※この作品はR-18です。

スライムを愛する白氷竜   作:アキ 3150

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更新が遅くてすいません。
これからも不定期な更新ですがよろしくお願いします。



前回のあらすじ

 牙狼族との決戦を終え、村の改革に着手。
 その際に浮き彫りなった問題、技術者を誘致するためにドワーフ族が住む国【武装国家ドワルゴン】へと出発。
 道中いろいろあったが大きな問題はなく到着。
 このまま何事も無く入国できるかと思いきや、ゴロツキ共に絡まれてしまう。
 恋人を差し出せという要求をされ、リムルが激怒。
 結果、死屍累々の大騒ぎに。


★第4話 運命の人

 None side

 

 

 現在、リムルたちはドワルゴンの牢屋の中に収容されていた。

 

 

 ゴブタは縄でぐるぐるに縛られていて、ヴェルザードは手錠を後ろ手につけられて拘束されている。

 リムルはというと酒樽の中に閉じ込められています。

 警備隊が来たとき、スライムに戻って誤魔化そうとしたのだが、そう上手くはいかず、そのまま捕まって酒樽の中に入れられた。

 

 

 まあ、あれほどの大騒ぎを起こしてしまったので捕まるのは仕方ないとしてもこれはひどくない?と考えるリムルだった。

 

 

 しばらく牢屋の中で待っていると1人のドワーフが近づいてくる。

 

 

 

 

「で?言い訳を聞こうか?」

 

 

 

 

 この人がドワーフ王国警備隊隊長のカイドウさん。

 リムルを酒樽につっこんで牢に放り込んだ張本人である。

 

 

 

 

「スライムの身体じゃあ牢の格子なんて簡単に通り抜けられるだろ?」

 

 

 

 

 誤解されては困るのでしっかりと説明した。

 

 

その一

 入国審査の列に並んでいたらゴロツキ達に絡まれた。

 

 

その二

 リムルの恋人であるヴェルザードと荷物を差し出せと要求された。

 

 

その三

 威圧して追い払おう(実際はガチで殺そうとしてました。)としたら加減を間違えてしまった。

 

 

 

 

「…というのが事のあらましです。やり過ぎてしまったのは謝ります。

すいませんでした。」ペコリ

 

 

 

 

「うーん…まぁ、こんな美人の恋人に手を出されるのは許せなねぇよな…見ていた者達の証言とも概ね一致するが…」

 

 

 

 

 ドワーフの警備隊長はリムルたちの処遇に悩んでいるようだ。

 すると、警備隊員と思われるドワーフが慌てて入ってきて隊長に報告してきた。

 曰く、鉱山でアーマーサウルスが出現し、大きな事故が起きた。

 曰く、その事故に巻き込まれて、鉱山夫が重傷を負った。

 曰く、戦争の準備のために回復薬が品薄状態であると。

 曰く、警備隊長と事故にあった鉱山夫は兄弟のような関係だと。

 

 

 このまま無視するのは罪悪感がするのでリムルは警備隊長に声をかける。

 

 

 

 

「旦那旦那」ツンツン

 

 

 

 

 リムルは格子の隙間から牢屋の外に出て警備隊長に声をかける。

 

 

 

 

「ん?」

 

 

「あっ おい何勝手に出てんだお前!」

 

 

 

 

 脱走紛いなので当然怒られる、だが!そこは勢いで誤魔化す!と言わんばかりに話を続ける。

 

 

 

 

「まぁまぁ それどころじゃないんでしょ?」

「これ 必要なんじゃないですかね。

回復薬! 飲んで良し!かけて良し!の優れもの!」

 

 

 

 

 ご存知、リムル(大賢者)特製の回復薬をリムルが閉じ込められていた酒樽満杯に注ぎ込んだものを警備隊長に見せる。

 本来なら、魔物から提供された得体の知れない薬なんて物は試さないだろうが、今は非常事態だ。

 

 

 

 

「旦那の兄弟分、このままじゃヤバイんでしょ?

他に打つ手がないんじゃないですか?

