サイバーパンクな忍者世界で不死身の剣士してます 作:ニゴリエース
「ぅっ……あっ……あぅ……」
「ふふ、だいぶ蕩けた顔になったな。はぁ、そんなお前も可愛いなぁカムイ♪」
クローンアサギの探偵事務所にて、カムイが発情した亜希に襲われて数十分が経過した。幼い子供のような体躯となり、それに伴って身体能力までもが子供並までに下がったカムイに女性とは言え大人をはね除けるだけの力はなかったのであった。
おまけにどういうわけか感度も上がっているらしく、ただ触られただけで彼の身体に凄まじい快感が走り力が抜けてしまうのだ。そんな彼の様を見た亜希はますます興奮し、まるでマーキングするかのように彼の身体を舌や手で弄り続けた。
その結果カムイは快楽に翻弄され続けすっかり脱力しており、亜希の唾液で汚れた顔を蕩けさせながら彼女の胸に身体を預けている。もはや抵抗しようとする気力すら湧いていないらしい。
そんな彼を亜希はニヤニヤと眺めている。しかし彼女がふとカムイの下半身に視線を落とすと大きくテントが張られているのを目ざとく見つける。そして再び彼女の中でムクムクと欲望が膨らんでいき、亜希はカムイのズボンに手を伸ばしていく。
「あはぁ♪いっぱい触られて興奮しちゃったのか。いいぞ、ならお姉ちゃんがカムイのきかん坊もちゃあんとお世話してあげるぞ☆」
「ふ、ふざけるな……ズボン脱がそうとすんじゃねぇ……」
「んふふふふ、抵抗しちゃダメだぞぉ♪さあさあ、邪魔なズボンは脱ぎ脱ぎしちゃおうなぁ♪」
亜希がズボンに手をかけるのを見たカムイは必死に止めようとするがその力は弱々しい。そんな彼の細やかな抵抗も今の亜希にとっては興奮を促すスパイスにしかならない。彼女はカムイの手を払いのけることもせず、彼のズボンを脱がしていく。
ズボンのボタンを外してチャックを下ろし、パンツも一緒に脱がしていく。すると彼の一物が外気に晒される。それは幼子にしてはやや立派な剛直であり、ビクビクと震えながら存在を主張する。
「お、おぉ……ここはあまり子供っぽくないんだな。うん、でもこれはこれで……」
「ま、まじまじと見るんじゃねえっ!」
その剛直に亜希はしばし目を丸くするが、じっくり観察されているカムイにとってはたまったもんじゃない。快楽の波が引いていきようやく自由がきくようになってきた彼は声を荒げながら亜希の拘束から抜け出そうと身体をもがいていく。
「おっとカムイ♪せっかくお姉ちゃんが気持ちよくしてあげようとしてるのに暴れちゃダメだ、ぞっ!」
「ひゃひゅぅぅうううううっ!?」
しかし亜希は暴れるカムイを抑えながら彼の剛直をがっしりと握っていく。その瞬間彼は情けない悲鳴を上げる。ただ握られただけ、それなのに彼の剛直に凄まじい快楽が走ったためカムイは身体を仰け反らせビクビクと身体を震わせている。
「ん~?どうやらこっちも敏感になってるみたいだな♪握っただけなのに随分可愛い声が出てるじゃないか♪」
「あ、あきぃ……お、おまえぇ、いいかげんに―――」
「こらっ、亜希“お姉ちゃん”だろ?」
「あぎぃぃぃいいいいっ!?」
涙目になりながら亜希を睨み付けるカムイであったが、亜希は小さい子供を優しく叱りつけるような口調で話しながらカムイの剛直を擦り始める。カムイは再び悲鳴を上げながら身体を仰け反らせる。
