※この作品はR-18です。

ソードアートオンライン エロスフラグメント   作:愁雨

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【秘匿情報 アスナ 1 自慰癖】
 
 顔が暗いな。キー坊。
 オレッちはあっちこっちと大忙し。
 例の血盟騎士団の新顔。
 新防具【レギオンストームジャケット】と【鞘付きのカタナ】……
 どうも、ユニークスキルの【抜刀術】まで引っ提げてるらしくてな。
 キー坊以外でアーちゃんと真っ当にデュオがやれるってなるとそりゃナ。

 ン? そいつ絡みでアーちゃんと喧嘩した?
 
 真面目な話しを聞くんだが、キー坊。
 お前さん、今日に至るまでアーちゃんを抱いたカ?
 抱くって言うのは ハグ の方じゃなくて 添い寝の意味深の方だぞ?

 ……ああ、その初っぽい反応で解った。
 まいったな……その状況でキー坊以外の男がアーちゃんとべったりになってるのか……こりゃ、もうダメかもしれんネ……

 何がダメなんだって? そりゃもう色々とさ。

 キー坊。お前さんには格安でとある情報を売り付けてやる。
 だが、買う買わないもお前さんの自由。
 【閃光のアスナの秘匿情報:1】 アーちゃんのセンシティブかつシ-クレットさ。
 
 まいどあり。
 …………さて。この形で得る以上、この情報は普通の場所じゃあ話せない。これからエギルの旦那の店を貸切にして、きっちりお説教も兼ねて教えてやる。

 【閃光のアスナ】と呼ばれた最前線で戦い抜いてきた少女が何を抱えてしまっていたのかとそれを言わずとも受け止めなければならなかった黒の剣士の失敗をな。
 言わずとも っていわれななきゃ解らないこともあるって?
 言わなくても良いことを言い放って地雷を踏み抜いてるキー坊が言うと重いナ。

 ん? 何のことかって? こりゃ、重症ダナ…………

 ……ほら、ついたぜ。まぁ、他にも訊きたい連中もいるだろうし、いつもの面子には聞かせてやろうじゃないカ。
 最前線で二年間戦い抜いてきた少女。それがどんな意味を持つのかをな。

 おーい。エギルの旦那-! これからここ、キー坊の払いで貸し切りナー。

 ん? 聞いてないって? 今、言っただろ。これ、情報料の一部ダゼ?
 お誂え向きに シリカもリズベットもリーファ、シノンも揃って……ああ、あの子もいるのカ。
 ユイって言ったっけ? ア-ちゃんとキー坊の義理の娘って事になってる。
 それで、ア-ちゃんは、今、ここにはいないっと。
 …………へぇ。ボス撃破した後、そのまま、上の階層の街で宿を取ったと。
 まぁ、そう言う状況なら仕方ない。
 …………『他の男と二人で出かけた嫁さんの朝帰り』ってやつダナ。

 ん? 棘があるって? そりゃ、ありまくりサ。
 ア-ちゃんがそんなことするはずないって? 
 キー坊。オレッちの情報網を舐めるなよ? 
 ア-ちゃんがそんなことするはずなくても、その番のキー坊は添い寝してるって言うのは漏れ聞こえるんだぜ……男がよくて女がダメとかそう言うことカイ?

 へぇ 顔が神妙になってきたナ。こっからは情報屋アルゴの戦場。情報という刃を持って黒の剣士を敗北させようじゃないカ。
 さて……二年間最前線で少女であったア-ちゃんが戦い抜く。これが何を生んだか。リズベットやシリカはここで生きることのつらさは理解してるだろうが、ア-ちゃんのそれは比じゃない。
 オレッちも含めて女性プレイヤーにはナ。とあるモノが起きない。キー坊。想像がつくか?
 ……生理だよ。月経。おつき様サ。女性が女性たる所以のモノがSAO内では起きない。これがどれほど悍ましいか解るか? 分泌物、ひいてはシモのモノがない。そこは良い。デスゲームに巻き込まれた上にトイレ事情にまで悩まされるなんて冗談じゃなかったからナ。
 おいおい。お前さん達、そんな恨みがましい目で見るなヨ。
 男のいる場で話す話題じゃないって顔と目つきしてるのは解るサ。

 だが、コイツは キー坊が知っておかねばならないことなのサ。
 閃光のアスナを嫁に迎え、その初夜を過ごした番たる黒の剣士キリトはな。

 話がそれたナ。

 つまるところ。女性機能に綿密に関わるそれまで起きない。っていうのはコワくなるのさ。

 ア-ちゃんはそれを最前線で常に感じていただろう。ストレスで来なくなるとかじゃなくそもそも起きないってなると 果たして自分の身体はリアルに戻ったとき、正しく機能を維持できるのかってナ。
 生理が来ない己の身体に、己が女性であることを意識させる手段にぶつかることになったのサ。

 Sensitive  Gender  Problem。(繊細な性の問題)SAOに生きる女性プレイヤーが直面してしまった公式でその回答なんぞ用意してるわけない問題さ。
 本来なら、こういった問題をケアするメンタル ヘルスを行うえるNPCがいる筈なんだろうけどな?

