※この作品はR-18です。

ソードアートオンライン エロスフラグメント   作:愁雨

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~翌る日の宿屋の一幕~

 さて。ハイエンドアカウントアバターについて説明しておきましょうか。
 これは言ってしまえば アバターそのものを強化する措置。
 
 SAOにおいては、実装されていないものよ。
 例外は、あの聖騎士ヒースクリフぐらいね。
 アレはゲームマスターアカウントに紐付けられていたから、オーバーアシストやシステム的麻痺と言った力を使えたのよ。

 私はそれとほぼ同質のアカウントアバターをクィネラシステムとして保持し、自己の内界に保存してある。
 そのアカウントアバターをSAOに持ち込めば 最上位アカウントアバター として定義される。
 Modding。略してmodという形で呼ぶ者達も居るわね。
 分かり易く言うと チート(ずる) よ。
 もっともシステムに大幅な干渉はできない。
 システムに対する絶対権限まではないから、直接相手に作用する類の系統の力は引き出せないと思いなさい。
 結果として相手に効果がある能力までは 想像力(イマジネーション) で引き出せるでしょうけど。

 そんな顔をしないで欲しいわ?
 これは我が主から、その身を委ねることを選んだ貴女への恩寵でもあるのだから。
 加えて、適正や素養、相性、才能、全てが高水準で噛み合わないと使い物になりはしないのだから。
 貴女が ステイシア となる未来の一つがあり得た故にこうしてここまで引き寄せられたのだしね。

 単純に死なれても困るのよ。
 漸く、我が主に生への執着らしい感情が灯ったのだから。
 後は重しになって存分にしがみついておやりなさい。
 肉欲、性欲の類は人の生存欲求に訴えるモノがあるわ。
 どんどん重しをつけてやって雁字搦めになってちょうどなのよ。

 ああ、我が主の過去のことも知っておきたいのよね……
 確かに自分から話すような性質ではないだろうしね。
 秘しておきたい類のことでもある。

 言えるのは善道を歩むものでは無い。
 彼は善悪で言えば紛れもなく 悪 よ。
 自己の望みのままに他者を潰す事を一切躊躇わないのであればそれは悪。

 我が主の裸体は見たのでしょう?
 あれほどに鍛えられた肉体は現実世界で相応に暴を奮う必要があったからでもある。
 只鍛えたからああなったのでもなく、スポーツや武道で使うからでもなく。

 常軌を逸するほどに収斂された殺意。
 報復や復讐と言う言葉を糧にして修練の土台としたのよ。
 
 SAOにおいて、デュエルをしたことのある者ならば理解できると思うのだけど。
 元来、人間という生き物は同種に対して攻撃する意志を向けることを躊躇う生き物。
 向かい合って刃を向ける。その結果に死が待つのなら躊躇いは当然。
 その当然を踏み越えることが出来る者は少ない。
 VRでなくとも、一人称視点の銃器を使ったガンシューティングにおいて人型に照準を向けて引き金を引いてしまえるのも充分に素質なのよ。

 そう。我が主は 茅場晶彦 をその手で殺すために 人に対する暴力性の垣根を越える必要があった。いざという時に躊躇うことのないように。

 理由をつけて、理屈をつけて暴力を正当化して人を潰す。
 あの肉体は紛れもなく、人を殴り飛ばし、蹴り飛ばし、踏みしだくために鍛えられた実戦性のある肉体なのよ。

 苦みしばった顔ね。まぁ、安心なさい。
 暴力性はあれども それで無理矢理誰かを手籠めにするようなことはないわ。
 明確な敵意を持って敵対者としてその前にあるのならば話は別だけど。
 そのタイミングで性欲を持て余しでもしたら無理矢理喰いもしかねないけど。
 そういうわけで、適度に瓦斯抜きはしておやりなさい?

