せることすらためらまれる裸を晒さなければならないのだ。
「それで?この場で水着を脱げばいいのかしら?」
堀北の声は今日の天気を聞くかのように平然としたものだった。しかしその声を発している顔は真っ赤でありそのごまかしはあまり意味をもっていなかった。
「そうだね。脱いでもらうんだけど、その前に一つ面白いことを思いついたんだ!」
櫛田の提案にみなは興味深々だった。
「堀北さんの裸をみんなで見る前に賭けをしない?」
どういった賭けなのか?堀北は今すぐ水着を脱ぐ必要はないことに安堵していたがその内容を聞き愕然とした。
「堀北さんの身体がどういう感じなのかをみんなで当てるゲームなんてどうかな?例えばだけど、堀北さんの乳首は何色なのか?とかあとは…処女なのか、そうじゃないのか?アソコは控えめなのかそれとも盛りマンなのかみたいな賭け。ただ見るだけなんてつまらないし、見世物になってもらおうよ。」
櫛田の提案に次々と賛成の声が集まる。
「そ、そんなことまで許可をした覚えはないわよ!それは流石にやりすぎだわ!」
わめいて抵抗する堀北だったが、櫛田はそれを予想していたのかゆっくりと堀北の耳元でつぶやいた。
「堀北さんってさ。まだ、みんなには嫌々こんなことをされてるってなってるけど、それも奪ってもいいんだよ?堀北さんのオナニー動画を私が持ってること忘れてた?あれを堀北さんから送られてきたって暴露したらどうなるかな?正真正銘の変態さんになっちゃうよ?」
「…そ、そんな…あれは櫛田さんが送れっていうから仕方なく…。」
「でもみんなはそんなこと知らないよ?」
「私も鬼じゃないからね。堀北さんがどうしてもいやだっていうことは辞めてあげてもいいよ?あんまり調子に乗ってないことならね。それでどう?」
悪魔の取引だった。こちらの要求を一つ飲むからそれ以外のことはすべてやれということだ。しかし堀北からすれば櫛田が譲歩したともとれる。堀北はそうすることによって生まれる櫛田のメリットを考えた。一つはこの見世物をつつがなく行うためだろう。要求を出されるたびに嫌々と言っていたのだと盛り上がっていた雰囲気が下がってしまう場合もある。
しかし、それを認めてしまったが最後、NG以外のすべてをしなくてはいけなくなってしまう。逆にNGを伝えるということはやられたくないことを知られてしまうということだ。
それ自体が弱みとなりますます言いなりにならなくてはいけない危険が増える。
それも加味したうえで堀北は受け入れることを選んだ。
「何をやめてほしいのかな?」
櫛田は嬉々として尋ねた。堀北の本当の弱みをつかむことのできる機会に望外の喜びを感じているのだ。
櫛田にとっての堀北とは復讐の対象ではない。もちろん、やり返しの側面はあるがそれよりも虐めるための対象だ。だから本当の一線を越えるつもりはない。一線を越えるかもよ?と脅すことでその反応を楽しむのだ。
「私は...処女を奪うのはやめてほしいわ...。」
涙ながらの懇願に櫛田は絶頂するかのような快感を感じた。あの堀北がまさか純潔にこだわってるのが意外すぎたのだ。櫛田は別にレズビアンというわけではない。しかしそんなことは関係ないくらい今の堀北は性的に魅力的だった。
あんなプライドが高そうで、自分にも厳しく、そして裸になることを許容して、オナニーまでも命令されるとしても最後に残したいものは純潔というとことがものすごく愛おしい。
「堀北さん、可愛いね。余計に汚したくなるけど...それだけは守ってあげる。でも、許容できる範囲を超えた抵抗はだめだからね?」
堀北はこくんとだけうなずき肯定の意を示した。
「堀北さんも納得したみたいだから、さっそくはじめよっか!」
その後、次々と賭けの内容に関してアイディアが飛び交った。
①堀北鈴音は処女なのか?
②乳首の色はピンクなのか?また、その形は綺麗なのかそれとも垂れ乳のようなブサイクおっぱいなのか?