とりあえず試したみちゃどうです?」

 

 

 

 

 警備隊長は少しの間悩んでいたが、事態は一刻を争うため俺たちに牢から出ないように釘を刺してから回復薬入りの酒樽を担いで駆け足で出て行った。

 

 

 しばらく時間がかかりそうなのでリムルはヴェルザードの手錠を外してイチャイチャしている。

 ちなみにゴブタは縛ったまま放置してます。(覗きのお仕置きとして。)

 

 

待つこと1時間

 

 

 

 

「助かった!ありがとう!!」

 

 

 

 

 ドワーフの警備隊長が3人のドワーフを連れて来てお礼を言いに来た。

 流石は大賢者特製の完全回復薬(フルポーション)だ。

 

 

 

 

「あんたがくれた薬じゃなきゃ死んでた!ありがとうよ!」

 

 

 

 

(うんうん、よかったな。)

 

 

 

 

「今でも信じられんが千切れかけてた腕が治ったんだよ。」

 

 

 

 

完全回復薬(フルポーション)さまさまだな。)

 

 

 

 

「ウンウン」コクコク

 

 

 

 

(…なんか言えよ)

 

 

 

 

「いやホント あんなすごい薬は初めて見たぜ、俺に出来ることなら何でも言ってくれ。」

 

 

 

 

 この一件でカイドウはリムル達を信用したようだ。

 

 

 

 

 一夜明けて 翌日

 

 

 釈放されたリムル達はカイドウの紹介で鍛冶屋に行く事になった。

いつも通りヴェルザードに抱かれて移動するリムル、歩きながら見ているだけでも、技術力の違いがよくわかる。

 

 

 特に武具がスゴイ!

 素人目でも質の高さがわかり、種類も豊富、一部にはリムルとヴェルザードが使ってる魔鋼(氷魔鋼塊)製の武具なんかもあるほどだ。

 カイドウ曰く、これから紹介する鍛冶屋はこれらの魔鋼製の武具を作った鍛冶屋なのだそうで、これほどの武器を打てるのなら相当腕が立つのだろう。

 

 

 やがて、一つの小さめの工房に入っていく。

 

 

 

 

「兄貴いるかい?」

 

 

 

 

 カイドウが鉄を打っている最中のドワーフ職人に声をかける。

 

 

 

 

「なんだカイドウか悪いが今忙しいんだ、急ぎでないなら日を改めてくれ。」

 

 

 

 

 返事をしたのは立派な髭を生やしたザ・職人!みたいなドワーフだ。

 工房の中をよく見ると昨日リムルの完全回復薬(フルポーション)で助けられたドワーフ達、【ガルム】【ドルド】【ミルド】の三兄弟も働いていた。

 

 

 

 

「あら?昨日の3人じゃない、ここで働いていたのね。」

 

 

 

 

「どうも、リムルの旦那!ユキの姐さん!」

 

 

 

 

「カイジンさんこの方達ですよ、昨日大怪我をした俺たちを助けてくれたスライム達ですよ。」

 

 

 

 

「おぉ!そうだったのか!ありがとう感謝する!」

 

 

 

 

「いやいや、それほどでも〜」テレテレ

 

 

 

 

 忙しいと言っていたにも関わらずわざわざ作業を中断し、しっかりと頭を下げて感謝を伝えるカイジン。

 

 

 

 

「それで、何の用で?」

 

 

 

 

 今現在、リムル達の村には衣食住の衣・住に深刻な問題がある。

 衣類はボロ切れだけなのに連日の乱交(進化の影響で増大した性欲を発散するため)のせいで最低限の恥部すらも隠せない者も多数存在する。

 家は不安定どころかまともに建たずに崩れる始末だ。

 

 

 これらの問題を解決するための技術指導者の紹介をリムル達はカイジンに依頼した。

 

 

 

 

「なるほど、話はわかった、だがスマン、今ちょっと立て込んでてな。

 どこぞのバカ大臣が無茶な注文して来てな。」

 

 

 

 

「無茶な注文?」

 

 

 

 

 話を聞くと、近々戦争が起きる可能性があるらしく、ロングソードを20本を今週中(あと5日)に納入しなければならない。

 国から各職人に割り当てられた仕事のため、失敗すれば職人資格の()()も考えられる程に重要な仕事だ。

 

 

 厄介な点は注文されたのが普通のロングソードでは無く、()()()()()()()()()()であることだ。

 店にあった在庫で1本だけ完成しているが、残りは魔鋼石を入手出来ていないため全く進まないのだ。

 昨日ガルム達3兄弟が鉱山で採掘しようとしていたのも魔鋼石だったが結局見つからなかった。

 しかも、例え材料があっても時間的な話で20本のロングソードを完成させるには1週間はかかると言う。

 カイジン達のやれることはやり尽くしたが状況は絶望的と言っていいだろう。

 

 

 それなら無理だと断れば良いだろ?……と疑問に思うだろうがここでカイジンの言っていた()()()()こと【ベスター大臣】が出てくる。

 

 

 

 

「おやおや、王国でも名高い鍛治職人のカイジンともあろうお人がこの程度の依頼も出来ないのですかな(笑)」ニヤニヤ

 

 

 

 

 などと煽って来たのだとか、しかもそれを国王の前で言い放つという陰湿ぶりで本当にひどい大臣だ。

 

 

 

 

[ねぇリムル、これは恩を売るチャンスじゃないかしら?魔鋼石なら貴方がたくさん持っているでしょ?]

