信じて送り出した三船美優さんがイケおじ俳優の巨根に喘いでるなんて(三船美優)
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担当しているアイドルの三船美優から、「お家に帰ったら一人で見てください」とDVDを渡された。いったい中身は何だと聞くも彼女は答えない。
「秘密です」
そう言って
「全ての仕草がエロいんだよな」
自室のパソコンにDVDをセットしながら、プロデューサーはひとりごちる。
決して派手ではなく、控えめな性格の美優だが、醸し出す雰囲気は楚々とした色気がある。凹凸のあるボディラインも相まって、デビューするや、世間が抱く彼女のイメージは「清楚サキュバス」に決まった。
「また最近は一段とエロさに磨きがかかってるし」
むしゃぶりつきたくなるような美人とは美優のことを言うのだろう。以前から儚げで「未亡人の雰囲気がある」「薄幸美人」「俺が幸せにしてやらねば」と言われてきたが、最近はもっと直接的に性のにおいがするようになった。
雌のフェロモンを発しながら、全身で「私を犯して」と主張して歩いているようだ。
タレントとしては色気が出たと喜ぶべきなのかもしれないが、密かに彼女に想いを寄せながら、担当アイドルに手を出すなんてと我慢し続けるプロデューサーには毎日が生き地獄。
『プロデューサーさん』
自分を呼ぶ彼女の声、瑞々しい唇を思い出すだけで、下半身が熱くなる。
「とにかく!」
複雑な感情を振り切るため意図して大きな声を出す。
「三船さんが見て欲しいと言うのだから、ただの映画や無意味な映像のはずはない。きっと重要なビデオなんだ」
マウスを操作して再生ボタンを押す。
程なくして画面に暗い部屋の様子が映る。
「何だよ、これ」
画面を食い入るように見つめたまま、プロデューサーは絶句し、そこに映るものを否定しようとする。
画面にはベッドに腰掛ける美優がいた。
その身体は一糸まとわぬ姿――いわゆる全裸だった。
八十五、六十、八十五の男を狂わす魅惑の悩殺ボディ。その身体に触れ、舐めしゃぶり、己の身体を擦りつけたいと全国の男子が妄想する三船美優の
見てるだけでギンギンに勃起してペニスを扱きたくなる美優の裸体。だが今はそれどころではない。
なぜなら……。
「誰だよ、そいつは?」
美優は一人ではなかった。
彼女の背後には男がいた。その胸に背を預けて後ろから抱きしめられる格好でカメラと向かい合っている。
部屋は薄暗くて男の顔がよく見えない。美優のお腹に回された腕や、僅かに見える首のシワの感じから四十代ではないかと当たりをつける。少なくとも美優と同年代ではないだろう。
芸能界にはアンチエイジングの達人が多く、年齢不詳の者も多いが、首や指、手の甲に人間の年齢は表れる。
「プロデューサー」
画面の中から美優が語りかけてくる。
その声に居住まいを正す。
「驚きましたよね、急にこんなDVDを渡して」
語りだした彼女の身体を、背後の男の手が撫で回す。胸や性器といった分かりやすい性感帯ばかりではなく、お腹や太もも、脇の下に手を滑り込ませ、全身で己を感じさせる。
その愛撫を「いやっ❤ あっ❤ もう、今は話してるんですから」と咎める美優だが、気持ちよくなって話が進まないことを注意してるだけで、男に触れられること自体は嫌がってない。
その証拠に男の手を掴まえながら「あとでいっぱいしましょうね。ねっ❤」と尿に糖が混じりそうなほど甘ったるい声で話しかける。
そのやり取り一つ取っても、美優が彼にベタ惚れなのは否定しようがない。
「どういうことだよ」
絶望。としか表現できない台詞が口をついて出る。
「もう気づいてるかと思いますが私、この方の女にしてもらったんです。セックスもいっぱい、いっぱいしました。そのたびに気を失うまで啼かされて……プロデューサーさん、たまに私が喉の調子を気にしていると心配してくれましたよね? あれ、この方のおちんちん……いえ、おチンポでイキ狂わされて、イキ枯れたからなんです……やだっ❤ 思い出すだけで濡れてしまいました」
恥ずかしい、と頬を染めた美優がはにかみながら呟く姿に、プロデューサーは心臓を鷲掴みにされる。
「何だよ……これ、何だよ! これは!」
激高してパソコンを机から叩き落としたくなる。画面を拳で殴りつけてやりたい。
だが、しない。
そんなことをしたら最後まで見られないから。
怒りは大きい。戸惑いもある。もう見たくない。だが見なければ真相が分からず、悶々としたまま過ごすことになる。
万が一にも美優が
目を逸らすな。
起きていることを直視しろ。
彼の悲壮な決意に反して美優が纏う雰囲気はあくまで甘ったるく、緩い。余計な雑事を片付けて、早く後ろの男に抱かれたいと望んでいるのは明白。
(そんな訳あるか!)
