UnHolY SaNctuaRy マリアンネ、巨躯の怪物の花嫁end 作:もこもこサムライ
UnHolY SaNctuaRyという同人ゲームの2次創作です
ラグナ〇クオンラインと世界観を共有しているようです
---マリアンネ、巨躯の怪物の花嫁end
「うぅ……」
私は膝をつき、敗北しました。
杖は折れ、魔力は枯渇し余力はありません。
教会の命を受け怪物の居城へ討伐に向かった私のミッションは失敗に終わってしまいました。
「ジルタスの追撃を逃れてきたからどれ程の剛の者かと思えば大したことは無かったな」
目の前の巨躯の男は剣を捨て、つまらなそうに私を見下ろしてきます。
魔力が尽きてさえいなければ……いや、仮に万全だったとしても勝てたかどうか分かりません。
それほど手強い敵でした。
最初はフェンダークの亜種かと思いましたが、その強さはフェンダークを遥かに超えていたのです。
「……殺したいなら殺せばいいでしょう。私も神に仕える身でありながら貴方達の仲間を沢山殺生しました」
「ふんっ! くだらん、弱い者が死ぬのは当然のことだ。自然の摂理だ、論じるに値(あたい)せん」
男は鋭い眼光で私を見下ろします。
人間離れした体格と筋力を除けば人間と見えなくも無い知性を持つ怪物です。
上級魔族にありがちな自信家。
そして、その自信は確かな実力の裏付けがありました。
私もそれなりの経験を積んだ上級職、それを傷一つ追うことなく倒したのです。
この人型の魔族は間違いなく大物クラスです。
「な、なにを!?」
私が身にまとう聖職者(プリースト)の服が、怪物の手でビリビリに引き裂かれました。
服と言っても戦闘のために使用する魔力の籠った特注品です。
剣を防ぎ火を凌ぐ防御力を持った聖職者のローブを、腕力だけでいとも簡単に引き裂くとは。
「そしてこれも自然の摂理だ」
「あ、あああ……」
「俺はいずれ、プロンテラを、その後はこの世界を統べる男だ。お前は強い。俺の子を産む権利を与えてやる」
男の言う"相手"が何を指すのかは明白でした。
私の目の前に直立する男の男性器はビクビクと青筋を立てている。
反り返ったそれは、先から透明な汁を流し、鼻孔にツンとした香りが漂ってきました。
この男、私と生殖するつもりなのです。
人間相手に性行為を試みる種がいるのは知っています。
オークやハイオーク等亜人種が有名です。
しかし、この人型の魔物は恐らく人型魔物の中でも高位の知性を持っています。
そのような存在が見下している人間相手と交配の意思を持つとは予想外でした。
「逆らうつもりなら殺す。逃げても殺す」
私に選択肢はありませんでした。
この男の言う通り、逆らったり逃げたりすれば殺されるでしょう。
私は教会の聖職者であり、戦士です。
いずれ反撃の機会が訪れるまで、今はこの男に従うしかない。
そう判断しました。
……
……
「あっ、んっ!」
男の大きくて太い指が私の秘所に入って好き放題にかき回します。
「くくっ! なかなか具合の良いあそこではないか。お前たち聖職者は貞淑を装っているが、教会では何をしていたことやら」
意外に男は紳士的でした。
あくまで魔物の中では、という条件付きですが。
オークやインジャスティスなどの人型は相手を容赦なくなぶりものにすると聞いています。
ですが、この魔物は違いました。
明らかに私の弱い部分を探り、暴力ではなく快楽で攻め落とそうとしてきます。
「ふ、ふざけないでください。私は聖職に捧げる身、ふしだらな事など……ひんっ」
ずぷぷっと音をさせ、奥まで指が侵入してきます。
感じたのは熱さでした。
全身が筋肉の塊のような男の肉体は、指までもが熱くゆだっているかのようです。
「くくく! 初物か。俺の指を締め付けて離さんぞマリアンネ」
「やめて下さい、あそこをかき回さないでぇ……」
私も教会の戦士の端くれ、痛みには強いつもりです。
ですが、このような快楽に対する抵抗の仕方は知りません。
恥ずかしい話ですが、自慰すらろくにしたことのない私のあそこは男の指に蹂躙され、悦んでいるかのようでした。
「ここがお前の子宮かマリアンネ」
