DVにあっていた子を幸せにする話 作:匿名
少女を……美春を家に連れてきた。
荷物を降ろし、部屋の片付けをしていた。
そう、美春の部屋だ。
「ごめんなさい」
またごめんなさいって言ってる。きっと芯まで染みついているものなんだろう。
「ありがとうって言って」
「はい……ありがとう、ございます」
おどおどとしている所も、美少女がやれば可愛いんだなぁ。
思わず少しにやついてしまう。
そうして片付けをしていると、彼女が聞いてくる。
「これ、どこに置けばいいですか?」
「何?」
僕は振り向いて、そして飛び上がった。
その、彼女が持っているのはその、男の玩具。
……はい、オナホです。
「え、え、と、その、ね?」
「お父さんは、とりあえず洗っておけって渡してきたんですけど」
「はい?」
なんか、聞いちゃいけないこと聞いた気がする。
「おとう」
「わかった、捨てよう!」
グッバイ。オナホを彼女の手から奪ってごみ袋に突っ込む。
「まだ使えそうでしたけど…」
「いいの、いいんです!」
心の中ではすでに泣いてる。
だが、鬼になれ。
エロ、捨てる。エロ、捨てる……!
「ここらへんのは全部そういうものですよね」
「捨てます!もう見ないんで!」
「あっ……」
片付けが終わって部屋の物が一掃される。
そして、代償として僕の心もまっさらになった。
「ふ。ふふ……」
力のない笑い、そしてなぜか謎の力が湧いてくる。
なんか、そう。もう何も怖くない…ってやつか。
そうか、女の子が可哀そうだと思って連れてきたけど、
これからはしばらくそういう事は我慢しなくちゃいけないのか。
夜ごはん。
「なんで僕のだけ?」
彼女は料理ができると任せてみたら、僕の分だけ出てきた。
「私は余った分だけもらいます」
なんてひどい環境だったんだ、この子は。
「君が食べて」
「でも、そうしたら」
うーん。一食ぐらい抜いても問題ないけど。
彼女にはすこしでも食べてほしい。
「半分にしよう」
「……わかりました」
味?美少女が作ったものだぞ。まずいわけがおrrrr
……というのは冗談で、普通においしかった。
ちなみに、ちゃんと美味しいと伝えたら
良かった、と嬉しそうに微笑んだ。
なんだ、この可愛い生き物は。
あと、言ってなかったこと。
地味に間接キスだね。
美春は気にしてなかったけど、こっちは男。
気にしてしまう生き物なのだ。
ともかく。ちょっと普通じゃないけど、美春とは仲良く過ごせそうだな、とか思った。
ただ、僕はまだなめていた。美春のことを。
「あの、ありがとうございます。さきに入っちゃって」
「どういたしまして」
彼女がお風呂から上がってきた。
とりあえず、おばあさんからもらった服は何着かあるから大丈夫だろう。
ワンピースは捨てるけど。
「目に悪いなぁ」
お風呂上りの彼女を思い出す。
彼女はなまじ可愛いだけに、傷さえ隠してしまえば、本当にお嬢様だよ。
というより、傷ついているあの儚さが、僕を引き付けるのか?
そんなことを考えていたから、本物が来た時に、
「ふぁっ!」
椅子から滑り落ちた。
「美、美春……?」
美春が裸になって立っている。
え、え?なんで?
彼女が来ないという安心があった。
だってここ、お風呂場。
それに、美春の方が先にお風呂に入ったし。
「その、…洗いにきました」
「あの、ここお風呂」
「私、今日何もできてないから」
「いや、ご飯作ってくれたでしょ?」
「私も食べたし、材料はお兄さんが買ったものだし」
「いや、気にしなくても」
「お願い、ですから……私、何も返せないの、いやだから。だから」
彼女はゆっくりと近づいて、じっと見てくる。
「良かった」
一言、そう言って、かがむ。
その視線の先には、彼女の裸を見て愚かしくも勃ってしまった肉棒。
「っ……!」
彼女は、自分の肉棒にゆっくりと手を添えた。
それだけで、僕は形容しがたいぞわっとした感覚に襲われる。
「大丈夫ですから」
止めよう、という理性は、このささやくような言葉にとかされる。
どうしてこんな時になって積極的なんだよ…!
美春は雁首から根本までをリズミカルに擦る。
普段自分でするのとは違う。女の子にやられているという状況が、
いつもとは違ってどんな風にやられるかわからないという事実が、感覚を鋭敏にする。
快感は信じられないほどだった。
「う……あ……あっ!?」
驚いて腰が跳ねる。さらに刺激が加わった。
もう片方の手で、亀頭を柔らかくする。
最初は刺激が強く、そして徐々にヌルヌルとした感触に、気持ちよさが。
二つのリズム。肉棒を余すことなく刺激が包む。
「まってまって、出るから!」
「良いですよ、お好きな時に」
そういって、さらに速度を上げる。
「う、ぐぅう……!」
もう、限界だ。
「ごめん。出るっ…!」
呻きながら、彼女の手に容赦なく精液を吐き出す。
「気持ち良いですか?」
美春は、射精した後も、刺激を止めることはない。
少し搾り取るような動き。精液がびゅくびゅくと彼女の手からこぼれる。
「はぁ……はぁ……」
「たくさん射精したんですね」
そう言って、手のひらを見せてくる。
精液がその手の上で震えている。
僕は、信じてつかんでくれた手を、性欲処理に使ってしまったのだ。
だが、今は不思議とその事実は罪悪感ではなく興奮を呼び覚ますだけだった。
「飲みましょうか?」
彼女は聞いてくる。
飲ませるのか?僕のものを。
でも、なんてそれは、興奮するんだろうか。
「……お願い」
彼女は手の平に顔を近づけ、精液をなめる。
そうして、ずるずると吸い取る。
溶けた理性の中から、獣性がちらりと、顔をのぞかせる。
「美春……!」
気付けば、僕は再び反り返った肉棒をしごいていた。
「どうでふあ?」
彼女は口を開いて見せてくる。
白く、僕の精液が口の中を染めている状況。
リアルなおかずに、肉棒をしごく手により力が入る。
そうして、ごくり、と彼女が最後の精液を飲み込む。
限界を超えた僕は立ち上がって、美春に、口を開けて、という。
彼女の舌の上に直接精液をのせる。
満足した僕が、彼女に声をかけようとした瞬間。
彼女は、口を閉じた。肉棒が熱に包まれる。
なえかけていた肉棒は、新たな刺激に再三力を取り戻す。
すぼめた唇の刺激は、手のそれとはまた違う。
だが、舌の触感が、亀頭を責め立ててきて、高まった興奮が合わさり、
気持ちよさは、やっぱり予想できるものではなかった。
「これが、フェラなのか……!」
長くはもたず、彼女の口の中に精液がたまっていく。
だが、彼女はごきゅ、ごきゅ、と飲むと根本までくわえ込み、
そうしてきゅっと唇を強くすぼめ、ゆっくりと尿道の中に残った分も
残さないと言わんばかりに絞っていく。
「満足しましたか?」
「……ああ」
「嬉しいです」
彼女の口から、飲みきれなかった精液が垂れる。
彼女はそれも指ですくい、なめる。
その淫靡な様子は、まるで昼間の彼女と結びつかないもので。
もはや、放心状態だった。椅子に座る。
彼女がその後、体を洗ってくれたが、その後のことは覚えていない。
気付けば、日曜日の朝だった。