③アソコの毛はしっかりと手入れされているのか?またそれは薄いのか濃いめなのか。
④堀北鈴音の性的な経験はいつ行われたのか?ex)初オナニーや毛の生え始めた時期。また胸が膨らんできた時期など。
⑤オナニーはしたことがあるのか、ないのか。avは見たことがあるのかないのか。
⑥avは見たことがあるのかないのか。
⑦おまんこは綺麗なのか、それともブサイクなのか。小陰茎の長さやクリトリスの大きさや皮がかぶっているかなどで判別。
堀北の身体に関する事だけでなく、個人的な、プライベートに大きく踏み込んだ賭けの内容も盛り込まれたものになった。これだけ活発にアイディアがでるなら特別試験の時もやる気を出せと堀北は頭の中で悪態をついた。
「桔梗ちゃん。堀北のアソコがどうとか、処女かどうかは確認すればわかることだけどさ。オナニーしたことあるかとかってあいつが正直に答えるのか微妙じゃね?女子はしたことあるって割合が8割らしいけど実際に聞いていたら誰もしてないって答えるらしいし。」
よくありがちなネットの知識を持ち出して池が疑問を呈した。
まじめな風に質問をしたつもりだったが、女子のオナニーの話の時に女子全体を見るようにして言ったのは本人の気質だろう。現に女子は池と目を合わせようとはせず、なんとなくきまづげな雰囲気が漂い始める。
池の質問を聞き、男子の視線が女子の方に集中したことも関係があるだろう。女子と男子の間に罅があ¥入りそうになる中、櫛田だけが平然として答えることができた。
「堀北さんとは隠しごととか、演技とかはしないようにさっき確認したから大丈夫だよ。」
さっきというのは、堀北と櫛田の二人がひそひそと話していたあれか池はと思い出し納得をしたようだった。しかし、男子たちはそのあとにした女子のオナニー事情についての話について何か補足があるのではないかと期待を込めた顔をしている。
「あと、そういったネットの情報は信用しないほうがいいよ。大体、都合のいいようにゆがめられてるし私もそういう経験はないかな。これでいい?」
「ご、ごめん!桔梗ちゃん!そんなことを言わせるつもりはなかったんだけど。」
そういいつつ、池の股間はさっきまでとは違い、ギンギンになっていた。櫛田がオナニーについて知っているという事実、そしてしたことはないと言及したことは彼にとってたまらなく興奮することのできるおかずになった。
櫛田は不快な思いを心の奥底に隠し込んでいたが、それを表に出すことはしなかった。堀北にセクハラや性的ないじめをするために自分の裸を見せたのはやりすぎたかもしれないと今更ながら反省する。
そして、男子たちのおかずになっているのは自分だけではないと堀北は感じとり少し楽な気持ちになった。そして、男子たちは自分のことを裁くという大義名分を掲げているが、その本音はただ性欲を満たせればなんだもいいのだということにも気づいた。
この場で効果的なのは、自分だけでなく、櫛田も巻き添いにすることかもしれない。自然な状況でそれを行うことができれば、男子は間違いなく自分の味方になる。でもそのためには自分から率先して辱めを受ける必要がある。
堀北は自分が返り咲くためにも覚悟を決めた。
「じゃあ気を取り直して。賭けの報酬だけど、正解した数が多い上位三人まで堀北さんになんでも命令できるっていうのはどうかな?」
「な、なんでもってほんとになんでも…なのか?」
櫛田の件で一悶着あったが、報酬の内容を聞いて見せ物という雰囲気が戻ってきた。まさかの内容に期待と困惑の声が上がる。それに答えたのは堀北だった。
「ええ。ただ、私と櫛田さんとの間である契約を結んだ。その内容以上のことはできない。でもそこに踏み込まなければなんでもするわ。ただしもしその一線を超えるような要求をした人はその命令の権利を失うということにさせてもらう。いいかしら?」
「うーん。それだとなんでもってことにならないような気がするぜ。」
「そうだよな。実際は何もさせられないで終わるってこともあるわけだろ…?」
この状況をうまくまとめたのは平田だった。
「この問題の論点は堀北さんの一線とはどのくらいのレベルなのかということだと思う。それがしょうもないレベルだったら僕たちもがっかりしてしまう。その上で聞きたいんだけど、そのレベルはどの程度、なのかな?大まかにでも言ってくれないと僕たちも認めるわけにはいかないかな。」