中指が最奥にたどり着きました。
女性の神聖な場所。
子を孕み次世代へつなげるための、乱暴に扱ってはいけない場所。
それが今、人型の魔物の指に翻弄されています。
「やぁ! はぁん……はぅぅ♥」
男の繊細な指使いは私の気持ち良いところをあっという間に探し当ててきました。
ごつごつした指で弱い部分を弄られるたび、思わず腰が浮いてしまうのです。
「そろそろ頃合いのようだな、お前の子宮が俺の子種を求めているのが分かるぞ」
全身筋肉のような大男が私を組み敷く。
もう逃げることは出来ません。
ここはこの男の居城、周囲に味方はおらず、冷たい石畳が臀部に冷気を伝えてくるだけです。
だが、それなのに私は何故か体が熱くなっているのを感じました。
この男は教会の討伐対象、憎むべき敵。
なのに……。
長い教会での生活で男性に免疫が無いのがよくなかったのでしょうか。
巨躯の男の引き締まった身体、筋肉、太い腕。
そして私に覆いかぶさる熱い胸板。
逞しく、頼もしいと思ってしまっていたのです。
それが、先ほどまで命をかけて戦っていた敵にも関わらず。
「さあ俺と繋がるぞ、マリエンネ。女としての役目を果たすがいい」
「うぅぅぅ……許してください……これ以上はダメなのです、こんなこと許されません」
私のあそこから、分泌するべきではない体液が垂れ流れてきているのが分かります。
後で知った事ですが、愛液というものらしいです。
女性が、男性器を受け入れるために、その膣内で気持ちよくなってもらうために出す恥ずべき液体です。
この時の私は、本気汁を垂れ流しながら雄の挿入を待つ一匹の雌でしかありませんでした。
「……お願いします、私を汚さないでください。私は聖職にある身。決して姦淫(かんいん)に身を委(ゆだ)ねてはならないのです」
無駄とは分かっていてもこの男に懇願(こんがん)するしかない。
そしてやはり、私を無視して純潔を奪うべくその悪根(あっこん)を女性器にあてがって来ました。
くちっ くちゅっ♥ と淫らな水音が響きます。
「だめです、だめだめぇ♥ 魔物と性行為など許されませんっ」
言いながら、なんて説得力の無い声色だろうと思いました。
口では拒否しながら、その嬌声は彼を求めていたのです。
ぐっちゅぅぅ♥
彼の男性器の先っぽが、いやらしい水音を出しながら私の性器の入り口に侵入を試みます。
私は腰をよじり、何とか逃げ出そうとします。
が、とうとう先っぽが完全に私の入り口を捉えました。
その赤黒い……亀頭というものは半分ほど私のあそこに沈み込み、これ以上身をよじってもがっちりハマって抜けそうにありません。
「お前の身体は俺のものを楽しみに待っているようだがな」
彼が腰を落としました。
「あぁぁぁぁっっ♥」
石床と彼に挟まれた私の腰が潰されるような感覚。
「むぅっ!」
「だめぇ……あっ♥」
初めては痛みに耐える必要があると聞いていました。
しかし、痛みどころか快感が股間にジンワリと広がっていきます。
それは徐々に凄まじい快楽となって私を襲って来ました。
「マリアンネ、お前の膣内は気持ち良い。俺の女になる資格は十分にある」
「っつ、勝手な事を……あんっ……い、言わないでください……ひぃっん♥」
あそこからお腹にかけて、甘い甘い蜜のような快楽。
男と女の営み。
彼との繁殖行為がとうとう幕を開けてしまいました。
こうなれば、私は彼を受け入れるしかありません。
パンパンパンパン
処女を失った私に遠慮することなく激しい腰使いで膣内を攻め立てます。
カエルのように仰向けになった私に出来る事は、彼の肉棒をただ己の膣内で受け入れることだけです。
「(うぅ……凄い、なんて逞しい男性なの……それに、この快楽は……)」
私は天井を見る事が出来ません。
彼の上半身があまりにも大きく、上を見上げてもその分厚い胸板に視線を遮られてしまうのです。
その逞しい胸にうっすらを汗をかきながら上下しているそれを頼もしいと感じてしまうのは女の性なのでしょうか。
彼がピストンする度にあそこに甘い快感が広がり、同時に私自身も腰を合わせてしまっていた。