否定する材料を探すプロデューサーの前で、遠い目をした美優が語り始める。
「きっかけはドラマのお仕事でした。初めてベッドシーンがある撮影を前に、私は緊張していました」
♀
その緊張を和らげたくて、私は早苗さんとお酒を飲みに行きました。
お店は宵乙女のメンバーが集まる場所でもありましたが、生憎その日はスケジュールの関係で私と早苗さんのみの参加となりました。
私は初のベッドシーンに向けて緊張していること、男の方と……その、そういう経験自体はありますが、人前で見せながらとなると勝手が違うことを話しました。
早苗さんは親身になって相談に乗ってくれました。
「ベッドシーンかぁ。女優路線でやって行くなら、いずれはそういう話題も避けられないわよね。美優ちゃんの気持ちはどうなの?」
「私は、お芝居をしていくなら演技の幅は広いほうがいいと思っていますし、いつまでもプロデューサーさんに守られてばかりではダメかと。殻を破るタイミングなのかもしれません」
早苗さんは自分の考えを押し付けず、私がどう思っているか、やるべきだと考えているのかを聞いてくれました。
頼りになる人が身近にいてくれてよかったなあ、と、私は感謝しました。
「自分の中で決まってるならやるだけよね。全ての経験が今後に活かされるだろうし……まっ、経験のないあたしが言うことじゃないかもしれないけど!」
「そんなことありません。早苗さんに話を聞いてもらって楽になりました」
胸のつっかえが取れて、息苦しさが解消された気分です。これで少しは前向きに撮影に臨める。
そう考えていたときです。
「でもな」と早苗さんが心配げに言います。
「何か気になることでも?」
「相手役って稲垣明よね」
稲垣さんの説明は必要ありませんね。十代でアイドルとしてデビュー、二十代からは俳優で活躍し、数多くのテレビドラマに出演。若いころと変わらない精悍なルックスとスマートな体型で、最近では年下の女性と恋に落ちる不倫を題材にしたテーマの出演が多い役者さんです。
私の役どころも稲垣さん演じる会社の上司と不倫関係にあり、奥様に知られる前に関係を清算せなばと考えながら、彼との情事に溺れて離れられず温泉旅行にまで出かけてしまう女性です。
「稲垣さんが何か?」
言いにくそうにする早苗さんへ、私から水を向けます。
彼女はうんうん唸り、首をひねり、余計なことは言わなくていいかなと漏らします。
気になることがあるなら言って欲しい、私のほうが気になると言うと、やっと話してくれました。
「稲垣明ってさ、ベッドシーンで本当に挿れようとするって噂あるのよ」
「挿れる?」
「なんて言ったらいいのかな……男と女がそういうことをするとき、固くなったモノの使い方ってものがあるじゃない」
早苗さんはテーブルの煮物へ箸を伸ばし、ちくわの穴に通しました。
その意味が分からない子供ではありません。私は熱くなった頬を押さえます。
「単なる噂よ、噂。この手の噂は芸能界じゃ昔からあるわよ。私も警察時代に上司が読んでたゴシップ誌の『巨根芸能人伝説』っていう、如何にもおじさんが好きそうな下世話な記事をチラッと見ただけ」
早苗さんは慌てて手を振りながら、失敗したな、やっぱり余計なことは言わないほうがよかったかしらと反省していました。
「撮影となれば周りにはスタッフもいるはずだし、さすがに本当にそういうことは……ねえ、してこないでしょ」
「そうですね」と同意した私ですが、頭の中は二つの単語に乗っ取られていました。
『本当に挿れられる』
『巨根』
撮影は予定通り始まりました。
プロデューサーさんは、他に担当しているアイドルのロケについて行くため、不在でしたね。
まだ向こうの彼女はデビューしたばかりで、年齢も十代でした。
きっと心細いだろうと思い、私は理解あるふりをして「彼女についてあげてください」と、あなたを送り出しました。
だけど本当は不安で、傍に付いていて欲しいと思っていました。
正直に言ったら、プロデューサーさんはどうしてくれましたか?