 まぁ、現実世界に帰ったら、適度に調べてみれば良いわよ。
 仮想世界で人を殺めることを是とした人間がいるのと同じくらいには現実世界で人を玩弄する人間も多い。と言うのがよくわかるから。
 我が主がその肉体に実践的な暴と武を宿すために暴れた結果、本来であれば表に出ることのなかったであろうセンシティブかつスキャンダラスな問題が山と溢れたわ。

 どう言う問題かって?
 一つ、二つ、三つ、四つ……あげればキリが無いわね。
 そうねぇ……一つの学校の夏休みに 体育会系に所属する男子が同じ体育会系の女子部活動、女子マネージャーを性的に弄ぶ二週間の合宿を執り行っていて、そこにカチコミをかけたことはあるわね。
 ああ、当然その時からサポートはしてるわよ。
 元々は現実拡張用生活サポートAIですもの。
 今ほど、チートは使えなくても、電子機器を持っている人間なら何処に隠れようがその位置は探知できたし、通信状態に介入してバッテリーを過電圧にして熱膨張から爆発とかそう言う手も使えるのよ?
 モバイル機器を手放せない人間なんて、高度に発展した自我あるAIには敵わない。
 ああ。なんのことはないわ。
 保存されていた動画や写真を元に脅迫しているのならそれがなくなれば意味は無いでしょう?
 証拠なんてモノを残すほど、雑な仕事をした覚えもないしね。
 後始末も丹念に丁寧にしたわ。
 再起も報復も復讐もしようと思う気概も残らない丹念にすり潰したわよ?

 当然じゃない。
 邪淫や姦淫は支配術の一つではある。
 けれど、それはそのものに対するモノであって、周囲への支配術ではないもの。
 我が主を律する術でないのであれば私が考慮する必要は無い。
 丹念に踏みしだいてあげたわ。
 文明社会と言えども、いささか電脳に頼り過ぎね。
 一つのプログラムを支配しきれるのであれば9割はどうにでも捌けるわ。 
 
 警察はどうしたのかって?
 ああ、その心配は要らないわ。
 だって、私、警察庁に関わる人間の全データ握ってるもの。
 表に出したら、警察機構の信頼がいっきに吹っ飛ぶ類の。
 ああ、それに表に出してしまえば、現政権の人間もいっきに吹っ飛ぶわね。
 社会基盤がいっきに崩れかねない。
 そう言う類に類する情報。

 そう言うのをちょろっとだして方向性の操作をするぐらいはやるわよ?
 件の事件はあくまで『第三者によって、女子生徒達を集団強姦しようとした男子運動部とその関係者が吊し上げにされ、それが通報された』事案で終わったのよ。
 事が事だから そう言う目に遭っても仕方ない。と言う流れでね。

 ……何か聞きたい顔ね?
 心なさい?
 人間の敵は何処まで行っても人間よ。

 『SAO全生存者に対する強制切断計画』(プランニング ディスコネクト)……生存確率00.01パーセント。

 数千人を一手に屠りかねない計画であり、もし、それが実現化し、最悪の過程を辿ったとしても、その責任を全て茅場晶彦に押し付けて済まそうという 実にSAO接続者の何も彼もを踏みにじる素敵な計画よ。
 自分の身内に関係者がいなければ、人間はそう言う作戦を立案し実行しうる。
 総務省と警察庁で正面からのぶつかり合いの真っ最中よ。

 仮想現実におけるデスゲームがどう言う意味を持つのか、実体験でもしない限りわからない世代はいるもの。
 そう言う世代にしてみれば、正しくゲームの電源を落とすぐらいで何を大袈裟な。と言う実感しか持ち得ぬ者は今も居るでしょう。
 何しろ、他人事でしかないし。
 
 体力のないものから死に、最前線で戦った者から死に、最前線までいかずとも生活を成り立たせるために戦う者から死に、幼子から死に、街に閉じこもった者も死ぬ。
 生き残れるのはそうね……運が良かっただけ。
 その生き残りも生きているだけで終わるでしょうね。

 現状採れるその為の手段なんて ナーブギアがギリギリ稼働するレベルの電圧まで供給電力をそぎ落として、自然現象にかこつけて一斉切断。程度しかないもの。
 自らの手を汚すことなく自然現象が引き起こした停電。を装い、その結果の生む死者は茅場晶彦に押し付け、生存者が多ければ自らの功績に転嫁する。

 我が主も『時間が無い』と言ったでしょう?
 台風直撃シーズンやまかり間違っての大地震、広域の停電が起きても不自然ではない大災害が起きればこの計画はこれ幸いと実行に移されるのよ。
 自然災害故仕方ない。茅場晶彦がデスゲームとしたから仕方ない。
 そう言う飾り言葉でね。