「ふっ、俺にはインキュバスの血も流れていてな。処女だろうと俺に貫かれた女は虜になるのよ」
「やぁぁ♥ はげしっ、激しすぎます」
初めはやんわりだった快感が、徐々に激しさを増してきます。
徐々にとろけるような感覚が全身に広がってきました。
間違いありません、私は、この男に堕落させられようとしていました。
「これ以上はだめぇ。私を堕落させるつもりですか」
「単に気持ちよくなろうというだけだ。俺だけ楽しんでいてもつまらん」
「(この快感は邪道です。魔族の魔力に寄る快感……決しては負けてはいけない)」
その決心をあざ笑うかのように
「ふはは! ならばお前の両手は何故俺の肩を掴んで引き寄せようとしている?」
「そ、それは……」
言われて気が付きました。
私はまるで娼婦のように抱き着いていたのです。
まるで甘えるかのように。
「お前は既に俺に惚れているのよ。そらっ、そろそろイクぞ」
「そんな、違います。あっあんっあんっ、中は許してください、貴方の子供が出来てしまいます。私と……貴方との子供が……やぁぁん♥」
私の言葉は彼には届いていないようでした。
汗を垂らしながら腰を振る彼の見る先には、私のお腹があるのでしょう。
「マリアンネ、俺の子を孕め! ぐ……! ふぅぅぅっ」
彼は呻きながら腰を私のあそこに押し付け、静止しました。
直後にお腹の圧迫感が強まりました。
射精の直前に男性器が膨らみ、脈動しながら精液を送り込む合図だと知ったのは後のことです。
どぴゅっ!
どぴゅっ!
どぴゅっ! ドクンドクンドクン……
凄まじい勢いで彼の尿道から精液が発射されるのが分かります。
彼の性器の先っぽが、私の子宮にぴったりと淫らなキスをしました。
絶対にしてはいけない魔族との受精行為が始まってしまったのです。
「やぁぁ……だめぇ……子供が、子供が出来て……」
彼の精液を、私は子宮で受け止めるしかありませんでした。
子をなすための、命を次世代へつなげるための神聖な行為。
人類の営んできた延々と連なって行く行為。
それを、私はあろうことか魔族と成し遂げてしまったのです。
「外に、お願いしますから外に出してください……お願い……しますからぁ……」
私は無駄だと分かっていても両手でバンバンと彼を叩きます。
ですが、彼の分厚い胸板は非力なプリーストの力ではビクともしません。
「マリアンネぇ……お前の中が吸い付いてくるぞ……なんと淫乱な女だ」
「(そんなの知りません、誰か助けて……このままでは彼の精液を全て受けきってしまいます。敵である魔物の遺伝子を中で……)」
しかし、その時の私は気が付いていなかったのです。
自分の両脚が勝手に彼の腰に巻き付こうとしていたことに。
知らず知らずのうちに、私の身体は彼を繁殖相手として認めてしまっていたことに。
「おおおおっ……愛しいぞマリエンネ」
彼は腰を小刻みに振り、最後の一滴まで私の体内に子種を送り込んできます。
「だめぇ……許してください、後生ですからぁ……♥ 貴方の射精、凄すぎますぅ。私の中が火傷してしまいそう」
ドクンドクンドクン……
彼は許してくれませんでした。
最後の一滴まで、しっかりと腰を掴んだまま送り込んできたのです。
「マリアンネ。お前は素晴らしい……この俺が女に溺れることなど数百年ぶりか」
これは彼との長い付き合いの一日目にすぎませんでした。
今後私は、彼に篭絡され、徐々に彼の所有物としての道を歩み始めていくのです。
--- 一週間後
彼の居城で、私は囚われの身になりました。
しかし、客人対応はするようです。
私には彼の城の一室が与えられました。
彼の召使に衣服を着替えさせれます。
彼は知性を持った人型の魔物の中でもさらに最上級の存在。
おそらくは羊頭を持った魔物やそれに類する大物クラス。
それなりの部下や財産を持っていても不思議ではありません。
「くくっ、美しいではないかマリアンネ」
彼はニヤニヤと笑いながら無遠慮に私を見ます。
私を着せ替え人形にして楽しんでいるようでした。
私の魔力は封じられてしまいました。
この城全体に聖魔力を封じる封印が施されていたのです。