「それは…私から説明できるものでもないわ。これは私と櫛田さんとの契約だもの。」
「じゃあ、わたしからふんわりと説明しようかな。と言ってもみんなの心配は起こらないんじゃないかな?もし堀北さんの条件を破るとみんなも警察に捕まるような犯罪になる可能性が高いものだから。それと意外と堀北さんも乙女だった。とだけ言っておこうかな。」
乙女というワードに堀北は少しだけ恥ずかしそうに下を向いた。男勝りなイメージと処女は奪われたくないという考えがギャップがある。堀北も自分自身でそのことを自覚しているため恥じらいを感じたのだろう。
「わかった。ありがとう。よく考えたらこのゲームの発案者の櫛田さんが認めた条件だもんね。そこまで厳しくはないってことを知れただけで良しとするよ。話を止めて申し訳なかった。」
「じゃあ進めて行こうか。まず堀北さんの性体験について当てるゲームから始めようかな。ちなみに、堀北さんがこれからやるゲームの中では嘘はつけないし、隠し事もダメっていうルールになってるから。その点は大丈夫かな?」
「...ええ、問題ないわ。」
「一応、堀北さんの口からも言ってくれない?」
一応というのがどういう意味をもつかわからなかったが、とっくに意地を張る段階は過ぎている。堀北は素直に彼らの意向に沿うように言葉を選びながら誓いを口にする。
「私、堀北鈴音はこのゲームにおいて聞かれたことはすべて偽りなく、隠し事もせずに答えることを誓うわ。」
男子たちはというと、ゲームにおける質問の内容を確認して、ひそひそと盛り上がっていた。
「あいつがオナニーしたことあるかとか聞けるのやばくね?」
「堀北のことだからどうせないんだろ?」
「下の毛が生えた時期とか地味にエロいよな。av女優でもマニアックすぎて答えてないんじゃね?」
などなど期待と妄想を膨らませていた。中には股間を大きくして前かがみになっているものもいた。
「堀北さんほどの性事情を知れるなんてすごいラッキーだね♪私も個人的に質問したいことはたくさんあるけど、まずは堀北さんの身体に関する賭けから始めよっか。」
①堀北鈴音は処女なのか?
②乳首の色はピンクなのか?また、その形は綺麗なのかそれとも垂れ乳のようなブサイクおっぱいなのか?
③アソコの毛はしっかりと手入れされているのか?
④またそれは薄いのか濃いめなのか。
⑤おまんこは綺麗なのか、それともブサイクなのか。小陰茎の長さやクリトリスの大きさや皮がかぶっているかなどで判別。
「みんなの案で出たのはこんなところかな。堀北さんに水着を脱いでもらったら全部わかることだから簡単でいいね♪」
櫛田は今日一番の笑顔をしている。
堀北がクラスの全員に裸を晒すことはこれが初めてなので楽しいのだろう。
堀北はついに自らの水着に手をかけた。
「堀北さんほどの性事情を知れるなんてすごいラッキーだね♪私も個人的に質問したいことはたくさんあるけど、まずは堀北さんの身体に関する賭けから始めよっか。」
①堀北鈴音は処女なのか?
②乳首の色はピンクなのか?また、その形は綺麗なのかそれとも垂れ乳のようなブサイクおっぱいなのか?
③アソコの毛はしっかりと手入れされているのか?
④またそれは薄いのか濃いめなのか。
⑤おまんこは綺麗なのか、それともブサイクなのか。小陰茎の長さやクリトリスの大きさや皮がかぶっているかなどで判別。
「みんなの案で出たのはこんなところかな。堀北さんに水着を脱いでもらったら全部わかることだから歓談でいいね♪」
櫛田は今日一番の笑顔をしている。
堀北がクラスの全員に裸を晒すことはこれが初めてなので楽しいのだろう。
「おおー!飛ばすなぁ!」
「まじかよ…!もしかして処女かどうかって言わせるんじゃなくて直接みて判断するのかよ...!」
「エロすぎだろ...!」
いよいよ堀北の裸がみられるとあって盛り上がりが最高潮になってきた。
櫛田は手際よくそれぞれの項目についてYESかNOかを投票アプリを使って集計していく。
数分のうちに5つの項目について投票が終わり、その答えが発表されることになった。
それぞれの項目ごとに見るとクラスの大半が堀北が処女だろうと解答していた。堀北に彼氏がいたということが噂になったことはなく、想像がつかないからであろう。