 この解決手段として とある女性プレイヤーがオレッちにとんでもない情報を送りつけてきた。当然、その情報は買い上げて、自分自身でも精査したさ。
 その情報は口伝で売り渡す形でインフルエンスさせた。男の耳に入らないように必死の情報操作をしてナ。ア-ちゃんの伝手は大いに利用させてもらったヨ。

 顔が朱いゾ。リズベット。シリカ。
 キー坊の前では聞かれたくないって? そういうわけにもいかないのサ。
 お前さん達でも行き着いた答え。

 秘されたステータス設定の最奥項目。倫理コード解除設定。

 ……ここまで聞けば解るだろう? ア-ちゃんが初夜のとき、キー坊に倫理コード解除設定を教えることが出来た理由が。
 ああ、その時、キー坊がア-ちゃんになんて言ったかもオレッちは知ってる。それに関してはオレッちは言わない。言った結果、どういうことになるか。そのリスクの方が大きい状況だしナ。

 倫理コード解除設定をア-ちゃんが知っていた理由がうまくつながらない?
 はぁ……そうか。キー坊は思春期の男子ではあるが、青春をゲーム関係に割り振っていたからソッチの方面に発想が飛ばないのカ……?
 まぁ、良いサ。そこまではキー坊に与えてもいい情報だと打ち合わせてあるしナ。

 自慰行為(オナニー)ダヨ。 ア-ちゃんはそれで自分の性を自分の脳に刻み付けたのサ。
 そんなことを言うなって顔だナ。皆して。
 ああ、当然、オレッちもそれなりにはやってるゾ。
 こんな程度の猥談で根を上げるなヨ?

 特にそこの新入り二人。
 この辺の女性の生理問題はどう足掻いても、その黒の剣士には解決不可能ダゾ。
 SAO内においては、その手のセックス関係はないと思っていた生粋ゲーマーだからナ。

 さて本命だ。
 この条件下で ガチの殺し合いの最前線で長期間闘い続けたア-ちゃんがどうなってしまったか。
 ギリギリのところでキー坊がア-ちゃんの近くに戻ったと聞いて安堵していたんだガナ。
 ……種の保存に関わる生存本能と生殖本能の励起。度し難いまでの『孕みたい、子供を作りたい』という性衝動サ。
 ア-ちゃんが 攻略組の鬼 とまで呼ばれたのはな。この衝動を攻略に向ける原動力に置き換えた、つまり、性衝動を攻撃衝動に置き換えて耐えていたのサ。
 その上で発散しきれないモノをオナニーで発散させる。
 攻略難度が上がって敵が強くなればなるほど、自慰の回数が増えていったんだ。

 自慰癖。オナニー好き と言っても良いほどに仕上がったとき泣きながら相談されたヨ。
 おかしくなりそうだって。

 目をそらしたり、赤らめて俯いてる場合じゃないぞ。
 これはな。最前線で戦って、少女が命を懸けて戦うとき、誰にでも起こりうるのサ。何せ、本能 だからな。
 ン? 本能は理性で押さえ込めるハズ? だから言ったダロ?

 二年も最前線で戦う。っていうこと と そこに伴う様々な重圧。
 ましてや攻略組の中核ギルドの副団長。
 その上で、生存本能、生殖本能を拗らせたら欲求不満も著しくなるだろうサ。

 ……訊いただろう? キー坊。

 この一ヶ月の間、しっかり、ア-ちゃんを抱いてやったのか。と

 今のア-ちゃんはぐらぐらだろうナ。
 他の男に。
 黒の剣士キリトに匹敵する、あるいはそれ以上の力強い雄に。
 添い寝を誘われたら載ってしまいかねない程度にはナ。

 さて。ア-ちゃんとの初夜のときに『とある質問』をしてしまったキー坊に尋ねたいんだが。

 …………これでア-ちゃんが『他の異性と経験あり』ってなったらどうするんだ?
 