ここでは私はただの女でしかありません、
「(何なのですかこのドレスは……いやらしい……)」
紺色の美しいドレス、貴族しか着られないような素晴らしい出来栄え。
しかし、各所から肌が漏れるように穴をあけた持ち主の性癖が透けて見えるしつらえでした。
「素晴らしいぞマリアンネ、お前の美しさがより一層際立つというものだ」
彼は、自分の戦利品である私を愉しむようです。
部下を下がらせると、私をベッドの上に押し倒しました。
「あっあっあっ♥ 嫌ぁっ」
「嫌といいつつお前のまんこは俺を受け入れるための愛液を出し続けているではないか」
ドレスをたくし上げられた私の下半身に彼は……おちんちんをあてがい、先っぽで嬲り始めました。
くちゅ くちゅ
いやらしい音が部屋に響きます。
男と女の行為の前準備が着々と整いつつあることを自覚せずにはいられませんでした。
この一週間、なにもされなかったわけではもちろんありません。
体中を彼の欲望に晒されました。
何度も、何度も……彼の遺伝子をお腹に宿すための行為に使われてきました。
「ただの身体の防衛反応です。貴方のために出ているのではありません……」
「ならばなぜ足を自ら開き俺のモノを迎え入れようとする。お前は俺とセックスしたいのだ、その花びらを開き、強い男の種を求める本能を自制する術は教会では教えてもらえなかったらしいな」
正直、否定できませんでした。
彼はただの討伐対象で、ただ強いだけの怪物でしか無いと思っていました。
しかし、貴族のような居城を持ち、召使が居て、人間を養うだけの財力を持っていたのです。
自らが挑もうとしていた者の巨大さを、物理的な強さ以外でも突き付けられたような気がしたのです。
その圧倒が彼を受け入れる要因には少しもなりえなかった……と言えば、嘘になるかもしれません。
「おおお、マリアンネ。その豊満な胸が愛おしいぞ。突くたびにブルブルと揺らし、俺をさらに欲情させる」
「ああ……また中に……魔物の赤ちゃんが出来てしまいます……」
ずぶずぶと彼の亀頭が私の性器に侵入してきます。
最初の頃よりスムーズに、その身体に見合った巨大さを持つ彼の男根は私と結ばれてしまいます。
「うぅ……あなたは敵である私と子をなしたいのですか」
「おう、それが望みよ。敵も味方も無い。良い女とやって孕ませることが雄の本懐だ」
きゅんっ♥
子宮が反応しました。
「(そ、そんな。憎い敵に求愛されているのに、どうして体が反応してしまうの)」
「ぐふふ、お前の身体も俺との子作りを望んでいるようではないか」
「そ、それは貴方の淫魔の力がそうさせてるだけです」
「違うな、それは――いや言葉では語るまい。交わりながら互いの肉で語ろうぞ」
彼は私の両手を掴み、ベッドに押し付けます。
ギシッ……
ベッドが軋み、そして。
パンパンパンッ
「んあああああ♥ あんっあんっあんっ♥」
突然の激しい腰振り。
最初に犯された時と同じ体位で同じことをされているのに、猛烈な快感が私を襲ってきました。
「らめぇぇっ♥ はげしっ、激しすぎます♥ もっとゆっくりしてぇ」
溶ける、溶かされてしまう♥
私の子宮が、彼に溶けて行ってしまう。
だめなのに、どんどん体と心が彼を受け入れているのが分かります。
「(凄い、こんなの我慢できる女性などいません♥ 彼のおちんちん凄すぎます、もう私の子宮が答えを出してしまってる。この人の子供を孕みたいって♥)」
「どうだマリアンネ、参ったか」
「参りましたぁ♥ 降参します、だから許してぇ」
あっさりと音を上げる私に気を良くしたのか、彼は腰の動きを止めます。
「正直になることだ。でなければ、俺の好きなように動く」
「うぅ……あなたの……淫魔のおちんちんが凄すぎて頭がおかしくなってしまいそうです」
「そこまでの力は無いはずなのだがな……それならこらはどうだ?」
彼は比較的ゆっくりと注挿(ちゅうそう)してきました。
「ん……」
「マリアンネ、俺も正直に言うとだな。お前の具合が良すぎてこれ以上射精を我慢できそうにない」
「そ、そうなのですか?」
「射精(だ)すぞ」
「は、はい」
