動けば腹も減るし、夜になりゃ眠たくなるもんだろ?
え?そんなの当然?
そうか。
(何言ってんだ俺?)
//////
『風紀委員、古手川唯さん。放課後職員室にいらしてください』
昼食中、学内放送でそんな内容が流れた。
唯は丁度授業が終わり、教科書やノートを片付けている所だった。
「あらー?なんかやっちゃったのー?唯唯ー?」
椅子に逆向きで座っている籾岡が、二ヒヒ、と笑う。
唯はちらりと彼女を一瞥すると、フンッと鼻息を荒くする。
「そんなわけないでしょ。きっと風紀委員の仕事だわ」
「だよねー。お堅い唯が問題なんて起こさないだろうしー」
風紀委員として生徒からの信頼の厚い唯である。
籾岡のいじりを流しながら、唯は何故自分が呼ばれているのか首を傾げる。
委員会は今日ではないし、特に予定も無かったはずだ。
本当に自分が何かしたのではないか、と不安になっている唯であった。
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「失礼します。古手川です」
ガラガラ扉が音を立てて唯が職員室に入ってくる。
若干緊張した面持ちで、古手川がぴしりと背筋を伸ばして歩みを進める。
「オヒョ!急にお呼びして申し訳ありませんでしたね。古手川くん」
唯の登場に気づいて反応したのは、この高校の校長である……校長である(名前はまだない)。
頭皮は汚らしく禿げ上がり、趣味の悪いサングラスをかけた50歳くらいの太ったおっさんである。
知っての通りその好色さゆえ、生徒の間で評判がすこぶる悪く、特に女生徒からは毛嫌いされている。
その証拠に校内の掲示板には、風紀委員公認のポスターに要注意人物として掲示されている。
意味も分からず世間話を始めた校長を唯が遮る。
「あの、ご用件は?」
「おっ、そうでしたな。今日は古手川くんに会って頂きたい方がおられるのです」
「は、はあ」
唯はまだ事態が飲み込めないのか、生返事で答える。
校長に促されパーテーションの裏に回ると、そこにはスーツを着た中年の男が椅子から立ち上がろうとしている所だった。
「本日は急にお呼びだてして申し訳ありません。初めまして。私、結城フトと申します」
「い、いえ……初めまして。彩南高校2年の古手川唯です」
結城フトと名乗るこの男は、外見は40代中盤ほどで、上等なスーツを着込んでいた。しかし、その割にはジャケットのボタンは今にもはじけ飛びそうな体型をしており、額には汗をかき、何やら変な体臭が唯の鼻を突いていた。
唯はこの男の出で立ちに一瞬たじろぎながらも、失礼がないようにと毅然として振る舞う。
「あの、私に何のご用でしょうか」
「オヒョっ!それは私からご説明します。この方は政府任命の、中等教育機関における風紀活動を監督する役職に就いておられる方なのです。今回特例で我が彩南高校に視察に来られたのです。(ここだけの話、結城殿は政府の定める風紀規定に絶大な権限を持っておられる方ですヨ!)これは大変名誉なことですぞ!」
校長が結城フトの紹介をしつつ、鼻息を荒くして唯に耳打ちをする。
唯は政府任命という言葉に目を見開く。今言われた役職は聞いたことがなかったが、政府機関の、しかも大きな権力を持っているような人間と関わった経験がなかったからだ。
突然現れた地位の高い人物を前に、無意識に背筋を伸ばしてしまう唯。
「あの、そのような方が私に何のご用でしょうか」
「私は職業柄、各教育機関を視察しているのです。その時に調査を含めた視察が円滑に運ぶように風紀委員の方に一人協力いただいているのです」
「今回こちらの学校に打診した際に一段と優秀な風紀委員がいると聞いて、貴女を指名させていただいたのです」
優秀。その言葉を聞いて唯は背中がこそばゆくなり、口がやけるのを我慢する。
普段風紀を乱す生徒を取り締まることで、一部の生徒からは毛嫌いされている風紀委員だ。その中でも硬派な唯はそういった目を向けられることが多かった。日頃、自分の頑張りが認められない事に若干の不満を抱いていた分、偉い人に評価される喜びは一入だった。