 


6:宣告

 

「……SAOを……クラックするだって……!?」

 

 名前と共に告げられたその宣言は黒の剣士キリトには容認せざる意味を持って響いた。

 根がMMORPGを初めとしたオンラインゲームを嗜む少年であるキリトにはそれは許しがたい行為でしかない。

 反意を持って問いただそうとするキリトの言葉を封じるように。

 

 

我が主(マイロード)。この坊やには手段を説明しても理解は得られないでしょう。過ぎ去りし過去を重んじることは悪ではありませんが、そこにこだわる余り、先に進む手段にさえ正当性を求めてしまう……二年をこの空間で戦い抜けば与えられたクエスト、条件を突破しなければ先に進んではならないと思考も固まるのでしょう』

 

 見下すような視線を持って『彼女』は黒の剣士を見遣る。

 現実よりやってきた。その事実を背負い、主に斬りかかられた返礼と言わんばかりに舌鋒をもって『彼女』は言葉を紡ぐ。

 

『子を奪われた親の嘆き。目覚めぬ肉親を思う涙。失われた日常。悲嘆はこの空間だけでなく、当然のようにそこに関わる者達にもある。現実世界に生きる人たちが一刻も早く、如何なる手段を用いても、この魂の牢獄となったSAOから大事な人や家族を取り戻したいと願っても不思議ではないでしょう? それとも坊や。そんなモノより、今、ここに生きる僕たちの方が大事だ! とか言いたいのかしら』

 

 言葉は朗朗と。

 

『そも。今の状態であれば、全ての悪を 創造主茅場晶彦 に押し付けて。仮想世界の未来を引き換えにして、残り全ての生存者に死んでもらう。そう言う収拾方法すら検討段階に入っている現実すらある。事実、茅場晶彦は現実世界の己の死と一定時間のログアウト状態が続いた場合、残りの生存者全てを永久にログアウト不可にするとその命を盾にしている。我が主はその現実をよしとせずここに来た』

 

 クラッキングという行為を行ってでもハッキングという行いを持ってしてでも。

 

『如何なる手段を用いてでも、今、この電脳世界に生きる人々を現実世界に連れ戻す。それを己が感傷のみで拒むのが坊やの正しさなのかしら?』

 

 それでキリトの言葉は封じられた。

 そう。それを否定することは 生きてログアウトするのだという絶対条件とそれまでの経緯、失われたモノ、まだ生存してるモノ、これからも続く未来。

 そういった全てを否定することになりかねない。

 

 だが、それでも。

 

「……なら、一人で乗り込むのではなく、他にも手段はあるはずだろう? こういった形での侵入が成功したのなら、それこそ、ログアウトプロセスそのものにハッキングでも仕掛ければ良いじゃないか。生かして返すことが目的ならそこが一番のポイントだろう?」

 

 納得できない何かが。

 そう。キリトは目の前の少年を本能で拒みたくなる。

 それは。彼の近くにあったまま、言葉を差し挟むことが出来ずにいるアスナの存在。

 何故、この男と共に死ぬかも知れないボスエリアにコンビで挑戦などしたのか。

 それが堪らなく。

 

 ユートと名乗った少年の口から重く、昏い感情をのせた返答が。

 

「…………茅場晶彦に憎悪を叩き付けるため。このまま、真っ当に、攻略組と呼ばれるSAO生存者達の手でクリアされるのは、あの男の望みと夢が叶う展開でしかない。許されるものか。死ななくても良いはずの人たちをデスゲームなんてモノに一方的に巻き込んで、それで大事な人を奪われて、その怨み言も聞かずに現実世界からも電脳世界からも退場する?」

 

 コツコツと黒の剣士の前に歩み寄るように。

 

「許されるはずがない。そんな幸福な終わり方断じて認めない。だから、あの人は、僕にこの力を託した。カーディナルシステム。その全てを蹂躙し毀損し、希代の天才が夢見た天空に浮かぶ鋼の城アインクラッドを地に叩き落とすために」

 

 そして立ち塞がるように。

 

「……僕はエージェントだ。現実世界において茅場晶彦に大切なモノを奪われた人。その全ての報復の意志の代行者。 キリト と言ったね? 君とてこの世界で何か大切なモノを失ったことがあるのなら…………協力しろとまでは言わない。せめて、邪魔だけはしないでくれ」

 

 視線を切り、振り返り先の階層に繋がる扉を見据え。

 ユートは歩き出す。

 その一歩ごとにその装いは切り替わる。

 

 白い 血盟騎士団の正式装具のような。それでいて全く違う【レギオンストームジャケット】【レギオンストームブーツ】と呼ばれる装いに。

 その手には一振りの鞘付きのカタナ。

 顔を覆う兜が解けて、その下からは濡れ鴉の羽の如き髪と鳶色の虹彩の瞳。

 端正と言ってもいいその顔は意志に富んで目を険しくさせる。

 肩越しに振り返り、キリトを見据え。

 

