オークが床を這い始めてから5時間が過ぎた。遂に、オークは自らの血でつけられたゴール地点にようやく辿り着いた。
ドサッ
「ァ、、、ヒュゥ…、、、、ァァ、、ュゥ……」
「やっとゴールだね、オークさん、長かったね」
オークの今の姿は壮絶と言う他なかった。床に擦られ続けた皮膚はその殆どを削り取られ、顎と膝、脛、足の裏は血濡れになっていた。鞭を打たれ続けた尻は蚯蚓腫れに覆われ原型を留めていない。フランがオークに鞭を打った回数は200回を軽く超えていた。オークは身体の水分のほぼ全てを消費し、汗はもちろん涙すら出ていない。口内は乾ききり、唾液は出ておらず、乾いた舌は白く変色しヒビ割れすら起きている始末。
「あははっ♡」
普通だったら間違いなく死んでいる。この夢世界だからこそ出来た拷問。オークの命を奪う致命的な傷のみを自動で修復し、オークが命を保てるギリギリのラインまで責め立てた。オークは気絶していないだけで、意識は朦朧とし自我があるのかすら怪しい。
「フフッ♡よく頑張ったね、オークさん。待ちに待った、ご褒美の時間だよ…♡♡」
「ァゥ…ゴ、、、ゴ、ホウ、ビ…?」
「そ、フランの匂いと愛液、思う存分味わって…♡」
「に、ニオ、イ…ア、イ、エ…キ」
正直オークはそれどころではない。一刻も早く身体の傷を治してもらわないと、もっと言えば水分を補給しないと死んでしまう。
フランはソファから立ち上がり、壁から少し離れた、綺麗な床が広がるオークの真横まで歩いていった。
「オークさん、身体をこっち向けて」
「ヴゥ…ァァ…」
オークは横から声がした方に方向を変えようとするが、全身をズタズタに傷つけられたオークは身体を震わせるだけで全く動けなかった。もうオークに身体を動かす体力は一滴も残っていない。今のオークの身体に残っているのは激痛と性欲のみ。
「クスッ…♡動けない?ならフランが手伝ってあげよっか?」
フランはそう言うと、オークを凸凹の床に念動力で押さえつけた後、フランの方へ念動力で身体を90度回転させた。
ズリュズリュズリュズリュ!!!
「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!」
既に皮膚はその大半を削ぎ落とされ、オークの剥き出しの血肉はさらに抉られた。オークの這いつくばる凸凹の床が赤く染まる。さらにフランはオークの足枷を床と一体化させた。これでオークはどう足掻こうがそこから動くことは出来なくなった。
「フフッ…♡まだ声は出せるんだ、てっきり喉は枯れ果てたと思ってたけど」
「ア"ァ…、フ…ラン…サ…マ…、、イ"…タイ、、デ…ス、、イ…ダグ、、ジ…ナ"イデ…」
「イジワルしてごめんね?オークさんの痛みはフランには全然わからないけれど、きっと辛いんだろうね。でも安心して…ここからはご褒美の時間だから…オークさんにフランをいっぱい感じさせてあげる…♡フランのフェロモンでいっぱいいっぱい気持ち良くなって…♡」
オークの視界にフランの脚が映る。フランはオークが這いつくばっているザラザラして凸凹した床ではなく平らで綺麗な床の上に立っている。そしてフランの足の間の床にはポタポタと愛液が垂れていた。
「ほら、オークさん、顔を上げて」
「ア、ウゥ…」
オークは不自由な身体に鞭を打ってゆっくりと顔を上げる。オークの乾いた虚な瞳に映ったのは…
「ア、ア、…フラン、サマ…」
ワンピースを脱ぎ捨て、純白のブラとソックス以外何も身につけていないフランのあられのない姿だった。美しくも愛らしく整った顔、肩までかかる絹糸の様に煌めく銀髪。染みひとつない潤いに満ちた肌。純白のブラに包まれた大きく実ったGカップのバスト。キュッと括れたお腹に長く引き締まった生脚。頭から足のつま先まで全く非の打ち所がない女神の如き美貌をフランは惜しげもなく見せつけていた。無毛の一本スジからは愛液を滴らせながら雄を誘う甘い香りを漂わせている。
「…メガミサマ…」
オークは魅入っていた。目の前の美しい少女は自分を極限まで痛めつけた女だ。しかし今は慈悲深い表情を浮かべながら、匂いと愛液を好きなだけあげると言っている。
「アリガトウ、ゴザイマス…フランサマ…」
オークの乾いた唇から紡がれたのは、感謝の言葉。今のオークに思考能力はない。フランの凄惨な拷問が、フランの美貌とフェロモンが、オークの脳と正常な思考を破壊した。
「フランサマァ…フランサマァ…」
目の前の少女がこれから匂いと愛液をくれる。フェロモンを恵んでくれる。だからオークは感謝した。その程度の思考能力。今、目に映ることしか考えられない。
「まずは匂いから、だね…♡」
フランは膝立ちの姿勢になった。床に這いつくばっているオークの眼前に、フランのトロトロに蕩けた秘所が近づいた。オークの鼻先からフランの秘所は僅か30センチ程しかない。
ムワァ…ッッ!!
