※この作品はR-18です。

無職転生18禁_補完庫   作:松谷若草色

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愛しているということに変わりはない。


【番外】カロン砦にて_二回戦_ロキシー

 二回目を始める前に、またがる格好で対面した。首に手を回し、飽きることなく柔らかい口づけを繰り返す。

 「…ぁ…むぅ…」

 ルディが三つ編みをとめていたリボンを解いた。

 「ロキシーはこのまま眠ってしまうかもしれませんから――」

 そう言って解いた髪を軽くさばくと、後頭部に手をあててロキシーを丁寧に押し倒す。

 ああ、このまま抱きつぶすつもりだ……そう思い、鼓動が早鐘のように鳴った。

 

 中にいるルディが硬い。

 興奮しているのが分かる。

 わたしのやったことが、なにかルディの琴線に触れたんだろう。

 

 「するね」

 ルディがそうささやいて静かに抽挿がはじまった。

 糸のような自分のよがり声が部屋に漂っている。

 ルディの手、たくましい腕、厚い胸板にうっとりと見とれながら、ほとんど恍惚となって抱かれた。

 自分の中にある彼の剛直が、快感をさぐるように律動する。

 ヌルリとなまめかしく、太くて、熱くて、長い。

 大きな体、端正な顔立ち、鳶色の瞳が自分を見つめている。

 見おろされて、ゾクゾクと興奮してしまう。

 

 「ルディ――素敵…すごく」

 そういうと、舌を舌に絡めとられた。

 何も分からなくなる。

 ルディに溺れる。

 最奥を太いもので小突かれる快感で、こみあげてくるものがあった。

 「あ!!ルディ」

 訴えかけると、たちまち動きが緩まった。

 「ああ…ルディ…」

 

 ――俺もたっぷりいじめてあげますよ

 

 耳元で囁かれて、ぞわっと背筋に鳥肌が立つ。情けない喘ぎ声が漏れてしまった。

 「はい。お願いします……」

 

 ルディが指を舐めたのを見てまたゾクリとした。それで何をされるのか身に染みて知っている。

 手がロキシーの下腹部に伸びてきて――よく知っている直接的な快楽。

 弱点に中指を添えられて、指の腹で優しくなぞられる。

 不随意に中にいるルディを噛みしめてしまう。

 自分の悦ぶ声が部屋に響くのを聞いた。

 「ロキシー、ここ、硬くしてますね」

 「ルディ……せいです……」

 まともな受けこたえができるはずもなく。

 「いじり癖がついてますよ、いやらしいですね」

 「…………いやらしい私も好きなくせに……」

 口をとがらせて言うと、ルディは感極まった表情を見せる。

 「そうですよ。よく知っていますね」

 ルディはそう言うと指でいじりながら、腰を入れてきた。

 

 「あ!だめっ!ルディ……それ」

 「ダメじゃないでしょ」

 

 隠せない。ルディと直接つながっていることの意味が改めて胸に迫ってきた。

 「興奮した?」

 「ルディ…」

 「なんですか」

 「イく」

 「どうぞ」

 そういうと、ルディはわたしを快感のむこう側へ追いやるように、中で小刻みにゆする。太いもので中をかき回されて頭がおかしくなりそうだ。

 

 身をよじり、枕をつかんで、絶息する。

 甘えきった気持ちで、()に向けて存分に腰を押し付けた。

 あっという間に絶頂に達した。

 

 ルディのゆする動きで、絶頂が永遠に長引く。

 「ダメっ!!ルディ、イってますから、ダメ」

 分かっていたけど、言ってもやめてくれない。

 

 耳元でルディが囁く。

 

 ――好きなくせに

 

 「ルディ」

 泣きそうだ。

 「なんですか」

 「またイきます……」

 今度は優しく口づけしてくれた。

 

 

★ルーデウス視点★

 

 戦場のど真ん中だというのに、しっぽりとやってしまった。

 俺はロキシーに全て置いてきた後、ベットに仰向けに倒れ込んだ。

 

 「ルディ……いつもの調子が戻りましたね」

 上気させた顔でロキシーがこちらをうかがうようにしていった。

 「ええ、ロキシーがあまりに魅力的だったので」

 

 そういうと、ロキシーははにかんだ。

 こういう顔は結婚してから知った。胸の温まる表情だ。

 それにしても、いつもの調子を取り戻したところまで、俺はロキシーの掌の上だったということかもしれない。

 いかん。

 うちの妻があまりに頼りになりすぎて、惚れ直してしまう。

 

 感極まって、娘を産んで少し増量した胸に頭をうずめると、ロキシーもこちらに向きなおして頭を撫でてくれた。

 トクン、トクン。

 彼女の規則的な鼓動が聞こえる。

 この音が俺をいつだって安心させる。

 

 「わたしの中に二つの気持ちがあります」

 ささやき声でロキシーがいう。

 「はい」

 「一つはルディがまだ幼い時に抱いた、ルディを可愛いという気持ちです」

 それは分かっている。

 ロキシーは時として、いまだに()()()()()()の瞬間がある。そしてその瞬間は夫婦となった今でも、お互いに分かるのだ。

 「分かっています」

 「もう一つは、ルディに一目ぼれした時の気持ちです」

 「………」

 それは、なんと言っていいか分からない。嬉しい。

 「何か言ってください」

 「照れています」

 

 「もう」

 そういってロキシーは俺をかき抱いた。

 

 ロキシーの体温を感じて、懐かしい匂いに包まれ、心臓の鼓動を訊くともなく聞いていると――

 

 ――次第に意識が遠く……

 

 ――まだ、ロキシーの手は俺の頭をゆっくりと撫でている。

今後

  • 無色転生二次創作をつづけろ!
  • オリジナルも書け!
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