「チートを使われるのがお気に召さないようだから、SAOの流儀でしばらくは進むよ。それでもなお、納得いかないときは。SAOの問題解決手段らしく、デュエルで解決することになるけどね」

 

 そして、アスナの横を通り過ぎるその際に相貌を崩して。

 

「そういうわけで。ゴメンね。アスナさん。こっちの事情にすっかり巻き込んじゃった。こっから先は僕一人で行くからさ。対外的には血盟騎士団期待の新人。って事で通しておいてよ。これまで名前が出なかったのは ユニークスキル習得のために修練してたって事で」

 

 ぽんとその肩を気安く叩く。

 その行いが、黒の剣士の癪に障るであろう事を理解して。

 

「大丈夫。君の怖さは理解できる。時間が残り少ないってことも。これ以上、犠牲者なんか出したくないってことも。その重荷はここから先は僕が代わりに背負う。だから、君は彼の所に行きなよ。……恋人なんだろ?」

 

「…………あなたは……君は、一人で行くの? ここから先の全てを」

 

「彼の。キリトの反応を見ただろう? 公然とクラックを宣言したクラッカーとその実行手段を持つ高度自律型AI。真っ当な扱いをされなくて当然だ。異物は異物らしく世界を終わらせに行くだけさ」

 

 そう告げてユートは歩みを再開する。その背後に歩み寄る『彼女』を携えるかのように。その姿がやがて霞み、剣に吸い込まれるようにして消えたとき、彼はこの階層を隔てる扉から次の階に消えていった。

 その姿を見送ったアスナの隣に並び立つようにキリトが立つ。

 

「……アスナ。アークソフィアに戻ろう。一旦、戻ってどうするか皆で相談しよう」

「皆で……ね。 ねぇ。キリト君。 わたしが彼を血盟騎士団で預かるって言ったの。覚えてるよね? 彼は自分で自分を血盟騎士団の新人と言った。なら、もう、あの人はわたしのギルドメンバーになったの。サブマスとして一人で突っこむ新人を放っておくことなんか出来ない」

 

 隣に並び立つキリトから 距離を取るように一歩。

 

「……私、先に進む。その絶対の意志を見せた彼に。この先の命運をかけてみたくなったの。大丈夫。無理はしないし、無茶もしない。引き際ぐらいは間違えないから」

 

 振り返って扉に向かう二歩目で。

 

「階層攻略は私が受け持つから。キリト君はホロウエリアに取り残されてるフィリアちゃんを助けてあげて」

 

 三歩目にはもう伸ばす手が届かない位置に。

 

「…………如何なる手段を使っても現実世界に帰るって言うそのやり方に反対するってさ……現実世界で早くキリト君に会いたいって言う私の気持ちとは違うんだね」

 

 四歩目を刻むアスナの目からは涙が零れていた。

 聞こえるか聞こえないかのように

 現実世界で早くあなたに会いたかったのだという想いが。

 手段をこだわる彼の意志と食い違ったことに。

 

 

 

 

 





 閃光のアスナルート【雌彼女 アスナ】が開始されました。
 現在の状況
 アスナはキリトに対して 不満 と 考え方の違い を感じ始めています。
 アスナはユートに対して 期待 と 希望 を感じ始めました。

 アスナの秘匿情報が周知されました。
 また全体に対して発生しうる状態効果として
 女性プレイヤーは大なり小なり自慰経験ありが確定します。

 これによりアスナの貞操レベルが低下。
 【性癖・オナニー好き】が確定。
 強さを感じさせた異性が近くにいると思い出し自慰を始めるようになります。
 隣室などにその対象がいる場合、匂わせ行為やあからさまな誘惑にも似た効果を発生させます。
 
 相手次第で添い寝を断らない可能性が生じています。
 最初に受け入れた異性に心服する気質が見受けられます。
 誘い受けの傾向が見られます。
 処女喪失の時の不満が隠れています。
 自分を強く求めてもらいたい、満たしてもらいたい欲求不満状態です。
 
 思春期の少女の性的欲求不満を拗らせています。
 
注:完走、評価はてきとーにお願い致します。

唐突な質問2 主人公ユートは細見の筋肉質 と外見の一部が決定しています。 では身長は?(現実世界での印象に関わり、GGOのレン=香蓮との相性などに大きな変化が出ます。後、ヒロイン達がキスする時 背が高すぎてふくれ面になったりする。背が低いと低身長ヒロイン達と軽率にキスする

  • 高身長(190から180)の八頭身
  • 中身長(180から160)
  • 低身長(165以下
  • あえて描写せず 読者の想像に任せる
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