「では紅蓮の力その真髄を教えてやろう」
『ついに紅蓮の力その真髄を教えてもらえる』うれしい半面つい緊張してしまう
「紅蓮の力の真髄は前に説明したように血の力を使う」
「ということは全身が血に覆われていないダメなのか」嫌な予感がする
「いや違う、今は使う箇所だけが血に覆われていればいい」
『よかった、全身血だらけにしろとか言われたらどうしようかと思った』
嫌な予感が外れてルードはほっと胸をなでおろす
「そんなことを心配していたのか」
「だって前に体中に血をまとわせるとか言ったから」
「それは最終手段だ、体中を血で覆えば最強の力が手に入る、だか出血多量で死んでしまったら本末転倒だろう」
「確かにその通りだな、だが体中を血でまとわせる場合もあるってことか」
「最終手段だがな、どうしても勝てなくて逃げられそうにない場合だけ使うしかない」
「まっ安心したよ、じゃあ教えてくれよ紅蓮の力その真髄を」
「分かった、まず手に紅蓮の力を宿す練習をしてみよう」
「分かった手だな」ルードは冷気で手を覆うそして皮膚が裂け血が出てきた
「本番では冷気で皮膚が裂けるまで敵は待ってくれない、別の方法を使うんだがまっ今はいいだろう、ではその手に魔力を注ぐんだ」
「分かった」ルードは血だらけの手に魔力を注ぐ
「魔力と血が混ざりあうイメージをしろ」
「魔力と血が混ざりあうイメージ」ルードは手に集中する
「魔力と血が混ざりあったものが紅蓮の神への捧げ物だ」
「なんだか手に力がみなぎってくるような気がする」ルードの手に力がみなぎる
「それは気のせいではないここは紅蓮の神の住処力を借りやすいんだ」
「なるほど」確かにここは紅蓮地獄、紅蓮の神がいてもおかしくはない
「紅蓮の力が拳に宿ったようだな、ではこれを壊してみよ」
ゴウガンは何枚も重ねた瓦のようなものを取り出した
「これは硬瓦という特別硬い瓦だそれを20枚重ねてある、これをすべて割ることができたなら紅蓮の力をその身に宿したといっても過言ではないだろう、さあ紅蓮の力を試してみよ」
「ああいくぜ」
拳に力を集中させるそして渾身の一撃をたたきこむ
そして結果は
「・・・フッやりやがったな、合格だ」
結果は20枚すべての瓦をたたき割っていた
「やったのか俺は」自分でも信じられない
「俺は紅蓮の力を習得したのか」
「ああよくやったお前には最強の冒険者を目指す資格がある」
「俺が最強の冒険者」最強、なんていい響きなんだろう
「さて紅蓮の力を習得した人間には渡すものがある」
「渡すもの」いったい何だろうか
「それは俺から渡すことはできない、紅蓮の女王からもらうがいい」
「紅蓮の女王・・・」『そういえば、あいつと会ったのがすべての始まりだったな』
「さあ紅蓮の女王のもとに行くぞあいつもきっと大喜びで祝福してくれるはずだ」
「だといいな」紅蓮の女王とはあまりかかわりがないちゃんと祝福してくれるか心配だ
「絶対に祝福してくれるさ、あいつは紅蓮の力を習得する人間があらわれるのをずっとまっていたんだからな」
「そうか分かったじゃあ行くか紅蓮の女王のもとに」
「ああいこう」
二人は最高の気分で紅蓮の女王のもとへと向かった
つらい修行が報われ紅蓮の力を手にしてルードは最強への第一歩を踏み出したのである
紅蓮の力を手にしルードはいったいどこへ向かうのかこれからも見守ってやってください