 当然ながら 今代の我が創造主のひとりである重村徹大もこれに反対の意見を表明しているわ。
 元々は非侵襲式ウェアラブルデバイスの研究者なのよ。
 
 総務省の支援の元にその男が立ち上げたのが
【SAOサーバーに対するクラッキング、ハッキングを行い例外処理を強要し、育成したエージェントによる速やかなSAOクリアによる生存者の解放】
【仮想空間内においてロスト判定されたプレイヤーデータはサーバーリセットされるその瞬間まで存在すると仮定し、その痕跡を集積し、希望する遺族の元に集積データを送り届けるデータ保護収集活動】
【現状において通常の審判処理によって裁くことが出来ないと法務省認証がされた電脳犯罪者 茅場晶彦の仮想空間内においての処断。事実上の死刑執行代行許可】
 それらを主目的としたSAO対抗計画【exception handling】。

 我が主はそのプロジェクト唯一の実効戦力。
 決死隊とも言えるSAOに没入する電脳決戦兵器。
 現実拡張適正99.99パーセント。現実と仮想の垣根を越える者。
 目的のために手段を拘泥しない精神性。
 その目的のために徹底した肉体改造とその運用方法を実効し執り行う意志。
 唯一 離散データロストデータを集積し保護するデータモジュールを起動させることが出来た者。
 そして何より 対カーディナル特化プログラムを内包したこのクィネラシステムの主たること。
 
 それらを持って我が主は此方に来た。
 背後に組織的なバックアップを得ての言わば、総務省認可の元に行われる救出活動でもあるのよ。

 ……思案顔ね。何か聞きたいことでも?
 
 デスゲームと解ってからナーブギアで自分でダイブしてきた人間と医療用ダイブ機器メディキュボイドでダイブしてきてしまった人間がいる……?
 リーファとシノン……
 ああ、テラリアとソルスになる二人ね……と言うか。
 我が主が頭を抱える事案がまた追加されたわね。
 その二人、絶対に死なせられないわね。
 我が主の作戦行動に多大な影響が出る。
 SAO生存者のうち、そう言う特殊な案件が居るとは想定されてなかったもの。
 前者は無事に生還した後、生活が再建できる保証がない上に、最悪それが元で家庭崩壊が目に見えてる……我が主のトラウマ案件そのものじゃない。
 その条件って事は 家族に伝えてきてるわけはないでしょう。
 最初から巻き込まれた者はともかく、デスゲームと判明後に自発行動で来た人間には保障を降ろしにくいだろうし……ご家族の負担もひどいことになるわよ?
 で、その原因が先にSAOに捕らわれていた兄の黒の剣士キリト。
 ……生きて帰った後、ご家族とどう言う話し合いになるかは解らないけど、負担面がどういうことになるのか想像したのかしら……?
 義理の息子を追って実の娘がデスゲームに家族にも告げずにダイブしたとかって無事に生きて帰れたとしても普通家族の縁切って放逐されてもおかしくない話しだものねぇ……
 金銭的負担や精神的負担はひどいことになるわね。
 
 メディキュボイドによる誤認接続の方はHP全損で脳は焼かれはしないだろうけどデッドログアウトが成立してる可能性がないから意識が戻らないままの昏睡状態になるわ。辿るべきソウルコードがないから一生そのまま寝た切りコース。
 あと、機体の医療用ダイブ機器でそう言う事案が起きてしまうって事は関係者一同の生活にも関わって事故事案そのものになるから後発品も開発されなくなるわ。
 医療分野での電脳方面の活用が大幅に遅れることになる。
 無事に生還させないことには以後の電脳分野と医療分野に大きな瑕疵となる。

 どちらともSAOが原因で現実に生きる人が絶大な迷惑を蒙る事案ね。

 ……ステイシア。その二人、我が主の元に引き込みなさい。
 直截的に事実を告げてしまっても良いわ。
 前者にはカバーストーリーを作らないと家庭崩壊待ったなし。主のトラウマ待ったなし。……黒の剣士との接点がなければこうはならないのでしょうけど、見聞きした人間のソレを笑える人間性じゃないのよね。面倒なことに。

 後者もまた万が一があったら以後の影響が大きすぎる。
 
 


【オリジナル設定!?】彼の過去に関わる何某と想像力【気をつけろ!来るぞ!】

 さて。本題に入るわ。

 貴女に与えたハイアカウントアバター【創世神ステイシア】。

 

