※この作品はR-18です。

俺の大学性活はまちがい続ける。   作:滝 

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俺が恋人とラブホテルに行っても、何も問題はないはずだ。下

 ラブホテルの一室に入って、すぐの事だった。

 

「んっ⋯⋯」

 

 部屋に入りまだ靴も脱いでいないというのに、俺たちは唇を重ねている。意外な事にそのキスは結衣からで、壁に背中をつけているのは俺である。これはガハマさん、やっぱり性欲強いのでしょうか。

 

「はぁ⋯⋯」

 

 たっぷり三分ほどかけて舌でお互いの存在を確かめ合うと、結衣は唇を離した。艶やかな口吻に銀糸がかかる姿が悩めかしく、上気した頬はまるでのぼせたかのようだ。

 そのまま結衣はぽすっと俺の胸に飛び込んでくると、襟口に額をぐりぐりと押し付けてくる。

 

「やっとキスできた⋯⋯」

 

 しみじみとそう言われて、俺はぐっと胸が狭くなる。今日はデートなんだから目が合って当然だと思っていたけど、内心そう思いながら見ていたなら俺はまだまだ女心というものに疎いらしい。

 

「とりあえず、中に入るか」

「うん⋯⋯」

 

 靴を脱ぎ、手を繋いで短い廊下を歩くと、すぐにメインのベッドルームに着く。指を絡ませ合ったまま、何も言わずにソファに座る。

 

「結衣」

 

 少しだけ緊張した様子の結衣の頬を手のひらで包むと、今度は俺から彼女の唇を奪った。薄桃色の唇を舌先で割って入り、また舌でお互いの熱を確かめ合う。

 

「んぅ、ん⋯⋯」

 

 永い時間満たされなかった彼女の気持ちに応えるように、それは長いキスだった。鼻で息をしていると、鼻腔が彼女の香りで満たされる。嗅ぎ慣れたと思っていたのに、いつもより濃く感じるその香りに高まっていくのが止まらない。

 

「ん、はぁ⋯⋯」

 

 気付けばもう、五分ぐらいは経っていただろうか。唇を離すと、結衣は蕩けていると言っていいような表情を浮かべていた。

 

「ヒッキー⋯⋯」

 

 まるでうわ言のような、されど甘い響きを持った声。最初そう呼ばれる事を拒否した事が懐かしく思えるぐらい、すっかり馴染んだ彼女だけの呼び名。もっとその声で呼んで欲しいなんて、そんな事を考える。

 

「好き」

 

 潤んだ瞳が俺の目を射止め、言い終わった唇が三日月を作る。たまらずもう一度唇を押し付けると、程なくして肩を押し返されて中断させられてしまう。

 

「ヒッキーは、言ってくれないの?」

「へ⋯⋯?」

「その⋯⋯。好き、って」

 

 さっきまで情愛に揺れていた双眸(そうぼう)が、俺の次の言葉を促す。まるでデジャビュだ。雪乃とも似たような事があった。

 なんて言えばいいのかなんて、知っている。そう言うことが正解なのだろう。特に彼女にとっては。

 

「そんな一言じゃ、済ませらんねぇよ」

 

 そう言って俺は、また結衣の唇を塞いだ。

 我ながらずるい事をしているのは分かっている。せめてこれで伝わればなんて、途轍もなく身勝手だろう。

 それでも、そうしてでも、俺は結衣に真摯に向き合いたかった。雪乃に言えるようになるのだって、相当時間がかかったのだ。結衣に対して直裁に言えるようになるのにも、きっとそれなりの時間がかかるのだろう。

 

「はぁぁ⋯⋯」

 

 唇が離れ、長過ぎるほどのキスが終わる。部屋に入ってからキスしかしていないというのに、まだ物足りないと思ってしまう。

 

「先、シャワー⋯⋯」

「ああ」

 

 ぽかんと助詞を失った言葉が浮かんで、結衣はソファから立つ。

 俺は送り出すつもりで返事をしたのだが、彼女の手が俺の手を離すことはない。

 なんだ? と首を傾げると、結衣は上気したままの頬で言う。

 

「ヒッキーも、一緒に入ろ?」

 

 

       *       *       *

 

 

 脱衣所に入ると、互いに背を向けて服を脱ぐ。

 てっきり先に入ってて、とでも言われるかと思っていたのだが、そんな事はなかった。

 それはまあ、別にお互いの裸を見るのが初めてというわけではないからいい。ただ衣擦れの音が妙に気になるというか⋯⋯振り返れば結衣の下着姿が、裸が見れてしまうという状況は、やはり落ち着かない。

 

「先に入ってるね」

「⋯⋯おお」

 

 かちゃんと背中越しに音がして、結衣が先にバスルームに入ったのだと分かる。やがてすりガラス張りの扉の向こうから、シャワーの音が聞こえ出した。

 さてこちらはと言えば、既に全裸である。呆れた事にまだキスしかしていないというのに、息子は既にやっはろーしていた。それもこれも妙に生々しいというか、まるで初めてセックスするカップルみたいな雰囲気の所為だ。こんなの興奮するに決まっている。

 

「入るぞ」

 

 うん、という声を聞き届けると、俺はバスルームの扉を開けた。そして俺はそこに入った瞬間、息を呑む。

 濡れないようにか、ヘアバンドで留められた髪。その下でなだらかな肩が、白雪を纏ったような背中が、女性らしいくびれが、形のいい臀部が、俺の意識を掻き攫(さら)っていく。

 

「み、見過ぎだから」

 

 鏡越しに俺の視線に気付いたのか、結衣は振り返って非難の目を向けてくる。けど仕方ないと思うのだ。こんな明るい場所で彼女の裸を、悩めかしい後ろ姿を見るのなんて初めてなのだから。

 

「⋯⋯悪い」

 

 俺は誤魔化すように結衣の近くまで歩みを進めると、そのまま後ろから抱きしめる。腕の中で彼女の柔らかい部分が、ふにょんと押し潰されて形を変える。

 

「っていうかヒッキー、もう勃ってる」

「そういうのはいちいち言わなくてもいいんだよ⋯⋯」

 

 腰の辺りに押し付けられた硬いものに気付いた結衣の頬に、俺は横から口付けた。瞬間彼女の頬が、緩むのが見える。

 曇りだした鏡に映し出された結衣の肢体は、男を悩殺する為に作られたかのように完璧だった。いくら見ていても見飽きないが、このままではまた見過ぎだと怒られてしまう。

 

「身体、洗うか」

「うん⋯⋯」

 

 タオルかけからボディタオルを取ると、ボディソープをそれに含ませて泡を作っていく。こういうホテルに選ばれるものは他とは違うのか、妙に泡立ちがよく、きめの細かいクリームのようだった。

 まずはそっと背中から、彼女の身体を洗っていく。泡をのせたタオルが肩甲骨に触れた瞬間びくっと結衣の身体が震えた気がしたが、そのまま腰の方まで滑らせていく。

 敢えて性的なところは、触らない。その方が気持ちよくなれるという事を、もう一人の恋人がその身を以って教えてくれたから。

 

「ひぁっ⋯⋯」

 

