※この作品はR-18です。

隻腕提督は手綱を握れない   作:D.a.ネモ

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鶴を慰めるには

「どうぞー。」

 

コンコン、という静かなノックの後、執務室の扉は開かれた。そこに立っていたのは瑞鶴。姉の翔鶴と並んで鎮守府の空を支える、頼もしい仲間だ。そんな瑞鶴だが、今日の彼女はどこかしおらしげであった。

 

 

「ねえ提督さん、今ヒマ?」

 

「ヒマではないけどな…どうしたんだ」

 

「聞いて欲しい事があるんだけど、後で波止場に来てくれない?」

 

「分かった。そうだな…5時頃で良いか?」

 

「…うん。待ってるからね」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 早めに仕事を切り上げた提督は、約束通り波止場へと向かっていた。夕日に照らされた海を背景に、ベンチに1人座り込んでいる瑞鶴が見えた。

 

「ずいか…どうしたんだ!」

 

 

 彼女の瞳からは涙が滴り落ちていた。急いで駆け寄ると、瑞鶴は提督の胸に縋り付くように顔を埋め、嗚咽した。

 

 

「グズっ…でいどぐざぁん…」

 

「おうおう、気が済むまで泣け。大丈夫、待っててやるから」

 

「っ!な、んで……え……っ!!ぐすっ……あ、あ……ひっ……いや、だよぉ……ひっく……ぅ……うわーん!!!」

 

 彼女がどんな理由(わけ)でこんなに泣いているのかはわからない。

今の提督には、瑞鶴の頭を撫でてやる事しか出来なかった。

 

 

 

 

 数分後、落ち着きを取り戻してきた瑞鶴は、事の経緯を語りだす。

 

「…分かれちゃったの、優斗くんと。」

 

「何!?」

 

 提督にとってもソレは衝撃だった。何を隠そう、その男は瑞鶴の彼氏である。提督は時折、瑞鶴にデートやファッションについてのアドバイスを求められていたのだ。だが話に聞いていた限り、2人の関係は良好だったハズだが…

 

 

「この前、海に遊びに行った時ね、艦娘だって事を話したの。それからだったかな、優くんが話しかけてくる事が減ってきて…エッチする時間も段々短くなって来て…昨日言われちゃったんだ。『別れよ』って。

________ひぐっ…私が艦娘じゃ…なかったらっ……えぐっ……もっと一緒にいられたのかな………っ!」

 

「…そんな事は無い。きっと、君との距離感の掴み方が分からなくなっただけなんだと思う。自分を責めるな。君が悪いわけじゃない。」

 

 

 

「…もうちょっとだけ、こうしてても良い?」

 

「ああ。」

 

「ありがと。提督さんって、暖かい…ね…」

 

 

「夜は冷えるから、このまま部屋に連れて行くぞ」

 

 提督は瑞鶴をお姫様抱っこすると、胸元から小さい声が聞こえた。

 

「ねぇ提督さん」

 

「どうした」

 

「___エッチしてくれない?優くんの事忘れる位、激しく…」

 

「…いいのか」

 

「うん。今日だけは、瑞鶴のお願い…聞いてくれる?」

 

 提督は進行方向を変え、艦娘寮ではなく自室のある本棟へと向かっていった。

道中で他の艦娘に合わなかったのは幸いと言えるだろう。部屋についた提督は、瑞鶴の涙と鼻水でびしょ濡れになった制服を脱ぎ、ラフな格好に着替え直した。

 瑞鶴は制服を脱ぎ下着姿になると、ベッドに腰掛けて提督の着替えを観察していた。

 

「そういえばさ」

 

「うん?」

 

「やっぱその腕って不便なの?物が掴みづらい〜とか、手入れが面倒〜とか…」

 

「"ある"けど…"ない"かな。俺はもう7歳くらいの頃から使ってるから、すっかり慣れちゃったよ。

強いて言うなら…精密機械の塊だから、セックスをする時は…少し苦労する」

 

