※この作品はR-18です。

スライムを愛する白氷竜   作:アキ 3150

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お待たせしました。
第2話を投稿します。
1話も少し手直しや追加した文章があるので読んで貰えると嬉しいです。
それでは本編どうぞ。


第2話 名付けと今後の方針

 死んだら何故か異世界でスライムに転生していた。

 どうも皆さんスライムです。

 

 俺は今、とても、とっても、困っています。理由は皆さんもわかっていると思います。ヴェルザードに自身の格好について問われています。

 どうしよう。どうすればいいんだ。そうだ!大賢者!助けて!

 

。回答不能。≫

 大賢者さん!!?お願いだから助けてよ!!!

 

。回答不能。≫

 大賢者ーー!

 

「ねぇ、なんで無視するの?正直に言ってくれれば怒らないわよ。

君は優しいからきっと理由があると思うんだけど。」

 怒ってない?なんで?寝てる間に身包み剥がされたんだぞ。

 

「えっとですね。貴女の凍結を解除するために火炎魔法を使いまして。

その結果、貴女の衣服は燃え尽きてしまった次第です。

ごめんなさい!」

 俺はヴェルザードの胸元から飛び降りてから向き直り身体を土下座している様な感じに変形させながら謝罪をした。許して貰えるかな。

 するとヴェルザードは俺のすぐ前まで来てしゃがみ込んで優しく俺を持ち上げた。(しゃがんだ瞬間にマンコの中身が見えた!)

 

「なんだ、そうだったの。」

 そう言って俺をまた抱き抱える。

 

「えっ?それだけ?」

 

「だって君が私を助けようとした結果の不可抗力なんでしょ?」

 

「そうだけど。」

 

「だったらその事で怒ることは出来ないわ。私は君に感謝してるわ。それに、君になら見られてもいいかなって思ってるわ。///」

 マジかよ。いくら助けたからといっても警戒心薄くない?

 でも、嬉しいな。絶対に幸せにしよう。

 

「でも、ジロジロは見ないでね。恥ずかしいから///」

 ヤバイ。めちゃくちゃ可愛い。結婚しよ。

 

「わかったから下ろしてくれ。この体勢だとその、胸の感触が直接感じていろいろまずいので。」

 

「いやよ。」

 

「えっ?」

 

「だってスライムさんをこうやって抱えてると凄く気持ちいいわ。」

 

「程よい弾力とひんやりとした肌触りがいい感じで落ち着くからこのまま抱かせて。」

 そんなお願いをされてしまった。

 嫌なわけでは無い。むしろもっとこうしていたい!だが、このままだと俺の理性が!!程よい大きさと心地いい弾力にその中にある2つの突起物の刺激が俺の理性をガリガリと削っていく!!!

 ここは名残惜しいが下ろして貰わなければ!

 

「わっわかったよ。好きにしてくれ。」

 はい、ダメでした。だって童貞だった俺がこんな役得な状況を手放せる訳ないだろ!俺の理性が壊れるまでこの感触を堪能してやる!!

 

「ありがとう。スライムさん。」

 

「そうだ。ねえスライムさん。君に名前をあげるわ。

だから、君も私に名前をつけて。」

 突然ヴェルザードがそんなことを言い出した。

 

「えっ?なんでだ?突然何を?」

 

「同格ということを、魂に刻むのよ。人間で言うファミリーネームみたいなものよ。

 私が君に付けるのは、"加護"になるわ。君はまだ"名無し"だけど、これでネームドモンスターになれるわ。」

 むむ。

 つまり、俺がファミリーネーム(=ヴェルザードとの共通の名前)を考えろってか。

 センスないんだけどな・・・

 

「白氷だから、"グレイス"とかでどうかな?」

 安直すぎかな。

 

「あら、いいじゃない。気に入ったわ。」

 

「今から私の名前は"ヴェルザード・グレイス"よ。

そして、君には"リムル"の名を授けるわ。

君の名前は"リムル・グレイス"よ。」

 その名前は、俺の魂に刻まれた。

 見た目にも、能力にも変化はない。

 だが、魂の奥深くで、何かが変化した。

 それは、またヴェルザードにも言える事なのだ。

 

「それじゃあ、そろそろ移動しようぜ。ヴェルザード。」

 

「そうね。まずは洞窟から出ないと、それから服をなんとかしないと人前に出れないわね。」

 ヴェルザードは俺を抱えたまま歩き出した。

 歩く度に大きく揺れるおっぱいの感触が凄いです。

 

(大賢者。もう出口を食い破れるか?)

 

。可能です。≫

 

「ヴェルザード。あそこの道の先にある氷塊のところまで行ってくれるか。そうしたら、俺が道を作るから。」

 

「わかったわ。それじゃあお願いね。」

 そして俺たちは出口を塞いでいる氷塊の前についた。

 すぐさま捕食者で氷塊を食べていく相当な厚さがあるようでまだまだ向こう側が見えない。氷塊を食べながら進んでいき10分近く食べ続けてようやく食い破った。10メートル以上は確実にあったと思う。

 氷塊を抜けた先には深い森に繋がっていた。

 

「えっ?」

 と驚くヴェルザード。

 

「おっ。外に出られたぞ。いい天気だな。」

 

「えっ?どういうことなの?」

 ヴェルザードは何に驚いているんだ?

 

「どうしたんだヴェルザード。そんなに驚いて。」

 

「何で森がこんなに近くにあるの?」

 ヴェルザードはとても不思議そうにしている。

 

「どういうことだ?」

 

「私が居たところの周辺は凍りついてたでしょ。

それは多分私の魔素が漏れ出てたからだと思うの。」

 

「なのにこんなに近くで森があるなんて。」

 

(どういう事だ?しっかりと周辺は凍りついていたじゃないか。

大賢者、ヴェルザードは何が言いたいんだ?)