二泊三日の予定で始まった撮影。初日は順調に予定されたシーンを消化し、スタッフの皆さんも喜んでいました。
「いや~、今回はロケの日程がギチギチで、かなりタイトなスケジュールなので助かるよ」
「もう一泊できたら観光も楽しめたのにね」
「年々予算のほうが厳しくなってるのは否めないな。なるべくお金のかかる撮影はパパっと済ませて撤収の流れは世知辛いよ」
そう話しているのは監督さんと稲垣さんでした。お二人は何度もコンビを組んできた旧知の間柄だということで、このときも監督と俳優よりは気心の知れた友人同士の会話といった雰囲気。
稲垣さんは私より二十歳上のはずですが、溌剌とした雰囲気で若々しく、そこまで年が離れているとは感じませんでした。
思い出すのは早苗さんの稲垣さん評です。
『もともと人気アイドルとして活躍し、俳優に転身してからもそのルックスで女性たちを虜に。大ヒットを記録した恋愛ドラマに数多く出演し、現実でも多くの女優やタレントと噂になった稀代のモテ男。それだけ派手に喰い散らかしてる割に、別れた女の人が誰も彼のことを悪く言わないのは、よっぽど上手くやってるんでしょうね』
(私、役の上とはいえ、明日この方に抱かれるんですね)
しげしげと彼の姿を見ます。
顔……さすがに格好いいですね。
手……指が長くて男性っぽいです。
お腹……体型維持に気を使ってるだけありますね。
アソコ……な、何を考えているんでしょう!
いけない、と私は慌てて目を逸らします。はしたない。いけないことです。男性のそんなところを見つめるなんて。
だけど噂の巨根が気になってしまいます。
「三船さん」
「ひゃいっ!」
不意に呼びかけられて声が上ずってしまいました。
くすくすと稲垣さんが口元に手を当てて笑います。
「そんなに緊張しないで。これはお芝居だから。全部仕事だからね」
私の緊張を解そうとしてくれたのでしょう。稲垣さんは柔和な笑みを浮かべて、一語ずつ、子供に語って聞かせるように話します。
「こんなことでグズってたら女優としてはやって行けないよ。僕だって初めてのベッドシーンは恥ずかしかったけど、仕事だと思って乗り切ったから今のキャリアに繋がってるわけだしね」
「男性でも恥ずかしいものなんですね」
「そらね」と稲垣さんは照れ隠しか、こめかみの辺りを掻きます。
その仕草が年上の男性に言うのは失礼かもしれませんが、少し可愛く見えました。
「見た視聴者は思うわけじゃない。『あぁ、こいつ普段こういう手順で女を抱いてるんだ』とか『あんまり上手くないな』とか」
「役に沿った抱き方をしてるだけなのにね」
稲垣さんの意見に監督も賛同します。それに稲垣さんも頷いて返します。
「僕ら役者はキャラクターや演出に従うのが仕事だもの。激しい絡みをくださいと言われれば注文通りを見せるし、逆に奥手で経験が少ない役なのにベッドの上で妙に手慣れてたらおかしいでしょ?」
「そう、ですね」
そういうものなのかと私は興味深く拝聴しました。
「そういう点ではベッドシーンも他のシーンも一緒だよ。僕ら役者は、自分の身体を通してキャラクターや、物語を表現するんだ。言ってしまえば全てが作りものなんだよね。それを見て、ああだこうだ言う人間には、言ってやればいいのさ」
そこで稲垣さんは言葉を切り、溜めを作ります。経験豊富な役者さんの醸し出す雰囲気。身じろぎ一つで物語を語ってみせる気配。
それに巻き込まれた私は、彼が望むとおりの疑問を口にします。
「……何をですか?」
我が意を得たりとばかりに彼は言いました。
「あなたは現実と創り物の違いが分からないんですね」
♂
「ふちゅ……はむっ、んっ……はっ❤ あぁ……すみませんプロデューサーさん、彼のキスが気持ちよすぎて、話しそっちのけで夢中になってしまいました」
初めこそ男の手に抵抗していた美優だったが、次第に愛撫を受け入れるようになり、今は背後から形のいい胸をすくい上げて揉まれ、乳首を抓られながら、舌を絡ませたキスに深く没頭していた。
四角い画面の中で繰り広げられる痴態。既に終わってしまった過去の出来事を切り取る小窓。なかったことにはできない絶望。このあとの展開は容易に想像がつく。
見たくない。
見てはいけない。
見せないでくれ。
そう思うのに動画を閉じられないジレンマ。
プロデューサーの陰茎は石のように固くなっていた。
勃起が切ない。ここは窮屈だ、出せと叫ぶ。
出した。
握った。
扱いた。
そこに美優からのSOSを見逃さないためなどという、
「どうして……どうして……どうしてだよ!」
その疑問は美優と自分に向けられていた。