「勿論断ることは可能です。その場合は他の生徒にお願いする事になりますから、遠慮は不要ですよ?」
「いえ!是非協力させてください!」
「おお!それはありがたい!よろしくお願いしますね。古手川さん」
唯は一瞬の間を置かず答える。
他の生徒に、その言葉を聞いてこんな自分の仕事を評価される機会をみすみす他の生徒に渡す気などなかった。
結城フトは、目を見開きニヤリと口を歪ませながら喜びの声を上げる。
「今後しばらく古手川さんの風紀活動に同行させて頂きます。風紀規則の裁定や実施状況などの調査が目的です。私のような小汚い中年が一緒では嫌かと思いますが、どうかよろしくお願いします」
「い、いいえ!こちらこそよろしくお願いします!結城さん!」
「私のことは結城先生と読んでください。教員免許も持っていますので」
確かに今後校内での風紀活動に男性がつきっきりになる事になるのは抵抗がある唯だった。
しかし既に了承してしまっている手前、文句も言いづらい状況であった。
前向きに考えれば、自分の活動を目の前で見て評価してもらえる機会だ。そう言い聞かせて無理やり笑顔を作って頭を下げる。
「……ヨロシクな。……古手川」
男から小さく発せられた言葉は霧散し、唯に届くことはなかった。
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職員室から立ち去る古手川を見送りながら、俺は椅子に座りなおす。
何を隠そうこの結城フト、結城リトことこの俺だ。
『ぐるくるチェンジくん』を覚えているだろうか。ララ開発の写真の人間に変化できるアイテムだ。しかも遺伝子的には俺のままで体組織までも変化させられる。
流石に100%同じ人間が二人だとかなり問題になるのは目に見えている。新しく搭載してもらった編集機能を使って世界にただ一人の結城リトの中年バージョンを作り上げた。
見た目はかなりキモいおっさんだ。腕毛もすごいし、ちょっと校長よりの雰囲気を醸している。キモいおっさんになるのは正直嫌だが、そちらの方がなんだか燃える気がする。
この政府任命のなんちゃらも全て嘘だ。ララの発明品である『ポワポワ催眠くん』による催眠で、校長その他幹部メンバーを騙している。
「ヨッコラセ」
腹回りの肉が重いせいで単純な動作でもなんだか息苦しさを感じる。
汗も出るし。
「明日が楽しみだなぁ」
///////
「それではよろしくお願いしますね。古手川さん」
「は、はい。結城先生」
風紀委員は主に昼休みと放課後に学校の見回りをしているらしい。
今は昼休みだ。
古手川が若干、しどろもどろなのは俺の格好のせいだろう。
白い半袖の体操服と体育教師がよく来てそうなジャージを履いている。しかも中年のデブが。
うわー、と周囲の生徒がコソコソを話しているのが耳に届いた。
「ちょっと、籾岡さん!スカートが短いんじゃないの!?」
「えー、そんなことないってゆいー」
早速、風紀委員の活動をする古手川。
その声は低過ぎず高過ぎない落ち着いたものだ。
正義感を感じさせる瞳で周囲を見渡している
俺はストーカーのように後ろについて回るだけだ。
「それでそのおっさん誰?」
「ちょっと!失礼でしょ!この人は……」
「いいんですよ、古手川さん」
籾岡が胡散臭そうな骨董品を見るような声で俺を見ながらそんな声を上げる。
俺はニヤニヤ笑いながら古手川の肩に手を置く。
古手川はビクッと体を震わせるが、表情は変えず前を向くだけだ。
普段の彼女ならば「破廉恥な!」と口から出てくるのだが、年長の俺にそんなことを言うことはない。
彼女の肩をサワサワと摩る。
手に女の子特有の柔らかさが制服越しに伝わる。
頭一個分小さい彼女を見下ろしながら、肩に手を置くだけで興奮が湧き出てくる。
俺は更に彼女の肩に感じるブラの肩紐を指でずらし、戻すを繰り返す。