 

。ヴェルザードは凍結している範囲が狭すぎることに疑問を持っているようです。≫

 

(えっ!洞窟の中は全部凍結してたのに!?)

 

。ヴェルザードの魔素量なら最低でも数百km四方は凍結します。≫

 

(マジで!?多すぎだろ。)

 

(じゃあ何でこんなに凍結した範囲が狭いんだ?)

 

。ヴェルザードが居た祭壇が原因かと。

恐らくはヴェルザードから漏れ出た魔素を吸収し、再びヴェルザードに戻すことで魔素を循環させることで周辺への影響を抑え込むためと推測します。

 ≫

 

(そうか、あの祭壇にはそんな意味が。ヴェルザードの想い人が作ったのか?)

 

「ヴェルザードが居た祭壇が原因みたいだぞ。」

 

「そうなの?というか何でわかるの?」

 

「俺のスキルだよ。

ユニークスキル『大賢者』が調べてくれたんだ。」

 

「氷塊を食い破ったスキルだけじゃなく他にもユニークスキルを持ってたのね。凄いわ。でも、調べてくれたというのはどういう事?」

 

「どういう事ってそのままの意味で大賢者が調べてくれんだよ。」

 

「え?…………えっと。……リムル?…もしかしてその大賢者って言うスキルは自立行動してるの?」

 ヴェルザードは俺を真剣な目で見ながらそう聞いてくる。

 

「そうだけど、それがどうしたんだ。」

 

「……自立行動するスキルなんて聞いたことないわ。」

 ヴェルザードは何かを考え込んでいる。

 

「リムル、大賢者は解析できるのよね。」

 

「そうだけど。」

 

「それじゃあ一度私を解析してみてくれないかな?

起きてから何か違和感があるのよ。」

 

「そうなのか?わかった。大賢者、ヴェルザードを観てくれ。」

 

。白氷竜ヴェルザードの解析を始めます。≫

 

≪解析完了。ヴェルザードの保有スキルが凍結しています。≫

 

「えっ?どう言う事だ?」

 

。ヴェルザードが自身を凍結したときに同時にスキルも凍結されました。身体の凍結はマスターが解除しましたがスキルの凍結は解除出来てません。

一部のスキルは解除可能です。解除しますか?YES/NO≫

 

「もちろんYESで!」

 

「リムル?何かわかったの?」

 

「うんいろいろわかったよ。俺はヴェルザードの凍結を解除したけどそれは身体の方だけでスキル関連の凍結は解除できて無かったらしくて取り敢えず一部は解除出来るらしいからさっき解除してくれたよ。」

 

「なるほど。起きる予定は無かったからスキルも凍結してたのね。

まぁ、仕方ないわね。」

 

「それじゃあ、取り敢えず移動しようか。まずは服に出来そうな物を探さないとな。」

 

「そうね。でも、服なんて森の中にあるのかしら。」

 そう言いながらヴェルザードは森の中を歩いて行く。

 

「そうだよなー。」

 

(大賢者。どうにか出来ないか?)

 

。ヴェルザードの着用していた衣服に擬態する事を推奨。≫

 

(擬態?どう言う事だ?)

 

。マスターがヴェルザードの服になるという事です。≫

 

「えっ!?それはダメだろ!!」

 

「どうしたの?何かあるの?」

 

「いや、別になんでもないよ。」アセアセ

 

「リムル。方法があるなら教えてちょうだい。近くに何かの気配がするのよ。このままだと見られちゃうわ。」

 

「嘘だろ!でもこの方法は流石に。」

 ガサガサと遠くの茂みが揺れているのが見える何かが近づいて来ている証拠だ。

 

「リムル!お願いよ!早く!!」

 

「わっわかったよ。でも、怒らないでくれ。」

 俺はヴェルザードの体に纏わりつき服に擬態した。

 直後、草むらから魔物が現れた。

 知性も有していない最下級の魔物だった。(ドラクエにおけるスライムと同等レベルの初期の雑魚モンスター)

 

「あら?ただの雑魚だったわね。」

 とヴェルザードはその魔物をデコピンで消し飛ばした。

 文字通りの消し炭なんだけど、やっぱり強い。

 

「この服はリムルが擬態してるの?」

 

「うん、そうだよ。」

 

「あら凄いわね。それじゃあ、衣服問題は解決ね。」

 

「えっ!常時俺に全身を触られてる状態なんだぞ!?

ヴェルザードはそれでいいの!?」

 

「そうね、確かにずっとこのままなのはちょっと問題よね。

リムルが自由に行動できないものね。」

 

「いや、そうじゃなくて!」

 

「大丈夫よ。恥ずかしい気持ちもあるけどリムルならね///」

 

「ヴェルザード……」

 

(俺が大丈夫じゃないんだよーー!!)

 

「そろそろ移動しましょう。リムル。」

 

「確か西に行けば人間の国がたくさんあったはずだから、そこで普通の服を手に入れればリムルも自由に行動できるわ。」

 

「そうだな。どこかで服を買うお金も調達しないとな。」

 

「その辺は移動しながら考えましょう。」

 こうしてリムルとヴェルザードは人間の国を目指してジュラの大森林を西進していく。

 二人の旅はここから始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リムル。お願いだからあんまり動かないでね。」

 

 

「か、感じちゃうから///」




次は3話ではなく、補足を投稿します。
2話時点での原作との違いやいろいろ説明したいけど話しの中で説明するのが難しいことなどを書きますので読んでいただけるとより物語がわかりやすくなると思います。
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