休日の朝、立花響はランニングしていた。
スポーツウェアにスパッツといった出で立ちで軽やかに走る彼女の隣には、同じく軽装のディアンの姿。
朝早くに目が覚めた響は二度寝を堪能しようとしたが、どうにも目が冴えて寝付けなかった。仕方ないと切り替えて、
『ランニング行ってくるね』
そう書き置きを残して着替え、すやすや眠る未来を起こさないように部屋を出る。
しっかりと準備運動を行い、切歌と調が以前教えてくれたランニングコースを軽く走り始めて十数分後。
「あれ、響ちゃん? おはよう」
「ディアンさんっ! おはようございますっ!」
仕事を終えて気分転換に同じくランニングしていた最愛の人とばったり出くわした響は、二人一緒に走ることを提案したのだった。
二人が走り始めて、少しばかり時間が経って。
たったかと都内を一望できる高所の公園まで走ると、折り返して帰る前にベンチに座って休むことにした。
タオルで汗を拭きながら、朝の穏やかな風が火照った身体を程よく冷ます心地よさに、大きく伸びをする響。ほぐれていく感覚を堪能している彼女へ、ディアンがスポーツドリンクを両手に持って戻ってきた。
「はい、響ちゃん。水分補給」
「ありがとうごさいます、ディアンさんっ! んくっ、んっ………ふはーっ! おいしーいっ!」
「ふふっ……いっぱい走ったから、より美味しく感じるね」
きらきらした笑顔の響に、ディアンもつられて微笑む。
眩しい彼女の笑顔はまるで太陽のようで、見ている側もとても明るい気持ちになれるのだ。親友にお日様と称されるのもむべなるかな。
にこにこ笑う響の横顔を微笑ましく思っていると、「んーっ!」と大きく伸びをして辺りを見回していた響が、ある一点を見つめて声を上げた。
「わあっ、あっちにわんちゃんが二匹いますよディアンさん。カップルかな?」
「ほんとだ。身体をすりすり擦りつけて……ふふ、仲良さそうだね。響ちゃんの言う通りカップルなのかも」
「…………とぉーっ!」
「おおっと」
ぴょーん、と擬音が付きそうな勢いで響が抱きついてきた。
そのまますりすりと甘えるように身を擦りつけてくる響の柔らかさと彼女の甘い匂いに少し胸を高鳴らせながら、ディアンは響を抱きとめて彼女の頭を優しく撫でる。
「ふふっ、驚いたなあ。どうしたの響ちゃん?」
「わんちゃんに負けてられないので、わたし達もいちゃいちゃアピールしちゃいましょうっ」
苦笑するディアンに撫でられながら、抱きついた響は彼の胸板に頬擦りをし始めた。
「………ふあぁ、ディアンさんの匂いがいっぱいだあ……♡ すりすり……♡」
「んー、僕もちょっと汗かいてたんだけど……匂い、キツくないかな?」
「大好きな人の匂いですのでドキドキします♡ ……わふーん……♡」
薄手のスポーツウェア姿で身体を擦り付けられると、柔らかな感触がしっかり伝わってくる。
そんなことをされたらディアンとしても色々と昂ってくるが、今は外だ。そういうことは家でやれ、と昔のクリスが見たならばそう言うだろう。
応えてあげたいけれども流石に外は……と困ったように笑うディアンの携帯が、ぴこんと鳴った。メッセージが届いたようだ。
はすはすと胸元に頬擦りしてくる響の頭を撫で続けながら、空けた片手で携帯をちらりと確認する。メッセージの差出人は未来からだった。
『犬が身体を擦りつけるのは、
①好きな匂いをつけたいから
②自分の匂いをつけたいから
③ご主人さまへの甘えたいアピール、おねだり
の意味があるんですよ』
「へえ…………」
携帯を戻し、辺りを見渡した。
誰の姿も見えない。
「ディアンさーん……もっと撫でてくださぁい……♡」
「あ、ごめんね響ちゃん。……こんな感じでどう?」
「えへへっ……くぅーん……♡」
メールの通り、確かに響は甘えモードになっていた。今もディアンの首に腕を回して抱きついて、柔らかな身体を惜しげもなく擦りつけてくる。
