「お~い、圭司。彼女をさっき講堂に行く通路で見たぞ」
「ああぁ、真子のことかぁ~」
「そぅ、真子ちゃん。しかし、目立つ子じゃないけどよくみると相当可愛いよな」
「そうかぁ~。真子が・・・かぁ~」
「お前ぐらいだよ。真子ちゃんをそんな風に言うのは」
「俺は別に彼女がいるし・・・」
「えっ!真子ちゃんてぇ、お前の彼女じゃないのっ!?」
「ああ。特別なガールフレンドで・・・妹みたいなやつなんだよ」
真子の事に関しての話しはここで止んだ。
始まったのは大室圭司の彼女と言われている女性の話題。
「圭司。俺にもその真由美という女性を紹介してくれないか?」
「俺よりも真子に聞いてみろよ。アイツも仲良しだから」
真子が真由美と偶然にも知り合ったのがスキー場で行われたイベントの場だった。
幾重にも男性人に取り囲まれ、物おじせずに笑顔をたずさえている女性。それが大空真由美だったのだ。
その席に同席していたのも大室圭司。
3人は会うようにしてあっていたのだ。
真由美に大室を紹介したのも真子。
当時の真子は、淡い恋心を圭司に抱いていたのだが、彼女にしてくれなくてもいいと圭司に言い、交際を迫った以上は言い出せなかった。
その日の夜。
予想外の大雪が降り続き、帰る予定の者まで帰れなくなり、バンガローに一泊するようなった。
予想外の宿泊客であふれたバンガローに準備されている寝袋は少ない。
真子は寝袋を持参していたので難を逃れたのだが、圭司と真由美が一つの寝袋に同衾するようなった。
当初は3人で楽しく会話をしていたのだが、スキー疲れから睡魔に襲われた真子。
「圭司、秋ノ宮さんとは何かあるの?」
「ただのガールフレンドだよ。妹に近いね」
そういう会話が、真子の耳に飛び込んできた。
真由美の動向にきづいた真子は2人が入っている寝袋を見た。
(いやだぁ~)
もぞもぞと不思議な動きを見せているのは位置関係からいって、真由美の足。
複雑に圭司の足に絡ませている様子。
「ねぇ圭司。北国では素肌と素肌をくっつけ合って寝たほうが、暖がとれ温かいらしいよ」
微妙に動いている圭司の瞳。
寝袋の合わさったファスナーが下がって行けば、夜目にも分かる真由美の白い肌に豊かな乳房。
雪の光に照らされた室内は意外と明るい。
再び、首付近まで上げられたファスナー。2人は抱き合い唇を重ねている様子。
真子が周りの寝袋を見れば、同衾している男女は似たりよったり。大差ない光景があちらこちらにある。
「あっ・・」
小さな声が上がれば、圭司の体が真由美の上にあるように見受けられる。
しかし、寝袋のなかでの性行為は、行われたにしろ確認のしようが無い。
聞こえてくる声だけで判断すれば、全員が性行為に耽っているように見受けられる。
もこもこ
と、蠢いている2人の腰ぐあいからすれば、間違いないだろうと推定される。
他人の動きだけで想像がつく真子も処女ではなかった。
そして、圭司と真由美の動向に気を取られ、睡眠が遅れた真子。
みんなの声が止んだところで、真子もやっと眠れる時が来た。
真子の体は意思がないところで向きを変えられていた。
「あっ!」
気が付けば隣の男性から寝袋のファスナーが下ろされ、筋肉質の腕が入りこんでいる。
(イヤ~ン・・・ヤメテよぉ)
「彼女。叫びたかったら助けを呼びなよ」
脅迫してくる男性。
真子にも声を上げられない状況が有った。
ふしだらな行為を覗いてしまった下半身は、真子の物であって真子のものではなかった。
男性経験がある真子の淫部からは、大量の体液が染み出してきていたのであった。
「な~んだ。おとなしい顔をして・・・もう、こんなに・・・・・・」
節くれだった指が、真子の淫裂を分け入って侵入してくる。
真子は助けの声を発する前に手で口を覆い、自ら声を妨げたのであった。
男性のイチモツを迎える準備も整っている。
自然とピクピクとうごめく真子の腰も、真由美以上に淫乱だった。
「あっ・・・」
次に真子が声を上げた時は、コンクリート並みにかたく膨張した男の肉棒が侵入してきたときだったのだ。
(あ~あ。・・・・・・いれられちゃった)
思い切り突かれる真子の、華奢な腰はお嬢さんの腰。
グイッ、グイッ
めくるめく快感を味わいながらも、気丈な真子は周囲に目を走らせ、寝ている者の様子を探っていた。
「あっ。イキます」
雪国は夜明けが早い。
細い声でオーガズムを訴えるころには、白々と夜が明けようとしていた。
つづく