R18版 実力至上主義の学校で平穏を求めてみる 作:さっきのピラニア
◇◇一之瀬視点
チャイムが鳴る。玄関に向かい扉を開けるとそこにいたのは坂柳さんだった。
私は彼女を迎え入れベットに腰掛けた。そして彼女も私の隣に座る。
彼女は暫く何も語らなかった。
「どうしたの、坂柳さん?」
静寂に耐え切れなくなった私の方から問う。
「…昨日、私は彼を手に入れようとしました。でも、失敗していました。」
そう言い放った途端、私は彼女に押し倒される。何故か抵抗はできなかった。
彼女の手が服の中に入ってくる。耳に細く息を吹きかけられる。背筋にぞくぞくと刺激が流れる。
「知ってますか、彼に相手にされる感覚を。」
おそらく、彼女は彼を襲おうとしたのだろう。そして弱点を手に入れようとしたのだろう。そして失敗した。
「もう立ち上がっていますね。羨ましい身体です。」
「・・・や、やめあぅんっ・・・!」
私の胸を揉み、その頂を絶妙な力加減でつまみ上げる。痺れる様な刺激が身体に流れ、ピクンッ、身体が跳ね上がってしまう。
「一線を越えて弱点を握るつもりだったのですが、逆に彼に弱みを握られてしまいました。」
コリコリと摘まみ、時には扱き上げ、そして指で弾かれる。
「・・・あ・・・あ・・・あ・・・。」
「彼に初めて完敗してしまいました。身体が彼に支配される感覚は悪いものではありませんでした。」
頭に靄が掛かったようになってしまう。抵抗の意思が奪われてしまう。
「…知ってますか?彼に身体に操られる感覚を。彼の手から逃げられなくされるんです。そして気付くと欲しくて欲しくて堪らなくされるんです。」
コスコスコス、と頂を扱き上げられる。甘い痺れがお腹の下から全身に広がっていく。
「…そして、欲しがると逃げられるんです。理性を全部、彼に持っていかれてしまうんです。」
つつ~、と背中に指を這わせられる。背骨を通った電流が頭の中で弾け、身体が甘く痺れる。
「・・・ん・・・あんっ・・・んん・・・」
「身体の自由を奪われて本能で身体が動かされてしまうんです。」
彼女の手が下半身に伸びる。内ももをなぞられる。脚が自分の意思に反して開いていく。最後の頂きの周りを焦らすようになぞり続けるが、一番欲しい所には触れてくれない。
くち…くち…と下半身から水音が聞こえる。私は彼女に感じさせられていた。女性の気持ちいい部分を女性に責められる。体感したことは無かったが、ここまで堪らないとは思わなかった。
彼女は私の身体を焦らし続ける。まるで彼にこうされたんだよ、と示すように。彼女自身の腕も自分の下半身へと向かっていた。
「…気持ち良いでしょう?もうあなたの弱い所は把握しましたよ。私もそうでした。」
彼女の焦らし続ける責めに勝手に腰が浮いてしまう。早く触って欲しい、という感覚に全身が支配されてしまう。
でも彼女はそこを触ってはくれない。理性はとろとろに蕩けさせられ、本能だけが剥き出しにされていく。
へこっへこっへこっ、と快感を求めて腰が動く。逃げるという意思はとうの昔に消え去り、彼女に私の身体が鳴かされていた。
「…終いには飛ばされて、空っぽになるまで飛ばされ続けるんです。帰って来れないのではないかと思うほど遠くに。」
そう言うと彼女は私の一番気持ちいい突起に触れる。シュッシュッ、と快楽のみを身体に送り込む力加減で扱き上げる。
「あっあっあっあっ・・・・・・ああーーーーーっっっ!!!」
「ーーーっっ!・・・ふぅ・・・ふぅ・・・」
彼女から送られる刺激に屈し、私は身体を大きく仰け反らせた。焦らされた分自分でスルより遥かに遠くへ飛ばされる。腰はさらに大きくへこへこ、と震え、頭の中が気持ちいい液体で洗われる様にグシャグシャのかき回される。
私はしばらく快楽の高い所に飛ばされた後、降ろされる。力の入っていた全身が崩れ落ち、強烈な脱力感に襲われる。
彼女もぎゅっと目を閉じ、達した様だった。
彼女にぎゅっと抱きしめられる。
「…その後、流し込まれるんですよ。…あれは言葉にするなら幸福感、でしょうか?私から溢れても溢れても注がれるんです。…堪らないですよあの感覚は。」
ほぅ…、と恍惚とした表情で彼女が呟く。その時の感覚を思い出すかの様に。
「そしてまた欲しいと、思わされるんです。おそらく求めても彼には拒絶されてしまうんでしょうね。」
私はハーハーと荒い息を吐く。手足の先がじくじく、と痺れて動くことが出来なかった。
「一之瀬さんはは彼をどうしたいですか?あなたが何もしないなら、私は彼を手に入れてしまいますよ。」
その言葉は彼女からの明らかな宣戦布告だった。私は彼とどうしたいのだろう?彼女が居なければ、このままで良かったのかもしれない。学校生活を続けて行って、試験とかで話をして、そして冗談を言い合って、過ごしていく。
彼女はこの状況に変化をもたらした。そして彼女は実行し続けるのだろう。競争相手がいないとつまらない、という事なのだろうか?
疲労感に苛まれながらも声を絞り出す。
「…私は変わらないよ。赤羽君は、Bクラスの大切な仲間だからね。坂柳さんには渡さない。」
「…そうですか。望むところです。」
彼は多くを語ってはくれない。冗談は沢山言うけれど、本心は滅多に語ってはくれないのだ。
彼女はどこまで知っているのだろう?彼の昔には興味は無く、今の彼に興味があるのだろうか?
私はどこまで知りたいのだろうか?彼を知ることで、彼が私から離れてしまう、それはとても嫌だった。
そんな私の問いの答えは出ず、徐々に思考は闇に溶けていった。
えっちだ…(唐突な微百合要素)