犬の真似事をしているうちに、本能が野生に帰ったのだろうか。擦り寄りながらすんすんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぎ、首筋や露出した部分にキスをしてくる響の息は荒くて熱っぽく、明らかに興奮していた。
「すんすん、くんくん……♡ わん、わんっ……♡ ディアンさんのここ、とっても匂いが濃いよお……♡」
ディアンの股間に頬擦りする響の誰の目で見ても分かるほどに発情した様子を見てしまえば、もう目が離せなくなる。
押しつけられる柔らかな肢体の感触。
薄手のスポーツパンツ越しに感じる彼女の吐息。
そして、汗の匂いが混じった彼女の
はち切れそうなズボンの膨らみにキスを落としていた彼女の頭を抱き上げて身体を支え、頬を撫でていた手を滑らせて顎下を指先でくすぐる。喉を鳴らしながら気持ちよさそうに身を委ねる響に、ディアンは唇を重ね、睦み合いながら彼女のお腹を優しく撫で始めた。
「ん、ちゅっ……♡ ちゅぷっ、ちゅっ……♡ ぁ、はっ……んちゅ、ちゅるっ、ふ、ぅう……っ♡ ……ふはっ、はぁあ……♡ ちゅっ、ちゅぷ……っ♡」
ディアンの掌がお腹を優しく撫でる度に、響の体は淫らな反応を示した。
キスの吐息は甘く蕩け、内腿をもどかしそうに擦り合わせながら、お腹を撫でられる度に全身がびくん、と震える。
服越しとはいえ掌から伝わる温かさに、お腹の奥の子宮が疼くのを感じる。もっと温かいのが────熱いが欲しい、と淫らな欲が湧き上がっていく。
その
「んふぅっ!?♡♡ んちゅっ、ちゅっ……ちゅう……っ♡ はぁ、ああぁ……♡♡ きもひ、ぃ……っ♡ ……あ、うぅ……ちゅっ♡ んぅう……ッ♡♡」
彼の掌の温もりが、お腹の奥までしっかりと伝わる。
とても温かくて幸せで、けれど、本当に欲しい熱さとは少し違ってもどかしくて。
まるで焦らされているようで、それでも優しく撫でてくれる彼の掌がたまらなく気持ちいい。
先程よりはっきりと女の快楽を得る響の姿に、ディアンもまた己を昂らせる。理性を総動員させて彼女を押し倒さないよう留めているが、その決壊も近い。
ディアンは指を立て、響の下腹部を指先で軽く押し込みつつ、そのまま左右に細かく揺らすことで振動を与えた。
「ちゅぶ、ちゅっ──んぅ、うっ、ぅう゛う゛ぅぅぅ〜〜…………ッッ♡♡」
熱く疼いている響の子宮に振動はしっかり伝わって、響は腰を跳ね上がらせながら絶頂した。
腰を跳ねさせ、彼の服をぎゅっと握りしめる。重なった唇が離れて、荒い呼吸の響を落ち着かせるように優しく抱きしめる彼の温もりが、心地よくてたまらない。
「はーっ♡ はーっ♡ えへへ……なでなでされてイっちゃった……♡ しゅごく、きもちよかったです……♡♡」
蕩けた表情のまま笑う響は、ゆっくりとディアンの肉棒を露出させた。外気に触れた肉棒は、すでにガチガチにそそり立っていて────鼻に届く淫臭にお腹の奥を疼かせながら、響は唾液で濡らした手で肉棒を優しく上下にシゴき始めた。
「あはっ、おっきい……♡ お汁も先っぽからこんなに溢れて……ねちゃねちゃって撫でてあげますねー……♡」
外でありながら始めた淫らな行為に、ディアンは静止することなく響の手淫を受け入れている。彼もすっかり興奮しきっているのだ。この場に二人以外の誰もいないのが幸いだった。
「あーん……っ♡ んぶ、んんぅっ……んじゅっ、じゅぶっ、じゅるる……っ♡♡ れろっ、れろれろっ、れりゅっ……♡ ちゅるっ、ちゅっ……♡」
大きく口を開けて肉棒を幸せそうに喉奥まで頬張って、唾液濡れになったそれの至る所を舌先で舐め回して刺激を与えてくる。
熱く、ぬるぬるとした口内の柔らかい感触に肉棒を包まれ、たまらないとばかりに大きく息を吐くディアン。響の舌先が亀頭をちろちろと舐め回し、柔らかな手が肉棒の半ばを上下にシゴけば、彼はくぐもった声を漏らし始めた。
気持ちよくなってくれている、その彼の反応が嬉しくて。響は胸を高鳴らせながら口を大きく開けて、もう一度フェラチオを行おうとして────
────きゃいん、と鳴き声が聞こえた。