 そう言うと、提督は箪笥から明石にもらった行(・)為(・)用の義手を装着した。先が丸く細身のゴム手袋のようになっているので、女陰に突っ込んでも粘膜を傷つける心配がない優れものだ。

 

「さ、ヤろうか」

 

「ムードもへったくれもない訳?______まあいいわ。早く出して頂戴。」

 

 

 言われた通りズボンを下げてペニスを露出させると、瑞鶴の視線はそこに集中する。

 

 

「提督さん、包茎だったの!?なんか意外」

 

「うっせぇ。この国じゃメジャーなんだよ」

 

「ゴメンゴメン…じゃあ、ちんぽ大きくしよっか♡」

 

 半萎えになっているペニスを優しく握ると、しゅこしゅこ、とゆっくり扱き始めた。慣れた手つきで根元から亀頭へと。

 満遍なく刺激を与え、あっという間に勃起させて行く。

 

「どう?きもちい?」

 

「ああ。いい感じだ」

 

「このまま手でびゅっひゅっさせても良いけど…今日は瑞鶴の得意技でイかせちゃうね♡」

 

 

 瑞鶴は提督をベッドに大の字で寝かせ股座へ座ると、天井に向かってそびえ立つモノをぱくり、と咥えた。口内の暖かさ、ペニスを味見するかのような舌の動きが神経を通して、脳へダイレクトに伝わる。

 

 

「ろう?ほれ優くんが大好きらったんだよ♡」

 

 

唾液をふんだんに使い、ジュルジュルと大きな音を出しながら、激しく肉棒をしゃぶる。時折漏れ出る瑞鶴の声が更に興奮を加速させた。

 

 

(そろそろ限界かな…?一気にトドメ指しちゃおっと♡)

 

 

吸い付きながら舌の面を裏筋に這わせ、それを左右に動かす事で、複雑で対応しきれない快感を提督に与え、一気に射精へと至らせた。

 

「ちょっ…イク!」

 

「いーよ♡らひて♡らひて♡」

 

 

 

どくんっ♡どぷっ♡どぴゅぴゅっっっ♡♡♡

 

 

 

 射精後も、瑞鶴の責めはしばらく続いた。精液を出し終えたのを確認すると、残った一滴を搾り出すように舌を動かすと、ようやくペニスから離れた。

 瑞鶴はゴクン、と音を立てて口の中に溜まったモノを飲み込み___

 

「ごちそうさま♡」

 

 と、屈託のない笑みと共に言い放った。

 

 

「ね、次は提督さんが瑞鶴のこと気持ちよくして欲しいな〜♪」

 

 

 

 提督の眼前に大きな桃尻を突き出し、ユラユラと揺らす事で提督の情欲を煽る。

そして提督は、誘われるまま両手で瑞鶴の尻肉を思い切り揉みしだいた。胸とは違い、沈めた指を押し返してくる弾力は提督を夢中にさせた。

相変わらず、左腕だけはその心地よさを伝えてくれないが。

 

 

「提督さん、瑞鶴自慢のお尻はどう?柔らかいでしょ〜♡

そして、揉み揉みするだけじゃ満足できない提督さんのために…えいっ!」

 

 

 そう言うと瑞鶴は腰を更に突き出し、提督の頭をベッドと尻肉でサンドイッチにした。

 その巨尻を、今度は顔面で受け止めるハメになった提督は…特に抵抗する事もなく、存分にその感触を味わうことにした。

 

 

「コレっ!優くんも好きだったんだよっ!ぐ〜り…ぐりっ♡」

 

 

 より体重をかけて、すり潰すように、円を描くようにして、提督の顔を圧迫していく。

尻肉は彼の口を塞ぎ、鼻呼吸しか出来ないようにしてしまった。そのせいで、瑞鶴の淫臭を嫌でも吸い込んでしまう。ペニスが再び臨戦態勢に入り、鼻呼吸も限界に来た所で、提督はサンドイッチ状態から解放された。

 

 

「次は提督さんの番だよ♪ほら…おちんぽパンパンして、瑞鶴のこといっぱいイかせて頂戴♡」

 