どうして、嬉しそうに抱かれているのだ。
どうして、ぬるつくペニスを扱くのがこんなに気持ちいいのだ。
先走りに濡れるペニスを怒りに任せて乱暴に扱く。
一往復ごとに射精してしまうのではと不安になるほど気持ちよかった。
間違いなく生涯一のオナニー。
絶品のオカズがもたらす異常な興奮は、プロデューサーの感度を何倍にも高める。
気持ちよすぎて怖い。
「うふふっ❤」
画面の中で美優が微笑む。陽光の下で見せる笑みとは異なる。美優のデビューから付きっきりで見守ってきた彼でも、初めて見る類の妖艶で男を誘う笑み。
サキュバス。男から搾り取る悪魔。
「プロデューサーさんもエッチな気分になったら、おチンポ触りながら見てくださいね」
見られている。見透かされている。担当アイドルが他の男に抱かれる姿を見ながら、陰茎弄りが止まらない情けない男だと。
それを知っても彼の手は止まらない。
いやさ、ますます加速する。
「おチンポ握りながら続きを聞いてください」
♀
初日の撮影を終えた私たちは思い思いの時間を過ごした後、夜は宴会場に集まって全員で食事を取りました。
普段とは違う場所での賑やかな夕食。気分が浮き立ちます。
夕食には地元で作った果実酒も出ました。翌日の撮影もあるのでお酒は控えようかと考えましたが、おすすめされたものを無下に断るのは気が引けましたし、結束を固めるために乾杯しましょうと誘われては固辞する訳にもいきません。
周りの雰囲気に流されてしまったと言えば、それまでかもしれません。
果実酒はほんのり優しい甘さで飲みやすく、口当たりも柔らかでジュース感覚に飲めました。これなら大丈夫かな。そんな油断があったことは否めません。
私は気づくとワイングラスで三杯いただいていました。
知らなかったんです。
あんなに強いお酒だなんて。
飲んですぐには異変に気がつきませんでした。だけど次第に目の前が回り始めます。どんどん身体が熱くなり、頭はお風呂でのぼせたようになりました。
酔ってしまったと察した私は部屋に戻り、早めに寝ることにしました。
お布団の中に入って明日の撮影のことを考えます。
いよいよベッドシーンの撮影です。
「正確には旅館なのでベッドじゃありませんけどね。ふふふ」
何が面白かったのでしょう。きっと何が起きても笑えるくらい陽気になっていたのだと思います。
それほど待たずに私は眠りに落ちました。
しばらくして気配に気がつきました。どれほど寝ていたのか正確には分かりませんが、窓から差し込む月明かりが眩しいくらいに部屋の中を照らしていたことは、鮮明に記憶しています。
その光の中で、私は、稲垣さんと目が合いました。彼は私の傍に座ってこちらを見下ろしていました。
「何をしてらっしゃるんですか?」
私は聞きました。当然の質問でしょう。
彼は無視して私の浴衣に手をかけ、帯を解くと前を開きます。
私は彼の目から身体を隠そうとしましたが、全身が泥の中に沈んだように重く、身体をひねることさえ億劫でした。
「演技指導だよ」
彼は私を抱き起こしながら言います。
「虚構と現実の話は昼間にしたね。画面に映るものが真実とは限らない。ドラマは創りものだ」
「ふあっ❤」
だけど、と言いながら背後に回った彼が私の首筋に吸い付きます。
「画面外の出来事が画面にリアリティを持たせることまでは否定できない。仲の悪い役を演じる俳優同士が撮影中は極力話さず、距離を置いて過ごすようにね」
「やっ、やだ、あっ……はっ❤」
彼の指が乳房に食い込み、ゆらゆらと左右に揺らします。痛いと気持ちいの絶妙な境目を一回で見つけられました。それは彼の豊富な経験ゆえだったのでしょう。
「その逆に親密な間柄を演じるなら、カメラが回ってないところでも一緒に過ごす時間を増やしたほうがいいとは思わないかい?」
彼の胸に体重を預けながら両方の乳房を揉まれ、はしたなくも両脚が開くのを止められません。
それは女の本能のようなものだったのでしょう。
首筋や鎖骨にキスを落とされるむず痒い快感に悶えながら、私は女の弱点を自ら晒します。
「僕が演じるのは出世欲が強く他人を支配しようとする人間だ。こういう人間はベッドの上でも相手を屈服させることで自分の力を示そうとする。そして、三船さんが演じるのは、そんな彼の支配的なセックスから逃れられない部下」
「ひぐ……あぅ……や、やめて……ください……」
「自分から脚を開いておいて、やめてもないだろ。腰が動いてるぞ。触ってあげよう」
稲垣さんの片手が私の太ももに置かれます。撫でさする手が微弱な快感を引き出しながら内もも、鼠蹊部、そしておまんこへと進みます。