思わず二人は動きを止め、声の方向を見やる。するとそこでは、先程の犬達が交尾にふけっていた。
伏せた一匹にもう一匹がのしかかり、へこへこと腰を動かしている。きゃんきゃん鳴くメスに対し、一心不乱に腰を振るオス。その姿を見て、響は彼にギュッと抱きついて。
「ほら、わんちゃんたちも……あんなことやってますから……♡」
熱に浮かされた瞳のまま、ディアンの手を取って響は立ち上がる。そして、そのまま彼の手を自らの下腹部──子宮の位置に触れさせ、
「今度はディアンさんが……わたしの体に、いっぱいマーキングしてください♡」
ちょうど見つけた人目につかない場所に隠れると、二人がもう止まることはなかった。
本能の求め合うままに唇を重ね、舌を絡めて互いの秘部を指先で慰め合いながら、二人は衣服を脱ぎ捨てた。
ディアンが自らのスポーツウェアを地面に敷くと、その上で響が四つん這いになった。形の良いお尻を振りながら、発情したメス犬のように「ふーっ♡ ふーっ♡」と荒い息で、ディアンの大きくそそり立った肉棒を待ち望んでいる。
それに応えるべくディアンは彼女の服をショーツごと下ろして中腰の姿勢で覆いかぶさり、彼女のお尻に跨るような高さから膣口に亀頭を押し当てた。
その体勢はまるで、先程の犬達の交尾のようで──
「ふぐっ、ぅう゛っ……♡ きた、きたぁっ……♡ ディアンさんの、オスちんぽ……♡ はあっ……ん、ふぅう……ッ♡」
肉棒が奥へと進み、柔らかい膣肉が押し拡げられていくにつれて響のお尻がびくびくと震える。
ねっとり絡みついてくる膣肉を掻き分け、亀頭が最奥までたどり着き────体重を乗りやすい体位のため、亀頭に子宮口を ごりゅっ♡ と押し込まれた。
「ん゛ぅっ♡ イ゛……ぐっっ……♡♡♡」
だらしなく舌を突き出してアクメした響をしっかり抱きしめ、ディアンはその白い首に唇を寄せて吸い上げる。
小さな痛みとともに響の首に刻まれたキスマークを彼は舌先でちろちろと舐め、そのまま遠慮なく腰を動かし始めた。
覆いかぶさった体勢のため、必然的にストロークが小さなモノとなる。
響のとろとろの腟内を奥までみっちり埋め尽くした極太の肉棒は、ゆったりとした動きで膣ヒダを撫でながら、最奥の入口を優しくノックし始めた。
「んはあっ……はっ、あっ、あぁっ♡ 奥っ、とんとんされるの好きですぅ……っ♡ やっ、ん゛ぅうぅ……っっ♡♡」
ディアンの両手が、響のシャツの上から胸を揉みしだく。
彼も興奮しているのかいつもより揉む力が強く、ちょっぴり痛みがあるが、それもまた彼に痕をつけられているのだと思うとたまらなく興奮して、甘い痺れが身体を駆け巡る。
「んっ……う゛ぁっ♡ あ゛っ♡ おくも、むねも、きもち、い゛ぃっ♡♡ んぎゅっ♡♡ ぅあ゛ぁ……♡♡
おまんこ、ずりゅずりゅされへ……ぁ゛ひっ、ふぅうん……っ♡ ……なでなでされるの、きもちいいよお……♡♡」
続けてスローペースでねっとりと責め立てられ、響の性感が着実に高められていく。
後ろから抱きしめられながらハメられている今の姿が、どうしても先程見た犬の交尾と重なって、子宮が疼いてたまらない。
「わふっ、んっ、あぉ、おお……♡ んぉ、おふっ……ア゛っっ♡ ひぐっ、んッ、ぅ、あァアっ♡♡ もっと……♡ もっとぉ……っ♡♡ いっぱいくだひゃい……っ♡♡」
呂律の回らない懇願と、子宮の疼きを反映させたかのように、あつあつとろとろの膣肉が絡みつく。ディアンは応えるように、柔らかくほぐれた子宮口を亀頭で撫で回して、少し位置をずらして。
響のポルチオを、こりゅっ♡ と押し込んだ。
「あ゛え゛……っっ♡♡♡♡」
何が起きたか分からない、とばかりに呆けた声が響の口から出た。
あまりにも強い快楽の認識を脳が拒否したのだ。
けれども身体はしっかりと反応を示していて。
背筋がびくんと伸びて、四つん這いになった身体を支えていた手足が震える。まるで全身の毛穴が開いたかのように、感覚が鋭くなっていくのが感じられた。
──────響ちゃん、いくよ。
