紐パンきつねの夏色ご奉仕 作:ナルキケーネ(ハーメルン支店)
「……ま、まつりちゃん……。ホントに、しなくちゃダメ……?」
「だーめ。ほら……早くしないと、さっきのプロデューサーさんに見られちゃうよ?」
「で、でもぉ……! やっぱり、こんなところで……なんて……」
まつりのじっとりとした視線に身じろぎしながらも、フブキは行動に移ることができなかった。
「もしかして……見られたいの? エッチでヘンタイな白上ちゃんは、そういうのがお好みなのかしら?」
「い、イヤに決まってるじゃんか……!? わ、わかったよぉ……。まつりちゃんの鬼畜ぅ……!」
泣きそうになりながら下唇を噛んだフブキは、衣服に手を掛けて……「えいやっ……!」と、するりと肌を滑らせた。
先ほどの情事とは異なり、扉の鍵を閉めていない――とフブキだけは思い込んでいるが、まつりがこっそりと鍵を閉めておいた――部屋の中で、マイクロビキニのように攻めた下着姿を晒していった。
「……なんつーか……水着みたいな下着だね。プールでじっくり見たい感じ」
「こんなエッチな水着なんてないだろっ……!? お尻丸出しだし……胸のところ、開いちゃうし……!」
「あ、そのカップも外しておいてね。フブキのおっぱい見たいし」
「え゛っ……!? いや、それはちょっと……さすがに、恥ずかしいよ……!」
「……まつりのために『なんでもする』って言ったよね? さっきの言葉はウソだったの?」
「うぐぅっ……!? わ、わかったよぉ……はぁ~……私、なんでこんなの買っちゃったんだろう……?」
フブキはトップスに付いた小さな留め具を外し、胸を隠していた生地の部分を取り外した。下着を付けているのに、薄ピンクに色付いた乳首が恥ずかしそうに顔を出す。
これから一時間もしないうちに、番組の収録に向かうアイドルがしていい格好ではなかった。それが羞恥に震える清純派美少女きつねのものなら、なおさらにエロティックに映えている。
無骨な控え室を華やかに彩る、その非日常感溢れるセクシーな光景が……まるでアダルトビデオを撮影しているかのような背徳感を覚えさせ、まつりの陰茎を硬くさせる。
「……いいね、いいね。そのドスケベな下着、フブキによく似合ってるよ!」
「っ……う、嬉しくねぇ~っ……!! そんなこと言われても、恥ずかしさしか感じねぇ~っ……!」
「すぐにでもエッチしたいところだけど……さすがに本番までする時間ないし、口でシてほしいな」
「ぬなっ……!? お、お口でするなら……私、脱ぐ必要なかったじゃんか……!?」
「わかってないなぁ、フブキは。エッチな格好をしてる女の子に、誠心誠意にフェラしてもらうのがイイんだって!」
「……普通にわかりたくない感覚だなぁ……ホントかどうかも怪しいし……」
少なくとも、今のまつりの気分は〝そう〟だったことに加えて……ずっと我慢していたまつりは、なんとしてでもフブキに絶頂させてもらいたかった。
しかし、絶妙に練度が足りなかった手淫からして、口淫のご奉仕にもあまり期待はできないだろう。そう判断し、興奮を強めるためのスパイスを、その艶美に熟成しているカラダで支払ってもらったのだ。
「……まったくもぉ……まつりちゃんのばか……」
フブキは不満そうに唇を波立たせて、バッグから小さなケースを取り出した。その中身を口の中に入れ、しっかりと固定する。
「フブキ、何それ?」
「んぁ、ふぉれ……? むぐ……ふぇら……ちお……用の、犬歯キャップ……だけど……?」
「犬歯キャップ……? そんなのあんの……?」
淫語を恥ずかしがっているフブキの可愛さにちょっとだけ興奮しながら、まつりは耳慣れない言葉に注目する。
「うん……ふたなり薬を使った人が、牙でケガしないようにって……ケモ属性のある子に配ってるみたい」
「よくわからんところで、よくわからん気が利くなぁ……さすがホロライブ……」
「まあね、私みたいなへたっぴにとってはね……とてもありがたいことですよ、うん……へたっぴだからね……」
依然としてヘラったままのフブキは、椅子に腰掛けたまつりの懐に入り込んだ。汚れることも厭わずに、ぺたん、と女の子座りをしてまつりの脚に挟まれる。