「ほらほら、おちんちんいっぱいシコシコしてやるから、私のことはちゃんと亜希お姉ちゃんって呼ぶんだ♪」
「う、うるしゃいぃぃっ!な、なにがおねえちゃんだぁぁぁぁあああああっ!?」
「呼ばないなら仕方ない♪言うことを聞かない悪い子には、乳首もくりくりしてお仕置きをしてあげるぞう♪」
「ひぎぃぃいいっ!?」
尚も反抗的な態度を取ろうとするカムイだが、亜希はそんな彼を見下ろしながら右手で彼の剛直を、そして左手でカムイを抑えながら彼のピンと勃った乳首を指で挟みながら擦っていく。
普段の力が出ず、ただなすがままに快楽を与えられるカムイにはもはや悶えることしかできない。亜希はそんなカムイを見てますます興奮し、息を荒げながら彼を存分に嬲っていく。
剛直と乳首―――二つの性感帯を同時にいじられ快感が止めどなく与えられていく時間が続いていき、限界が近くなってきたのかカムイは弱々しく口を開く。
「あ、あきぃ、もうげんかいっ!げんかいだからぁ、とめてくれぇっっ!」
「ふふ♪止めて欲しいならぁ♪ちゃんとしたお願いの仕方があるんじゃないのか?」
目を潤ませて快感を止めるよう懇願するカムイの様子に亜希はゾクゾクしながらも、彼女は意地悪に言葉を返していく。カムイはその言葉に悔しそうにしながらも、それでも背に腹は代えられず彼女に言葉を紡ぐ。
「あ、亜希お姉ちゃん、お願いだからっ、止めてっ」
「ん~?なにを止めて欲しいんだ?ちゃんと言ってくれないとお姉ちゃん分からないぞ♪」
「~~~っ!手ぇ、止めてぇっ!もう、限界、イキそうっ、だからぁっ!お姉ちゃん、お願いだから止めてぇっっ!」
ついに屈服したかのようにカムイは叫び声を上げて亜希に懇願する。あまりにも強い快感であり精神が限界に近いためか、その口調は幼くつたないものだった。まるで精神まで子供の姿に引っ張られたかのようである。
そんな彼の言葉に満足したのか、亜希はにんまりと笑う。そして優しく、しかしカムイにとっては残酷な言葉を紡いでいく。
「―――うんうん、よく言えたな♪偉いぞカムイ。よし、ご褒美にお姉ちゃんがいっぱいイカせてあげるからな♪」
「あひぃぃいいいいいっっ!いらないぃっっ!そんらごほうびいらないぃぃっ!」
「遠慮することはないぞ♪お姉ちゃんがお前のことをちゃんと気持ちよくしてあげるからなぁっ♪」
懇願虚しく亜希は剛直を擦るスピードを速くしていく。カムイはもはや快楽に悶えてばかりである。快感が一気に加速し、ついに絶頂の瞬間が訪れる。
―――ビューーーッ!ドプドプドプッ!!
「あぃぃぃいいいいいっ!おっ、おほっ、おぉぉおおっっ!!」
「あはぁ♪出た出た、カムイのおちんちんからいっぱいザーメンが出てきたぞっ♪」
剛直が震え、亀頭の先から精液が噴き出ていく。絶頂の快感によって腰をガクガクと揺らしカムイは絶頂の咆哮を上げる。そんな彼の精液を亜希は手のひらで受け止めていく。
「ん~、手に濃いザーメンがいっぱい♪んっ、じゅるるっ♪」
「はっ……はっ……はぅっ」
「ぷぁっ……ふふっ、喉にこびり付くぐらい粘っこくて濃いザーメンだなぁ♪沢山出せて偉いぞ♪」
手のひらに溜まった精液を啜り飲み干した亜希は、射精による疲労でぐったりとしているカムイを褒めながら撫でていく。カムイはもはや罵倒一つ投げかけることすらできなかった。
