DVにあっていた子を幸せにする話 作:匿名
あれから美春が来て一週間になる。
彼女との生活は良いものだった。
美春は早起きで、起きると朝ごはんを作っている。
お金は用意できないからと、家事をやってくれるから、
基本的に家事はあまりやらなくても良くなった。
それに、料理も上手なので、毎日おいしいと伝えている。
美春は相変わらず、ごめんなさいと言ってしまう時があるけど、
きちんとありがとうと言ってくれるようになった。
仕事の後、彼女に勉強を教える時間も、心地良い。
なんなら、こちらの方がもらいすぎなんじゃないかというほどだ。
いつか、彼女がここから巣立って自分の夢を叶えてくれるなら。
彼女の
そうしないと彼女の気が済まないそうだ。
だけど、彼女の負担になることはあまりしたくない。
だから僕は日曜日、彼女とお風呂に入りながらあることを決めた。
彼女とするのは休みの日だけ。
避妊はしっかりとすること。
正直したい気持ちはある。でも、節度なくすることは
きっと良いことにはならないと思ったからだ。
そうして土曜日を迎え。
「その……いつ、しますか?」
彼女が朝、僕におはようございます、とあいさつした矢先のこと。
その言葉を投げかけられると、先週した記憶と、
一週間溜まった性欲がムクムクと立ち上がろうとする。
でも、今日は行きたいところがあるから。
彼女にそう伝えると、
「行きたいところ、ですか?」
「もちろん、美春も一緒だよ」
「……お出かけですか?」
「そう」
彼女の夢は、なんでも、何度でも、叶えてあげたい。
きっと、美春はそれだけの不幸を味わった子だから。
「えぇっ?こんなものがあるんですか?」
彼女が驚いた物。それは猫カフェ。
美春を驚かせたいな、と思って目的地は教えずに来た。
「どう?」
「可愛いですっ!」
今までに見たことないほど元気で可愛い姿。
「何飲む?」
メニューを渡すと、一通り見ると、すぐに決めたようで。
「じゃあ、ココアがいいです」
「わかった」
「小さい頃私が病気になった時……お父さんが作ってくれて。忘れられない味なんです」
美春は昔のことを寂しそうに語る。彼女の家族のこと。
いつか彼女の傷がふさがって幸せになる日が来るのだろうか。
「ほら、そんな顔してたら猫が来ないよ」
「…そうですね、……そうですね。」
「ほら、来たぞ」
「はい。この子の名前は……おもちちゃん。おもちちゃん、来て」
おもちちゃん、と呼ばれたねこは美春の手からおやつをペロ、と食べるとそのまま去ってしまった。
「……行っちゃったな」
「ふふ、可愛いですね」
でも、美春は残念そうではなく、むしろ喜んでいた。
まるでいたずらっ子を見るような微笑み。
ま、こうして喜んでくれたらいいか。
そうしてめいいっぱい猫と戯れて遊んだ。
「あんな風に、猫みたいに気まぐれに生きれたらな、って」
「ここ数日、少し前までのことを思い出すんです」
「でも、もう大丈夫です。お兄さんがいますから」
静かに彼女の言う事に耳を傾ける。
「……でも。私のことばかり考えてるお兄さんが大変そうに見えて」
「本当はお金の余裕、あまりないんですよね?」
彼女が何を言おうとしているのか。わかってしまったから
「いや、お金は大丈夫。それよりもさ。ちょっと買い物に付き合ってよ」
強引に話を逸らす。彼女を大切にすると決めたのだから。
彼女が僕を必要としなくなるまでは。
「お買い物ですか?」
「……
「…………はい」
彼女は顔を赤くして、うつむいてしまう。
そして、ゆっくりとこっちを向いて
「何を、買うんですか?」
その声は、少し期待を含んでいたように聞こえた。
そうして、彼女の服を脱がして。
いま、彼女は広げた布団の上で四つん這いになっていた。
「にゃ、……やっぱり、やるんですか?」
四つん這いになっている美春を見下ろす。
「もちろん」
「……にゃ、にゃん……っ!」
そう、それは猫耳。どうせ猫が好きなら猫をやらせてしまえ、ということで。
「じゃ、猫ちゃん、なめて」
僕は彼女の口に肉棒を近づける。
「もちろん、四つん這いのままね」
「…にゃん」
美春は舌を出して、肉棒の先端を舐める。
でも、絶妙に距離があるので、態勢を前のめりにしないといけない。
「ん、んぅ……」
「もうちょっと頑張れるか?」
最初のあれを味わってしまうと、気持ちいいには気持ちいいのだが、少し物足りない。
その要求ににゃん、と返事をすると、肉棒を咥えた。
「少し揉むぞ」
少しかがむと、彼女のおっぱいを揉める。
でも、そこまで巨乳というわけではないので、
愛撫は次第に乳首に集中していく。
