ガンダムビルドダイバーズ ハッピーバトル 〜GBNで出会って5秒で即合体♡〜 作:星龜
【機動戦士ガンダム】シリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマー、およびそれらをモチーフにしたキャラクターのプラモデル『ガンプラ』を戦わせる『ガンプラバトル』―。
そのガンプラバトルを、電脳仮想空間『ディメンション』で楽しむことのできる、世界規模のフルダイブ式最新ネットワークゲーム…
ガンプラバトル・ネクサスオンライン―
通称・GBN―。
そのGBN内において、とあるディメンションで
ハッピーバトル
という、謎のイベントが開催されているらしい…。
とあるディメンションの荒野で戦うガンプラ達―。
《ユウイチッ!!
そっちに追い込むぞッ!!]]
「たのむ!!」
砲身の長いキャノン砲を装備した、
と
が、
「そこッ!!」
と、
「くらえ!!」
と、
残った、緑色のブレイズザクファントムは、MMI-M63 ビーム突撃銃を捨て、両手を上げて降伏した…。
◇
陽が西に傾く頃、商店街を歩く3人の学生がいた。
「いやぁ〜☆
今日も快勝だったな☆」
と笑うのは、私立
「ダイスケの砲撃が正確だったからだよ。」
と、ダイスケを称えるのは、同じく私立成仁学園高等部2年生のオオタカ ユウイチ。
「私だって、強くなったんだから☆」
と自慢するのは、同じく私立成仁学園高等部2年生のシラトリ ミキ。
この
ユウイチ
ダイスケ
ミキ
の3人が、先程まで、GBNで戦っていた3人の
3人は、ユウイチ率いるGBNフォース【
3人とも、ダイバーランクは『D』と、けっして強いとはいえないが、べつにチャンピオンの座を目指しているわけではないので、3人とも、ランクの低さは気にしていない。
ただ、GBN内で、勝敗に関係なく、ガンプラバトルを楽しんでいるだけである…。
◇
ある日の夕方―。
ダイスケもミキもバイトで来れなかったため、ユウイチは一人でGBNにログインしていた。
(一人でもできそうなミッションでもクリアして、ちょっと資金でも集めるか…。)
と、
すると
「ねぇ…
キミ、1人?」
と、知らない女性ダイバーから声をかけられた。
「あ…はい…。
そうですけど…。」
と、答えつつも、女性ダイバーのダイバールックを見て、
開いた部分からは肌が見えていることから、ノーブラだとわかる。
まだ学生である
いくらアバターとはいえ、正直、目のやり場に困る…。
そんな
「だったら…
ハッピーバトル
やってみない?」
と、言ってきた。
「ハッピーバトル?」
と、首を傾げる
聞いたこともないミッションだ。
「何ですか?
その、ハッピーバトルって?」
と
「出会って5秒で即合体
できちゃうミッションよ♡」
と言った。
(はぁっ!?
出会って5秒で即合体…!?
何言ってんだ、この人…?)
関わると、ロクな事にならないと思い、
すると、女性ダイバーは
「ようするに、私と1対1で対戦してほしいのよ。」
と、呼び止めてきた。
(どうしよう…?)
見た目は恥ずかしいダイバールックだが、ガンプラバトルを挑んでくるということは、相当な手練なのだろう。
「報酬は?」
と
「私と合体♡」
と、女性ダイバーは、さっきと同じ事を言った。
(勝っても無報酬…。
負けたら、僕のソードデュエルガンダムはリペア行き…か…。)
割に合わないリスクだが…
「わかりましたよ。
その、ハッピーバトルとやらに参加しますよ。」
と、
「ありがと♡」
と、女性ダイバーは、妖艶に微笑んだ―。
◇
女性ダイバーとともに、その、ハッピーバトルなるミッションが行われるディメンションに移動してきた
(何だ、ここ?)
たどり着いたディメンションは、真っ白な大地と、澄み渡る青空が広がる、不思議な場所だった…。