「ひと晩かけて三船さんには、男に支配されるセックスの味を覚えてもらう。僕から離れられないと感じるまでね。それが明日の撮影にも活かされるはずだ」
彼の手が私の陰裂をなぞり、ショーツの上からでも分かるくらいに勃起したクリトリスを摘みます。
温泉とアルコールで血行がよくなったせいでしょうか。
私の身体はどこに触れられても敏感になっていました。そんな状態で乳首とクリトリスを同時に転がされて、私は彼の手の中で操られていました。
「美優、いいな」
「腰上げて」
彼に促されるままに、私は協力してしまいます。仰向けで腰を浮かし、するすると両脚からショーツが剥ぎ取られます。
無防備に晒された私のおまんこ。彼はくぱりと開いて見分します。
「これまでの男性経験は?」
「……二人です」
「みんな彼氏?」
「もちろんです」
「どんな人?」
「一人目は大学時代に付き合っていた方です。同じ授業を取っていて何度か話しかけられたことはありましたが、人付き合いが苦手だった私は楽しい会話とは無縁で。だから彼が告白してきたときは驚きましたし、一度はお断りしました。そしたら彼、私の前で土下座して」
「情に絆されちゃったんだ」
「エッチも最初は断ったんです。だけど、やはり土下座されて」
「二十歳そこらの男の子がこの身体を見たら、土下座してでもヤリたくなるだろうね」
彼の指が濡れた花弁を掻き分けて侵入します。久しぶりに感じる他人の身体の一部。私の身体は驚きながらも急ピッチで受け入れ体制を整えます。
「なか、固いね。最近はご無沙汰かな?」
「はぁっ❤ ふっ❤ 三年くらい、してません」
「こんなにエッチな身体を三年も。最後にこの身体を味わった幸運な男は何者かな?」
「……アイドルになる前に務めていた会社の先輩で、新入社員時代の指導係でした」
「右も左も分からない環境で仕事を教えてもらって、年上の男性が格好よく見えてしまったんだね」
「――――ッ❤ はっ――――❤ ん、ふぅ❤」
「反応が変わったね。ここが美優の好いところか。触ってもらったことはある」
「あっあっ、いっ……はぁっ❤ あ、ありませ――――ッ❤」
私は背骨を軋ませながら背中を反らします。膣内で鈎状に曲げられた稲垣さんの指。その指先が天井の一点を捉えると全身に強烈な痺れが走りました。
「そこは、ダメっ……あっ❤ あっ❤ グッグッて押し込まれるのもっ❤ トントンされるのもっ❤ スリスリされるのもっ❤ みんないいっ❤」
月光の中で稲垣さんがニヤリと笑います。女の身体を支配することに悦びを感じている顔。私は今さら怖くなって逃げようとしました。しかし、その気配を察知した彼に先回りされます。
「気持ちよくしてあげてるのに逃げることはないじゃないか」
稲垣さんは私の足元から身体の横へ回り、左手で上半身を押さえながら、右手は手首のスナップを効かせて一層激しく膣内を責めます。
以前、早苗さんに教えてもらった柔道の『横四方固め』に似ています。違うのは稲垣さんの左手が私の襟ではなく、乳房を掴んでいること。
「いっ、やっ……これ、あっあっ、ダメっ❤ ぁあ……違うんです、違うんです、これはぁ……やっ❤ そこ、もうやめてっ❤」
「何が違うんだ。おっぱい揉まれながらGスポット責められて腰を浮かせていることか? あ~あ、布団まで染みてベチャベチャじゃないか。旅館の人に見られたら何をしていたか分かってしまうな」
「い、いわないでください……ひぐっ❤ 知られちゃうッ❤ 男の人とエッチなことしたって……あっ❤ あっ❤ なのに止まらない。腰が動くの止められないッ❤」
「自分から動いて好いところに当てようとしてるよ。過去の彼氏くんたちは驚いただろうね。エッチなことには奥手ですって顔してるのに、始まったら身体通りのスケベなんて。いや、喜んだかな」
両手の動きは巧みなままに稲垣さんが乳首に吸い付きました。
乳首、乳房、Gスポットの同時責めに私の理性は跡形もなく押し流されます。
「したことありません……こんな動き、これまで一度も……あっ❤ そ、そこっ……んっふ……あっ❤ こんなことしてくれたのも、稲垣さんが初めてっ❤」
「これまでの彼氏くんは軽く触りっこして、固くなったら挿れて腰振って勝手にイッちゃった?」
あっさりと男性遍歴を見透かされて私は頷くしかありません。
やれやれと稲垣さんは彼らを馬鹿にしたように呟きます。
「若い男の子はそんなものか。女の子を気持ち良くしてあげるより、自分が射精するほうに気持ちがいくんだよね。おじさんになると連射性能が落ちるぶん、長く、ねちっこく触って女の子が悦んでくれる姿を見るほうが楽しくなってくるんだ。自分は食べられなくなったおじさんが、若い部下にたくさん食べさせて代わりに満足感を得る感覚に近いかな」