 一通り洗い終えると、俺はボディタオルを床に落とした。手にたっぷりと溜めた泡を乳房の上にのせると、緩慢な動きでその部分を洗い始める。

 

「ん、あ⋯⋯♡」

 

 シルクの肌が微細な泡という潤滑を手に入れ、指が滑るたびにそのたわわは形を変える。指の間で乳首を挟もうとしても固くなったそこはするりとその隙間から逃げ、捕らえられない。

 

「ひっ、きぃ、んっ♡ あぁ⋯⋯♡ ひぁ、んんっ⋯⋯♡」

 

 鏡の中で悶える彼女は、もはや誘っているようにしか見えない。結衣の耳孔に舌を挿し入れると、予想した通りにびくんと大きく背中をのけ反らせた。

 

「待っ、て⋯⋯。ヒッキー、ん、あぁぁ⋯⋯ん♡」

 

 甘美な声がバスルームで響き、嗜虐心を押し留める堰を壊していく。結衣が快楽から逃げようと腰を引けば、その尻たぶに固くなった肉竿が挟まれる。暴力的なまでのサイズは手のひらの中で自由自在に形を変え、トロンとした結衣の目と俺の目がかち合った。

 

「は、あぁ⋯⋯♡ また、ヒッキーばっかり⋯⋯」

 

 結衣はくるりと俺の腕の中で身体を回すと、対面する格好になる。眼下に広がる結衣の胸は、やはり大きい。どんな角度から見ても素晴らしい。ゆい乳が最高過ぎて一生揉んでいたいまである。

 

「ちょっ、無言で前から揉まない、でっ、んんっ⋯⋯♡」

 

 感動しつつ今度は前から胸を揉み揉みしていると、結衣の手が俺の股間に伸びる。結衣は身体に纏わせた泡を手に取り、右手だけで竿全体を上下に擦り出す。

 

「う、ぉぉ⋯⋯」

 

 対面しながら性的な部分を愛撫し合うのは、まるで肉欲をぶつけ合う前哨戦のようだった。お互いがどれだけ高まっているのかを、その前戯の熱量で伝え合う。

 

「ん、ぁ⋯⋯♡ ねえ、ヒッキー⋯⋯」

 

 結衣は逆手で俺の肉棒を愛撫しながら、情欲に潤んだ瞳で見詰めてくる。その視線に誘われるように俺が顔を近づけると、結衣はそっと目を閉じる。

 

「んっ、ふ⋯⋯ぁ」

 

 唇を重ねるとすぐに舌を絡ませ、互いの興奮を伝え合う。その間も愛撫の手は止めず、その行為は加速していく。

 俺の手の中で結衣の胸は、幾度となく形を変えていた。掴むように揉めば指の間からはみ出し、不意に手を離せばぷるんとプリンのような弾性ででその均整のとれた形を取り戻す。

 

「なあ、結衣⋯⋯」

 

 目の前で形を変え続ける乳房を見ていると、どうにも我慢できなくなってくる。目の前にあるのが結衣のおっぱいだから、特にだ。出会った当初からやたらに視線を吸い寄せられてしまった暴力的なそれに、抗えるわけがない。

 

「あ、ん⋯⋯♡ なに?」

「その⋯⋯だな。また挟んで欲しいんだけど⋯⋯」

「ん⋯⋯。いいよ」

 

 結衣は一瞬だけ驚いた表情を見せるが、しかし次の瞬間には慈愛すら感じるほど優しい笑みを浮かべていた。

 そこに座って、と言われるがまま俺はバスタブに腰を下ろすと、結衣が脚の間に入ってくる。

 

「んしょ⋯⋯」

 

 そして結衣は自ら乳房を支えてその谷間を開くと、次の瞬間すっぽりと俺の肉棒が包まれる。泡まみれの胸から、やはり泡まみれのままの亀頭が顔を出していた。

 

「ヒッキーの、本当におっきいよね。他の人の見た事ないから知らないけど」

「そうか? ⋯⋯ぅお、おぉ⋯⋯」

 

 俺が返事をするとすぐに結衣は乳房を上下に揺すり出して、新たな愛撫が開始される。泡まみれでぬるぬるの状態でしてもらうパイズリは、ドライな状態でするそれとはまた違った気持ちよさがある。

 

「あたしの胸って、そんなに気持ちいいの?」

「は、う、ぁ⋯⋯。ああ、控え目に言って最高だな」

「こういう時だけ妙に素直だし⋯⋯」

 

 結衣は呆れながらも、その豊満なもので俺の肉竿を擦り上げる。その白いマシュマロの中から真っ赤に張り詰めた亀頭が見えたり隠れたりするのが、視覚的にも愉しませてくれて最高だった。感度のいいゆき乳も最高だがゆい乳にしか成し得ない事があるのは確かなのだ。

 

「は、あぁぁ⋯⋯」

「ん⋯⋯。出す時は言ってね?」

「ぅあ⋯⋯。おう」

 

 正直言って、もう少しでも気を抜けば出してしまいそうだった。一昨日も彼女たちと濃密な時間を過ごしたばかりだと言うのに、たった二日で完全充填完了らしい。

 ふわとろの快感を齎(もたら)すその行為をじっと見ていると、見上げてきた結衣と目が合う。可愛い。こんないやらしい行為をしているのに微笑みかけてくるとか天使過ぎる。駄目だ脳が蕩けてきた⋯⋯。

 

「は、あぁ⋯⋯。そろそろイキそう⋯⋯」

「あ⋯⋯。うん」

 

 結衣はそう答えると、胸を上下に動かすのを速めた。鼠径部と乳房があたってはたぷたぷと音がして、その行為の激しさを聴覚からも伝えてくる。

 

「うぁ、あぁ⋯⋯。顔にかかったら、すまん」

「うん⋯⋯。別にいいよ」

 

 そう答えながら結衣はパイズリの動きをさらに加速させた。柔らかく狭いその中で擦られて、ゾクゾクとした快感が競り上がってくる。

 両の手でバスタブをぐっと掴み、尿道に力を入れてひたすらに射精を我慢していると、また結衣と目が合った。ふわりと口元が綻ぶと、もう我慢が出来なかった。

 

「は、あぁぁっ、結衣っ、出るっ、は、うぅ⋯⋯っ!」

「うん。いいよ、出して。あ⋯⋯♡ え⋯⋯、すご⋯⋯」

 

 結衣に絶頂を迎える事を許された瞬間、俺は彼女の顔目掛けて射精した。白く、泡まみれの谷間に挟まったままのペニスはびくんびくんと脈打ち、結衣の可愛らしい顔をドロドロの精液で汚していく。

 

「ん⋯⋯あ♡ ヒッキーの、まだ出てる」

「はぁ、ぅあ、あぁ⋯⋯」

 

 俺の性器は一際(ひときわ)狭くなった結衣のおっぱいの谷間から亀頭を覗かせながら、ビュービューと彼女の顔にザーメンをぶちまけている。形のいい鼻梁も、長いまつ毛も、桃色の唇も全て白濁液塗(まみ)れされてなお、結衣は微笑みを絶やさない。

 

「全部でた?」

「ああ⋯⋯」

「あたしの手、泡まみれだから⋯⋯。ヒッキーが集めてよ」

 