2つ目もそこまで二分することにはならなかった。ただ、女子の中には「堀北の胸が綺麗ではない」に投票した人も少なからずいて当てようとするよりは嫌がらせという意味の投票だろう。想定よりも堀北は同性からよく思われていないようだと感じた。
3つ目と4つ目は上の二つに比べてまばらに分かれていた。ただ、この前に堀北の下の毛は剛毛だと言い、池くんにも確認させてプールサイドで見たときと同じくもっさり生えてたと彼が口にしたために手入れをしていない、毛は濃いと解答やや多い。
5つ目の「おまんこは綺麗なのか、それともブサイクなのか。小陰茎の長さやクリトリスの大きさや皮がかぶっているかなどで判別」は単純なYESかNOかではなく、それぞれ細かく予想をする方法をとった。すると、未使用だから綺麗でクリトリスはよく見ないとわからないくらい小さい。ぴっちりとした一本筋があるみたいに綺麗なマンコ。などなど堀北さんを神聖視するような解答が多かった。
逆に色はピンク色だけど、デカクリで皮は被っていない。隠しきれていないくらい分かりやすくクリトリスをしている。アソコのビラビラも収まり切れないではみ出していて不細工だ。色が綺麗なのがいいコントラストになっている。と完璧に近い答えをだしたものもあった。名前を見てみると軽井沢恵となっていた。
それもそのはずで、軽井沢はこの前のハミ毛事件の時に堀北のアソコの写真を撮り、オナニーの最中の写真もっている。
逆
に言えば、正確に当てられたのは彼女だけだったため、堀北の実際のマンコがさらけ出されたとき皆がどういう反応をするのか想像をするだけで楽しみだ。
堀北にとっては今までの人生で一番長い数分間だった。目の前ではかつて仲間だと思っていたクラスメイトたちが遠慮なく自分の身体ことを嬉々として予想をして、話し合っているからだ。
下の毛が濃い目だと思う。いやさすがに櫛田さんたちが誇張していってるだけだろう。
女子からは見かけによらず先輩に処女をあげたんじゃない?
先輩の前だと言いなりで咥えたりしたんじゃない笑
意外と真面目そうで性欲強そうだもんね笑
といった泣きそうになるような耳をふさぎたいようなことばかり聞こえてくる。もはや制裁などではなく単なるイジメと化していた。
「堀北さんのストリップショーのスタートです!皆さん!しっかりと目に焼き付けてあげましょうー!」
堀北はその掛け声を合図にして、スクール水着の肩紐に手を伸ばした。
まずは右の肩紐をつかむとそれを右にずらして肩から外す。
左の肩紐も同じように外す。堀北の肩から邪魔なものはすっかり取り除かれ、そこだけをみれば裸のようにも見えた。シミや出来物もない綺麗な肩をしていた。通常であればそれが見れただけでも男子の中ではそれをおかずにするものもいるだろう。しかし現実は肩だけでなくすべてを晒さされる運命にあるのだ。
そこまでは大して時間もかからずにすんなりとこなすことができた。
問題はここからだ。胸よりも少し上のあたりで折り返しになっている水着をさらに下げなくてはいけない。
堀北は最後の最後で躊躇する。このまま下げればもう引き返せなくなる。乳首という究極のプライベートゾーンを晒してしまうことになるのだから。
すでに乳首の形は透けてしまっている。悔しいけれど、硬く勃起してしまっていることもばれていることだろう。
でも透けているということと実物を見られるということには天と地ほどの差がある。しかもそれを自らの手で出さないといけないのだ。
どれだけ時間がたっただろう。堀北は覚悟を決めた。
目を閉じてすべてを諦めるように水着を胸の上部から下げる。
水着は下に引っ張られる力によって徐々に徐々に堀北の肌を衆目の下に晒していく。
もう少しで乳首が見えるようになる。陶器のようにきれいな肌色に、別の色素が見えた。薄いピンク色だった。
しかしまだほんの一部だ。容赦なく皆の目からすべて守っていた水着が取り除かれていく。
心理的にも精神的主柱になっていたそれを自分の手でなくしていくのだ。
そのスピードは一定だったが、乳首の頂点がやっと見えるというところで一瞬の溜めがあった。
尖ってしまった乳首が水着に引っ掛かり一瞬だけ阻害されてしまったのだ。
「......んっ...!!」
歯を食いしばるような甘い喘ぎ声とともに、堀北の胸は公に晒された。