そういった光景は務めていた時代に何度か見ました。上司から大盛りが有名な定食屋に連れて行かれた同期の男の子が、昼休み明け前に胃薬を飲んでいました。
「もっとも……僕の連射性能は若いころから変わってないけどね」
おまんこを責める勢いはそのままに、彼は親指をクリトリスまで伸ばし、片手で器用に二箇所を責めます。
「ふううっ、んくっ❤ う、う、ん、あっ❤ これ以上は……ほんとうに……だめっ……んんんっ❤」
Gスポットをこすられる内側から外側への衝撃、クリトリスを親指で潰される外側から内側への攻撃。両方向からの刺激が私の全身を脱力させます。
上下の感覚が消失して自分が浮かんでいるのか、それとも沈んでいるのか分からなくなる心もとなさがありました。
その中で確かにはっきりと感じられ、唯一信頼できると思えたのは、私に触れる稲垣さんの手です。
急速に彼への依存度合いが高まるのは避けられませんでした。
「感じてくれて嬉しいけど、あまり大きな声は出さないほうがいいんじゃないかな。近くの部屋にスタッフも泊まってる訳だし」
指摘されてはっとなりました。旅館の壁は収録スタジオのような防音ではないのです。そんなことも忘れてしまうほど、私は彼の愛撫に酔いしれていました。
声は我慢しなければ。でも止められない。
「僕の部屋に来ないか」
私の戸惑いを見透かした稲垣さんが誘います。
「僕の部屋は離れになっているから、多少騒いでも周りには聞こえないんだ。集中して
それは本当の理由でしょうか。最初から何もかも決まっていて、彼が私を抱くため都合のいい場所をお膳立てしたと思うのは考えすぎでしょうか。
「声を押し殺して喘ぐ美優を責めるのも一興だが、君はそれで我慢できるかな。た~っくさん声を出しながら、みっともなく男にイカせられるのが好きなんじゃないか」
「そんな……ことっ……なっ❤ はぁっ❤」
否定しようと開いた口から漏れる甘い吐息が止まりません。浮いた腰がガクガクと揺れ、おまんこはパクパクと彼の指を美味しそうに咥えます。
こんな状態で嫌と言っても、説得力などあるはずもありませんでした。
「自分のことでも知らないことはたくさんあるものさ。今までの彼氏くんはGスポットさえ、教えてくれなかったんだろ」
「はぁ、はぁ、んんっ……やっ……だめ、くるっ❤ そこ強くされると、ムズムズが昇ってくる」
「そこ、じゃなくて、なんて言うんだっけ?」
「……Gスポット。私のGスポット、稲垣さんの指がガッチリはまって……んひっ❤ はっ、あっ、やっ」
「三船美優の自分でも知らない本当に気持ちいいところ、知りたくはない? 今まで経験したつもりになってた、おままごとセックスなんか全部忘れる男のよさを」
ついて行ってはいけない、というのが正常な判断でしょう。
既に一度合意は取り付けられていますが、今ならまだ寝込みを襲われただけ、酔っていて雰囲気に流されただけと自分に言い訳ができます。
しかし今度の誘いに乗ってしまったら、それはもう完全に『合意の上の性交』です。
おまんこを責めていた彼の手の動きが緩慢になります。女の性感を高めてイカせるための動きから、上がった熱を冷まさない程度の動きへ。
もどかしくて、さっきまでのように気持ちよくなりたくて、私は自分で腰を動かし、彼の指を教えてもらったばかりのGスポットへ誘導します。だけど彼のほうが
こんなのズルいです。
あと一押しでイケるのにお預けなんて。
ここを教えたのは、あなたなのに。
こんなの……。
「――――ッくれますか?」
我慢できなくても仕方ないですよね。
「いっぱい、シてくれますか」
分かっちゃったんです。一回や二回イク程度では無理だと。それも指だけでは足りないことが。
私の全身を支配する熱。これを冷ますためには、男性のモノが必要だって。
「はっ! あっ❤ あっあっ❤ ッ❤」
彼の手が再び激しく動きます。絶頂に必要な最後の一ピースを埋めるように。
「美優が望むなら何回でも」
「嬉しい。教えて下さい。私に――三船美優に、本当の男の人を」
それから私は稲垣さんの部屋で夜通し彼としました。
◆
「あぁっ、ダメッ……待っ、チョッ……待って❤ おしっこ! 穴がムズムズして」
「潮吹きも初めてか。浅いところで気持ちよくなると我慢できないだろ」
「いや、漏れ、漏れちゃう! おもらひひひゃうっ❤」
「大丈夫。それは大人のお漏らしだよ。我慢せずたくさん出しなさい」