斜め上から古手川の胸を見る。
豊かに実った膨らみ。小ぶりのメロンほどの大きさもある乳房がすぐそこにあった。
学校指定の黄色いベストに覆われているが、その大きさと形は想像に容易い。
ジャージの股間部を膨らませながらも、揉みしだきたくなる欲求を抑え込む。
「私は風紀活動の促進のために配属された結城と言います。古手川さんにはそのお手伝いをお願いしてるのです」
「……そ、そう言うことよ。わかった?籾岡さん」
古手川は自分のブラがいじられていることに気がつかないわけがない。
肩を中年の男に触られていることもそうだ。
生徒の手前、俺に面と向かって言うことはないだろう。
古手川はそう言う生徒だった。
「…………ふーん」
籾岡は怪訝な目で俺を見る。クラスメイトの肩を不遠慮に触る中年に不信感を持たないわけがない。特に揉岡みたいな奴はそうだろう。
古手川は一瞬不安そうな表情をしつつも、唇を噛んで我慢しているようだ。
「じゃ、じゃあ行くから、明日から気をつけて……」
「……ほーい」
////
放課後、俺は古手川と二人きりで使われていない予備室にいた。
机が無造作におかれ、人の出入りがないことがわかる。鍵を探すのにも苦労した。
俺は目の前に立っている古手川の体を舐めるように見つめる。
年齢の割には豊かな肉体だ。
クラスの男子のオカズにされているに違いない。
「いやはや、古手川さん。あなたは素晴らしい方だ。こんなに優秀な生徒は見たことがないです」
「そ、そんなことありません。当然のことをしているだけですから」
古手川は真面目な顔をしつつも照れ顔で否定する。
やはりおだてられるのに弱いようだ。
ここで俺が仲間だと思わせることで俺への反発もしづらくなるだろう。
「私は学校での風紀が乱れることが許せないのです。風紀が乱れれば神聖な学び舎が汚され、多くの生徒に伝播してしまう。風紀を守ることはとても重要なのことなのです」
「っ! わたしもそう思います。破廉恥なことばかり考えてる人や行動に移す人が多すぎます!」
古手川は興奮したように声を上げる。
その拍子にぷるん、と乳房が弾む。
「古手川さん。そのために今日は生徒の服装についての調査に協力していただけますか?」
「ええ、構いませんが……」
俺はコツコツと足音を立てながら、古手川の周りをグルグル回る。
シャンプーの匂いだろうか。甘ったるい匂いが俺の鼻にかおる。
「今日は学校指定のスカートについてお聞きしたいのです」
緑のチェックのスカートを見やる。
彼女のメリハリの効いた肉体の中でも俺の目を釘付けにするのは、そのお尻だ。
若々しいハリのありそうなお尻。
スカートを押しのけて上をツンと向いているのだ。
その下には細すぎない白くて肉付きのいい太ももが伸び、ふくらはぎを膝丈の紺のソックスが覆っている。
「風紀を守るために制定されている、スカートは膝丈何センチまでですか?」
「ええと、30センチです」
気が付いただろうか。
そう。風紀風紀言っているが、この高校のスカート丈は短すぎる。
他の学校では膝丈はザラだし、短くても膝上15センチとかそこらだ。
つまり古手川を始め、女生徒たちは膝丈30センチが普通だと思わされているのだ。
「30センチ、ですか」
「何か問題でも?」
「ぷっ、……いえ、少し気になっていたのです。なぜ30センチなのかをね」
思わず笑ってしまった。
本当に、何もわからない、と言う表情で古手川が怪訝な顔をするものだから。
「膝上30センチと言うのは、普段生活する中で下着などが見えないようにするために作られたルールです」
下着が見えない。
確かに見えない。が、超ギリギリだ。
これでもかと晒された太ももが学校中で散見されているから、勃起を抑えるのが大変なのだ。
「ほう。ではそのルールの有効性を確かめるために実験してみても?」
「実験、ですか?何をされるんですか?」
実験が必要だ。
じっくり見るためにもな。