私達はお互いを労わるように呼吸を合わせ、性行為に没頭します。
この間まで敵同士だったのに、今はまるで恋人のよう。
正直なところ、私にもう彼に逆らう意思はありませんでした。
既に体も心もほとんど屈服し、恭順してしまっていたのです。
「マリアンネ、出すぞっ」
「は、はい。出してください、あなたの欲望を私の中で受け止めますっ」
私は上目遣いで宣言しました。
その瞬間、彼のおちんちんが爆ぜました。
ドクンドクドクン
彼の熱い肉棒から濁流のごとく欲望が流れ込んできました。
もう敵に抱かれる嫌悪感も、不安も何もかもが押し流されていきました。
今はただ、強い彼に求められる感謝と幸福、膣内に遺伝子を注いでもらえる快感しかありません。
「来ました、あなたの精子が私の中にぃ♥」
「ぐぅぅっ!」
どぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっどぴゅっ
彼の鉄の棒のように硬い男性器からとめどもなく精液が溢れてきます。
私はそれを誇らしいとすら感じました。
この強い男の精子を独り占めしているのは、この私なのです。
「一杯出してください♥ 私の体内で全部受け止めますから♥ マリアンネの中にあなたの強くて逞しい遺伝子一杯注いでぇ♥」
彼の顎から汗が出て、私の頬を濡らします。
戦いでは顔色一つ変えなかったのに、性行為ではまるで違います。
彼が私の膣内で快感を覚え、何とも言えない表情をして私に感情を伝えてくるのです。
不思議な気持ちです。
「あったかいです、貴方の精液……♥ 私の卵子を求めて泳いでくるのが分かります♥」
私も現金なものだと思います。
数度抱かれただけで敵に恋慕の情を抱きかけるまで変節してしまうのだから。
「おっ……おおお……マリアンネ、おおマリエンネ……」
彼が私を包み込むように抱きしめてくれます。
私も彼の背中に両手を回します。
敵と絶対にしてはいけない、愛のある性行為です。
「あなたのおちんちん、私の子宮をキスしてしまっています。こんなこと絶対にいけないことなのにぃ♥」
「ならば、上の口でもすればよかろう」
「あ……♥」
自然と、どちらからともなく唇同士が接触しました。
「んっ……」
ちゅっ、ちゅっ
互いの瞳で見つめあいながら、互いの唇を嬲り、吸い、舐めあいます。
完全に恋人同士のキスをしてしまっています。
「らめぇ……ちゅっ♥ れろ♥ こんなことらめれすぅ♥」
そのうち、唇どころか舌を絡めあいながら吸い付くエッチなキスに。
レロレロ
じゅるる
ピチャピチャ
口に吸い付きながら舌を絡めあい、離れても互いのベロをレロレロと粘膜接触させあい続けます。
完全に繁殖目的のカップルのキスです。
「(幸せになってしまっています。敵と子作りしながらキスするなんて、絶対にしてはいけないことなのに)」
そして、彼から決定的な一言が放たれました。
「愛しているぞマリアンネ」
言われた瞬間、脳がとろけるのが分かりました。
……
……
「あっ♥ ……んっ……」
長い長い射精が終わり、彼の肉棒が私の体内で萎んでいくのを感じます。
互いに汗をぐっしょりとかき、ベッドが湿っているのを感じました。
激しいセックスの後の気怠い時間。
その時、彼が切り出してきたのです。
「俺の嫁になれマリアンネ」
「何を言うのですか……私と貴方は……敵同士なのに……」
「既に何度も情を交わしたのだ、予想外ではあるまい」
確かにそうかもしれません。
彼は初めから私を求めていました。
そう、この人は私を倒してからは、私を敵と認識していなかったのです。
今の私は、この人の情婦のようなもの……。
そして私もそんな待遇に抵抗が無くなってきています。
「……」
私は答えませんでした。
彼も、それ以上は言って来ませんでした。
--- さらに一ヵ月後
「今日もマリアンネを可愛がってください」
私は彼の前で衣服を脱ぎ、媚びた目つきで生殖行為を要求します。
今では彼に甘える事が、何の苦でもなくなっていました。
「くくく、そろそろ俺の嫁になる準備が出来たようのではないか?」