「だめ、だめっ、だめぇえぇぇええ~~~あっ❤ あっ❤ 止まって、潮吹き止まって――――ッ❤」
◆
「バックで挿れるのも当たるところが変わっていいだろ」
「深いッ❤ バック深いッ❤
「バックもしたことないなんて、本当に今まで行儀がいいセックスしかしてこなかったんだな」
「はい! ひらなかったっ❤ セックシュ❤ こんなひひもひいいらんてっ❤ られもおひえてくれなはったのっ❤」
「セックスは好きになれそう」
「らいしゅきっ❤ しぇっくしゅらいしゅきになりまひたっ❤ ひもひいいしぇっくしゅしてくれるおひひんもらいしゅきっ❤」
「獣の体位で犯してると以前、動物園で着ていたスケベ衣装を思い出すよ。これでも主だった共演者のことは事前に調べるまめな男なのでね」
「クリトリスっ❤ あっ❤ あっ❤ うしろからパンパンされながら、クリトリスくりくりされるのしゅきっ❤」
◆
「跨って自分がいいように腰を振ってごらん」
「あああ……当たる、いいとこ……これ……あっは❤ あっあっ……」
「恥ずかしがらないで。僕のチンポ使ってオナニーするつもりで、気持ちよくなれる場所を探して」
「当たってる……私の膣内……隅々まで当たって……ひゃうっ❤」
「お? ここがいいのか」
「さきっぽが、奥に当たって……❤ あぅ❤ さきっぽと奥がキスしてるみたい❤」
「さっそく見つけたスイートスポットに夢中でこすりつけちゃって」
「稲垣さんのおちんちん……やっぱり凄い……こんなの……あっ❤ 我慢できないっ❤ もう……イッてしまいますっ❤」
「遠慮せずにイキなさい。約束だからね。美優が満足するまで何回でもイカせてあげる」
「うれしいっ❤ でも、だめっ❤ 私だけじゃなく、稲垣さんも、一緒に」
「僕と一緒にイキたいの?」
「はい……あなたと、一緒に……イキたいです」
「美優は自分の言ってる意味が分かる? そんなのまるで恋人がするセックスだ。僕たちがやってるのは演技指導なんだよ」
「恋人だからっ❤ 私と稲垣さんの役は恋人だから……んひっ❤ ひうっ❤ 役作り……私たちはカップルの役だから、恋人がするようなラブラブセックスするのもお仕事……いっぱい、いっぱいエッチなことをして、おちんちん挿れてもらうことが役作り……年上の男の人のセックスが気持ちよすぎて、ダメなのに離れられない女の気持ち、教えて下さいッ❤」
「チンポ欲しさによく回る頭と舌だ」
「きッッッた――――ッ❤ あっあっ❤ 下からの突き上げ……それっ❤ それっ❤ その角度、強さ、硬さ……すてきっ❤ ぜんぶすきっ❤ えっちすき、きもちい……❤ おちんちんで……なか、きつい……でもしあわせ……❤」
「美優のトロまんが相手じゃ私も長くはもちそうにないな」
「イッてください! ん……あふっ……んあっ❤ 凄い、硬いの、出入りして、私のあそこ……あっ❤ あっ❤ あっ❤」
「離れに来てよかったな。こんな声、とてもじゃないが誤魔化せなかったろ」
「これ、これがっ、気持ちよすぎて、我慢なんて……すき、すきぃ❤ 男の人の本気っ❤ 凄すぎますっ❤」
「望み通り一緒にイッてやるぞ。嬉しいか美優」
「きてっ、きてください……私も、またっ、イックぅ…… イクっ❤ イクっ❤ いっしょ……いっしょぉ……いっしょに……セックシュでイクっ❤ 私を離さないで。もっと強く奥まで押し付けて満たしてっ❤」
◆
「死ッ❤ 死ぬッ❤ このセックス、よすぎて、死ぬっ❤ あっあっ……でも、いい……気持ちよすぎて……このおちんちんにしてもらえるなら……死んでもいいっ❤」
「さすがに死なれるのは困るな。今日も撮影があるんだし。それにしても、本当に一晩中ヤリ尽くすことになったな」
「まだしてっ❤ いっぱいしてっ❤ 抜かないで❤ おちんちん挿れたまま一日中お布団でイチャイチャ」
「魅力的なお誘いだけど仕事は仕事だ。それに僕らがしてるのは演技指導なんだよ。撮影をすっぽかしたら本末転倒じゃないか」
「はふう! んっ! あふぁああ! イクっ! これ……イカせる動き……これされたら……私……簡単に……堕ちる……イクッ❤ いやっ❤ いやっ❤ イッたら終わる。幸せな時間が終わるっ❤」
「強情張ってないで早くイキなさい」
「あッ❤ あぁぁッ❤ 奥……グリグリしちゃ……ダメぇ……あっ❤ 逆らえない……本気になったおちんちんには逆らえない」
「そういえば、おちんちん呼びは美優のイメージに合ってるし、それもそれでエッチだけど、僕は女性にもチンポと呼んでもらいたいんだ。言ってくれるね」
「チンポ! 稲垣さんのおチンポ!」
「僕のチンポがどうなってる」
