※この作品はR-18です。

DVにあっていた子を幸せにする話   作:匿名

6 / 6
六話:悪夢を醒ますもの

僕は……。僕は。

 

「だめだよ」

手を振り払い、僕は立ち上がる。

「え?」

否定した。

「忘れちゃ、いけないよ……」

そうだ。そんな悲しいこと。

「お母さんが好きだから、猫が好きになったんでしょ?」

猫のお茶碗は今では彼女のお気に入りだ。

「お父さんが好きだから、ココアが好きになったんでしょ?」

彼女が好きだといったココア。昨日の夜、

シャワーを浴びた後一緒に飲んで楽しいひと時になった。

いつだって、安らかなひと時を過ごしたい。

 

ずっとなくならない…自分の手首に残った傷跡を見る。

自分の過去を否定したら、自分のことを否定することになってしまう。

自分を自分で否定するなんて、悲しいことだから。

そんなこと、彼女にさせたくない。

 

「でも……。私、もう、思い出したくないよ……!」

 

頭を抱えてうずくまる彼女。

その手をつかんで、立ち上がらせる。

「大丈夫」

彼女がずっと言い続けた言葉。

「大丈夫だから」

重ねて言い聞かせる。

僕は、彼女の肩をつかんで、目を合わせる。

彼女は、怖いのか、目を閉じる。

「僕のことを信じてるなら、信じてくれるなら。」

 

そうして、彼女にキスをした。

 

振り払われてもいい。ただ、気持ちだけは知って欲しかった。

きっと。このぐらいしないと、美春には届かない。

彼女は……振り払わなかった。

キスを終えると、ゆっくりと美春が目を開く。

今度は、しっかりと見つめあう形になる。

 

「美春」

 

「……お兄さん」

 

「楽しい思い出、たくさん作ろうよ」

 

何度でも一緒に出掛けて、遊んで。

僕と会えて良かったってずっと笑っていて欲しい。

 

「…私、まだ自分のことを信じられないけど、お兄さんのことは信じますから」

 

「ありがとう」

 

「だから、たくさん、楽しいこと、いっぱいしたいです」

 

「うん」

 

「……いつまでも続くものはないから」

 

そんなこんなで、僕と美春の仲は、縮まった。

そして、美春のお願いしたことは。

 

「入れるよ」

ローションを指にしっかりと塗り付ける。

そして、アナルにゆっくりと差し込む。

「本当に、良いんですか?」

昔、お父さんに犯されてしまったという穴。

どちらも、僕のことを刻み付けて欲しい。

そんな願い、断れるはずがない。

軽く準備をして、今に至る。

お風呂にマットを敷く。

あらかじめ買っておいて良かった。

うつ伏せになってしっかりと足を開いている。

「アナルとおまんこが丸見えで、すごくいやらしい」

「お兄さん……そんなこと…っ」

意外と拡張するのは簡単で、しばらくほぐしていると、

指が三本ほどはいるようになった。

「どう?」

「変な感じです…」

膣に指を入れて同時に愛撫を始める。

「まっ、ってくださいっ!ぞくぞく、してっ!」

何度も愛撫を重ねたおまんこはトロトロと指を絞ってくる。

アナルをいじると絞りが強くなる。

「頭、ぐちゃぐちゃになりそう、です……」

「挿入れるよ」

ローションを肉棒にかける。

アナルにもかけると、冷たさから入口の括約筋の絞りが強くなる。

指を抜く。

そうして、肉棒を入口に挿入れる。

一瞬のゆるみのあいだにするりと侵入した肉棒。

「あ、あぅ。あ、ぁぁぁ……」

腸が絞り出そうとうごめいている。

入口の括約筋の絞りが肉棒を締め付けている。

柔らかくてツルツルとした腸を犯していく。

「確か。子宮の所を突くと……」

にわかな知識だが、とりあえず、がむしゃらに突いてみる。

「んん、ぅ、あっ!……ううぅ……」

「痛い?」

「ぞわぞわっ、と……気持ちいいのが、あっ!……一緒になって、変になりそう、で」

「良かったよ」

「これ、あれが、出てるみたい、こんな気持ちいいなんて、おかしい……から!」

スピードを上げる。膣とは違ううねりや圧迫感が、くせになりそうだ。

「だめ、はやくしたら、ぁぁあぁああ!」

彼女の声が高くなる。乳首をつねる。

「出すよ!」

腸の中に精液をぶちまける。

「んん、出てる、うううぅ……」

「出てるのわかる?」

「はい……これ、変態になっちゃいますよ……」

「いいよ。美春が変態になっても」

それはそれで、きっと楽しいはずだ。

「……今日は、前も、膣内に射精してくれませんか?」

「いいよ」

 

対面座位。

彼女の顔を見て、そしてキスをする。

彼女の耳を塞ぐ。

舌を絡める。ディープキスは、

耳を塞ぐとすごいとか聞いたことがある。

ぐちゃぐちゃ、ぐちゅぐちゅ。水音が響く。

彼女の目はもはやどこを見ているのかさえはっきりしない。

「こんなの、えっちすぎますよ……」

そうして、今度は下を動かす。

「待って!イッてるから、あっ!」

下からも、いやらしい音が反響する。

尻を抱えている手の片方を離し、アナルに入れる。

「だから、そっちは、だめ……って!」

そんなことを言いつつも、膣と腸の締まりはきつくなっていく。

「本当は気持ちいいでしょ?」

アナルはさっきだした精液と腸液でぬるぬるになっている。

「ほら、アナルからも、おまんこからも、すごい音」

「ほんと、だ、これじゃ、私、ほんとに、変態に、なっちゃう」

「こっちにも出すよ」

奥に押し付ける。子宮口のすぐ近くに肉棒が当たる。

精液があふれ出る。もはや、出す、というより、

子宮の中に置く、というような射精。

しばらく抱き合う。

彼女の体温と、心臓の鼓動を感じる。

離そうとか、そんなことは考えられなかった。

「くっついてるだけでも気持ちいい、です……」

「そうだね……」

「お兄さん。今日、一つお願いしてもいいですか?」

「何?」

「また……今日も一緒に寝てくれませんか?」

……そんなもの。答えは当然決まっている。

「もちろん」

「少し、疲れちゃいました……」

「それは、ね……ぐっすり眠れそうだよ」

「…そうですね。……ふふふっ」

彼女は目を閉じて微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




DVにあっていた子を幸せにする話についての活動報告をしました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。