※この作品はR-18です。

隻腕提督は手綱を握れない   作:D.a.ネモ

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初めては金剛と

 最近、みんなの様子がおかしい。

具体的に言うと、一部の艦娘が侮蔑のこもった視線を浴びせてくる。さっきも通りすがった曙に無言で脛を蹴られた。こんなに皆との雰囲気が悪くなったのは初めてかもしれない。

 

 昼時になり、俺はいつも通り食堂へ向かった。おかしい…いつもなら、ここらで金剛が意気揚々と着いてくるハズなのに。

 

 

 注文したカレーを受け取り、席に着くと、隣に座ってきたのは陽炎に不知火だ。

食堂内にどこか不穏な空気が漂う。

 

「司令、少々お話が」

 

「どうした」

 

「先日、夜が明けても秋雲が戻らなかったので、作業部屋へ陽炎と様子を見に行ったのですが…」

 

 

 この時、提督はやっと理解した。不知火は冷静に話を進める。

 

「秋雲が…その…ぐ(・)ち(・)ゃ(・)ぐ(・)ち(・)ゃ(・)になって倒れてたんです。まあ慌てましたよ。

陽炎が助けを呼びに行き、私が介抱しようと近づくと映ってたんです。彼女のスマホに、全裸のあなたが。これは一体どういう事ですか、司令。」

 

「あれは秋雲が…」

 

「秋雲から事情は聞いたわ。でもね、私達が怒ってるのはそこじゃないの。貴方、金剛さんという物がありながら他人に体を許すなんて…どういうつもりかしら?」

 

 提督は何も言えなかった。

 

「今朝も金剛さん、挨拶に来なかったでしょ?最近あの人、とても寂しそうにしてるのよ」

 

 

 

「なあ、陽炎…俺は一体…どうすれば良い?」

 

「やっぱり、面と向かってキチンと話すことが大事だと思うの。

ちゃんと誤解を解いて、金剛さんが好きって気持ちを伝えなくちゃ。」

 

 

「陽炎の言う通りです。それに、

この件に関しては、司令が地道に努力するしかないかと」

 

「わかった、自分なりにやってみるよ。2人ともありがとう」

 

 

++++

 

 

 食事を終えた後、提督は金剛型の部屋へ向かった。

ドアをノックし、住人の応答を待つ。

 

「金剛、居るか?」

 

「…金剛お姉様は今外出中です。」

 

「わかった。じゃあ帰ってくるまで待たせてもらおう。開けるぞ」

 

「ちょ、ちょっと司令!?」

 

 霧島の言う事を無視して扉を開ける。

すると、死角から現れた影が提督の胸ぐらを掴み上げた。比叡だ。

 

 

「司令のバカ!浮気者!淫乱!人で無し!」

 

「比叡!?首を掴むな、締ま…る…」

 

「比叡…止めてあげてくだサイ」

 

 そう言って部屋の奥から現れたのは、少し寂しそうな顔をした金剛だった。

 

 

「金剛…実はな、秋雲の件はかくかくしかじかで____

_______という訳なんだ」

 

 

 

「…そういう事だったんデスね。じゃあ私も、テートクに手伝って欲しい事がありマス」

 

 

 

 

 

「お姉様方、私達は席を外しましょう。」

「そうですね。比叡お姉様も」

 

「ぬぬぬ…司令!今度金剛お姉様を泣かせたらタダじゃ置きませんからねッ!!!」

 

 

 

バタン

 

 

 

「ワタシの…virgin(処女)を貰ってくれませんか?」

 

 

 

 提督の心臓はドキリとした。

様々な感情が渦巻いたが、彼に断るという選択肢は元より無かった。

 

「…分かった。じゃあ今夜、俺の部屋に来てくれないか?」

 

 提督は出来る限り平静を装って答えた。金剛は静かに頷くと、

提督に背を向け、抑揚を抑えた声で言った。

 

「わかりまシタ。じゃあテートク、また夜に会いまショウ」

 

 

   バタン

 

 

 

(やっちまった……嫌われてない…よな?)