「あぅ……ッやぁ、らめぇ……っん……っ! ああぁっ❤ も、おく、んっ、せつな、からぁ……ッ❤ そこ……っ! んんッ❤ くぅん……あっあっ……奥ばっかりぃ……あン❤ 大きなおチンポが、奥ばっかりぃ……そんなの、知らない……ッ❤ そんな掻き混ぜ方されたことないっ❤ あッ❤ 凄い❤ よすぎて……飛ぶッ❤」
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「あの一晩ですっかり私はセックスとおチンポの虜になってしまいました。恥ずかしい台詞もたくさん言わされてしまいましたね。もちろん演技指導の甲斐もあって撮影は大成功でしたし、ドラマの評判がよかったことはプロデューサーさんも知っていますよね」
画面の中で美優が何か言っていた。それを遠くにぼんやり聞きながら、使用済みティッシュの山を足元に転がしてプロデューサーは放心する。
短時間でカラカラに枯れ果てるまで抜いた。相変わらず興奮しっぱなしの心臓が煩い。力を込めすぎた腕は筋肉が突っ張る。萎れた陰茎から時間差で垂れ落ちた精液が椅子や床を汚しても、片付ける気力さえない。
何もかんもが嫌になった。
「だけどドラマと現実は違いますね。ドラマで私が演じた役は、最後には上司と別れて新たな道へ踏み出します。一方で現実の私は、稲垣さんのおチンポから――経験豊富なおじ様のセックスから離れられなくなってしまいました。創りものほど現実は綺麗に終わってくれませんね」
美優は隣りに座った男――稲垣の股間に手を伸ばし、そこで屹立するイチモツを撫で回しながら、目元を紅潮させる。完全に発情して出来上がった雌の顔をしていた。
稲垣のモノは噂どおりの大きさだった。さつまいも、あるいはジュースやビールのロング缶くらいある。幹の太い部分は五百円玉を横に二枚並べて置けそうだ。
負けた。
一目で雄としての格が違うことを突きつけられる敗北感。
これに肉悦の極みを刻み込まれ、男選びの基準になってしまった女を奪い返す自信はなかった。
「今日、ビデオレターの形でプロデューサーさんに全てをお話したのは、先に伝えておかないと驚かせてしまうと思ったからです。このビデオをプロデューサーさんが見ているころ、私は稲垣さんに種付けしてもらっています」
種付け。その単語にプロデューサーの意識が一気に覚醒する。
「役作りのセックスから、子作りのセックスへ……なんて、ベタな話ですね。だけど稲垣さんとセックスしていると、子宮を持って生まれた生き物の本能なんでしょうか? 強い男の人に
美優は自分の子宮があるであろう場所に視線を落とす。稲垣の
「妊娠したらお仕事のことでプロデューサーさんにも迷惑がかかりますから、事前にお知らせしておこうと思いまして」
相談ではなくお知らせ。
事前と言いながら、その実は事後報告。
はっとしてプロデューサーは動画の再生時間を確認する。このビデオが始まってから何時間経った。俺が美優の報告で抜いてる裏では、同じだけ彼女と稲垣の種付けセックスが繰り返されている。
「それではプロデューサーさん、また明日、事務所でお会いしましょう」
明日の再会を約束する美優の言葉で動画は終了した。
真っ暗な画面には憔悴した男の顔が映っている。短時間で十は老け込んだように見えた。
(どんな面して出社すればいいんだよ……)
他の男に抱かれ膣内射精まで許したことを知っている状態で、いつもどおり挨拶を交わして仕事仲間として接せられるのか。どうしたって想像してしまう。彼女の喘ぎ声、男に触られてくねらせる肢体、昨晩は何回果てて、何回その中に注ぎ込まれたのか。
「辞めよう。こんな仕事」
プロデューサーはスマホを手にとって電話を掛けた。
「はい」
短いコール音のあとに実家の母親が出る。
「あ、俺」
「都会じゃそういう悪い詐欺が流行ってるらしいね」
ぶっきらぼうな母親の物言いが今は心地よかった。
改めて名乗ると一転して「こんな遅くにどうした」と心配される。東京で働いてる人間には宵の口でも、田舎の年寄りには深夜だ。
「仕事辞めて田舎に帰ろうかと思って。……まあ、理由はいろいろかな、いろいろ。一応それだけ報告しておきたかったんだ。まだ何も決まってないから、正式にどうするか決まったらまた電話するよ。うん……話せてよかった、おやすみ」
大人組しゅき。
我的三船美優さんに言わせたい台詞「いっぱい、シてくれますか」を入れられたので満足です。
本当は撮影編、二泊目編も入れたかったんですが、また少し投稿間隔が空きそうなので区切りがいい部分までで一度エンドマーク打ちます。
今回は前回ほどブランク空けず、長くても1ヶ月以内には戻ってきたいです。