彼の私を見る目つきは、口ではそう言いながらもどこか優しささえ漂っています。
「そ、そういうわけでは……ありません」
そういいながら、彼が私を抱き寄せてする口づけに抵抗心は全く覚えませんでした。
「(もう彼の魅力に抵抗できなくなってしまっています。彼の魅力に堕とされ切る前に何とかしなければ……)」
このままではいけない。
自分が自分でなくなる前にここから逃げなければ。
幸い、ここ暫くおとなしくしていたおかげでこの場内での行動は大抵のことが許される空気が流れていました。
屋敷の召使であるガーゴイルやモンスター達も私を敵として認識するどころか、敬うべき対象として見てくれています。
脱出の好機は今において他ない、そう思いました。
……
……
そして脱出は失敗しました。
---
「不用心だねぇあんたという男が。このクソ聖職者を捉えておきながらおめおめと逃げ出されるとは」
「……何用だジルタス」
私は城から出て程なくして、ジルタスに捕縛されました。
ジルタス、この世界でも上位の女モンスター。
多数の従者を従え、冒険者たちに立ちふさがる強敵。
私はそのジルタスに初めから補足されていたのです。
私が彼に捕まるのも、ノコノコと逃げ出してくるのもこの女モンスターの予想の範疇でした。
私は男の前に突き出され、彼のお沙汰を待つ身となってしまいました。
なんて間抜けな。
索敵魔法(ルアフ)による索敵を怠っていたのに気が付きませんでした。
言い訳になりますが、どこか彼を信用していたのだと思います。
その、心の隙を突かれたのです。
「私なりにあんたに筋を通しに来たのさ。このマリアンネは私が以前から狙っていた、だが今はあんたの物だ」
男はジルタスを睨みつけ、返事をしません。
何を考えているのか計り知れないところがある男です。
「ただで寄越せとは言わない、ほらっ」
ジルタスは部下のインジャスティスに命じると、金塊を男の足元に置かせた。
素人目に見ても、とてつもない額という事だけは分かりました。
「マリアンネをどうするつもりだ?」
「フェンダークに調教させようと思ってね。こいつからは良い聖乳が採れそうだ。採るだけ採って搾りかすになったら串刺しにでもして晒し物にしようと思ってね」
「残念だが、その女には自由を与えた。プロンテラまで届けるつもりだったのだ」
「クスクスクスクス……アッハッハッハッハッ!」
ジルタスが不敵に嗤う。
インジャスティスとフェンダークも表情は読めない。だが心なしか男を馬鹿にするような空気を出しているような気がします。
「情けない男になったもんだ。この教会の手下に骨抜きにされたのかい? なら私があんたに遠慮する必要は無さそうだねえ!」
凶悪が牙をむき、しなった鞭が男を捉えました。
同時にフェンダークとインジャスティスも呼吸を合わせてとびかかります。
男は、負ける。
負けてしまう。
それは確信に近いものでした。
フェンダークとインジャスティスなら万全の私なら勝てない敵ではないかもしれません。
だが、ジルタスは別格。
明らかに他の二体より上位の存在です。
それが連携を取って同時に襲い掛かってきてはひとたまりもないはずなのです。
……
「ガッ! ふっ……ま、まさか……このジルタス様とあろう者が相手の力を見誤るとはねえ……あたしもヤキが回ったか、グッ!」
彼女の部下たちは地に伏しました。
そしてジルタスも首を片手で締められながら宙に浮いています。
この男は私の想像以上の実力を持っていたようです。
「命は取らん。もともとお前らの獲物を俺が横取りしたのだからな。この城から去れ、そして俺の視界に二度と入るな。……二度目は無いぞ」
解放されたジルタスは、二匹が復活するのを待ち、城から立ち去りました。
去り際にジロリと睨まれたが、もう私に手を出すことは無いでしょう。
---
私は手当てを受け、城のベッドの上で休まされました。
彼は……私を罰するつもりは無いようです。
最初の頃とは180度態度が変わりました。
「ここから出ていきたければ俺は止めん。マリアンネ、俺はお前の心を物にすることは出来なかった。それだけだ」
彼は城の冷たい椅子に座りながら告げました。