(うう…///遂に言っちゃったヨォ…)

 

 

 

 

 こうして、初めてセックスの約束を取りつけた2人は

お互い顔を真っ赤にしながら、その場を後にした。

 

 

 

++++

 

 

 

 

 

 消灯時間の迫った夜中、提督の自室の扉は叩かれた。

今ここに来る人物は1人しかいない。

 

「…どうぞ」

 

 入ってきたのは、やはり金剛だった。ベージュの短パンにTシャツといったラフな装いは、彼女の豊満な体を際立たせ、提督の目を釘付けにした。

 

「隣、イイですか?」

 

 頷くと、金剛はゆっくりと近寄り、ベッドに座った。

提督を見やると、どこか余裕のなさそうな顔でこちらを見ている。

その視線は胸と顔とを行ったり来たりしている。

 

「テートクゥ〜?どこ見てるんデース?」

 

からかうように腕で胸を挟んで強調してみたり、体を揺さぶってみたり。

 

「フフ、かわいい♡」

 

 慌てて提督は顔を逸らしたが、目はしっかりこちらを見ていた。

意気地なしな提督に、金剛はトドメを刺す。

 

おもむろに着ていたTシャツを脱ぎ、大きな乳房を露わにした。本来付けているはずの下着は、無い。

呼吸と共にプルプルと震えるソレは、提督に残った羞恥心を吹き飛ばす。

 

「…金剛っ!!!」

 

 たまらず提督は金剛をベッドに押し倒し、自分のズボンへ手をかけた。

限界まで勃起したペニスが露わになる。

提督が用意していたコンドームを装着している間に、金剛も自分の短パンとショーツを脱いだ。秘所は既に濡れきっており、前戯の必要は無さそうだ。

 

 提督は金剛の足を広げると、蜜壺に狙いを定める。

 

「金剛…い、挿れるぞ」

 

「Yes.いつでも来てくだサイ♡」

 

 

 

 ぬるり、と一気に奥まで陰茎が侵入する。

だが、互いの性器が擦れ合う強烈な快感に、提督は耐えきれなかった。

 

 

「ごめ…もう…でる…っ!」

 

「え?」

 

 

ビュルル!ビュッ!ドプッ♡

 

 

 一度も腰を振る事なく提督は射精してしまった。コンドームに虚しく精液が吐き出される。

唯一の救いは、金剛の破瓜の痛みがそこまで辛い物では無かった事だろう。

腰を震わせながらペニスを引き抜くと、彼女は言った。

 

 

「出ちゃいましたネ…」

 

「ごめん…金剛…金剛の膣内(なか)、気持ち良すぎて…」

 

「Don't worry.気にしないでくだサイ。でもテートク…ここで止めちゃ、NOなんだからネ♡」

 

 その言葉で硬さを取り戻した提督は、コンドームを付け直し、再び挿入を試みる。

 

「…いくよ」

 

「ハイ♡」

 

 

 相変わらず、強烈な快感が提督を襲う。だが、今度はなんとか耐えることが出来た。提督は慎重に、ゆっくりと抽送を開始する。

 

「…んっ♡」

 

 じっくりと擦り込むように腰を動かし、徐々にペースを上げていく。

腰を打ちつける度に、2人の声はどんどん大きくなっていった。

 

「金剛…っ…金剛…っ!」

 

「テートクッ…手を…握ってッ…♡」

 

2人はお互いの両手を握り合う、所謂「ラブ握り」という状態になった。

提督はその先の快楽を求め、必死で腰を振る。

 

「もう…射精そうだ…っ!」

 

「ワタシもイく…ッ♡イきマスッ…♡♡♡」

 

 舌を入れ、貪るようにディープキスを交わす。

 

「〜〜〜ッ♡♡♡♡」

 

上も下も繋がったままで、金剛が達した。

膣がぎゅうぎゅうと締まり、提督も限界を迎え____

 

 

「うっ──あっああぁ……」

 

 

 

ビュクッ…♡ビュクッ…♡ドピュッ♡

 

 

 

 金剛の絶頂とほぼ同時に、提督も射精した。強烈な余韻が、2人を包み込む。

ペニスを引き抜くと、金剛の膣がひくひくと震えているのが分かった。

 

「金剛…気持ちよかった?」

 

「Of course♡テートクも沢山出たみたいネ♡」

 

 

 

 やがて余韻が引いてくると、代わりに強烈な疲労感が湧いてきた。

提督と金剛は身を寄せ合い、ベッドへ寝転がる。

 

「…このまま寝ちゃおっか。」

 

「そうデスね。テートク…ワタシは今、とっても幸せデス♪」

 

「おやすみ、金剛。」

 

 

「おやすみなさい、テートク♡……ちゅっ♡」

 

 

 

 こうして初体験を終えた2人は、最後にもう一度キスをして、そのまま泥のように眠るのだった。

 

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