丸みのあるバランスの整った胸だ。無理矢理揉みしだきたくなるような、すべてを舐め回したくなるような胸だ。
堀北は一度、水着をおろしていた手を止めると、改めて顔を上げた。
すべての視線がこちらに集中している。それぞれ男子は歓声とともに遠慮のない批評が飛んでくる。
あの乳首はエロすぎだ。とかあの声って明らかに感じてるよね。といった風に。
手持ち無沙汰になっている手で胸を覆い隠してしまいたい。その場にしゃがみこんでしまい。
そんな感情をすべてこらえてながら、顔を赤くしつつ少し悔しがる表情で堀北はその場に立っていた。
「皆さん!堀北さんの乳首の色はピンク色でしたね!大体の人は正解です~。でも本当の正解は「ビンビンに勃起したピンク色の乳首でしたね。私もここまで充血してる乳首は初めて見ました。堀北さんのサービス精神はすごいね♪」
櫛田は生き生きとその場を取り仕切り、堀北さんの乳首に対する批評を述べる。たしかに、櫛田自身も驚いていたのだ。最初に自分の前でオナニーをさせたときも、空き教室で角オナをさせたときもここまで鮮やかな色をさせてはいなかった。それだけ堀北にとっては屈辱なのだろう。
思い切って堀北は口を開いた。
「このまま水着をおろしていけばいいわけ?」
その口調からは、自分の乳首の惨状を恥じている様子は一切感じられない。むしろ何がおかしいの?と開き直りさえ感じさせる。
「おろしてもらってもいいけど、その前にみんなも聞きたいことがあると思うけどな。そのロケット乳首について。」
ロケットという単語に屈辱で身体を震わせる堀北だったが物おじすることはなかった。
「私から言うことはないわ。みんなの好きなように言ってもらえばいいわよ。」
「違うよ。そういうことじゃなくて、みんなはなんでそんなに目立つような乳首になったのかについて説明を聞きたいんだよ。生理現象?それとも興奮しちゃったの?」
「両方よ。背徳的なことをしていることに興奮している自分もいる。でも急に脱ぐことになってみんなの視線を意識して、生理現象的に反応してしまっている面もあると思う。」
考えうる限り最も誠意のある隠す様子のない回答に唾を飲み込むような音が聞こえた。
あの真面目で高飛車だった堀北が興奮していると宣言したのだ。その衝撃は大きかった。
「ちなみに、堀北さんはその割合はどれくらいだと感じてるの?さすがに2:8くらいかな?」
これは2が背徳感な興奮、8が生理現象という意味だろう。口撃は緩まることなく誘導尋問のように偽ることのできない質問を聞かれる。
「半々と言いたいところだけど、視線を意識したときに隠そうとしても隠せないことに背徳的な感情を感じているから6:4、性的な興奮が6、生理的な反応が4だと思っているわ。」
「そうなんだ♪道理で見たことないような乳首になってると思ったよ。少し触らせてもらってもいいかな?」
「ええ。もちろん構わないわ。」
櫛田は丸見えになっている堀北の乳首に向かってゆっくりと手を伸ばした。
鮮やかなピンク色のそれは櫛田の手が近づくにつれて、さらに大きさを増してゆく。
櫛田の手が胸に届くと同時に、堀北はとっさに目を背け、悔しそうに眼をつぶった。
後ろで組まされている手は力が入ったり抜かれたりを繰り返している。胸をとっさに隠そうとして力が入り、それを行動に移してしまうと命令違反になるため踏みとどまるということを繰り返しているのだろう。
櫛田の両手は最初は胸の周囲をなぞるようにしてスローペースで円を描く。乳首どころか乳輪に触れることなくゆっくりとゆっくりと中心を目指して進んでいく。
「堀北さんの乳首ってほんと可愛い!何も反応しなかったらただ綺麗な乳首だったのに、触られるかもしれないってなってこんなにピクピク震えちゃうんだから。そんなに触ってほしいのかなぁ?」
「好きにすればいいわよ。どうせ、やめろと言っても触るのは目に見えてるわ。そんなことで挑発なんてしても乗るわけないじゃなぃぃィィ…!!!」
堀北が捨て台詞を吐き終える前に、ピンク色の勃起した乳首を櫛田の両手が襲った。しっかりと親指と人差し指の腹で摘まれてしまいさらにその状態で半回転させられてしまう。
無表情を貫こうとしていた堀北の努力は虚しく潰えてしまい、情けのないよがり声がプール全体に響き渡る。