「ん゛っっ♡♡ えぁ……でぃあん、さん………??」
優しく耳に届く声だけでイきかけた響の背中にキスを落として、ディアンが亀頭を押しつけたポルチオを支点に、腰を揺り動かして奥をごりゅごりゅと押し込んだ時────
「ん゛お゛ッッ♡♡ お゛ぉお゛お゛ぉお゛ぉ〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡」
────絶叫じみた響の嬌声が響き渡った。
性感帯を刺激されて感度の上がった膣ヒダを極太チンポにたっぷりと撫でられて、更にはポルチオをぐりぐりと刺激されたことで、響の身体が魚のように跳ね上がった。
響の腕はもう自らの体を支えることはできず、彼女の上半身は敷いたスポーツウェアにだらしなく伏している。全身をビクつかせる響の肩を掴み、ディアンは腰の動きを長いストロークで強めのピストンに切り替えた。
「お゛っ♡ お゛ぉっっ♡ ん゛ぉお゛っっ♡ お゛ぉッ♡♡ イ゛ぐイ゛ぐイ゛ぐイ゛ぐぅううううぅウウっっ♡♡♡」
絶頂の最中に子宮を力強く突かれ、更には膣内を激しくこそがれたことで絶頂を重ねる響から潮が吹き出し、ディアンの腰と敷かれたスポーツウェアを濡らす。
それでもディアンは止まらない。響のアクメマンコをすっかり射精寸前となった勃起チンポで一心不乱に突き続けながら、種付けのタイミングを計る。
もうお互いが外であることも、情事を隠れて行っていることも忘れて求め合う。今、まさに二人は“交尾”に夢中になっていた。
「お゛ぅ、う゛ぅう゛ぅ〜〜〜っっ♡♡ はぅ、ん゛ぉおおオオオっっ♡♡♡ まひゃイぐッ、う゛ぅッ、う゛ぅ〜〜〜ッ♡♡♡
ぁあ……でぃあん、ひゃん…………っっ♡♡ くだひゃい……♡♡♡」
アクメし続けてふにゃふにゃになった響の声を聞きながら、ディアンは動きを止めて子宮口に亀頭を押し付ける。
それと同時に、伏した響の上半身と地面の間に手を滑り込ませ、彼女の下腹部──臍下辺りに指先を添えた。
「わたしの……んッオ゛♡♡ あかちゃんのへやに、ぃいいっっ♡♡ あなたの……あかちゃんのもとくだひゃいっ♡♡ たねづけして、あなたのものだって、まーきんぐしへぇええ…………ッッ♡♡♡♡」
淫らな懇願の瞬間、ぐりゅっと押し付けられたディアンの亀頭に響の子宮口が吸い付いた。
ディアンも応えるように、より強く子宮口に亀頭をぐっと押しつけて。
臍下辺りに添えた指先を軽く押し込んで揺さぶり、ポルチオに振動を与えながら射精を始めた。
「お゛おお゛………っっっ♡♡♡ ィぐ♡♡♡♡♡ ぁ、ぅぁ…………ぁ゛ぉ────────っっっ♡♡♡♡♡」
待ち望んでいた
ポルチオをじわじわ刺激される快感。胎内に熱い子種を注ぎ込まれる熱と快感。一瞬にして味わった狂おしいまでの強烈な快感は、響から理性も正気も奪うのに十分なもので。
「ほ、オ゛ッ………♡♡♡ ァ、い゛ぎゅっ、ぇう゛っ、ぅっ、う゛ぅぅぅっ……ぉ────っ♡♡♡ …………ッッ♡♡♡」
焦点の合わない瞳のままだらしなく舌を突き出して嬌声を上げ、溢れてきた唾液が口の端から流れる。
活発で愛らしい響の相貌は、すっかり淫靡に濡れていた。
肉棒の脈動に合わせて ぼびゅっ♡ ぼびゅっ♡ と音が聴こえてきそうな程に、子種が胎内へ注ぎ込まれていく。
子宮に注がれる衝撃と、徐々に増していく下腹部の重みがたまらなく心地良くて、肉棒の脈動に合わせて身体を大きく震わせながら、響は何度もアクメを味わい続ける。
ふと、お腹の上から感じる強い振動と圧迫感が消えて。その代わりに優しい感触と温かさが、お腹の上から伝わってきた。
「ぁ──きゃうんっ♡♡ んっ……ふっ、んんっ、ぉ、おぉんっ♡ なでなで……しゅきでしゅぅ……っ♡♡♡」
ポルチオ責めをしていたディアンの手が、響の臍下辺りを優しく撫で始めたのだ。
胎内を満たされて膨らんでいくお腹を愛情込めて優しく撫でられ、響の胸に幸福感が湧き上がる。