 

 

 

 

[お、良いなそれ!それなら魔鋼石よりも魔鋼塊の方が良さそうだな。]

 

 

 

 

[そうね、そうしましょう。]

 

 

 

 

 思念伝達で相談を終えたリムル達はさっそく行動に移す。

 

 

 

 

「オヤジ、()()使えるか?」ペッ

 

 

 

 

 そう言ってリムルは自身よりも大きな魔鋼塊を吐き出す。

 突然現れた魔鋼塊を見たカイジン達は盛大に驚く。

 

 

 

 

「なっ!?こ、これは!?魔鋼石じゃねえか!!しかも純度があり得ん程高いぞ!!!」

 

 

 

 

「違うわよ、もっと良く見てみなさいな。」

 

 

 

 

「えっ!?」

 

 

「どおわ!?この巨大な塊全てが既に加工された魔鋼塊だと!!?」

 

 

 

 

 最初は魔鋼石だと勘違いしたカイジンだがヴェルザードに指摘されてからよく観察すると魔鋼塊であることに気づきさらに驚愕するドワーフ達。

 絶望的な状況に突然現れた千載一遇のチャンスに目の色を変えて交渉をするカイジンだが、リムル達が望みは割と簡単であった。

 

 

その一

 村まで来てくれる優秀な技術指導者の紹介

 

 

その二

 今後の衣類や武具の調達時の協力

 

 

 これだけであり、簡単すぎて拍子抜けな顔をして確認を取るカイジンであったが、快く引き受けてくれた。

 

 しかし、まだ問題がある。

 

 

 

 

「だけど…」

 

 

 

 

「今から剣を揃えようとしても……」

 

 

 

 

「ウン………」コク

 

 

 

 

 ドワーフ三兄弟達がリレーのように話を繋げて(1人は喋って無いが)話す……無駄に見事な連携だなと思うリムルだった。

 

 

 

 

「それも大丈夫ですわ、確か完成品が一つあるのでしょう?それを見せていただけませんか?」

 

 

 

 

 そこにヴェルザードが安心させるような優しい声色で話しかける。

 

 

 

 

「えっ?それは構わねぇが、いったい何を?」

 

 

 

 

「それは見てからのお楽しみよ、リムルお願いね。」

 

 

 

 

 ガルムが持って来たカイジン作の魔鋼製ロングソード、それは素人目でも確かな腕を持っていることがわかる一品であり、ヴェルザードもスキル無しでこれほどの物を生み出したことに関心していた。

 

 しかも、聞いて見ればこの剣は使用者のイメージに沿って成長する剣だと言う。

 『大賢者』作の刀は氷魔鋼塊をリムルの記憶にある刀の形にしただけなのでこんな機能は無い。

 何故か『大賢者』が悔しがっているように感じたリムルだった。

 

 リムルはさっそくカイジン作のロングソードを『捕食者』で捕食し、『大賢者』で解析する。

 

 

 

 

≪解析対象:ロングソード……成功しました。≫

 

 

 

 

(魔鋼塊を使ってコピーを作成してくれ。)

 

 

 

 

≪コピー作成:……成功しました。≫

 

 

 

 

 少しすると、リムルのスライムの身体から次々とカイジン作の魔鋼製ロングソードが飛び出してきたその数は20本。しかもその全てが寸分違わず同一な完成度であり、ドワーフ達は驚愕するのも当然だった。

 

 

 

 

「魔鋼塊のロングソード20本、これで完成ね。流石ねリムル。」フフン

 

 

 

 

 そうヴェルザードが得意げに話ながらリムルを抱きしめる様を呆然と見ていることしか出来なかったドワーフ達がいたのだった。

 

ーーーー

ーーー

ーー

 

 ヴェルザード side

 

 

「お祝い?」

 

 

 

 