 

 瑞鶴は最後に残ったショーツを下ろすと、再び提督に向かって尻を突き出した。提督はコンドームを装着し膝立ちになると、後ろからペニスを差し込んだ。

膣内がヌルヌルになっているお陰でストン、と奥まで吸い込まれていく。そのまま何往復かすると、瑞鶴が何気ない一言を漏らした。

 

 

「これっ…優くんのより、すごぉっ…♡」

 

 

 この言葉が、提督に積もっていたある感情を爆発させたのだった。

 

 

 

「…さっきから、優くん優くん五月蝿いんだよッ!」

 

 

 怒りに突き動かされるまま、乱暴に腰を叩きつける。瑞鶴の締め付けは強く、普段なら呆気なく射精させられてしまっていただろう。

 

 予想外の所にまで侵入してきた剛直によって、今度は瑞鶴が悶絶する番となった。

 

 

「ならっ!提督さんがゆーくんのこと上書きしてぇっ!」

 

「こ……のッ!!」

 

「たすけ、て、……ふっ、もう、や、……ッごめ、ごめん、なさ、い。も、ゆるしっ……! はな、し、アっ、ホントに…イっちゃう、からぁっ!」

 

「イけよッ!後ろからアソコ掻き回されて、思いきりイけ!」

 

「提督さ…!…提督さぁんっ♡」

 

「俺も…射精(で)るっ…!」

 

 

 

ぶぴゅっ♥ びゅぷぷぷぷぷぷっ♥ どぷぅっ♥

 

 

 

「出されて…♡んっ……♡提督さんが、…瑞鶴の膣内(なか)でぇっ♡♡♡」

 

 

 半ばレイプ気味に射精した後、理性を取り戻した提督は、だらしなく涎を垂らしたまま、ビクビクと震えている瑞鶴を見下ろしていた。

 ペニスを引き抜けば、水風船のようにでっぷりと膨らんだコンドームが、己が存在を誇示するかのように揺れていた。

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

 後片付けを済ませた2人は、冷蔵庫に置いてあったコーラを飲んでクールダウンしていた。

 

「なぁ瑞鶴」

 

「どうしたの?」

 

「優くんの事は…諦めたのか?」

 

「やっぱり………諦めたくはない、かな。今は疎遠になっちゃったけど、こうなる前は本当に仲良かったんだよ、私達」

 

「よ(・)り(・)を戻す気は無いのか?もしかしたら、後悔してるかも」

 

「そうかな…優くんのことだから、今頃は私なんかより良い人と付き合ってるにきまってるよ。」

 

「そう卑屈になるなって。もっかい言うけど、優くんは君との距離感の掴み方がが分からなくなっただけだと思う。2人にはもっと良いやり方ってのがある筈だ。それに、そんなに優くんと仲が良かったなら、艦娘ってだけで別れる理由にはならないと思う。」

 

 瑞鶴は少し考えた後、提督の瞳を真っ直ぐ見つめた。そこに恐れや躊躇といった感情はなく、ただ希望だけがあった。

 

「やってみるよ、提督さん。私、もっかい優くんと向き合ってみる。」

 

「それでこそ瑞鶴だ。大丈夫、きっとうまくいく筈だ。」

 

「うん…ありがとね…」

 

「元気になったなら、とっとと部屋に戻って寝るんだな。あまり遅いと翔鶴が怪しむ。」

 

「分かった。そうと決まれば、まずは連絡からね!ちゃんと話し合って、仲直りして!悲しむのはそのあとよ、瑞鶴!______そうだ、提督さん」

 

「なんだ」

 

「瑞鶴のお尻、また味わいたくなったら…いつでも言ってね♡」

 

「おいおい…」

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 数週間後、瑞鶴から吉報が届いた。

どうやら無事彼と和解し、良い付き合い方を模索しながら前進していく、との事らしい。

提督は2人の幸せを願いつつ、再び瑞鶴が泣きつくような事が起こらないようにと、切に祈るのだった。

 

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