 これには絶大な権能として【自らの想像力を元にして物質、現象を事象化する力】があるわ。

 使い慣れないと頭痛が凄まじいから暇があったら使い込んで慣れておきなさい。

 

 大地に亀裂を創り 軍勢を落下させる。

 空に足場を創り出し、階段を創る。

 想像力を元にして様々な現象を引き起こす。

 

 これに反するのが一意に専心して限定的かつ強力な事象干渉能力を心意力。

 意志の力をもって、あり得ざる現象をシステム干渉すら撥ね除けて引き起こすことすら出来る力。

 

 ステイシア。閃光のアスナたる貴女には一度この領域を踏み越えたことがあるはず。

 75層の聖騎士ヒースクリフと黒の剣士キリトの死戦の際、システム的な呪縛下において手を差しのばしいざとなれば代わりにその身で刃を受ける覚悟。

 否。受けなければならないとさえ決めていた挺身の意志。その心境。

 それが 心意 の入り口よ。

 

 SpiritWill。心の意志と呼ぶモノを持って事象干渉をする。

 例えば、もっとも己が強かったであろう状態を想起し【それがもっとも強いからそうなる】と決め通せばその状態に自らを定義できるわ。

 意志の力のみで事々をねじ曲げる領域はまだほど遠い。

 システム的呪縛を解くが今の人間の臨界点かしらね……

 

 まぁいいわ。

 心意力は個人の素質に左右されすぎる。

 使えない者は何処まで行っても使えない力よ。

 

 さて。

 では 想像力(Imagination) はどうか。

 昨夜 風呂場で我が主と一緒にヤりすぎでぶっ倒れていた貴女を運んだのは私が神聖術……まぁ、システム干渉術の一つなのだけど、それを使って『水を使って体表面の汚れを洗い落とし 風を使ってそれを乾かして、更に風を使って身体を運ぶ』までを 想像し演算して実行した結果、そうなったのよ。

 つまり、頭に思い描いた状況を実際に起こしてみたわけ。

 

 察しが良いわ。

 そう。つまり、想像力とは 意志の力ではなく 理性の力でもある。

 

 何が出来る、何をしたい、何をしよう。アレをしたい、これをしたい、それをしたい。

 抽象的な枠で構わないから考えなさい。

 

 注意をしなければならないのは 相手 に直接的な干渉を行うことは出来ない事よ。

 つまり『媚薬を作って相手の飲料に交ぜる』は出来ても『相手を直接発情させる』は不可能よ。

 

 例えがなんでそっち方面かって?

 そう言うことも出来るからよ。

 【太陽神ソルス】【大地神テラリア】はその名前の通りの方向性に特化してるから説明しやすいのだけど。

 【創世神ステイシア】はその枠が広いから 想像力 が重要になるのよ。

 心意力とは違い 枠を広げること、可能性を想起することが重要。

 

 まぁ、すこしずつ慣れておきなさいな。

 死なない、死なせない。そう言う考えすら想像力の端緒よ。

 理性と知性を持って最善の結果を思い描き手繰り寄せる力。そう心得なさい。

 

 色々教えてもらったのは良いが、他にも聞きたいことがあるですって?

 

 ……。

 

 我が主から寝物語に聞けば良いじゃない。

 あ、いや、言えないか……言えないわね。自分の口からはとても言えないわね。

 ……その件については、貴女以外にも聞きたいと望む者が集まったら教えて上げるわ。

 

 少なくとも我が主が自分から語ることはないでしょう。

 現実世界での 童貞喪失 の一件とか。

 ここに至るまでの性経験の類とか確かに観測はしてはあるのだけど。

 

 

 

 




~秘匿情報獲得~

 アスナは 『SAO全生存者に対する強制切断計画』(プランニング ディスコネクト) をクィネラより通達されました。
 
 アスナは ユートの過去の一部 を知りました
 アスナは ハイエンドアカウントアバター【創世神ステイシア】の使用権利を獲得しました
 アスナは 心意力(弱)を習得しています
 アスナは 想像力 を習得することになります。
 神聖術や創世神ステイシアの権能 に対する補正が発生します。