「ん、ふぅ、んんっ、んーっ、」
彼女が何か言うと、口の中が不規則な動きをして、意外と気持ちいい。
あまり動きは激しくないが、これは気持ちいい。
「もういいよ」
そう言って、今度は美春の後ろに回る。
「うわ、だいぶ濡れてるね」
ぐちゅり、と音を立てるように触る。
「それはっ……」
「今は猫でしょ?」
彼女が言い訳しようとするのを止める。
「ほら、ふとももまで」
垂れている愛液の流れた軌跡をなぞる。
「にゃ、ぁ、にゃぁあぁ」
くすぐったくても、猫の言葉以外しゃべるなという命令を守る。
「舐めるぞ」
そう言って太ももの下あたりから愛液にそって舌を這わせていく。
柔らかくて、すべすべとしている。
「だめ、」
「ほら、言葉」
そう言って太ももに吸い付く。
「にゃぁぁ……」
少しずつ、少しずつ舌が大事な所に近づいていく。
僕は、彼女が快感に悶える姿を楽しんでいた。
さらに言葉で責め立てる。
「あれ、溢れてきてるよ?」
「……っ」
そして。
「!っにゃああああ!」
とうとうそこへとたどり着く。
これが美春の味なのだと思うと興奮する。
「にゃあ、にゃあ!」
たぶんもうやめてだとか、そんなことだと思う。
「よくわからないよ。それに、ほら。」
舌を差し込んでぐちゅぐちゅと音を鳴らす。
「ぅぁぁぁ…!」
彼女は崩れ落ちそうになる体に力を籠める。
僕はそれを崩したくなって、さらに美春を追い詰めていく。
「こんなにおまんこ、ぐちゃぐちゃ」
とはいえ、我慢できそうにないのはこちらも同じだ。
「はぁ、はぁ……」
息を乱している彼女。刺激がやんだことに安堵する。
だから。肉棒にコンドームを付ける。
十分に休ませることなく、彼女の膣内に肉棒を突っ込んだ。
「にゃあ!」
熱い。一週間ぶりの膣内。
そして、嫌というほど弄り回したそこは、
熱くうねり、本来入るものの挿入を悦ぶ。
「一回出すぞ!」
中の行き止まり……子宮口に肉棒を当てる。
「にゃ……にゃああっ!」
精液がコンドーム越しに子宮口を叩く。
「まだいくぞ」
一回抜くと、すぐにコンドームを付け直す。
ただ、次は奥までゆっくりと挿入れて、止める。
「え……?」
動きを止めたことに
一週間のあいだに、肉付きのよくなった尻を撫でまわす。
傷跡がある。そこを優しく、もどかしいほどになぞる。
膣が締め付けてくる。くすぐったいのだろう。
徐々に背中へと移る。残った傷跡は痛々しくもあるが、
今は快感のための道具にしかならない。
そして。最後に不意打ちのようにクリトリスを触る。
「ああああっ!」
強烈な締め付けに、二度目の射精を迎えた。
こういう猫プレイも、いいな。
いつかまたやろうと心に誓う僕だった。
でも、今日は。
美春の猫耳を外す。そうして彼女を仰向けに寝かせる。
顔を合わせると、彼女は腕で顔を隠す。
「次からは普通にしよう」
「……すごく、激しかったです」
「嫌だった?」
「……」
腕から目を覗かせる。
「いやじゃ、なかったです」
そうして。事を終えると、夜になっていた。
お互い疲れてしまったので、軽くシャワーを浴びて寝ることにしたのだが。
「布団、洗わないとね」
いつも僕が使っている布団はびしょびしょ。
「なら、私、床でねますから」
「いいよ。ベッドは大きいからさ。一緒に寝よう?」
「お兄さんなら……いいですよ」
そうして、一緒に寝る。
彼女との生活が上手くいく夢を見れたらと願いながら。
彼女はどんな夢を見るだろうか。
幸せな夢を見てくれるなら、いいけど。
目覚めると、美春がすぐそばで寝ている。
さすがに昨日やりすぎて、早起きはできなかったみたいだな。
「美春」
彼女を揺らそうとすると、様子がおかしいことに気付く。
彼女は寝ているが、少し息が荒い。
「……美春?」
揺する。
「ん、ん……」
美春がゆっくりとこちらのことを見つめる。
寝ぼけているのか、目の焦点が合っていない。
「おはよう」
そう言った時、事件は起こる。
「あっ!!!!!」
彼女は唐突に飛び起き、頭を抱える。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
彼女の豹変に、僕は戸惑ってしまった。
「美春!?」
「ごめんなさい……!早起き出来なくて、ご飯作ってなくてごめんなさい!」
「生まれてきてごめんなさい!なんでもします、だからいたいのはやめてください!」
彼女は謝罪を繰り返し、繰り返し、そして、恐怖に染まった顔がこちらに向く。
そして、こう叫んだ。
――――許して、お父さん。
彼女の様子に、僕はただ、途方に暮れて、固まる。
呆然と彼女の謝罪を見つめることしかできなかった。