俺は素早く懐からスマホを取り出してカメラモードにする。
「単純に普段のアングルからチェックして、古手川さんの下着が見えないかどうかを確認するだけです」
「! 必要でしたら、どうぞ」
古手川はピクッと目を見開き、少し間をおいてそう言った。
俺はニヤリと笑いながら、中腰になって古手川に近づく。
目の前に彼女のお尻がある。
チェックのスカートが俺の息で揺れる。
「ち、近くないですか」
「いえ、これも必要なのです」
古手川が顔を赤らめながら、少し語調を強める。
無視して古手川のまわりを回りながら視姦する。
カシャ
「! なにをしているのですか!?」
「おお、失礼。記録のために必要なのです。服装のサンプルですね。ご心配なさらずとも流出はしませんし、顔も写しません」
「な、なら、いいですけど……」
俺は夢中になってシャッターを切る。
気づけばかなりローアングルな体勢で俺は被写体である彼女を撮影する。
スカートに隠されていた白いパンティが俺の目に飛び込んでくる。
「あの、それは流石に見えちゃうのでは……?」
「いいえ、まだ見えてませんよ?流石に優秀な校則ですな」
嘘だ。もう既に下着はスカートから覗いている。
バレないうちに顔をカメラに写しつつ大量の写真を撮りまくる。
何か変だと疑念を感じている古手川の表情がそそる。
「少し屈んで頂けますか?」
「は、はい……」
古手川が顔を赤くしながら前屈みになる。
俺は後ろから、お尻をこちら側に突き出した彼女を見る。
当然スカートは彼女の大きなお尻に邪魔され、その防御力をゼロにする。
下着が覗き、スカートの裏地が見える
少し屈んだだけでこれだ。
この高校はどうかしている。
カシャ
カシャ
カシャ
「因みに、古手川さんのスカート丈はどれくらいなのですか?」
「28センチです」
「ほう!優秀ですな。模範的です」
「? ありがとうございます。結城先生」
何を当然のことを褒めてくるのか?と首を傾げる。
28センチとか痴女以外の何者でもない。
これで風紀委員など笑わせる。
「この調査、改めてルールの実効性を確かめるために、実際にスカート丈がどれくらいまでが風紀を乱さないのか確かめなくてはならないのです」
「古手川さん、1週間ペースで1センチずつ短くしたスカートを履いてもらって、普段生活してもらえないでしょうか」
「……構いません。お役に立てるのなら」
幾ばくかの沈黙の後、スカートくらいなら、と了承してくれた。
「ついでと言っては何ですが、古手川さん、ブラジャーは着用されてますか?」
「はい!?」
「ブラジャーですよ。胸部に装着する下着です。今回私の任務ではブラジャーが生徒に本当に必要なのかも実験によって調査しなければならないのです。実際小学校ではブラジャーの着用が禁止されているところもありますから、中学高校だけ特別扱いするわけにはいかないのです」
古手川は流石に驚いた様子で、胸を腕で隠した。
俺はできるだけ理路整然と説明する。
「それで、古手川さんはブラジャーを着けていらっしゃいますか?」
「……つけてます、けど」
「参考までに、何カップですか?」
「……Eです」
「ほお!Eカップ!その年の割に育ってますな!」
「そ、育ってって……そ、その発言はセクハラではないのですか?」
「おおっと、申し訳ない。悪気はないのです。生徒の成長が嬉しいのですよ。どうかお許しください」
「……」
古手川は怪訝な顔をしながら、はあ、と言葉を濁して流した。
「では、装着状態と、非装着状態の比較のために一回脱いでもらえますか?」
「ここで、ですか?」
「はい。勿論私は向こうを向いてますから」
俺はにっこりと笑う。
普通に考えてセクハラ以外の何者でもない。
でも何とかやらせてやる。
「………………」
「ダメですか。じゃあ、ほかの生徒に頼もうかな。えーと、ナナさんだったかな。彼女最近風紀委員に入ったようですし、風紀の為なら熱意も十分でしょう」