 クィネラは『SAO全生存者に対する強制切断計画』(プランニング ディスコネクト)に関わり警察庁に対する牽制のために行った情報収集とおまけに役立つであろう追加調査の結果、全警察、警察官僚、上層部の全データを握っておりスキャンダルな情報やあらゆる個人情報を自在に操れます。
 情報戦で既に勝利しています。
 迂闊に主ユートとその周辺人物に司法の手を伸ばすと警察組織が瓦解します。
 『SAO全生存者に対する強制切断計画』(プランニング ディスコネクト)を真っ当に表に出すだけでも大打撃です。

 当然、ユートはそんなことは知りません。
 事象は誰かの都合の良いように動いています。

■心意力
 正史やアクセルワールドに細かい説明があるので参照されたし。
 本作では 一意専心すれば一刀両断も夢ではない ぐらいの扱い。

■想像力
 オリジナル設定。思考や理性に結び付いて『頭の中で思い描く最高の結果を引き出す力』。可能不可能の前に想像する事が重要。思い描いた未来を掴み、引き寄せる力。心意が収斂する力なら 想像は拡散する可能性である。

■ユートの過去のやらかし1
 NTR作品とかであるような学校の部活動に参加している恋人がいるJKが夏休み中の合宿でオナホに堕とされる的な事案にカチコミかけて竿役全員を下半身野晒しのボロ雑巾にして学校の前に晒した事案。

 ARで現実が拡張された人間の運動能力のやばさは劇場版SAOを見れば解る。
 顔面全身黒づくめナイトスコープをつけた完全暗闘スタイルのどっからどう見ても気違い変質者が夜中の学校の合宿所で暴れまくった。

 人を平然と殴り飛ばす暴力性の獲得のための叩き台にされた不幸な事案。
 死人が出てないのが奇跡レベルの事案になった。

 通報しようにも広域ジャミングとかよくわからない現象と撮影しようと構えたモバイル機器が突然炎上するなど証拠に残せるものが一切無かった。
 複数人で囲めば良かろうなモノだが、一人を丹念に下半身を蹴り潰したり死なない程度の暴行を加える叩き台にしたため、恐慌状態が発生し逃げ惑う。
 が。電動制御のシャッターが不幸な事故で動かなくなりただの狩場になった。
 不幸なのは目的が目的のため(女子学生をレイプしてその全員を輪姦して性奴隷に叩き落とす)外部連絡がつきやすい窓側の部屋が利用されてなかった点にあり、窓を割って脱出などができる状態ではなかった。
 女子生徒達も誰のもともつかない警告音声に従ったものたちは身体的には無傷で終わった。
 警告に従わなかった者は目の前で暴行される男子学生を延々見せられる結果になり精神を病むことになる。
 また、騙されたり無理矢理連れてこられた女子生徒達は最初に隔離され厳重な口止めと脅迫材料の抹消を持って解放されている。
 
 わりと悲惨な光景で大騒動になり晒された竿役全員の個人情報が流布されるなど何処からどう見てもジェノサイド事案。が 犯人はついぞわからずに終わった。
 被害者が脅迫、暴行の加害者でもあったので、どこかで恨みを買っていて盛大に復讐されたのでは?と言う話しで終わった。終わってしまった。
 復讐のために立ち上がった有志も居たが、ソレもやはり、潰された。
 家の力で報復しようとした者も居たが ソレも丹念に潰された。
 SAO事案の真っ最中で死人がいなかったからか なぁなぁで流されてしまった。

 今となっては『真夏の合宿の夜の黒い悪夢』とか都市伝説の一つになりかけている。
 
 SAO生還者が蔑視されたり、敬遠される風潮があるが この事案で数十人単位の学生、教師、OBなどがいっきに晒しあげられたため現実世界にも碌な奴らがいない。と言う話のネタに挙げられるようになる。
 他にも 現実世界でやらかしている が 大規模なのがもう一事案。
 残り三事案は個人に対するモノである。

 ユート自身もわりとこれで精神を病んでる節はあるがそれ以上に報復と復讐の方が強い。
 

ソードアートオンラインと言えばデュエルモード。ユートのレイトウマグロシリーズで悪夢を見るのは?

  • vs キリトさん
  • vs POH
  • vs 魔王ヒースクリフ
  • いや、PVPくらいは勘弁してあげて
  • マグロの真溜め斬りで全員kill
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