 無事に納品を終えて戻ってきたカイジン達が私達にそう言った、当初のリムルは遠慮していたのだけどカイジンに続くように3人のドワーフ達の言葉を聞いて態度を変えたのよ。その言葉というのはね。

 

 

 

 

「エルフの綺麗なお姉ちゃんがいっぱいいるから。」

 

 

 

 

「そうそう【夜の蝶】って店でな、若い子から熟女まで、紳士御用達の店なんだよ。」

 

 

 

 

「ウンウン」コクコク

 

 

 

 

「おいおい、リムルの旦那とユキの姐さんが来ないと始まらないぜ。」

 

 

 

 

 キレそうになったわね。

何で婚約者がいる男をキャバクラに連れて行こうとするのか理解出来ないわよ!しかもその婚約者の目の前で!!

(この世界は一夫多妻や一妻多夫なんかが当たり前の世界のためキャバクラなどに男が行く場合は監視などの理由でお相手の女性が同行するのは割とよくある話だったりする。しかし、人の街に行ったことがほぼ無いヴェルザードはそのことを知らなかった。)

 

リムルもエルフに反応して乗り気だし………しばらく監禁して私しか見れないようにしようかしら。

いやダメね、それでもしリムルに嫌われたら……もう生きていけないわ。

 

 そんなことを考えているとリムルのスキルである『大賢者』から思念が飛んで来た。

 

 

 

 

 

 

[≪緊急事態発生:つい先ほどご主人様(マスター)への『思考誘導』の形跡を感知、エルフ族への異常な関心はこれによるものと推測します。≫]

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

 リムルに『思考誘導』?エルフに対して?何で?いったい誰が?何が目的なの?まさか私とリムルの仲を引き裂こうとする誰かの策略?でもどうやって?リムルには言っていないけど私は毎日リムルに異常がないか何十回も解析してるのよ?今日だって牢屋の中にいた時やこの店に入った時だって解析したのに何も問題無かったのよ?なのにどうして???

 

 

 そこまで考えてから私は相手が誰なのかを理解した。

 いるじゃない、5年以上もの間『大賢者』や私から、その正体を秘匿し続けている存在がね。

 

 

 

 

[例の憑依体の仕業ってことよね大賢者?]

 

 

 

 

[≪。その可能性が極めて高いと考察します。≫]

 

 

 

 

 『大賢者』の答えを聞いて自分でも解析してみると確かに『思考誘導』の形跡を見つけることが出来た。

 この5年間、一度も干渉して来なかったのにいったい何が目的なのか全くわからないわ。

 

 

 とにかく、急いで解除しないと!

 そう思って私はリムルとの『魂の回廊』を通して解除を試みる、相手が格上である以上外部からではおそらく勝負にならない。

 でも、内側からならリムルとの連携で対抗できるかもしれない!

 

 

 そう、思っていた。

 

 

 

 

[≪ご主人様(マスター)と個体名:ヴェルザードとの『魂の回廊』が封鎖されました。≫]

 

 

 

 

(ウソ…でしょ?)

 

 

 

 

 『魂の回廊』を封鎖されるなんて……そんな……

 私は驚愕し絶望感に包まれた。

 時空間すらも無視して繋がる『魂の回廊』は世界で最も強固な繋がりの一つに数えられるものであり、これを干渉出来る存在など、数万年を超える自身の記憶にもほんの一握りしかいない。

 

 

 そんな存在が……なんでリムルに憑依するのよ……なんで『思考誘導』なんてするのよ………

 

 

 

 

 こうなってしまうと私に出来るのはリムルの無事を祈ることだけ……

何が最強の竜種よ………1番大切な人も守れないのに何が最強よ……

憑依体()の正体も目的もわからないけど……絶対に貴方の好きにはさせない!

 

 

 

 

[……わかったわ、報告してくれてありがとう『大賢者』、引き続き最大限の警戒をお願い、何かわかったらどんなに些細なことでも私に報告して頂戴。]

 

 

 

 

[≪。引き続き警戒します。≫]

 

 

 

 

「ユキ?どうした難しい顔して?」

 

 

 

 

 大賢者と話し込んでいた私にリムルが心配そうに声をかけてくれた。

 嬉しくなって思わず抱きしめてしまったけど問題ないことを伝えた。

 

 その後、私達はドワーフ達の案内で【夜の蝶】と言う店に到着した。

 リムルはいつも通りスライム形態で鼻息(鼻ないけど)を荒くして、ゴブタも興奮しているようだ。

 私は表面上は平静を装いつつ周辺を警戒しながら入店する。

 

 お願いだから何も起こらないで、私のリムルを取らないで!