「! 待ってください。…………わかりました。脱ぎます……」
俺はあたかも古手川が風紀活動に熱意がない生徒だと言わんばかりに彼女を追い詰める。
少しの間をおいて覚悟を決めたように宣言をする古手川。
「じゃあ、お願いしますね」
俺は後ろを向く。
ブラのホックを外す小さな音が聞こえる。
俺は口笛を吹きながらその光景をチラチラ覗き見る。
「!」
古手川がふっとこちらを警戒して見てきた。
俺は慌てて見ていないふりをする。
「脱げました」
そう声がかかり俺は振り返る。
白を基調としたブラジャーが片手にあるが、一見何も変わっていないように見える彼女。
古手川の顔には明らかに羞恥の色が浮かんでいる。
俺はカメラを片手にさらに近づく。
さっきとは違う点が明らかになる。
黄色いベスト越しに視認できる胸部の盛り上がり。
先ほどよりも乳房が重力に引っ張られ本来の形そのものが服の上に浮き出ている。
極め付けは、その乳房の膨らみの先端にある突起だ。
先ほどまでブラジャーによって押し潰され、隠されていた乳首が服の上から浮き出ているのだ。
俺は古手川の浮いた乳首にゴクリと喉を鳴らす。
「み、見た目にはあまり変化がありませんね。これも記録に残させていただきます」
俺は正面から、横から、下から、上から、可能な限り全ての角度から、彼女の乳房を撮影する。
何やら、心なしか、乳首の影が大きくなっている気がする。
俺は更に距離を詰め、乳首との距離10センチまで近づく。
「!!!……」
やはりさっきより影が増えている。
古手川のやつ、撮影されて乳首が立ったのか。それともノーブラで生地が擦れて刺激されたのか。
「……ほう」
「な、なんですか?」
顔が赤い。
若干汗をかいている。
「いいえ、ほらっ、姿勢が丸まっています。もっと姿勢をよく。胸を張ってください」
「……はい……んっ」
古手川は羞恥を滲ませながら手を握りしめ、すっと姿勢を正す。
同時に胸が張り出され、生地が擦れる音が聞こえる。
そして更にわかりやすくなった乳首。
俺はシャッターを切りまくる。
「ふひひ。はい、結構です。ありがとうございました。古手川さん」
「いいえ……お役に立てたのなら嬉しいです」
中年のおっさんにノーブラ状態の制服姿を撮影され、規定値とは言え、ミニスカ姿で下着を撮られまくったのだ。
お礼を言うのは当然だが、逆にお礼を言われるのはなんだか不思議な気分だ。
「そうだ。古手川さん、今後ノーブラで過ごして、どんな弊害があるかを逐一レポートして頂けますか?」
「えっ! ブラジャーなしで授業を受けるということですか?」
「はい。これも風紀規則の新策定のためです。短い間だけですから。乳房がもし垂れてしまう場合は特別な道具を使って靭帯を修復できますのでご心配なく。手術も必要ありませんから」
古手川は大分悩んだ末、了承した。
これから古手川は他の生徒に隠れてノーブラ生活だ。
しかもスカート丈は膝上30センチからどんどん短くなっていく。
痴女風紀委員の誕生だ。
「これからよろしくお願いしますね。古手川さん」
///////////////
「おはよう。古手川」
「おはよう。結城くん」
朝の学校。
俺は教室に入り、自分の椅子に座っていた古手川に声をかけた。
彼女は此れと言って変化があるわけではない。
いや、少し表情が硬い気もするが。
「あれ、今日はあの結城先生?はいないのか?」
「え、ええ。今日はお休みみたい」
結城フトの名前を出した途端、古手川の様子が変わった。
目線が左右に揺れて、見るからに動揺しているように見えた。
「なんかあんなおじさんと一緒だと疲れるんじゃないか?すごいよなぁ、古手川は」
俺は古手川に話しかけながら、彼女の肩にポンと手を置く
「ひゃっ……!」
「どうかしたか?」
「なんでもない、わ……」
俺はニヤリと笑みがこぼれる。
手の平から感じるのは、ブラの肩紐の無いブラウスとベストだけの感触。
古手川は言いつけ通り、ノーブラで登校して、今ここにいる。