出会った時の変わらない、威厳に満ちた表情で。
「貴方はどうしたいのですか、私が居なくなっても気にはしないのですか? 逃げれば殺すと脅したではありませんか」
私の問いに彼は答えません。
しかしこの時に、私の心は決まったのです。
……
……
次の日の夜、私は自ら彼の部屋を訪れました。
「珍しいな。マリアンネの方から俺の部屋を訪ねてくるとは」
私は無言で彼の隣に座り、衣服を脱ぎます。
もう、自分で自分の心を騙すことが出来なくなっていたのです。
「私を……マリアンネを貴方の奥さんにしてください」
最悪の決断であることは分かっていました。
しかしそれでも、私はこれ以上自分の心に逆らう事が出来なくなっていたのです。
既に、私達の心は通じ合っていたのです。
自らの遺伝子を受け継ぐ雌を求める男と、強い雄の遺伝子を子宮に宿したい女(マリアンネ)。
彼に……いいえ、最愛の夫に抱きついて言いました。
「貴方の子を産ませてください」
「マリアンネ」
しなだれかかる私を、彼は抱き寄せてくれました。
何度抱かれたかも分からないこの分厚い胸板に身を寄せると、自分がどれだけ矮小な存在だったのかを自覚してしまう。
そして、この大きな存在に保護される安心感にほっとします。
身も心も夫に恭順した瞬間でした。
彼に尽くしたい、彼のモノにして欲しい。
上位の存在にすべてを捧げる興奮を私は感じていました。
その時私は排卵していたのだと思います。
この人のモノになると決めてから。
「(ああ、来る……この人の大きくて太くて、私を滅茶苦茶にしてしまうおちんぽ)」
女に生まれて本当に良かった。そして、この人に負けてよかった。
そう思わざるえをえませんでした。
もし夫に出会わなければ、こんなに気持ち良い事はできません。
強い雄に自ら子宮を捧げる。
私は今、女として最高の幸せを味わおうとしていました。
「熱いです、あなた……」
ガチガチに勃起した夫の男性器は、私の入り口で先っぽを何度も出し入れされます。
挿入に手間取っているのでしょうか。夫らしくありません。
「まるで童貞に戻ったようだ、興奮が収まらん」
「旦那様、ここです。マリアンネのここに入れてください」
指であそこを押し広げ、殿方を誘う。
くちっ♥
"入り口"にぴっとりと張り付いた鈴口は、私の膣内に向け狙いを定めていました。
「(ああ……してもらえる……旦那様との子作り……)」
期待感がゾクゾクを背筋を駆け上がっていきます。
「ください♥ 旦那様、マリアンネのお腹にはやくっ♥」
私は腰をへこへこと浮かせて催促します。
聖職者を辞め、魔族の花嫁になったことを示す堕落の腰振り。
しかし後悔はありませんでした。
最愛の人の子を孕めるのなら、自らの身を堕とすことなど些細なことです。
にゅるっ
「来ましたぁ♥ 旦那様のガチガチおちんちん」
ぬぷっ♥
ぬぷぷぷっ♥
愛液を垂れ流して夫を迎え入れます。
「私の子宮、排卵しているんです。だから、旦那様の次のお精子で確実に孕みます」
実は、今までは自分に避妊魔法をかけていました。
効果のほどは分かりません。
ですがそれを解除したのは私の意思です。
自分の伴侶の遺伝子を受け入れるのに避妊は必要ありません。
「マリアンネ、とうとう覚悟を決めたようだな」
はい決めました旦那様。
お慕いしております。
「旦那様……旦那様旦那様旦那様ぁ、愛してます、マリアンネは一生あなたを愛し続けます♪」
今まで我慢していた分、堰を切るように胸中から気持ちがあふれ出てきました。
「マリアンネに旦那様の赤ちゃんをくださいっ♥ このセックスで絶対に孕みます、貴方の強くて偉大な遺伝子を私の子宮に宿してください。身も心も旦那様の物にしてくださいませ♥」
口の端を上げ、よだれを垂らしながら妊娠宣言する花嫁を見て、旦那様は満足したようです。
お腹が破けそうなほど激しいピストンで応えてくれました。
「俺の嫁マリアンネよ、世継ぎを孕め!」
「(来るっ、旦那様の精子来るっ♥ この方の精子で絶対に孕みます、孕んで見せます♥♥)」
旦那様の重さを感じながら、腰に両足を絡めて確実に精子を受け取るための準備をします。