 集めるって何を? と訊こうとして、すぐに答えに辿り着く。俺が射精した後、その精液をどうするかはもう決まっている事だった。

 俺は指の腹で結衣の顔を慈しむように撫でると、撒き散らしてしまった精液を彼女の口に向けて集めていく。俺が指で唇に触れる度に結衣の口が悩めかしく開き、濃厚な白濁液を舌で受け止める。

 

「ん⋯⋯っ」

 

 出したての熱いものを口内に落とす度に、結衣はこくんと俺の精液を飲んでくれる。パイズリしてもらって顔射した挙句に精飲までしてもらうなんて、自分の蒔いた種とは言えいやらし過ぎる。

 

「なんか⋯⋯。ありがとな」

「え⋯⋯?」

 

 俺の礼が意外だったのか、結衣は精液に濡れたままのまつ毛を起こし、ぽかんとこちらを見ていた。その表情はあどけないのに、途轍もなくいやらしい。

 

「変なの。お礼言うところだった?」

「ああ。俺が歓ぶから、飲んでくれてるんだろ?」

「それは、うん⋯⋯。そうだね」

 

 えへへ、とはにかむ結衣が本当に可愛らしくて、今日は色々と我慢できそうにない。いや今日も、か。

 

 俺は結衣に手を引かれて立ち上がると、ぎゅっと彼女を抱き締めた。

 

 

       *       *       *

 

 

 シャワーを浴び終えた俺たちは、またベッドルームのソファに隣り合って座っていた。

 俺も結衣も、全裸にバスタオルを巻いただけ。結衣に巻かれたタオルは今にも解けてしまいそうなほど、胸元を窮屈にさせている。有り体に言えば、物凄い深い谷間を作っていた。

 

「あの、さ⋯⋯」

 

 暫しの沈黙を破ったのは、結衣だった。ちらりと窺うように上目遣いで俺を見ると、ぽしょぽしょと喋り始める。

 

「今日は思いっきり恋人っぽくして欲しいっていうか⋯⋯。前に二人でした時は、結構勢い任せだったでしょ? だから──」

「ああ、分かった」

 

 言い訳めいた口調が居た堪れなくも可愛らしすぎて、俺は思わず結衣の唇を塞いでいた。すぐに彼女の口内に舌を入れると、その豊満なものを隠していたバスタオルを落とす。

 

「んんっ⋯⋯♡」

 

 深いキスをしながらそっと乳房に手を這わすと、びくんと結衣の背中が反る。鼻で息をしていると、いつもの柑橘系ではなくさっきまで身に纏っていたボディソープの香りが鼻腔を満たした。それが結衣とラブホテルに来ているという事を意識させて、妙に興奮してしまう。

 そのまま手をくびれに沿わせて下に動かしていくと、鼠径部に中指を這わせた。結衣の身体がまた反応したのを確認して、彼女の内ももを撫でる。

 

「は、あぁぁ⋯⋯♡」

 

 恍惚とした声が、まるで愛撫を懇願するように聞こえる。結衣の脚の形を確かめるようにさわさわと両方のももを撫で上げると、ゆっくりと手を彼女の入口に移動させる。

 ちゅくっ、と。

 結衣の秘部を撫で上げた瞬間、いやらしい水音が立った。指で陰唇をなぞり、クリトリスを探るだけでそれほどの音が立つぐらい、結衣の中は濡れていた。

 

「あ、んんっ⋯⋯♡ ひっ、きぃ⋯⋯っ。あ、あたしも⋯⋯」

 

 結衣は俺の手を押さえると、ふるふると首を振った。そして彼女は床に膝立ちになると、俺の目の前に来てバスタオルを取った。

 

「あ⋯⋯。やっぱり勃ってるね」

 

 ぶるんっ、と勃起したままのペニスが天井を向く。あからさまに興奮しているそれを見て、結衣は笑いながら俺の脚の間に入ってくる。

 そっとももに彼女の手が滑ると、肉棒の根元を掴む。結衣は数秒の間俺のいきりたったものを見ていたかと思うと、覚悟を決めたようにぱくっとそれを咥え込んだ。

 

「んっ、んぅ⋯⋯、ん⋯⋯♡」

「は、あぁ⋯⋯っ。う、ぉぉ⋯⋯」

 

 少しだけ形の崩れたお団子頭が、俺の眼下で前後に動いている。形も血色もいい可愛らしい唇が俺のグロテスクなまでに大きくなった肉棒を咥え込み、じゅぷじゅぷといやらしい水音を立てながら性的な奉仕を続けていた。

 堪らず結衣の髪を撫でると、彼女は少しだけ深く俺の肉竿を咥えた。経験は少ないながらも必死に気持ちよくしてくれようとしているのが伝わってきて、結衣への愛しさが募っていく。

 

「は、あぁ⋯⋯。結衣⋯⋯」

「んぅ、ん⋯⋯。ひょっとして、またイッちゃいそう?」

「それもあるけど⋯⋯。すっげぇ入れたくなってきた」

 

 俺の素直過ぎる言葉に、結衣は肉棒を擦りながら「あはは」と笑った。しょうがないなぁ、とでも言うような見慣れた表情が、妙に悩めかしく感じる。

 さてゴムはどこだろうと首を巡らすと、予想通りベッドに備え付けられた照明や音響の操作パネルの近くに置いてある。それを取ろうと立ち上がりかけると、そっと結衣に押し返される。

 

「まだ生理きてないから、そのままでいいよ」

 

 その言葉に、つい三日前の事を思い出した。生理まで後二日、安全日だからと避妊無しのセックスに明け暮れ、翌日の日曜日に渡って中出ししまくってしまったのだ。つまりは生理の予定日は昨日だったという事で、未だに来ていないという事は──。

 

「ヒッキー⋯⋯。なんか勘違いしてそうだけど、生理の予定日が二、三日ずれるのは普通にあるからね」

「あ、ああ⋯⋯」

 

 それは雪乃から聞いて知ってはいるが、それでもやっぱりドキッとしてしまう。経験則から言えば、今のところ安全日は確かに安全日であるらしいのが救いだ。

 

「えっと⋯⋯どうする?」

「そのまま、上に来れるか?」

 

 結衣を立ち上がらせて手を引くと、ソファに座った俺を跨らせる。ぐりんと弓形(ゆみなり)に反り返ったペニスが、結衣の膣の下でびくんと脈打った。

 

「結衣」

「うん⋯⋯」

 

 結衣は俺の肉棒に手を添えると、ゆっくりと腰を落としていく。カウパーを滴らせるペニスの先が結衣の中に飲み込まれると、あっというまに竿全体が温かな膣内に包まれた。

 

「あ♡ あぁぁっ♡」

 

 パンパンに張り詰めた肉棒が、結衣の最奥まで辿り着く。全てが結衣の膣内に収まると、ペニスはびくんびくんとまるで射精するように暴れ回る。

 

「は、あぁ⋯⋯。すげ⋯⋯」

 

 挿入するだけでもう、俺の心臓はこれ以上なく高鳴っていた。

 ソファで、対面座位になって繋がり合う。お互いの顔を見つめ合ってする性行為は恋人らしいと、彼女がそうしたいと言った行為に近いと言えるだろう。

 