途端に強くなる強烈な雌の匂い。エルフの愛液は人間のそれとは成分が明確に異なる。性行為の潤滑剤としての役割は勿論併せ持っているが、それ以上に雄を魅了し虜にすることに特化している。淫靡な甘い香りは雄の鼻腔から全身を侵食し、性欲を倍増させ、理性や思考能力を破壊する。ましてや今のオークは満身創痍で精神崩壊寸前。その状態でフェロモンを吸い込めば、オークの自我など容易く消し去る。
「アッ、アァ…!!フランサマァ…ニオ、イ、フランサマのニオイ、アアア!!!」
ビキビキビキ!!!
オークのペニスがこれまでにない程勃起した。もうこの時点でオークは射精寸前。オークはフランの淫蜜が垂れる秘裂を食い入る様に見つめている。
「クスッ…♡そんなに見たい?フランのおまんこ…♡」
フランは右手を自らの秘所にあてがうと、人差し指と中指でヌルヌルのワレメを広げた。くちゅりと卑猥な水音と共に半透明の愛液が滲み出る。オークは瞬きすることすら忘れ、思わず息を呑んだ。
「んっ…♡どう?フランのおまんこは…♡」
「…キレイ…デス…フランサマ…」
匂いを求めて喚いていたオークはその光景を見た瞬間、頭が真っ白になりオークの乾いた口からは自然とその言葉が紡がれていた。
例えるなら、それは白菊の花。フランの指によって開かれた白い花弁、その奥底に秘められたピンク色のめしべは哀れな雄を誘うべく、遂にその姿を現す。シワやヒダは一切ない。淫蜜を垂らしながらひくつくそれは張りと清潔さに満ちており、黒ずみなんてものはどこを探しても見当たらない。白と薄赤色の全く穢れを知らない可憐な一輪の花。
「ア"ァッッ!!!!ハッハッハッ!!!!ア"ア"ッ!!!!」
オークはフランの清廉な性器に目を奪われていたが、フランの秘所からドロリと濃いフェロモンが放出されると再び喚き始めた。
オークは乾いた舌を突き出し犬の様に息を荒げている。オークはその場から動くことは出来ないが、それでも必死にフランの秘所を舐めようと身体を前のめりにして舌を伸ばしている。それでもフランの秘所には届かない。
フランはオークが身体を震わせながら必死に秘所を舐めようとする様を見てクスクスと嘲笑を浮かべた。これだけ死に物狂いに秘所を舐めようとしているのに、あと十数センチが詰められず目の前の秘所の匂いしか得られない哀れな雄豚。
「クスッ、どう…?フランの匂いは…?」
「ギモヂイイデズウゥゥゥ!!!!!!モッド、イッパイッ、クダザイ"!!!!フランサマ、フランサマァァ!!!!」
「フフッ…♡」
フランのオークを見下し馬鹿にする微笑みは、しかしオークには匂いとフェロモンを恵んでくれる慈悲深い女神の微笑みに見えた。
「ア"ア"ア"ッッ!!!!!!ハッハッハッハッ!!!!!!フランサマ、ニオイッ!!!!ウレジイデズハッハッアアア!!!!」
フランにオークをクンニさせるつもりは絶対にないが、それでもフランは自分の秘所をギリギリまでオークの顔に近づけている。オークは狂った様にフランの秘所を求めて喚き散らしている。もう口内は乾ききり唾さえ出ていない。もっとも、もしオークがフランの秘所に唾を飛ばすことになれば、これまでの比ではない想像を絶する"おしおき"を受けることになるが。オークは極限まで体内の水分を消費させられたおかげで皮肉にも"おしおき"を免れていた。
「ニオ"イ"ッッフランサマのニオ"イ"オイヂイ"デズッッッア"ッア"アア"ッ!!!!!!」
エルフの色香はここまで雄を狂わせるのかと、フランは笑みを浮かべながらも内心驚いていた。フランのフェロモンを豚鼻と乾いた口から大量に吸い込み続けているオークは側から見れば完全に狂っていた。やがてオークの荒い鼻息がフランの秘所をフワリと撫でた。
「ひゃあっ…♡ああ…♡♡オークさん、くすぐったいよぉ…♡♡また、、愛液、溢れてきた…♡♡…クスッ、オークさん、いいねそれ…。その息をフーフーするやつ、もっとして?フランのおまんこをフーフーして気持ち良くすれば、もっともっとフェロモンが出るよ?ただし唾は飛ばさないようにね。もし少しでもフランに唾を付けたら…わかるよね?」
「ハッハイィィ!!フランさまぁ!!!フランサマの、キレイなツルツルッ!!!フーフーシマスッ!!!フーッッ!!フ──ッ!!!!」
「ふぁ…♡…あっあっ♡♡んっ…♡♡」
オークは視界がピンク色に染まるのではと錯覚するほどフェロモンを大量に吸い込み、そしてフランの秘所に息を吹きかけている。
「フーッ!フーッ!!」