直に触れた床のひやりとした感触にビクつきながら、ずっとおあずけを喰らっていたまつりの陰茎に顔を寄せる。
溢れ出した我慢汁でてらついた肉棒は、フブキのひかえめな眼差しに緊張してピクリと跳ねた。
「わっ……!? まつりちゃんの……それ……げ、元気だね……あはは……」
「……何が元気なの? ハッキリ言ってみてよ」
「……う、うぅ……。お、ちん……ちん……?」
「あっ、今のはズルいなフブキぃ。わざとお上品であざとい感じに言ったな? フツーに下ネタ、イケるクセにさぁ」
「い、いいでしょべつに……!? 自分で口にするのは、けっこうつらいんだ……!」
「ま、最初はそれでもいっか。いずれ超絶下品に言ってもらおーっと♪」
新しい遊び方を発見したまつりが、にひひと上機嫌に笑った。
フブキは未来の試練から逃避し、現在の目の前にある反り立った塔の先端を見上げる。
「くんくん……ちょっと、ヘンなニオイする……」
「そりゃそうでしょ、股間だし」
「……まつりちゃん、つえーな……。そ、それじゃ、始めるね……?」
痛いほどに勃起し、下腹部まで反り返っていた肉棒を……フブキがそっと握って、角度を調整する。
「ん……ちゅっ……♡」
「っ……! あっ……ふぶ、きっ……ん、ぁあっ……!」
百合の香りだけを漂わせていたはずの、無垢で瑞々しい花びらが、臭みのある不浄の蜜で汚された。
我慢汁でぬらついていた亀頭に、愛しげにキスをしたフブキは、てっぷりと濡れた舌肉で粘膜同士を擦り合わせた。
ペロペロとアイスキャンディーのように先端を舐める動きから、舌先で亀頭全体を撫でるような性技まで。緩急がついた舌遣いで、勃起ペニスが愛撫されていく。
「はぅ、んっ……れろ、ぺろっ……♡ くちゅ、ちゅる……ふぅっ……♡」
「う、ぐっ……!? フブキ……っ……あっ、うっ……イイ、かもっ……けっこう……!」
「ん、ちゅっ……んふふっ……♡ はぷ……あーむっ……♡」
くちゅ……にゅちゅっ……♡ にゅぽっ……じゅぼるんっ♡
ぱっくりと開いた唇の割れ目に、決して大きくはない亀頭が難なく呑み込まれた。
「んりゅ……くちゅ、ふむぅんっ……♡ んむ、ふむっ……くぷっ……んむぅっ……♡」
「あっ……あった、かっ……ぁっ……♡ ふっ……はぁっ……♡なんで、こんな……あっ……ああーっ……♡♡」
舌で亀頭を転がされたかと思えば、張ったエラの付け根をくりゅくりゅっ♡とほじられる。狭まった頬肉でくちゅう~っ♡と敏感な部分全体を包まれた。
まつりの腰が勝手に跳ねるほどの快感が突き抜け、大量の我慢汁が舌の上に溢れ出す。
先ほどまでの手淫とは、比べ物にならないほどの技量だった。これまでに何十本もの男性器をしゃぶり、精液で口内を満たしてきたような熟練の舌遣いが、まつりの小さめペニスを搾るように舐っていく。
「あっ、ひっ……ひぃっ……?♡ ちょっ、ふ、フブキっ……!?」
「んる……れぅー……? ん、くぴゅ……ふみゅ、んるぅ……っ……♡」
フブキは頭をかすかに振って、窄めた唇で、キノコの笠の段差を引っ掛けるように刺激する。オーラルセックスらしく、肉の凹凸の密着感を強めてピストンを繰り返した。
垂れた唾液とカウパー腺液の混合汁が顎を濡らしても気にかけず、まつりへのご奉仕に集中する。唇全部を使って亀頭をしゃぶり、唾液で濡れた肉幹をこしこしっ♡としごき上げていく。
これまで引きずってきてしまった失敗を取り戻すように。心を込めて、愛を滴らせて、必死にペニスを愛撫した。
「う、ぅ……んぉ……っ……! あっ……♡ ふああっ……♡ ふ、ぶきっ……あっ……あふぅっ……♡」
「はぷ……んっ……♡ じゅ、ちゅっ……んんっ……♡」
フブキは上目遣いでまつりの反応をうかがった。可愛らしさが目立つティーンエイジャーの顔つきに、不相応なほどに艶美なエロスを香らせて。
背筋がゾクゾクとする碧い魅惑に引き込まれ、まつりはさらに興奮を募らせる。勝手に出てしまう喘ぎ声を抑えることすらできなかった。