「あ、あぁっ⋯⋯♡ ん⋯⋯っ。やっぱり、生は気持ちいい?」

「ああ⋯⋯。すっげぇ、いい」

 

 理性の化物と呼ばれた俺も、結衣の魅力の前ではサブレ並みに素直でメロメロでぞっこんだ。知能は犬以下になれ果て、このまま中に出したいなんて考えてしまう。

 

「動くね」

 

 結衣はそう宣言すると、ゆっくりと腰を上下に動かし出した。ぬるんと抜けそうになるまで引き上げられた腰は、次の瞬間重力に任せてまた最奥まで導かれる。無数の膣襞がカリ首を擦り、思わず身震いするほどの快感に満たされた。

 

「う、あ⋯⋯は、あぁ⋯⋯」

 

 たんっ、たんっ、と。

 結衣は俺の上で腰を振る。

 その度に惜しげもなく結衣のおっぱいが揺れ、視覚から俺の気持ちいいところを責めてくるようだった。

 

「あ♡ あぁぁ♡ ん、はぁ⋯⋯。あ♡ ヒッキーの、すっごいビクビクしてる⋯⋯」

 

 結衣は瞳に快楽の色を浮かべながら、じっと俺を見つめて腰を振っていた。彼女にセックスのペースを握られていると思うと、どんどん射精感が高まってくる。

 

「ん⋯⋯っ」

 

 俺は余程もの欲しそうな顔をしていたのだろうか。結衣は唇を寄せてくると、すぐにまた深いキスが始まる。唾液を交換するように激しく舌を絡ませ合い、お互いの昂ぶりを伝え合う。

 

「ん、はぁ⋯⋯。確かにこれ、恋人っぽいかも」

 

 結衣は唇に銀糸を垂らしたまま、嬉しそうにそう言った。蕩けた目で見詰められていると、こっちまで夢見心地になってしまう。

 

「これエロ過ぎて、すぐイッちゃいそうなんだけど⋯⋯」

「うん⋯⋯。あたしももうちょっとだから、いいよ」

 

 そう言って結衣は、腰の動きを再開させる。さっきよりも気持ち速くなった腰使いに、目の前で乳首がピンクの線を描き出す。

 その結合を深めるように結衣はまた俺の唇にキスを落とすと、少しの間も置かずに舌を絡ませ合った。彼女が腰を落とすたびに、身体の芯を突き抜けるような快感に脳が痺れてくる。

 

「⋯⋯っ、はぁ⋯⋯。もう、イく⋯⋯」

「あ⋯⋯♡ あたし、もっ♡ あぁ⋯⋯っ、イッちゃう♡ ん、あ、あっ♡」

 

 目の前から届く甘い声が、痺れた脳に響く。結衣の手が俺の頭の後ろに回され、その完璧なプロポーションを持つ肢体を揺らした。恍惚とした表情で結衣は俺の上で乱れ、それぞれの絶頂に向かって駆け上がっていく。

 

「は、ぁぁ⋯⋯、結衣、出るっ! は、あぁ⋯⋯いく!」

「あっ♡ あ♡ あぁぁっ♡ ん、いい、よっ♡ あぁぁっ♡ ヒッキー、一緒にイこ? あぁ♡ んっ、あぁぁっ♡♡」

 

 結衣の嬌声に耳朶を愛撫されながら、俺は彼女の膣内で射精した。性の奔流に逆らえず、避妊もしないまま結衣の中に精液を注ぎ込む。

 ビュービューと結衣の中に射精していると、俺の頭の後ろに回されていた手に力が込められ、抱き寄せられた。結衣の胸に顔を挟まれながら、強烈な快感にただ身を任せる。それはまるで、天国にいるかのようだった。

 

「あ⋯⋯♡ ん⋯⋯あぁ♡ ヒッキー、また中に出しちゃってる♡」

「う、あ、あぁ⋯⋯。悪い⋯⋯」

「謝らなくていいよ。ほら、全部中に出して?」

 

 結衣がそう言うときゅっと膣内が狭くなって、それに呼応するように肉棒がびくんと脈打つ。中に出す事を許された事を免罪符に、俺の肉棒はまだ出し足りないのかびゅくびゅくと結衣の膣内で生殖液を吐き出し続けていた。

 

「んっ⋯⋯」

 

 射精が終わり苛烈なほどの快感の余韻に満たされていると、また結衣の方から唇を重ねてくる。唇を触れ合わせるだけの、挨拶代わりみたいなキス。⋯⋯いや、挨拶でキスされたら、正気でいられる自信がないな。

 

「ヒッキー、好き」

「⋯⋯おう」

 

 結衣に抱きしめられ、また俺の顔は彼女の豊満なもので挟まれて溺れそうになる。ゆい乳で溺れ死ぬなら、本望なんだよなぁ⋯⋯。

 

「ん⋯⋯。まだおっきいままだね」

「そりゃなぁ⋯⋯」

 

 目の前に全裸の結衣がいて、しかも未だに生で結合したままで、萎えるはずがない。三人でするから俺の息子も元気になるのかと思っていたけれど、それだけではないらしい。

 

「ベッド、いくか」

「うん⋯⋯。えっ? あ♡」

 

 俺は腰を上げようとした結衣を抱き寄せて止めると、そのままソファから立ち上がった。方時も離れたくなくて、所謂(いわゆる)駅弁ファックの体位になり、ベッドの方に歩いていく。

 結衣の身体は意外にも⋯⋯と言うと怒られるかも知れないが、雪乃と大差のない重さだった。ベッドの真ん中の辺りで下ろすと、正常位になって結衣と見詰め合う。

 

「すっごい、ドキドキした⋯⋯」

「別に落としたりしねぇって」

「そういう意味じゃないし⋯⋯」

 

 結衣は明らかに頬を赤くしていて、それを見られるのが恥ずかしいのか両手で顔を覆った。そうするとたわわなものが寄せて上げる効果でより大きく見えるから、控えて欲しい。いや見るけど。

 

「動くぞ」

「うん⋯⋯。あ⋯⋯♡ あぁっ♡」

 

 俺が腰を動かし始めると、潤滑油の増した結衣の膣内がきゅっと締まった。眼下では大きく実った果実が、ぷるんぷるんと音を立てそうなぐらいに揺れる。

 俺が顔を覆っていた手をおろさせると、快楽に耐えるように結衣は顔を背けた。目を瞑って快感に悶える顔が、最高に可愛らしくて最強にエロい。セックスをする為に生まれてきたかのようなカラダ──なんてアダルトビデオのパッケージにでも書かれていそうな言葉が思い浮かんでしまうぐらい、結衣の身体は魅力的で中毒性がある。

 

「あぁ、んっ♡ ひっ、きぃっ♡ あ♡ あぁぁっ♡」

「はぁ、はぁっ⋯⋯」

 

 とろんと蕩けた目が俺を捉えた瞬間、裸のまま挿入されたペニスがびくんと反応する。顔を見ながらする性交は興奮し過ぎてしまって、さっき出したばかりなのにまた射精してしまいそうだった。

 