「ん? なあ、古手川。少し立ってくれるか?」
「え? キュ、急にどうしたの?」
「いいから」
怪訝な目線を向けてくる古手川を尻目に、俺は半ば無理やり彼女を立たせる。
「んー」
「な、何よ」
「なんか、スカート短くね?」
俺は古手川のスカートをガン見する。
そう。その丈1センチだが、着実に短くなっている彼女のスカート丈。
俺は白々しくもその違いに目ざとく気がついたふりをする。
「!! そ、そんなわけないでしょ! 変なところ見ないでよ!ハレンチな!」
ばっとスカートを手で押さえ、お馴染みの決め台詞を言う古手川。
俺は嗜虐心をくすぐられて、口角が釣り上がる。
彼女の胸をみると、ノーブラだけあっていつもと胸の膨らみ方が違う。
いつもはワイヤーの強いブラをしているのだろう。普段は豊かな胸が寄せられて支えられてるのが、今日はどことなく、たおやかな印象を受ける。
「な、なあ。古手川。いつもみたいに腕を組んで見てくれないか?」
「はぁ?今日の結城くんおかしいわよ?」
そう言いながら仕方なさそうに腕組みをしてくれた。
やはりそうだ。
いつもは硬めのブラに包まれている乳房が今はなんの制限を受けない自由な状態。
その状態で胸を強調するような腕組みをすると、
「おお!」
下から腕に支えられた乳房がニュルンと形を変え俺の目に飛び込んでくる。
思わず出てしまった声。
昨日と同じように、制服に隠されているが、ブラをしてる時には見えなかった乳首の陰影がはっきりと見えた。
いつもツンツンしている古手川が無自覚にこんな卑猥な格好をしていることに興奮してしまう。
「も、もう!一体なんなのよー!」
ノーブラで登校させられ、おまけにスカートも短くされた古手川。
色々思うところがありそうだ。
俺は今後の学校での楽しみを見つけて舌舐めずりをするのだった。
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教室を出た私は昨日の放課後のことを思い出した。
「おかしいわ。絶対」
結城フト先生に資料の為だと言って、沢山の写真を撮られた。
全身を写したものから、お尻や胸をアップにしたものまで。
でもあの男の肩書きを見るに、そんなハレンチなことをする立場の人間とは思えない。
「必要なこと、なのよね」
誰もいない廊下でぽつりと言葉にする。
そう、自分は政府が求めている人間なのだ。これほど名誉なことはない。
多少の不快な行為でも我慢しないといけないのだ。
「んっ、でも……」
直接ブラウスの布に擦れる乳首にびくりと体が動いでしまう。
やはりブラがあるかないかで、乳首への刺激が全然違う。
これも結城先生に報告しなければならないかと思うと羞恥で胸がいっぱいだった。
「その代わりと言ってはなんだけれど、結構ノーブラもいいものね」
普段大きな胸を支えるためにワイヤーの入ったしっかり目のブラを常用していた。
しっかりと押さえられる安定感はあったが、その代わりに胸が押しつぶされて息苦しいことも多々あったのだ。
怪我の功名ではないが、中々いい発見だった。
「スカート……他の生徒にバレないかしら」
私は改めて自分のスカートを覗き込む。
やっぱり短い。
校則では膝上30センチが限度だ。
今私が履いているのはいつも自分が着用している膝上28センチより少し短い29センチ。
チェック柄のスカートに自分の太ももが隠されていようとも、いつもよりも他人に見える面積が増えているのは事実。
いつもより少しだけ短いスカートに違和感を覚える。
私は歩くたびにフワフワと翻るスカートの裾を手で押さえる。
「もし結城先生が本当にハレンチな人だったら、私が責任を持って学校に報告して辞めさせればいいだけの話だわ」
私は心にそう決め、しばらく続くであろう風紀規則の実験台としての役割を受け入れるのだった。
評価感想
原作でも、校長の着ぐるみ着た主人公にエロい事された話がある事はファンならご存知ですね?