「あぁんっ…♡はぁ…♡…クスッ…♡ねぇ、見える?オークさんがフーフーする度に、フランのおまんこがヒクヒク震えるのが」
「ハッ、ハイ!!」
「これはフランが気持ち良くなってる証拠だよ。良かったね、オークさん。フランとセックス出来て」
「セ、セックス?フランサマと、セックス…?」
「だってそうでしょ?オークさんはフランに気持ち良くなってほしくておまんこをフーフーしてる。それはつまり愛撫、立派な性行為なんだよ。そしてフランの匂いでオークさんも気持ち良くなってるでしょ?もっともっと、お互いに気持ち良くなろ?ね♡」
「ハッ、ハイッッ!!!!」
確かに広義的には性行為と言えなくもないが、これはどちらかと言うとSMプレイの範疇である。オークは全身の拘束を解かれておらず、その状態でフランに奉仕しているのが実情。フランはオークに触れる気は一切なく、これをセックスとは到底呼べないだろう。しかし、オークはそうは思わなかった。
「フーッ!!!フーッ!!!」
必死に、しかしフランに気持ちよくなってもらう為に丁寧に。フェロモンを大量に吸い込み続けているオークは頭がクラクラしていたが、オークはこの時言いようのない多幸感に満ちていた。
フランは相変わらずオークに指一本触れさせない。しかしオークはフランに気持ちよくなってもらう為にフランの秘所に息を吹きかける。それは見方によっては確かにオークがエルフを愛撫しているとも言えた。つまりエルフのオナニーの道具として一方的に痛めつけられるのではなく、性行為のパートナーとしてオークは今ここにいる。無論フランに触れられず過剰なまでに身体を拘束されている時点で対等な関係では決してないが。あくまで女王様と奴隷という関係は変わらずとも、オークの認識ではこの時確かにエルフとセックスをしていたのだ。
「フーッ!!ハァーッ…フーッ!!」
「ふぁぁ…んっ♡♡…ぁぁんああっっ♡♡♡」
果たしてどれだけのオークがエルフの秘所を間近で見れて、かつそれを愛撫できただろうか。そういった意味ではフランがオークに今させている行為は最上級のご褒美と言っても過言ではないのかもしれない。女性とセックスしたいという雄の欲望と本能を、オークはフランの秘所に息を吹きかけることで満たしていた。しかしオークは女体には一切触れられず、ただ匂いを嗅いでいるだけ。それだけでセックスした気になって雄として満足してしまっていた。
あまりにも情けない、哀れな雄の様子を見てフランはクスクスと嘲笑う。フランのフェロモンは煮詰めたようにさらに濃くなり、オークを性欲漬けにした。そして…
「アッ♡アッアァ…ンッ♡♡アッッ、、アッ──」
プシャアアッッ!!!
フランの秘裂から勢いよく愛液が噴き出した。
「んあぁぁんっっ♡♡♡アッアッアアア♡♡」
フランは軽く仰け反り、一際高い嬌声を上げながら絶頂した。噴き出した愛液はオークの目の前の、ザラザラした床に飛び散った。
「ア"ッ、、ア"ッ、、、」
その光景を間近で見たオークは一瞬理解が追いつかなかった。愛液。自分が死に物狂いで求め続けた、フラン様の愛液。それが目の前に、自分の頭が届く距離にある。
「ア"ッア"ア"ア"ア"ッッッフランサマァァ!!!!フランサマァァ!!!!!アリガトウゴザイマズ!!!!アリガドウゴザイマズ!!!!!」
オークは心の底からフランに感謝した。女神のように美しくて慈悲深いフラン様が、醜く下賎なオークである自分に愛液を恵んで下さった。
「ア"ッアアッッフランサマのアイエキ、、アイエキ!!!!ハァッ、ハァッ!!!」
レロレロレロ!!!
オークは床に飛び散った愛液を舐め取り始めた。しかし、オークがいる床はヤスリのようにザラついている。加えて、オークの舌は過剰なストレスと脱水症状によって乾燥し、ひび割れている。そんな状態で床を舐めれば当然──
「ハア"ァ!!レロレロ!!!!ハッハッ!!!!」
「クスクス…♡そんなに口と舌を血だらけにして、ちゃんとフランの愛液味わえてる?」
オークの舌は瞬く間に傷だらけになり、出血していた。それでもオークは床と口を血で汚しながらも一心不乱に床の愛液を舐めている。
「ハイ"ィッ!!!!フランサマッ!!!!オイヂイデズッッフランサマのアイエ"ギオイジイデズッッ!!!!!」
「フフ…♡そう、なら良かったね…♡」
フランは立ち上がると、床を必死に舐めるオークを見下ろした。その目はまるで家畜を見るかのように冷ややかだった。
「フフッ…あははっ♡♡」