しかし疲労で力が入らない身体とは裏腹に、カムイの一物はまるでまだ出したりないと言わんばかりに硬さを保っている。亜希はそれを見るや否や、カムイの身体をひっくり返し地面に横たわらせる。
「うーん、どうやらカムイのおちんちんはまだまだ元気だなぁ♪おまけにザーメンでドロドロに汚れてるし、これはお姉ちゃんのお口オマンコで綺麗にしないとなぁ♪」
「っ!も、もういいっ……もうやだ、もう気持ちよくなりたくないっ……」
これ以上快楽を与えられた自分がどうなるかも分からない―――そんな漠然とした恐怖を抱き、カムイは首を振って拒絶の意を示す。しかし抵抗虚しく亜希に捕まれた両足を無理矢理開かされる。
「すんすんっ。あはぁ♪可愛い顔して雄くさいおちんちんだなぁ♪」
「~~~っ!か、嗅ぐなぁっ……」
「ふふふふっ、恥ずかしがってる顔も可愛いなぁ♪さて、それじゃそろそろお掃除してやるぞ♪んれろぉっ♪」
「ふあぁぁあああっ!?」
剛直の匂いを嗅がれ羞恥を感じ顔を赤らめるカムイを亜希は細めで眺めながら、大きく口を開きカムイの剛直を舌で舐め上げる。剛直から生暖かく心地よい感触が伝わり、カムイは情けない悲鳴を上げる。
「ちゅっ、ちゅぅっ、んっ、れろっ♪おちんちん、舐められただけでビクビク震えてるなぁ♪お口の中に咥えられたらどうなるんだろうなぁ?」
「ひ……あっ……おっ♡」
亀頭からカリ首に舌を這わせ、剛直についた精液を舐めとっていくと同時に快楽を与えていく。舌の感触から与えられる快感に剛直は震え、カムイは小さくうめき声を出すしかできていない。
そんな彼を見た亜希はニヤリと笑うと、大きく口を開きカムイの剛直を根元まで飲み込んでいく。
「ああむぅ♡」
「あぁぁぁあああああああっ♡」
「んむぅっ♪んふふふっ、おちんちんがおねえちゃんに食べられちゃったなぁ♪」
「おっ、おぉぉおっ♡」
「もう生意気な言葉も出らいようらな♪ふふっ、お姉ちゃんふぁまらいっぱいひもちよくしてあへるはら、いつれも出しへいいはらな♪」
もはや言葉を発することすらできないカムイを見つめ、亜希は口でカムイの剛直を嬲っていく。口をすぼめて吸い付き、舌で舐りながら激しいピストンを繰り返す。剛直についた精液は全て亜希に舐め取られ、代わりに彼女の唾液に塗れていく。
「ぢゅるっ、にゅるっ、ぢゅるるっ♪ずろろぉっ♪れろっ♪」
「はっ♡あーっ♡んはぁっ♡こ、こんらのおかしいっ♡へ、へんになるぅ♡」
「へんにらってもいいろっ、お姉ちゃんのお口れいっぱい変になれっ♪」
カムイは顔を押さえ必死に快楽に耐えている。自分が何を口走っているのかも分からないようであり、それが亜希をますます興奮させていく。亜希は口や舌の動きを早めラストスパートに入っていく。
「んぶっ!?ん~?おちんちんのさひっぽ、ふくらんれひらろ♪まらザーメン射精るな?」
「おっ?おぉっ!くっ、くるっ!出ちゃうぅっっ!」
「んふふふふ、いいろっ、射精せ!お姉ちゃんら全部飲んれやるはら、いっぱい射精へっ♪」
「~~~~っっ!!」
亀頭が膨らんでいくのを感じ、亜希はカムイが再び射精するのを悟り喉奥まで剛直を飲み込んでいく。そしてカムイはついに我慢が決壊し、腰を震わせながら絶頂まで上り詰めていく。
―――ビューーーッ!ビュルビュルビュルビュルっ!ブビューッ!!