微弱な振動もまた子宮に届き、絶頂後の感度の上がった響の身体は、そんな微弱なささやかな事でも簡単にアクメするようになっていて。
「あはっ、えへへ……っ♡♡ なでなで、もっと……♡ せーえきもっとぉ……♡♡ お゛ひっ♡♡♡ イ゛ぎゅっ♡♡♡ ……きもひいいよお……くぅうん♡♡♡」
精液も、強い絶頂も、優しい絶頂も、身体にしっかりとマーキングされた響は、淫悦に陶酔しながら彼の掌に自分の掌を重ねる。未だに続く射精によってすっかり膨らんでいる下腹部を撫でられて、蕩けた笑顔の響は、彼から与えられる温かな心地を存分に堪能していくのだった。
「ぁむ、ちゅぶっ♡ ちゅっ、んじゅっ、じゅる……っ♡ んはぁ……♡ はい、これでキレイになりましたっ♡」
あれから少し時間が経って、響もディアンも情欲が収まった頃。
どろどろになったディアンの肉棒を優しくしゃぶって綺麗にした響は、差し出されたミネラルウォーターで口を濯ぐ。
ディアンは感謝を口にしながら響の頭を撫でて、その手を取って立ち上がらせると、
「さて! そろそろ帰りましょ──うわわわっ」
「響ちゃんっ!」
一歩踏み出した瞬間に響が足からガクっと崩れ、地面に倒れ込みそうになった彼女をディアンは咄嗟に抱きとめた。
「響ちゃん、大丈夫?」
「あはは……いっぱいイっちゃったから、足がくがくです……」
腕の中でバツの悪そうに笑う響を、ディアンはしっかりと抱き上げる。
それは俗に言う、お姫様抱っこというもので。
「えっ、ぅわっ、でぃあんさんっ!?」
「これで帰ろっか。うん、そうしよう」
「ええええっ、でもでもでもぉっ!?」
外であれだけのことをやったのに、響の顔はお姫様抱っこで真っ赤に染まっている。
やったことは何度かあっても、やられたことはほとんど無い。しかもそれを大好きな人にされたとなれば、顔に熱が集まるのも当然で。響は自分の顔から体まで熱くなるのを自覚しながら、
「あはははっ、リンゴみたいに顔が真っ赤だね」
「こんなのっ、は、恥ずかしいですよぉ……っ! お……おもくないですか…………?」
「はっはっは」
「こ、答えてくださいよー!? もぉー!」
からからと笑うディアンに、ぷんすかと怒る響。けれども彼女はしっかり身を預けて、その手はディアンの服をぎゅっと握っている。
全てを任せてくれた愛しい少女の温もりと重みに笑みを深めながら、ディアンは地面を蹴った。
「さあ行くよ響ちゃんっ! しっかり掴まってて!」
「………ふふっ、はーいっ! お願いしますっ!」
地を駆け、建物を飛び越え、空を駆けて。互いの温もりと風を感じながら、二人は帰路についた。
「おかえり響。それにいらっしゃい、ディアンさん。おはようございます」
無事に到着して扉を開くと、そこに立っていたのは未来だった。
笑顔である。ニッコニコの笑顔である。
二人でセックスしていたのはすっかりバレていて、仲間外れにされたことに唇を尖らせる未来に、響とディアンは埋め合わせを申し出た。
それからリードと犬耳のカチューシャを着けた二人が、未来にたくさん奉仕をしたのは別の話。
「響、お手」
「わふんっ!」
「ふふっ、よくできました。犬耳着けた響もやっぱり可愛いね♡」
「わおーんっ♡」
「ディアンさん、ちんちん♪」
「お゛ぉ゛ん゛!?」
今回の登場人物
立花響
愛しの彼が最近仕事で忙しそうだったので結構溜まっていた。外での行為に多少の羞恥もあったけれど、彼にじゃれついてる内に溜まっていたのが爆発した。
彼と一緒に走っていたところをとある友人に目撃され、その後の犬っぽい仕草やキスまで見られていたことには気付いていない。
小日向未来
朝ごはんの準備をしていたところ響の大胆行為に動揺したある友人から電話がきて、いつか使おうと思ってた首輪とリードを引っ張り出した。
帰ってきた二人に首輪とリードを着けてペットプレイを堪能した後、次は自分も首輪をつけて響と一緒に彼へご奉仕して大満足。
ディアン
緒川さんに水面走りを教わった結果、それを活かして空も駆けられるようになった。
安藤創世
すごいもの見た…………