※この作品はR-18です。

ガンダムビルドダイバーズ ハッピーバトル 〜GBNで出会って5秒で即合体♡〜   作:星龜

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プロローグ


 

【機動戦士ガンダム】シリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマー、およびそれらをモチーフにしたキャラクターのプラモデル『ガンプラ』を戦わせる『ガンプラバトル』―。

 

そのガンプラバトルを、電脳仮想空間『ディメンション』で楽しむことのできる、世界規模のフルダイブ式最新ネットワークゲーム…

 

ガンプラバトル・ネクサスオンライン―

 

通称・GBN―。

 

 

そのGBN内において、とあるディメンションで

 

ハッピーバトル

 

という、謎のイベントが開催されているらしい…。

 



 

とあるディメンションの荒野で戦うガンプラ達―。

 

 

《ユウイチッ!!

そっちに追い込むぞッ!!]]

 

「たのむ!!」

 

砲身の長いキャノン砲を装備した、レイヴン([ダイスケ])の愛機(ガンプラ)・ガンキャノン・ロングトムの支援砲撃のもと

ホーク([ユウイチ])のソードデュエルガンダム

と

スワ([ミキ])ンのアデル

が、ガンキャ([レイヴン])ノン・ロングトムの砲撃で動きのとれないザクファントムに向かっていく。

 

 

「そこッ!!」

と、アデル([スワン])が持つガトリングガンが、水色に塗られたスラッシュザクファントムを蜂の巣にする。

 

 

「くらえ!!」

と、ソード([ホーク])デュエルガンダムが、両手に持ったMMI-710 レーザー対艦刀(エクスカリバー)で、赤色に塗られたガナーザクファントムをX字に斬り裂いた。

 

 

残った、緑色のブレイズザクファントムは、MMI-M63 ビーム突撃銃を捨て、両手を上げて降伏した…。

 

◇

 

陽が西に傾く頃、商店街を歩く3人の学生がいた。

 

「いやぁ〜☆

今日も快勝だったな☆」

と笑うのは、私立成仁(せいじん)学園高等部2年生のカラス・ダイスケ。

 

「ダイスケの砲撃が正確だったからだよ。」

と、ダイスケを称えるのは、同じく私立成仁学園高等部2年生のオオタカ ユウイチ。

 

「私だって、強くなったんだから☆」

と自慢するのは、同じく私立成仁学園高等部2年生のシラトリ ミキ。

 

この

ユウイチ

ダイスケ

ミキ

の3人が、先程まで、GBNで戦っていた3人の現実(リアル)での姿である。

 

3人は、ユウイチ率いるGBNフォース【トリノス(鳥の巣)】のメンバーだ。

 

3人とも、ダイバーランクは『D』と、けっして強いとはいえないが、べつにチャンピオンの座を目指しているわけではないので、3人とも、ランクの低さは気にしていない。

 

ただ、GBN内で、勝敗に関係なく、ガンプラバトルを楽しんでいるだけである…。

 

◇

 

ある日の夕方―。

 

ダイスケもミキもバイトで来れなかったため、ユウイチは一人でGBNにログインしていた。

 

 

(一人でもできそうなミッションでもクリアして、ちょっと資金でも集めるか…。)

と、ホーク([ユウイチ])は報酬が資金の、難易度の低いミッションを探した。

 

すると

「ねぇ…

キミ、1人?」

と、知らない女性ダイバーから声をかけられた。

 

「あ…はい…。

そうですけど…。」

と、答えつつも、女性ダイバーのダイバールックを見て、ホーク([ユウイチ])は息をのんだ…。

 

ホーク([ユウイチ])に声をかけてきた女性ダイバーのダイバールックは、胸の部分が大きく開けた、ピンク色のチャイナドレス姿だった。

 

【挿絵表示】

 

開いた部分からは肌が見えていることから、ノーブラだとわかる。

 

まだ学生であるホーク([ユウイチ])には、少々、刺激が強すぎるダイバールックだ…。

 

いくらアバターとはいえ、正直、目のやり場に困る…。

 

そんなホーク([ユウイチ])に、女性ダイバーは

「だったら…

ハッピーバトル

やってみない?」

と、言ってきた。

 

「ハッピーバトル?」

と、首を傾げるホーク([ユウイチ])。

 

聞いたこともないミッションだ。

 

「何ですか?

その、ハッピーバトルって?」

とホーク([ユウイチ])が訊くと、女性ダイバーがホーク([ユウイチ])の耳もとに近寄り

「出会って5秒で即合体

できちゃうミッションよ♡」

と言った。

 

(はぁっ!?

出会って5秒で即合体…!?

何言ってんだ、この人…?)

 

関わると、ロクな事にならないと思い、ホーク([ユウイチ])は去ろうとした。

 

すると、女性ダイバーは

「ようするに、私と1対1で対戦してほしいのよ。」

と、呼び止めてきた。

 

(どうしよう…?)

 

見た目は恥ずかしいダイバールックだが、ガンプラバトルを挑んでくるということは、相当な手練なのだろう。

 

「報酬は?」

とホーク([ユウイチ])が訊くと

 

「私と合体♡」

と、女性ダイバーは、さっきと同じ事を言った。

 

(勝っても無報酬…。

負けたら、僕のソードデュエルガンダムはリペア行き…か…。)

 

割に合わないリスクだが…

 

「わかりましたよ。

その、ハッピーバトルとやらに参加しますよ。」

と、ホーク([ユウイチ])は女性ダイバーと対戦することにした。

 

「ありがと♡」

と、女性ダイバーは、妖艶に微笑んだ―。

 

◇

 

女性ダイバーとともに、その、ハッピーバトルなるミッションが行われるディメンションに移動してきたホーク([ユウイチ])。

 

(何だ、ここ?)

 

たどり着いたディメンションは、真っ白な大地と、澄み渡る青空が広がる、不思議な場所だった…。

 

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