「は、あぁ⋯⋯。後ろから、いいか?」

「あぁぁ♡ ん⋯⋯♡ いいよ⋯⋯。あ♡」

 

 結衣に挿入したペニスが抜けないように片脚だけ上げさせ、彼女の身体を半回転させる。結衣が四つん這いになると、尻の向こうに生のままずっぷりと刺さったペニスが見えた。

 

「あぁ♡ ん♡ ヒッキー⋯⋯あ♡」

 

 振り返ろうとした結衣を制止するように、俺は腰を掴んでパァンっと肉棒を奥まで押し込んだ。最後まで入り切ると、結衣の身体は悦ぶかのようにびくびくと震える。あんなエロい表情をして振り向かれたら、またイッてしまいそうになってしまう。

 

「は、あぁ⋯⋯。バックと前から、どっちの方が好きなんだ?」

「あ♡ んんっ♡ わ、かんない、あ♡ どっちも、気持ちい、あぁぁっ♡」

 

 パンパンと音が鳴るほど激しく腰を振ると、結衣の背中越しに乳房が揺れるのが見えた。結衣の身体はどんな体位でしていても男を興奮させるように作られているらしい。二回射精した後だというのに、全然我慢できる気がしなかった。

 

「結衣」

「あぁぁ⋯⋯っ♡ ん♡ ひっ、きぃ⋯⋯っ♡ ひぁ♡ あぁぁぁっ♡」

 

 結衣の肩を掴んで腕を伸ばさせ、少しだけ上体を引き上げる。そのまま両手で結衣の胸を包むと、もみもみとその柔らかさを堪能する。

 

「あ♡ あ♡ ひっ、きー、待って♡ んんっ♡ それ、すっごい感じちゃうからぁっ♡」

 

 そう言われて、止める男などいるだろうか。乳房を愛撫していると、結衣の蜜壺がきゅんきゅんと俺の肉棒を締め上げてきて、行為の最中にさっき中に出した精液が溢れて来るんじゃないかと思ってしまう。

 

「は、あぁ、はぁ、はぁっ⋯⋯。結衣の中、すっげぇ締まってる⋯⋯」

 

 俺の下で身悶える肢体を、その白く綺麗な背中を見ていると、堪らなくなってくる。引き寄せられるように身体を前に倒すと、両手を彼女の傍に突いて肩甲骨の辺りを舐め上げる。朱に染まった耳の辺りに唇をつけると、びくんびくんと結衣の身体が震え出す。

 

「ん、あっ♡ あぁぁっ♡ ダメ、ぇ♡ ん、はぁっ♡ おかしく、なっちゃうっ♡」

 

 ラブホテルという場所もあってか、結衣の喘ぎ声は今まで聞いたどれよりも大きく、乱れに乱れているようだった。快楽によって不随意な蠕動(ぜんどう)を繰り返す結衣の膣内は、またその中に精液を注ぎ込まれたがっているようにさえ感じる。というかそうする事を、我慢できそうにない。

 

「はぁ、はぁっ⋯⋯。最後は、また中でもいいか?」

「はぁ、あぁ⋯⋯♡ うん⋯⋯♡ ヒッキーの、好きなだけ中に出していいよ♡」

 

 結衣は振り返ると、快楽に濡れそぼった目で俺を見た。色欲に染まった視線に射抜かれて、もう何も我慢が出来なくなる。結衣の腰を両手でしっかりと掴むと、まるで犬の交尾のようにがむしゃらに腰を振り始めた。

 

「う、ぁ、はぁっ、はぁっ⋯⋯。あぁっ⋯⋯、出すぞっ」

「ひぁぁぅっ♡ んっ、あ♡ あっ♡ あぁぁっ♡」

 

 快楽に飲まれて日本語すら忘れてしまったのか、結衣は俺に犯されていると言っても過言ではないぐらいに責められ、伏せた顔をこくこくと動かす事しかできない。きゅっと睾丸が上がり、肉竿の中に生殖液が装填されていく──。

 

「はぁっ、はぁっ⋯⋯! 結衣っ、は、あぁっ⋯⋯、中で、イク、からな⋯⋯っ」

「はぁ♡ あぁぁぁっ♡ 出し、てっ♡ ヒッキーの、全部っ♡ ひぁぁんんっ♡ ぜんぶ、中に出してぇっ♡♡」

「は、あぁぁ⋯⋯っ。イ、くっ、出るっ!」

 

 結衣の膣内がきゅんと締まった瞬間に、俺はガチガチになったものから力を抜いて、今日二度目の中出しを始める。肉棒が快感に唸りを上げながら脈打ち、結衣の無防備な膣内にビュービューと精液を発射していく。

 

「あぁぁ♡ ん、はぁ、はぁ、あぁぁ⋯⋯♡ ヒッキーの、熱い⋯⋯奥に、出てる♡」

 

 膣内射精される感覚を実況する結衣がいやらし過ぎて、俺の肉棒はまたびくんと反応した。余りにも強烈な快感に、俺は結衣の腰を掴んだままペニスだけを動かして、びゅくびゅくと熱いものを注ぎ込む。

 きっと結衣の子宮口も膣襞も、俺の精液でドロドロになっている事だろう。そう想像するだけでまたペニスが脈打って、ビュッと結衣の膣奥に精液を射出する。

 

「は、あぁ⋯⋯。結衣、エロ過ぎ」

「はぁ、ん⋯⋯。ヒッキーのせいじゃん⋯⋯」

 

 ようやく射精が終わると、俺はゆっくりと膨張したままのペニスを引き抜く──振りをして、もう一度結衣の奥まで突っ込んだ。

 

「ああぁぁっっ♡」

 

 一際(ひときわ)大きな喘ぎが漏れて、結衣の背中が仰け反る。こんなエロ過ぎる反応をするから、俺の性器は萎える事を知らないのだ。

 

「ん、はぁぁ⋯⋯っ♡ ヒッキー、まだできるの?」

「当たり前だろ」

 

 結衣の腰を掴み直すと、俺はまたパンパンと音を立てて腰を振り始める。その途端に結衣の快楽に耐えられなくなったのか、くてんとベッドに突っ伏してしまった。所謂寝バックの体位になると、俺は結衣に覆い被さって腰を振り続ける。

 

「は、あぁ⋯⋯。結衣はもうギブアップか?」

「あぁっ♡ ち、がう⋯⋯っ♡ んんんっ♡ ひっ、きぃっ、あぁぁ⋯⋯♡」

 

 違う、という事は結衣もまだ欲しいという事なのだろう。結衣の性欲の強さに愉悦混じりの笑みを浮かべて、俺はリズミカルに結衣の奥を突き始めた。同じストローク、同じ間隔でピストンしているだけなのに、結衣の膣はキュウキュウと面白いぐらいに反応を返してくる。

 

「あぁぁぁっ♡ そ、こぉっ♡ ん、はぁ、はぁっ⋯⋯。そこ、気持ちいい⋯⋯♡」

「はぁ、はぁ⋯⋯。ここか?」

「ひぁぁぁっ♡♡」

 