股間を突き抜けるような、甘くて震えてしまう刺激には気を使う必要もなかった。まつりは震える手でフブキの頭を撫でて、耳の付け根をくすぐりながら、こくこくと頷いた。
「んっ……ふぅっ……♡ じゅるっ、じゅりゅっ……♡ くぷっ、んっ……♡ んりゅうっ……♡」
限界を超えてパツパツに膨らんだ肉棒の激しいピクつきと、まつりの快感に綻んだ表情が、不安だらけだったフブキの胸をそっと温める。
まつりの悦ぶ顔がもっと見たくて、フブキは貪るように陰茎を舐っていく。アイドルが見せてはいけない、淫猥に陶酔した表情を晒してでも口淫に耽った。
「はぐ……ん、むぅ……っ……♡ かぷ、んっ……はぷっ……♡」
「ふぉっ、ぉっ……!?♡ あっ♡あっ♡あぁっ……♡ そこ、イイっ……いいっ……!♡ んっ、くぅううっ……!!♡」
フブキはシリコンキャップの弾力を使って、敏感な亀頭をぷにぷにっ♡くりゅんっ♡と甘噛みする。まつりの反応を探りながら、裏スジや鈴口にもやわらかい牙を食い込ませていった。
つぶつぶな性具による刺激に似た、ピンポイントかつ強めの性感は、まつりの喉から呻き声に近い吐息を漏らさせる。
亀頭の表面を乱れ走る快感がペニスの内側をじくじくと疼かせ、熱い情欲を急速にせり上がらせた。手淫で溜まっていた射精欲が、一気に溢れかえりそうになる。
「うっ、ああっ……♡ はぁっ……♡ フブキっ……も、イくっ……なんか、出そうっ……!♡」
「んっ……んんっ……♡ はぷ……んく、ぷっ……んりゅぅっ……じゅぷっ、くぷぷっ……♡」
まつりの切羽詰まったタップを肩に受けて、フブキはフェラチオの勢いを少しだけ強めた。陰茎を握る手にも力を込めて、ごしごしと洗うように手淫を加速させる。
「うぅ~っ……♡あっ♡あくぅうっ……♡ クるっ……キてるっ……♡ これ、すごぉっ……!!♡」
まつりはたまらず、フブキの頭を掴んで、意識が吹き飛んでしまいそうな解放感を耐えようとする。
フブキは少しだけ痛かった、そのしがみつきを快く受け入れる。ヒクつく亀頭から精液を吸い上げるように、ちゅうちゅうと陰茎をしゃぶり、まつりを絶頂まで導いた。
「っ……♡ あっ♡あっ♡でるっ、出るっ……フブキっ……♡ フブキぃっ……♡ あぁ~っ……!!♡」
ビュクッ、ビュルルッ! ぶびゅっ、びゅうっ……びゅるるっ……! ぶびゅうっ……!
まつりの先割れた亀頭から、焦らされていた大量の精液が溢れ出す。フブキの口内をビシャビシャと濡らし、濁った白色に汚していった。
「んんーっ……!? うっ……くむっ……ぐっ……ん、うぶっ…………!」
「あっ♡ううんっ……♡ やばぁっ……♡せーし、止まんないっ……♡ こんなの、はじめてっ……!!♡ フブキっ……う、うっ……!♡」
女体のエクスタシーにはない、体内からエネルギーが流れ出るような脱力感に襲われる。
ビクビクンッ♡とフブキの口内で暴れるペニスから、腰が抜けそうになるほどの多量な快感が走り抜けた。
「うぅっ……んっ……♡ まひゅり、ひゃ……んっ……♡ んぐっ……こくっ……んんっ……♡」
フブキはまつりの吐精を受け止め、口内から溢れそうになる絶頂汁を少しずつ飲み下していく。喉奥まで飛んだ、粘ついた液にムセそうになりながら喉を鳴らし、まつりの愛を余すところなく体内に取り込んだ。
喉に絡みそうなダマの部分は、唾液と舌でくちゅくちゅっ♡と揉んで、スムージーを飲む要領で喉に送って……ぴゅっ♡と溢れた、最後の一滴まで嚥下する。
「じゅる……んっ……こくんっ……♡ ぷぁ……はぁっ……はふぅ……♡ まつりちゃん、出しすぎだよぉ……♡」
にゅぽんっ、とはしたない音を鳴らし、フブキは射精を終えたペニスを解放した。
「うっ……ああ……♡ ふ、フブキ……? 精液なんて、飲んで……大丈夫なの……?」
「んっ……♡ まつりちゃんのせーえき……濃くて、おいしかった……♡」
「………………え……?」
精液なんて、苦味が強い鼻水のような味しかしないはずなのに。フブキはすっかり発情しきったエロい顔で、嬉々として、味わうように飲み干していた。