ビクビクと射精寸前の巨根を膣内でからめとりながら、自身の卵巣から排卵しているのが分かりました。
ぶちゅぅ……♥
旦那様のぶっといペニスで膣内から空気が押し出される音。
私の子宮が旦那様の睾丸から直接精液を吸い取るためにおちんぽとキスしている音です。
「あぁあ……!ひいぃいっ……旦那様ぁ♥ 旦那様ぁ♥ マリアンネはもうイッてますぅ。だからぁ、トドメを刺してください。マリアンネの卵子を貴方様の精子で食べてぇ♥♥」
「もうすぐだ、もうすぐ射精(で)る! 子宮を閉じるのではないぞマリアンネ。俺の子種を受け取るまで!」
ギシギシギシギシッ
ベッドが壊れるかと思うぐらい軋みます。
旦那様も必死なのです。
この射精で確実に妊娠させるため、ギリギリまで尿道で精液をせき止めているのです。
雌の卵子を仕留めるために、出来る限り大量の遺伝子を一度に発射するために。
「あひぃぃっ♥ あ…ひいぃんんっ!!」
もう私の口から出る言葉は言語ではなく、完全屈服した雌が吐き出す呼吸音でしかありません。
「おぉぉぉっ!」
旦那様が咆哮しました。
二匹の獣による繁殖行為の幕引きが近いのです。
「(旦那様の精液くりゅっ♥)」
そう思った瞬間。
膣内でパンパンに膨れ上がったペニスによる圧迫感が消滅しました。
ドビュルルルルッ!
堰き止めていたダムが決壊するかのように、旦那様のおちんぽの先から白濁液が噴出しました。
子宮を殴られたかのように強い衝撃。
「はひぃぃぃぃぃぃいいん♥」
私は歓喜の悲鳴を上げました。
待ち望んでいた物がついに届けられたのです。
もはや、空気を輩出しきった膣内。
外に精液を逃がす隙間は1ミリもありません。
全ての精液が私のお腹目指して突撃してきます。
「わらひ、わたしのお腹膨れてましゅぅ」
妊娠したわけではありません。
旦那様の精液の量が凄すぎて、お腹にたまった物が私の腹部を膨張させているのです。
「マリアンネ、俺と添い遂げてくれ……」
「はい、旦那様……♥」
私達は、つながったままキスしました。
そうしながら私は、お腹の中で新たな生命が芽吹くのを感じたのです。
---数年後
黒煙をあげる首都プロンテラ。
そこに私は居ました。
街のあちこちは燃え、周囲には死体の山。
力を蓄えた夫の軍勢はたちまちに敵を駆逐し、街をほぼ制圧しました。
残りは散発的に反抗してくる冒険者たちだけです。
「この破戒僧め、裏切り者のマリアンネ。いや、エビルクイーン!」
私はかつての同僚達に殺意を向けられています。
「クスクスクス……我が夫のために糧となってくれることを感謝しますよ。若き修道士」
「おあああああああ!」
私は指を相手に向けた瞬間、新米アコライトは体中が燃え盛りそのまま尽き果てました。
我が夫により魔の力を与えられた私は人間を辞め、新たな人型モンスター"エビルクイーン"として世に渾名す存在に生まれ変わったのです。
邪な者として生まれ変わったのに後悔は微塵もありませんでした。
それどころか、夫に奉仕できる喜びでいっぱいになります。
「マリアンネ」
いつの間にか、夫が隣に立っていました。
数多の敵を葬ってきたのでしょう、その前身は返り血に濡れています。
「あなた」
私は自分の夫の胸に頭預けました。
彼は私を優しく抱き、頭を撫でてくれます。
敵の主力である聖職者や聖騎士達は私と、私の反聖魔法の加護を受けたモンスター達によって駆逐されたのです。
かつての仲間達を滅ぼしたことに何の良心の呵責も感じませんでした。
あるのはただ夫への無償の愛だけです。
「プロンテラは落ちた、我が軍勢の勝利だ」
「私達の、でしょう?」
「クックック、そうだな」
夫は私のお腹を撫でました。
妊娠してから既に数年経ちますが、未だに生まれる気配はありません。
しかし、大きく膨れ上がった私のお腹の中で巨大な魔力を有した存在が日々成長しているのは確かでした。
「きっとこの世界を統べる者が産まれるでしょう、だって貴方と私の子供ですから」
真っ赤に燃える街を高い場所から見下ろした私達は、これからに思いをはせました。