 少しだけ角度をつけて肉棒を突き入れると、また結衣の身体が跳ねる。その反応の大きさを見ていると、もう結衣は性的に開発されたと言っても間違いではないだろう。心も身体も素直になって快楽を求める結衣は、堕天使じみた魅力で俺まで一緒に堕とそうとしてくる。

 

「なあ、次はどんな体位がいい?」

「あ、うぅぅっ♡ んんっ♡ あ⋯⋯♡ 前から、して⋯⋯♡」

 

 結衣はその中にハートでも浮かべていそうな瞳で俺を振り返ると、きゅっとまた膣内を狭くさせた。彼女に求められるがまま、またペニスが抜けないように気をつけながら結衣の身体を半回転させる。結衣の脇の辺りに手を突くと、彼女に覆い被さって腰を振り始めた。

 

「あっ♡ あぁぁっ♡ ヒッキーの、本当すごい⋯⋯あっ♡」

 

 ずぶんっ、と膣奥を突いてやると、結衣のお椀型の胸がぷるんと揺れる。物欲しそうな目が、情欲にだらしなく緩んだ口元が、俺の全てを求めているようだった。

 

「⋯⋯お前、本当に可愛いな」

「⋯⋯⁉︎ ひぁぁぁぁあっ♡」

 

 そう言ってペニスをびくんと膣内で脈打たせると、結衣の中が途端に締め付けを増して、その悩めかしい肢体が震え出す。どうやら結衣は、俺に可愛いと言われただけで軽く絶頂に達したらしい。どんだけエロいんだよ、この子⋯⋯。

 

「もうイッたのか?」

「は、あぁ⋯⋯。うん⋯⋯」

 

 素直にこくんと頷いた結衣に、ぎゅっと心臓を掴まれたような錯覚を覚える。身体は成熟しているのに仕草があどけないのがまた可愛いらしくて、堪らない。

 性愛に身を任せたままでいると忘れそうになるが、今日は恋人らしいセックスがしたいと、そう結衣に頼まれていたのだ。

 

「結衣」

 

 名前を呼びながら、随分と乱れてしまったお団子頭を撫でる。慈しむように優しく、今まで見ているばかりだったその髪を撫でていると、結衣は口元を更に緩ませる。

 

「ヒッキー、好き」

 

 甘い声でそう言ったかと思うと、結衣に頭を引き寄せられて、また唇を重ねていた。結衣の方から舌を入れられて、貪るようなその動きに身を任せる。興奮の証を伝えるように、結衣の中に入ったままだったペニスがびくんと脈打つ。

 

「はぁ⋯⋯」

 

 一頻り舌で気持ちを伝え合うと、ゆっくりと唇を離した。その濃密さを物語るように、俺と結衣の間に銀糸が光る。

 

「もっと、チューして」

「⋯⋯ああ」

 

 酷く幼(いとけな)い言葉が、また俺の意識を掻き攫っていく。今度は俺の方から結衣にキスをすると、また激しく舌を絡ませ合う。

 結衣の背中に腕を回すと、彼女を抱き締めながらゆっくりとセックスの動きを再開させる。こういうのを、きっと愛のあるセックスと呼んだりするのだろう。ストロークを大きくして、緩慢な動きで結衣の膣内と舌の感触に神経を集中させていると、それだけでイキそうなほど興奮してくる。

 

「んっ、ふ、ぁ⋯⋯♡ ヒッキーの、あたしの中でちょっと大きくなったよ♡」

 

 嬉しそうにそう言う結衣がエロ可愛過ぎて、すでに沸いている頭が蒸発していってしまいそうだった。天然でこれをやるから最強なのだ。由比ヶ浜結衣という女の子は。

 

「⋯⋯結衣がエロ過ぎるからな」

「うぅ⋯⋯。そんな何回も言わないでよ⋯⋯」

 

 そんなに何度も言っているつもりはないのだが、結衣は片手で口元を覆って顔を逸らした。そういう仕草ですらいちいち扇情的で、心臓が一向に落ち着く気配がない。

 ずぶん、とまた大きなストロークで結衣の奥を突くと、その可愛らしい唇から桃色の声が漏れる。余裕なんてないくせに、肉棒は更なる快楽を求めて結衣の中でびくびくと暴れていた。

 

「は、あぁ⋯⋯」

「あぁ♡ ん、はぁ⋯⋯♡ あっ♡ あぁっ♡」

 

 また結衣の両脇に手を突いて腰を振り始めると、たんっ、たんっと男女がぶつかり合う音がする。その音に合わせて結衣の乳房がたゆんたゆんと揺れ、一時たりとも形を留めない。

 

「はぁ、はぁっ、結衣⋯⋯」

「あぁぁ♡ んっ♡ あ、んっ、んっ、あ♡ あぁぁっ♡」

 

 気付けば夢中になって腰を振っていた。なんとなく名前を呼ぶと、もっと欲しいとでも言うように結衣は俺の背中に腰を回す。

 

「ひっ、きぃ⋯⋯♡」

 

 呼ばれて結衣の方を見ると、彼女は瞳に熱を浮かべたまま俺を見ていた。一瞬だけ唇で唇を塞ぐと、俺はすぐにピストン運動を再開させる。

 

「あ♡ あぁぁっ♡ ね、一緒に、イこ⋯⋯? あぁぁっ♡ ヒッキーも、出ちゃいそうなんだよね?」

「はぁ、はぁっ⋯⋯ああ」

 

 言葉少なになったのを射精の前兆だと読み取ったのか、結衣はそう訊いてくる。そしてその予想は、大当たりだ。さっきからずっと馬鹿みたいに興奮しているせいで、今にでも射精してしまいそうだった。

 

「また中に出してもいいから⋯⋯。あたしの顔見ながら、して欲しいな。名前ももっと、呼んで欲しい」

「注文が多いな」

「多いよ。だってあたし、欲張りだもん」

 

 俺の苦笑に、結衣は少しだけ恥ずかしそうにそう答える。可愛くて、甘えたがりで、いじらしい。こんなに素敵な女の子を独り占めにしていいだなんて、この世の奇跡としか思えなかった。

 

「そろそろ、イクぞ」

「うん。⋯⋯来て、ヒッキー。⋯⋯あ♡」

 

 結衣は俺を迎え入れるように両腕を開くと、そのまま俺の頭の後ろに手を回した。結衣の望み通り、じっとその顔を見ながら腰の動きを加速させていく。パンパンと乾いた音が鳴り、俺のペニスは狭過ぎる結衣の中で昂り続ける。

 

「はぁ、あぁ⋯⋯。結衣。は、うぁ⋯⋯。結衣⋯⋯っ!」

「あ♡ あぁぁ、んっ♡ ヒッキー、もっと呼んで⋯⋯あぁっ♡」

 

 声も表情も快楽に堕ちていく様を見ながらするセックスは、行為自体はありふれたものなのに異常なまでに興奮してしまう。結衣の慈愛と悦楽がない混ぜになった表情を見ていると、また睾丸が競り上がってくる。

 

「ヒッキー、あ♡ ひっ、きぃっ♡ あぁ、んっ、あぁぁっ♡♡」

 