「あぁぁぁぁあああっ!あっ、おぉっ、おぉぉぉおおおおっ!!」
「んぶぅっ!?じゅるっ、じゅるるっ、ずぢゅぅぅぅっっ♪」
口腔内に迸る精液の勢いに亜希は驚きながらも、一滴も残さないよう精液を受けとめながら飲み干していく。射精はしばらくの間続き、やがて勢いがおさまっていく。
「じゅるっ、ごくっ、ごくっ♪―――ぷはぁっ……いっぱい射精せたなぁカムイ、偉いぞ♪」
「あっ……うっ……」
射精された精液を全て飲み干した亜希はにんまりと笑いながらカムイに声を掛ける。しかしもはや彼はか細い声を出すことしかできないほど疲労しているのであった。
「―――う~ん、これは私にも分からないわね」
「不知火さんでも分からないんですか?」
「身体を改造されたのだったらともかく、朝起きたら身体が子供になってるなんて流石の私も聞いたことないわ」
しばらくして、探偵事務所に戻ってきた不知火に対しカムイは亜希の時と同じように事情を説明した。しかし話を聞いた不知火もまた今回のことに関してはお手上げのようで首を捻るばかりであった。
「ならミリアム、あんたは何か分からないか?」
「う~む、私の場合は魔力を封印されてこんな見た目になっただけだからな。今のお前とは状況が違うからなぁ……それに原因も分からないとなると大した参考にはならんと思うぞ」
「そっか……」
同じく姿が子供のように変わっているミリアムならばと思いカムイは彼女にも尋ねるが、ミリアムもまた難しい顔をする。彼女は過去に対魔忍によって魔力を封印され、その影響で子供のような姿になった。
しかしカムイの場合は朝起きたら子供の姿になっていたというのであり、具体的な原因が分からなければ対処のしようがない。その言葉を聞きカムイはがっくりと項垂れる。
「まあまあ、まだ元の姿に戻れないって決まったわけじゃないんだからそんなにがっかりすんなよカムイ~☆折角可愛くなってるんだから、暗い顔は似合わないぞ♪ほら、ほっぺぷにぷに~♪」
「ほっぺ、柔らかい、ぷにぷに」
「ぴぴぃ~~っ!」
「きゅ~っ!きゅきゅ~っ!」
「おいフランシス、頬を突っつくんじゃねぇ!ナーサラも真似すんなっ!あとクロとシロは人の頭の上で跳ねんなっ!!」
「ふふっ♪」
暗い顔をしているカムイに対し、フランシスは明るく振る舞いながら彼の頬を突っついていく。そしてナーサラもまたフランシスの真似をし、彼女とは反対の方からカムイの頬を指で突っついていき、ミリアムの使い魔であるクロとシロは鳴き声を上げながらカムイの頭の上で飛び跳ねている。恐らく彼女たちなりにカムイを励まそうとしているのだろう。
それを分かっているのか、カムイは口ではうざがりながらも彼女たちを振り払って拒絶するなんてことはしていない。その微笑ましい光景に不知火は思わず笑みを零す。
「―――あの、それよりあちらは良いんですか?」
そんな彼女たちに対し、たまたま事務所へ尋ねてきたユーリがおずおずと声を掛ける。彼女が指さした方向には、全身が縄で縛られ簀巻き状態にされたふうま亜希が転がっており、その上に座っている事務所の家主である
「はぁ……亜希、まさかとは思ったけど本当にやらかすとは思わなかったわよ。しかも相手がカムイって分かってて手を出すなんて」
「い、いや~あれはちょっと自分を抑えきれなかったいうか……むしろ本当に幼い子供じゃないからノーカンということにならないかな、かと」
「嫌がる相手を襲ってる時点で犯罪よ」
「ご、ごめん……」
クローンアサギは呆れた表情をしながら下にいる亜希に説教をしており、亜希もまた言い訳しながらも自分のやってしまったことを自覚してか強く言い返さないでいる。
時間は遡ること数十分前のことである。依頼を完遂したクローンアサギと不知火、たまたま事務所へ遊びにきたユーリ、そして私用のため出掛けていたフランシスやナーサラ、ミリアムらが偶然同時に事務所へ戻ったのであった。
そして事務所の中へと入ったとき、彼女たちは幼い子供を貪るように犯している亜希の姿を発見したのである。
凄腕の剣客対魔忍でありながら普段の言動から色々と危ない女と周知されていたため、事務所のメンバーは亜希がついに一線を越えて犯罪を犯したと考え、即座に彼女を押さえつけ縛り上げたのだった。