「あれれれれ?今の声は何かな?わたしには女の人が感じた時でちゃう声に聞こえたんだけど…?まさか、大勢の前で少し乳首を触られただけで感じたりなんてするわけないもんね?堀北さん。」
堀北は呼びかけには応じずに顔を赤らめて黙り込んでいる。
乳首を捻られた瞬間に情けのない声を出してしまった自分自身に対してなんとも言えない感情を抱きながらも彼女に出来ることは櫛田が早く悪ふざけを止めることを祈ることのみだ。
しかし、煽っても何も返さない堀北の様子に櫛田が不満を持つのは当然のことだ。さらにこの悪ふざけは加速していく。
「何か言ったらどう?それとも、乳首をもっと捻らないと何も言ってくれないのかなぁ。」
くっっ…!と堀北は歯を食いしばりながら口を開いた。悔しいけれどこのまま乳首に刺激を加えられ続けられたらさらなる醜態を晒してしまうかもしれない。裏返りそうになる声を必死に落ち着かせながら言葉を紡ぐ。
「やめてちょうだいぃ......!もう、水着を脱いで裸になるから乳首を責めるのはやめてほしいわ。」
これでは、自分から裸を晒したい変態のいうことではないか。そんな考えがよぎりながらもこのまま好き放題やられてイカされるよりはマシだと自分を必死に正当化するしかなかった。
「それは私たちのことを思って早く裸になってくれようとしてるのかな?だったら私たちは大丈夫だよ。堀北の乳首ちゃんはもっと虐めてほしそうに尖がってアピールしてくれてるし?」
櫛田は半回転ほど捻った乳首から手をはなした。すると堀北の硬く尖ったピンク糸の乳首は痛みから解放され元あった円錐形の自然な形に戻った。
しかし、刺激から解放された乳首は戸惑いを示すように小刻みに震えるとさらにその尖がりを増していった。
誰の目にも限界までその興奮を乳首にため込んでいることが理解できた。あと少しだけこれまでよりも強い刺激がもたらされればその乳首はため込んだ快感を我慢がすることできずに全身に遠慮なく運んでしまうだろう。
その限界までとがり切った乳首は、高飛車でありながら実はⅯ気を内包していることを暗に示していた。
「もうイキそうなの…!だからやめてちょうだい…!」
「へぇー。Ⅾクラスのリーダーだった堀北さんがもうイキそうなの?じゃあ、この乳首を弾いちゃおうかなぁ?」
「櫛田さん!お願いよ!あのクラス投票の時は本当に悪いと思っているから、やめて…!」
櫛田は目の前に君臨する感じてしまっている女の証に向かって、口づけをして全力で吸い込みたい衝動に駆られていることを自覚した。
自分のあそこからも本気で感じている証である蜜がじわっと漏れ出ていることも感じていた。量はそこまで多くない。
だが、何も触っておらず純粋な性的興奮だけでこれほど熱いものがしっとりと出てくることなどなかった。
櫛田は今まで憎んでいた堀北によって、自分が感じたことがないほどまでに性的欲求を高められている事実を受け入れるほかなかったが、それが恥ずかしくも喜ばしくもあった。
今ここがプライベートな空間で、二人きりだったら思いっきり自分のアソコを堀北の顔を押し付けて舐めさせたい。
ーそれが偽らざる櫛田の秘めている想いでもあったー
「まあ、堀北さんがそこまで言うんだったらやめてあげてもいいけど。貸しだからね?あと、ちゃんとお礼をいってもらわないと私の手が動いちゃうかもしれないなぁ」
櫛田は脅すように利き手である右手のい中指を親指で押さえつけて力をためて。堀北の限界寸前の乳首に向かってデコピンをするそぶりを見せた。
だが、堀北には自らの乳首を隠す権利がない。いまだ、両手は頭の上で組まされている状態だ。このままでは本当にエロ漫画のように手を頭の上で組まされながら乳首でイカされる無様な存在になってしまう。
「本当にごめんなさい。土下座で許しを請いたいところではあるけれど、このような姿勢で失礼するわ。。このままデコピンをされたら、私は乳首だけで絶頂する変態になってしまうわ...。それだけは許してもらえると助かるわ。お願い。櫛田さん。」
「そこまで言われたらしょうがないね。でも、堀北さんのその姿勢は情けなくてエッチだからそのままでいいよ。今度は私が脱がしてあげる。ちょっと手が滑って敏感なところに触れちゃうかもだけど、Ⅾクラスのリーダーの堀北さんならイクことなんてないよねぇ?」