 彼女だけの呼び名で呼ばれる度に、鼓膜が溶けて落ちてしまいそうだった。その甘い声は艶やかなのに愛情に満ち溢れていて、いつまででも聞きたくなってしまう。

 けれど気持ちよくて幸福感に溢れた時間も、いつかは終わりを迎える。身体の芯の方から湧き上がってくる情動と無数の命が、体外への出口を求めて俺の腰を突き動かす。

 

「はぁっ、はぁっ、結衣⋯⋯。う、あぁ⋯⋯もう、出るっ。は、あぁっ、中に、出すからな⋯⋯っ」

「うんっ♡ あ♡ あぁぁっ♡ ヒッキー、きて♡ あ♡ ん、あぁぁああっ♡♡ ヒッキーの全部、なかぁっ♡ 中に、ちょうだいっ♡♡」

「結衣、う、あ、結衣っ、結衣⋯⋯っ。出るっ、イクっ!」

 

 激しいラストスパートの後、俺は結衣に覆い被さったままその膣奥で射精した。セックスの激しさを物語るように肉棒は大きく脈打ち、また結衣の膣内を大量の精液でいっぱいにしていく。もっと奥に欲しいのか結衣の脚が俺の腰に絡みつき、更に結合は深くなる。

 

「あぁぁ♡ ん、あぁっ♡ 出し、てっ⋯⋯あぁっ♡ ひっ、きぃっ、ぜんぶ、なかに、いっぱい、だし⋯⋯あぁぁっ♡」

 

 息も絶え絶えになりながら結衣は俺の精液を膣内で受け止め、それでもまだ中で出される事を求めていた。その懇願に応えるように俺は性器を脈動させて、ザーメンを結衣の中に注ぎ込み続ける。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯。結衣」

「ん⋯⋯。あ⋯⋯♡ ヒッキー、またいっぱい出したね」

 

 そう言って微笑んだ結衣に抱き寄せられて、俺たちは何度目かも分からないキスをした。慈しみ合うような唇を合わせるだけ口付けは、心の深いところまで結衣への気持ちで満たされていくようだった。

 

「あたし、今すっごい幸せ」

「中に出されるのがか?」

「⋯⋯バカ」

 

 意地の悪い笑みを向けると、結衣は俺の両頬を引っ張ってくる。対して痛みを感じる程ではないのが、彼女の優しさだった。

 

「⋯⋯抜くな」

「うん⋯⋯」

 

 俺はヘッドボードからティッシュの箱を取ると、彼女との結合部の下に数枚のティッシュを敷く。シーツを汚してしまうほど大量に出したのは、感覚で分かっていた。

 

「あ⋯⋯♡」

 

 ぬるんと射精を終えた肉棒を引き抜くと、結衣の膣内からブリュッと音を立てながら精液が溢れ出してくる。栓を無くした結衣の中からは次々と白濁液が溢れてきて、アナルを伝いながら敷き詰められたティッシュを濡らしていた。

 

「み、見ないでよ⋯⋯」

「そう言われてもなぁ⋯⋯」

 

 結衣の身体を綺麗にしてやりたくて待っているのだが、中々膣内射精された精液の逆流は止まらない。三発連続の中出しで結衣の中に注いだ量は相当らしく、たった数枚のティッシュでは受け止めきれずすぐに取り替える必要があるほどだった。

 

「力入れてみてくれ」

「う、うん⋯⋯。あ⋯⋯♡」

 

 言われた通りに膣圧を高めてくれたのか、結衣の膣内から溢れる精液の量が多くなる。

 夥しい量の精液の逆流が止まると、俺は結衣の膣口の辺りに残っていた白濁を拭き上げていく。そんな僅かな刺激にも喘ぎを漏らす結衣がいやらし過ぎて、また邪な気持ちが湧いてきてしまいそうだった。

 ふと結衣の視線の先を追うと、精液と愛液に塗(まみ)れた肉棒が脈打っている。思わず結衣の身体に出した分は拭いてしまったが、そう言えば彼女たちとの性行為で出した精液の行き場は決まっていたのだった。

 

「結衣。綺麗にしてくれるか?」

「うん⋯⋯」

 

 俺は結衣の眼前にペニスを差し出すと、頷いた彼女の口内に硬くなったままのそれを突っ込む。薄桃色の唇がまた肉竿を咥え込み、結衣はじゅぷじゅぷと音を立てながら所謂お掃除フェラをしてくれる。

 

「は、んっ、んぅ⋯⋯」

 

 性器を咥えながら俺を見てくる結衣と目が合うと、彼女は眦(まなじり)を下げた。その艶笑にまた興奮してしまった俺は、びくびくと肉棒を脈打たせる。

 

「悪い。またヤリたくなってきた」

「ん、はぁ⋯⋯。いいよ。ヒッキーが満足するまで、付き合ってあげる」

 

 そう言って結衣は口内から引き抜かれたペニスの根元を握ると、シコシコとそれを愛撫してくれる。

 

 その光景にごくりと唾を飲み込むと、俺はまたびくんと肉棒を脈打たせたのだった。

 

 

       *       *       *

 

 

 全ての行為を終えた後。

 シャワーを浴び終えた俺たちは、全裸のままベッドに横たわっていた。どれぐらい経ったのか、何度彼女の中で果てたのかも、もう思い出せない。枕元の時計を見る気力すらなく、俺は腕枕をされて疲れた顔をしている結衣を見続ける事しか出来なかった。

 

「はぁ⋯⋯。ヒッキーって本当に絶倫だね」

「いや、うん⋯⋯まあね? 君、エロ過ぎだし⋯⋯」

「もう⋯⋯。何回も言うなし」

 

 結衣は少しだけ頬を膨らませると、また俺の頬を引っ張った。さっきより力が強い。あんまり言い過ぎると怒られるやつだな、これ。

 

「気を失ってもまだするとか、ほんと⋯⋯」

「あ、はい⋯⋯。それはすみません⋯⋯」

 

 完全にスイッチの入ってしまった俺は、またも結衣が気を失っても快楽を求めてしまっていた。ちょっとレイプっぽいなと考えて興奮してしまったのは、ここだけの秘密だ。

 

「それに最後まで好きって言ってくれないし⋯⋯」

 

 それを言われると、一番痛い。恋人っぽいセックスがしたいと言われていたのに、結局俺がその言葉を伝える事はなかった。

 

「まあそう言うのは⋯⋯おいおいね?」

「おいおいって⋯⋯。もう」

 

 また結衣は頬を膨らませたかと思うと、少しの間の後に破顔する。いつもの仕方ないなぁって表情のまま、えいっ、えいっと頬を突いてくる。ええい止めろ可愛いな。やっぱりもっとやってくれ可愛いな。

 

「ヒッキーのいけず」

「いや、イキまくってたけどね?」

「そういう意味じゃないし!」

 

 俺の下らない返しに、結衣の指がぶすっと頬に刺さった。今のは割と痛かった。

 しかしまあ、時間が欲しいというのはずるいかも知れないが、是非ともお願いしたいところなのだ。結衣への気持ちはそんな一言ではとても言い表せるものではないのだから。

 

 結衣は俺の腕の中ではぁと短い息を吐くと、ふと目を細めた。その表情は雪乃を抱いた後に、彼女もよくしていた表情だ。仁愛に満ちた瞳は見ているだけで、俺の心の中の氷壁を溶かしていくようだった。