 

 

 

 

 リムル side

 

 

 ヴェルザードはあんまり乗り気じゃない見たいだな、見た目は普通だけどなんかスゲー警戒してるし、本当にどうしたんだ?キャバクラくらいで?

 

 まあそれは置いといて、いよいよ本物のエルフとのご対面!凄く楽しみ!いつもみたいにヴェルザードに抱かれてでは無く自分の足(足ないけど)で入店した。

 店に入るとそこはまさしく楽園だった!

 夢にまで見た本物のエルフ!!

 

 高校生くらいの色白の金髪美少女エルフ!

 同じく高校生くらいの銀髪ダークエルフ!

 中学生くらいの茶髪美少女エルフ!

 大学生くらいの金髪美女エルフ!

 大人の色香を持った女将の様な金髪エルフ!

 萌え袖の銀髪幼女エルフ!

 お姫様風の金髪幼女エルフ!

 最早下着の様な大胆な服を着た黒髪ダークエルフ!

 

 大人の美女から幼女までとより取り見取りだ!

 整った顔立ちに、見事なスタイル!ヴェルザードと出会ってなければ見惚れてしまっていただろう。

 しかし、違う部分もある!それは!!服だ!

ヴェルザードの服もかなり大胆だが、この子達はさらに上を行く。

 露出もそうだが、何よりも生地の薄さがスゴい!身体のラインが丸わかりな上に透けている部分もあり、中には乳首やワレメが見えている娘もいるほどなのだ!

 これぞまさしくエロフ!もといエルフ!!

 

 

 

 

「可愛い!」ダキツキ

 

 

 

 

「ちょっと、私が先に目をつけていたのに!」ウバイトリ

 

 

 

 

「ぽよよんしてるー!気持ちいい!」

 

 

 

 

 おおー!エルフのお姉さんたちが俺を取り合ってる。

こんなにたくさんのおっぱいに埋もれるのは初めてだな〜。

あぁ〜此処が楽園か〜欲を言えばヴェルザードにも参加してほしいけど、何故か店の中を見回しながら警戒をさらに強めてるんだよな、本当にどうしたんだ?聞いてもはぐらかすし。

 

 

 ゴブタ?ああ、あいつは大人っぽいのお姉さんの谷間で顔を挟まれた時に溜まりに溜まっていた精液が暴発し、さらに大量の鼻血を吹き出しながら死んだよ。(生きてます)

 

 

 

 

「さあ、飲みましょう飲みましょう。」

 

 

 

 

 ママさんの一声で全員(ゴブタ以外)が席について思い思いに楽しむ。

 カイジンはゴブタをノックダウンさせたお姉さんエルフと

 ガルムは銀髪のダークエルフと

 ドルドは茶髪の美少女エルフと

 ミルドは銀髪の幼女エルフとそれぞれ談笑していた。

 ヴェルザードはお姫様風の幼女エルフに捕まっている。

 

 

 俺は最初に抱きついてきたとても豊かなお胸を持ったエルフの膝に鎮座している、上からのし掛かるモノはヴェルザードよりも大きくて柔らかい感触を伝えてくれる。

 

 

 

 

「ねぇねぇスライムさん、これやってみない?」

 

 

 

 

「私、これ得意なんだよ?

けっこうすごいって好評なんだから。」

 

 

 

 

 俺がエルフのお姉さんのおっぱいを楽しんでいるとダークエルフのお姉さんが水晶玉を取り出してそう言った。

 どうやら占いをしてくれるみたいだ。

 

 

 

 

「何を占ってくれるんだ?」

 

 

 

 

「スライムさんの()()()()とかいいんじゃない?」

 

 

 

 

「えぇ!?」ギョッ

 

 

 

 

「いいねぇ、それー。」

 

 

 

 

 なんかもう断れる雰囲気じゃなくなっちゃったなーーとは言え、俺の運命の人はヴェルザードだろうし、エルフのねーちゃんと遊びながら次の占いの内容でも考えているか。

 

 

 そんなことを考えていたけど水晶玉に映った人物はヴェルザードじゃなかった。

 映っていたのは、黒い長髪に左の頬に火傷跡のある女性と5人の子供達。

 日本人の様な顔立ちをしている者たちもいるが、なによりも気になるのは火傷跡のある女性の顔立ちが()()()()()()()()()()()()()()と瓜二つであることだ。