そして犯された子供―――身体が縮んでしまったカムイはすぐさま正気を取り戻し、事務所のメンバーに事情を説明した。最初こそ全員が驚愕し半信半疑であったものの、カムイ自身しか知らぬ情報なども持っていたためすぐに誤解は解けたのであった。
そしてカムイから事情を聞いた際に亜希が小さくなったカムイに興奮して暴走した話ももれなく聞いたため、取り押さえられ縛られた状態になった亜希はナーサラを除くその場に全員から呆れられた視線を送られたのであった。
「謝るのは私にじゃないでしょ、亜希。貴方が迷惑かけた相手はカムイなんだから、彼に謝るのが当然でしょ」
「そう、だな……ごめん、カムイ……私どうかしてたよ」
「謝って済むと思ってんのかてめえ……こちとら散々犯されたんだぞ」
「うぅ……視線が痛い」
申し訳なさそうに謝ってくる亜希に対し、カムイは冷めた目つきで返してきたため彼女は罪悪感で思わず呻いてしまう。そんな様子を見た不知火はやんわりとカムイを宥める。
「まあまあ、そんなに怒らないでカムイ君。亜希だって今回の件は不可抗力なのよ」
「はあ!?不可抗力なわけあるか!俺はこのペドフィリアに襲われたんだぞ!!」
「それはそうだけど、原因は君にもあるのよ」
「―――は?」
襲われた原因が自分にもある―――そう言われてカムイは訝しんだ表情をする。しかし不知火は気にする事なくそのまま言葉を続けていく。
「今気づいたんだのだけれど……カムイ君、君の身体から淫の氣が漏れてるわね」
「淫の氣だと?」
淫の氣―――それは淫魔族が操るものであり、これにあてられた者は男女関係なく発情してしまうのである。他者の精を糧とする淫魔族はこれを用いて相手の発情を促し、精を貪るのである。
カムイから事情を聞き、彼の身体を調べていた元人間の淫魔族である不知火は彼の身体から淫の氣が漂っていることを感じ、それが亜希の暴走をもたらしてしまったのだということに気づいたのである。
「ええ。話を聞く限り、亜希は君の身体に密着しすぎたから君の身体から出てる淫の氣が全身に回ってしまったの。だから彼女は強い発情状態になって君のことを襲ってしまったのだと思うわ」
「……ん?しかしそれは淫魔族のみが操ることができるものではなかったか?なぜカムイの身体からその淫の氣が出ているのだ」
不知火の言葉に今度はミリアムが疑問を口にする。淫の氣が亜希の暴走を招いたのは理解できる。しかしカムイは人外染みた能力を持っているがあくまで人間である。淫の氣を操ったり身体から発するようなことはできないはずなのだ。
「それに関しては私にも分からないわ。けど、もしかしたらこの淫の氣がカムイ君の身体に影響を及ぼしている原因なのかもしれないわね」
「むぅ……断定はできぬということか。こうも謎が多いと対処のしようがないな」
「とにかく、亜希が暴走しちゃったのは淫の氣のせいってこともあるわ。だからカムイ君、今回は事故ってことで彼女を許してあげて」
「ぐっ……けどよ」
「あなただって、亜希が本当に子供を無理矢理襲うような女じゃないって分かってるはずでしょ?」
「……っ」
不知火にそう言われカムイは苦虫をかみつぶしたような顔をして言葉を詰まらせる。確かに亜希の普段の言動は犯罪一歩手前ではあるが、彼女が子供を無理矢理襲うようなマネはしたことがないし、先ほどまでの彼女はどこか様子がおかしかったのは理解している。
やがてカムイはため息をつきながら頭をかく。今回の件に関しては不運が重なった結果であり、亜希もまた巻き込まれただけ―――そう割り切りカムイは亜希のことを許すことにしたのであった。
「はぁ、分かったよ……亜希、今回は勘弁してやる。その代わり、俺が元に戻るよう全力で協力しろ。いいな?」
「―――っ!うむ、承知した!」
「あら、ならもう折檻は終わりでいいってことね?」
「あぁ、もう縄をほどいてやってくれ探偵」
カムイの言葉に亜希は力強く返事をして頷く。そんな彼女に呆れた顔をしながらもカムイは縄を解くようクローンアサギに頼む。彼女がすぐさま縄をほどくと亜希は立ち上がり、カムイに向かって頭を下げる。
「改めてすまなかったカムイ。今回の件、なんてお詫びしたらいいか……」