 

「ヒッキー、好き。大好き」

「⋯⋯うん」

「ずっと前から好きだったけど、今が一番好きだと思う。あ、愛してる⋯⋯って言った方がいいのかな。うわ、恥ずかし⋯⋯」

 

 ぶわっと赤くなった結衣が可愛くて、何より愛し過ぎて、俺は彼女の枕になっている腕を畳んで彼女を抱き寄せた。いつもの柑橘系の香りではない、ボディソープの香り。その向こうにある結衣そのままの香りが俺の鼻腔を満たすと、じんわりと温かなものが心に広がっていく。

 

「俺も⋯⋯。って言葉で、今は勘弁してくれるか?」

「あ、うん⋯⋯。今日はそれでもいい、かな」

 

 全く、ここまで結衣は歩み寄ってくれたというのに、まともに返せない自分が情けない。それでも許してくれた結衣は俺の腕の中で優しく微笑むと、満足そうに目を閉じた。

 酷使した身体は気怠く、瞼は重いのに目を閉じたくない。結衣のこの幸せそうな顔を、できるだけ長く眺めていたかった。

 

 やがてすぅすぅと、安らかな寝息が聞こえてくる。このまま時が止まればいいなんて有り体な事を願ってしまうほど、この時間は幸福なものだった。

 昔の俺からしたら、こんな時間が訪れるなんて思ってもみなかった。俺の腕の中で結衣がこんなに満ち足りた表情でいてくれる事が、本当に何よりも嬉しい。

 

 由比ヶ浜結衣という女の子の事を、考えなかった日はない。

 健気にも俺の為にクッキーを焼いてくれた彼女。

 俺が自分を守る為に張った防衛線で、理不尽に傷つけてしまった彼女。

 俺が傷つくのは嫌だと、声を震わせながら言った彼女。

 誰も傷つかないように、それが泡沫(うたかた)の夢だとしても、ずっと三人で居たいと希(こいねが)った彼女──。

 

 結衣は本当に優しくて、素敵な女性になった。

 幾度となく俺が傷つけてしまっても、それでも側にいてくれた。俺が雪乃を選んでも、構わずその想いを俺に向け続けてくれていた。

 本当に俺は、なんという果報者だろうか。結衣の情愛を推し量ろうとすればするほど、その大きさに圧倒されてしまう。

 

 きっとこれは、俺に与えられたチャンスなのだろう。今までたくさん傷つけた分、今度は俺が結衣を癒やす番なのだ。

 結衣が俺に向けてくれただけの、いやそれ以上の想いで彼女を包んで、果てのない感謝を行動で伝えて、この満ち足りた時間をできる限り長く彼女と過ごす。そうする事でしか、俺が返す事はできないのだろう。

 

「愛してる。結衣」

 

 思わず転(まろ)び出た言葉に、自分でも驚いてしまう。なんの詰まりもなくするりと出た言葉は、正しくとも俺の気持ちを全て込めるには軽過ぎて、やがて宙へと消えていく。

 

「ヒッキー⋯⋯」

 

 薄い唇が動いたかと思うと、そんな確定的な呼び名が紡がれる。結衣はゆっくりと目を開くと、やがてその瞳を潤ませていく。

 

「お前、起きて⋯⋯」

「やっと、言ってくれた」

 

 結衣が瞬きをした瞬間、煌めきを放ちながら宝石が零れ落ちた。俺の腕に溢れたそれは、彼女の温かさを伝えてくる。

 

「あたしも、愛してる。大好き。ヒッキーのこと、本当に、だい、すき⋯⋯っ」

 

 震える声が、また揺めきだした瞳が、直裁な愛の言葉が、俺のくだらない意地を突き崩していく。堪らず唇を寄せると、結衣は俺の頭を引き寄せるようにして唇を重ねた。

 

「ヒッキー、もっと言って。愛してるって、好きって言って」

 

 嗚呼、よかった。

 今気付けて、本当によかった。

 俺はまた、まちがえるところだったのだ。

 

「⋯⋯好きだ。結衣の事、多分お前が想像してるよりずっと、好きだ。愛してる」

 

 俺が結衣にしてやれる事は、想いを行動で返す事なんかじゃなかった。

 言葉だ。

 足りなくても、全てを伝え切れなくても、それでも言葉にしなければ伝わらない。

 

「あたしだって、そうだよ。ヒッキーが思ってるより、ずっと好きだもん。あたし、結構重たい子なんだ」

 

 結衣は年端のいかない少女のような無垢な笑顔を浮かべ、また目を瞬(しばたた)いた刹那に温かなものが腕を伝う。結衣の確かな熱を感じていると、鼻の奥がつんとした。やばい、泣きそうだ。俺は天井を仰ぐと腕で瞼を覆い、震えてきそうな身体を必死で抑える。

 

「ヒッキーも泣いてるの?」

「うるせぇ泣いてねぇよラブホで散々ヤッた後に泣くとかすげぇアホっぽいだろ止めろよ」

「泣いてもいいのに⋯⋯。っていうかそれあたしにアホって言ってるのと同じだからね」

 

 ふっと近くで息が溢れる音が聞こえると、頬に温かで柔らかいものが触れた。次の瞬間俺の腕が無理やりに降ろされると、眦に溜まっていた雫が拭われる。

 目を開くと指先を濡らした結衣が、朧月(おぼろづき)のような優しい笑みを俺に向けていた。

 

「アホっぽくても、カッコ悪くても、なんでもいいよ。あたしがちゃんと全部、愛してあげるから。絶対にヒッキーのこと、嫌いになったりなんかしないから」

 

 結衣はそっと身体を起こすと、俺に覆い被さるようにして抱き締めてくる。耳元で囁かれる甘やかな声が、俺の中の永久凍土に春を告げるようだった。

 

「大好きだよ、ヒッキー。ずっとずっと、愛してる」

 

 聞こえてくる嗚咽は、誰のものなのだろう。

 心の奥の方からやってくる大きな震えは、わななくのを止められない身体は、一体誰のものなのだろう。

 

 優しい女の子は、嫌いだった。

 

 誰にでも優しくて、そして勝手に勘違いして、いつの間にか心を抉り取っていってしまうから。何より勝手に期待した癖に一丁前に傷付いたなんて思っている、自分が酷く惨めで嫌いだったから。

 

 

「結衣──」

 

 

 愛しい人の身体を、強く、強く抱き締めた。

 好きという言葉も、愛してるという言葉も、この想いの前では余りにも頼り無い。それでも俺の知り得る限りの愛の言葉で、好意を伝える為の全てを使って、結衣への想いを紡いでいく。

 

 嗚咽が二つになって、涙声は震え過ぎていて途中で何を言っているのか分からなくなって、そうしてできる限りを伝え合ったあと。

 

「もう一回、キスして」

 

 唇を重ねた瞬間、俺はようやく一つの事実を認める事ができた。

 

 優しい女の子は大好きだ、──と。

 

 






というわけで八結な閑話でした。
今まで八雪を書くのが多かった反動でつい書きすぎてしまいましたね。
次話から一色いろは参戦。八結雪色編になりますので、宜しくお願いします。


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