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

 

 ヴェルザードの悲鳴のような呟きが聞こえた。

 

 

 気持ちは分かる、俺の…俺たちの出会いはまさしく()()と言えるものだった、そもそもとして転生した場所からしてヴェルザードと出会わなければ俺はあの凍てついた洞窟で一生暮らすはずだったんだし。

 

 

 とりあえずは、ヴェルザードを安心させてやろう。

 

 

 

 

[落ち着けヴェルザード…占いの内容は運命の人であって、将来の伴侶はお前だよヴェルザード。]

 

 

 

 

[リムル……ありがとう。]

 

 

 

 

 どうやら、落ち着いてくれた様だ。

 

 

 

 

「スライムさん運命の人が気になるんだ?」

 

 

 

 

「え?あ、いや

気になるっていうか…」

 

 

 

 

 いろいろと気になる相手だし、もしかすると俺に憑依している()()()と関係があるかもしれないしな。

 

 

 そんなこと話しているとカウンター席の方から煽るような聞いていて不快になる声が聞こえてきた。

 

 

 

 

「いいんですか〜?こんなところでのんびりしてて………カイジンどの?」

 

 

 

 

「大臣のベスターだ。」

 

 

 

 

 どうやらこの神経質でねちっこそうなやつが噂のクソ大臣ことベスター大臣のようだ。

 聞いていた通り厄介で面倒臭いやつだ、口振りからして無理だとわかってて発注したようだった。

 

 しかも、今度は俺たちに矛先を向けて来やがった、「下等な魔物にこの上品な店には相応しくない」や「別の店の遊女を連れ込むなど非常識ですな。」などとほざきやがった!

 こいつ!ヴェルザードが遊女だと!!全身凍結させてから粉々に砕いてやろうか!!!

 ヴェルザードもかなり怒っているらしく額に青筋が浮かべてにらんでいるな。

 

 

 俺たちに睨まれたからか若干後退りながらもテーブルにあったコップを持って中の酒を俺にぶっかけてきた。

 

 

 

 

「ふん、魔物風情にはこれがお似合いよ。」

 

 

 

 

「っ!?」キッ

 

 

 

 

 ヴェルザードが怒って睨みつけベスターに『竜霊覇気』で威圧しようとしたけど…

 

 

ドカッ

 

 

 それよりも先にカイジンの右ストレートがベスターの顔面に突き刺さった。

 

 

「ナイスパンチ」グッ

 

 

 ヴェルザードが小さい声でカイジンを褒めていた。

 確かに個人的にはナイスだと思うけどヤバいだろこれ。

 

 

 

 

「ベスター!俺の客に舐めたマネしてくれてやがって覚悟は出来ているんだろうな!」

 

 

 

 

「キ、キサマ!私に対してそのような口を……」

 

 

 

 

 ベスターがあれこれ言おうとしていたがカイジンは「黙れ!」と一蹴して追撃の拳を顔に叩き込んだ。

 オイオイ相手は腐っても大臣だぞ!面倒ごとになりそうだなー。

 

 

 

 

「いいのかカイジンこんなことしたら、この国に居られなくなるんじゃないか?」

 

 

 

 

「リムルの旦那、ユキの姐さん。

腕の良い職人を探しているんだよな?」

 

 

「俺じゃあ駄目かい?」

 

 

 

 

「いいの!?ダメどころか大歓迎だよ!なあユキ?」

 

 

 

 

「ええ、私もあなたなら不満なんては無いわ。これからよろしく。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして、俺たちは探していた職人を得ることが出来た。

 これで【ドワルゴン】での目的は達成された、後は無事に帰るだけ。

 

 しかし、世の中そう甘くはない…一国の大臣を殴った以上お咎めなしというのは無理がある。

 俺たちは警備隊に捕らえられて牢屋に連行された、数日後に王宮で裁判にかけられるらしい。

 

 

 

 

 果たしてリムル達の運命は!?

 

 

 

 

 それにしてもなんでヴェルザードだけは手錠が後ろなんだよ!

 そのせいでおっぱいが強調されてるじゃないか!

 オイそこの看守!ジロジロ見るな!俺のだぞ!!




 占い結果は原作通りで行きます。


 本当は夜の蝶でエロイベントをしたかったのですが、占いに話を繋げられなかったので服だけでもエロ衣装にしました。




次回

第5話 贈り物
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