「……はぁ、もういいよ。とはいえ、もし相手が俺じゃなかったらマジで犯罪だからな、少しは反省しろよお前」
「……あぁ、しっかり反省するぞ。というわけで、仲直りということで……こう、ギュッとしていいかな」
「お前本当に反省してるのかっ!?」
「……はぁ、まったく騒がしい連中だ」
「アハハ、亜希は相変わらずだなぁ!」
「ええっ、そうですね」
「カムイ、怒っている、けれでイヤじゃなさそう、興味深い」
「うふふ、そうね。確かにそう見えるわね」
「はぁ……まったく、今日も騒がしくなりそうね」
反省したと言いながら尚も触ってこようと目論んでいる亜希に対し怒鳴り声を上げるカムイ。それを見た事務所の面々はそれぞれあきれ顔になったり笑みを浮かべたりと様々な表情で彼らを見つめるのであった―――。
「さて、全員準備はいいかしら?」
「うむ、ちゃんと戸締まりはすんだな」
「ガス栓、水道、止めている、準備完了」
「こっちは準備オッケー☆」
「装備も万全です、いつでも出発できます」
「それじゃあ行くわよ」
しばらくしてカムイと探偵メンバーは全員揃って事務所の外へ出ると、カムイの身体を元に戻すための方法を求めて歩き出す。向かう先は一つ、とある魔科医の元である。
あの後、事務所にいた面々ではカムイの身に何が起こっているのか分かる者がだれ一人いないため、所謂お手上げの状態であった。しかしそんなとき、探偵はふとある人物のことを思い出したのだ。
『―――そうだわ、魔科医なら何か分かるのじゃないかしら』
探偵が言う魔科医とは彼女が普段自身のアンドロイドアームのメンテナンスを頼んでいる人物であり、性格などには少々難ありだが一級の腕前を持っているのである。そんな魔科医ならばカムイの身体を調べて解決策を見つけてくれるかもしれないと探偵は考えたのである。
その魔科医の話をしたときにカムイは思わず渋い顔をした。彼女の言う魔科医にはカムイにも心当たりがあり、彼が今まで出会ってきた人物の中でも際だって面倒な部類に該当するためあまり借を作りたくないのである。
しかしその魔科医ならば確かに腕は信用できるため、背に腹は代えられないと割り切ることにしたのである。そして魔科医の元へ向かうことが決まり、事務所のメンバーもまた他にやることもないため一緒についていくことになったのである。
「別にこんなぞろぞろ付いていく必要はなかったんじゃないのか?」
「あら、皆あなたのことを心配してついてきてるんだからそんな言い方はないんじゃないかしら?」
「だいたい、事務所を空けて良かったのか。まだ依頼が詰まってるはずだろ」
「そうね、確かに依頼は詰まってるわ。でも知り合いが困ってるなら助けるのが当たり前じゃない」
「そうそう!それにカムイには普段から助けてもらってるしね~☆」
「……まったく、損な性格してるよなお前らも」
「むっ、そこは素直にありがとうと言うべきだぞお前!」
「はいはいありがとうございます」
「くぅ~っ!普段と変わらぬぶっきらぼうな態度なのに見た目が小さいから可愛く見えるぅ!大丈夫だぞカムイ、怖くなったらお姉ちゃんがしっかり守ってあげるからな!」
「亜希、お前は俺の半径5メートル以内に近づくな」
カムイ達はそれぞれがわいわいと騒ぎながら繁華街を歩いて行く。しかしそんな彼らを建物の影からのぞき見る者が一人いた。
「……虚無の剣士の匂いがすると思ったら、どうなってやがる……あいつ、なんで身体が縮んでんだ……」
本の魔人デザストであった。彼は繁華街を当てもなくぶらぶらしていたカムイの匂いを感じ取ったため、こっそりと後を付けてきたのである。
「虚無の剣士の奴、妙なことになってんな……それにあの連中、何人か人間じゃない匂いがする……ククッ、つくづくこの世界は面白いな……」
見た目が子供のようになったカムイに人間とは違う匂いを放つ者達を見てデザストはニヤリと笑い、面白いことが起こりそうな予感を感じながら再び見つからぬようカムイ達の後を付けるのであった―――。
作者「おっ!RPGで11連ガチャ無料が始まってる!早速回すか!!」
>SR甲河アスカ
作者「(・д・)」
もはやガチャを引けば恒例となっているSRアスカに戦慄しました。