それに……手コキはあんなにヘタクソだったのに、フェラチオだけは異様に上手かった。まるで、誰かにフェラ専用機として仕込まれたかのように、的確にペニスの弱点を突いていた。
その口淫に慣れた表情に、他の男の影がちらついたような気がして。まつりは、きれいだと思いたかったフブキの顔を、まっすぐに見ることができなくなった。
「……わっ……♡ まつりちゃん、まだ……おち×ちん、膨らんだままだ……♡ しょうがないなぁ……は……ん、むっ……♡」
「うっ……あっ……♡ ふ、ぶき……まだ、イったばっかりなのに……あっ……ああっ……♡」
「んふ……っ……♡ いつもの、お返しっ……ちゅっ、くちゅっ……♡ りゅりゅっ……にゅぷんっ……♡」
敏感な射精後の陰茎を、フブキは優しく愛撫するようにしゃぶり始めた。
ペニスの先端に、糸を引くほどにエッチなキスを繰り返してから……刺激が痛みに変わらないように、ゆったりと、舌肉でにゅりにゅりっ♡と亀頭を撫で回す。
興奮に燃料を投下された、まつりのふたなりペニスが硬度を増していく。それを察したフブキが亀頭を咥え込み、再び顔を振るようにしてフェラチオを激しく重ねる。
「う、ううっ……♡ ね……ねえ、フブキ……?」
「んっ……ふぅ……♡ ふむぅ……? んぐ……ちゅぷ、はぁっ……♡ ふぅ……なぁに……?」
「…………ううん……なんでもない……」
『他の人とこんなことしてない?』。『誰かのチ×ポ、しゃぶらされてないよね?』。
絶対にあり得ない。そうわかりきっているはずの言葉が、どうしても口に出せなかった。
口をつぐんだまつりを不思議そうに見上げながらも、フブキは横目で時計をチェックして、二度目の射精を急がせた。
「んふっ、ふぅ、くふぅっ……♡ ちゅぽ、ちゅぽっ……んりゅ、ちゅぅっ……♡」
「……っ…………あ、うっ……♡ フブキ……フブキっ……気持ちいいよ、フブキっ……♡」
フブキのさらさらの髪を撫でながら、まつりは加速する情欲で浮ついた頭の中で、よくないことばかりを考えていた。
枕営業? アイドルであるために? そういえば、Gスポットの感度も最初から良かったよね?
誰かとヤってた? 何人もの男と? もしかして、乱パとか……?
フブキが病んでる原因って、ホントに、まつりだけなの?
こうして、フェラチオをさせながら頭を撫でているのは……まつりだけなの?
渦巻く射精欲と湧き立つ疑念が、頭の中でぐちゃぐちゃに掻き混ざっていく。
考えれば考えるほどに嫌なことばかりが脳裏を過って、それを口淫の快感に乱されて。
そうして詰め込まれたものが破裂するように、すぐに限界が訪れた。
「っ……フブキっ……また、出るっ……♡ 受け止めてっ……フブキぃっ……♡」
「う、むんっ……♡ っ……ぐりゅっ……ううっ……こく、んっ……♡」
ビュルビュルと、二度目とは思えない量の精液が鈴口から吐き出されていく。
快感の量は増えているように感じるのに、何も幸せに感じない。それどころか、射精後の虚しさばかりが心を染め上げた。
白濁液は一度目よりもさらついているのか、フブキは精液をジュースのように、こくこくっ♡と容易に飲み下していった。
そうしたら、独占欲が強い男は喜んでくれる。そのことを、身体で知っているかのように。
「くぴっ……くぷっ……ぷはぁっ……♡ はぁー……ふぅー……♡ まつりちゃん……私のお口……どうだった……?」
「う、うん……めちゃくちゃ、気持ちよかった……」
「……そっか……そっかぁ……♪ よかったよ……やっと、まつりちゃんに……喜んでもらえた……♪」
可憐で、純真無垢にしか見えない、いつもなら見ているだけで嬉しくなる笑顔が花咲いた。
しかし、フブキの可愛らしい唇には似合わない、精液の残滓が付いていた。おっぱいとお尻を丸出しにした、女の武器を強化するような下着姿には……逆によく似合いすぎており、まつりの頭をおかしくさせる。
その精液が自分で吐き出したものだとわかっているのに。その下着姿が、自分のために用意されたものだと知っているのに。
まつりは、そのこびりついたオスの幻臭を振り払うことができず……強すぎる虚無感と倦怠感に、ぐったりとすることしかできなかった。